岡山県の魅力
伝統的建造物が立ち並ぶ美観地区や、国内デニムの聖地と称される児島など歴史と文化が根付く倉敷市、また、日本三大庭園に数えられる「後楽園」や、桃太郎のモデルとされる「大吉備津彦大神」を祀った「吉備津神社」を有する岡山市が岡山県の二大観光地。海沿いには瀬戸内海を望むビュースポットもたくさんあります。
岡山市内では豚骨や鶏ガラベースのスープに濃口醤油を合わせた独特な色味の「岡山ラーメン」が一般的です。また、県南西部にある笠岡市のラーメンは、親鶏(老鶏)を使ったスープとチャーシューが特徴的な一杯。歯応えはあっても噛むほどに肉のうまみが広がる煮鶏が、醤油が濃いめの鶏ガラスープとベストマッチ。その背景には、笠岡界隈では古くから養鶏が盛んで、卵を産まなくなった親鳥を安価で入手できたことと、笠岡市のある備中地方は昔から製麺業が盛んだったことが関係しているといわれています。
30年以上全国のラーメンを食べ歩くマニアが推薦! 岡山県のご当地名店は「あまいからい」

「コマ切れチャーシュー麺」1,100円

1953(昭和28)年に、岡山駅前に屋台として開店した、市内でも屈指の老舗。鶏と豚それぞれの魅力が存分に引き出されたスープと、甘みがあってコク深い醤油ダレが調和しています。しっかり白濁した豚骨・鶏ガラ出汁と濃口醤油の混ざった岡山ならではのコーヒーのような茶色いスープの表面には、見るからにウマそうな油が浮いて食欲をそそります。もっちりと弾力ある麺をすすれば思わず笑顔に。定番は「中華そば」ですが、数量限定の「コマ切れチャーシュー麺」があれば、ぜひこちらを。ちなみに、元々「いこい」という屋台時代、初代が個々の味調整をするために「甘かったら、辛かったら言ってくださーい」と大声で呼びかけていたことから「あまいからい」と呼ばれるようになり、店名になったそう。現在は、卓上に醤油ダレとピリ辛ダレがあるので自由に調整できます。

あまいからい
住所 | : | 岡山県岡山市北区駅前町2-2-1 |
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電話 | : | 086-225-6927 |
: | @okayama_amakara |
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