函館!坂みくじ
「坂」に、推しをいだくなんて。
函館の個性豊かな坂の数々、知っていますか?運命の出会いめがけて、さぁ引いてみて。
函館の坂には個性があります。
歩いてめぐってみることで、
坂それぞれの魅力を見つけてみませんか。
どこの坂からめぐればいいのかわからない?
それなら坂みくじを引いてみましょう。
おみくじで出た坂を中心に、
ぶらぶらと登っては降りて、
降りては登ってをくりかえしてみてください。
レトロな街並みもあり、異国情緒な雰囲気もあり、
都市感もありと、いろんな世界観が見えてくるはず。
今のあなたに合った坂が
見つかるかもしれない、坂みくじ。
ぜひ、挑戦してみてくださいね。
- 坂を散歩して周辺を観光
- 坂で記念撮影
- くじで出た坂を訪れる
- 坂のことを知る
- 坂みくじをひく
HAKODATE CITY SAKA MAP
そのため道を選べば年中、天候関係なく楽しむことができます。
坂の周囲に広がる雪景色もまた違った美しさがあるのでぜひ訪れてみてください。
またすべての坂を横断するように路面電車が通っているので、
電車から坂の景色を楽しむこともできます。
これもまた、ハイライトとしておすすめです。
青柳坂
Aoyagi-zaka
結局、記憶の芯にのこるのは親しみやすい原風景
この圧倒的な普遍性は、実は探すとどこにもないとても貴重なもの。思い出に描く坂、映画でみたノスタルジーあふれる坂、それらのイメージの原点とも言えるような存在。かつては「聖天坂(しょうでんざか)」や「春日坂」など、それぞれの時代に合わせた呼ばれ方で親しまれてきた原風景的な坂です。
斜度:なだらか
坂サインのヤマガラ:1羽
元町の店舗に加えて2022年に宝来町にも開店したパン屋。薪窯で焼き上げるハード系のパンが特徴。たっぷりのいちじくが嬉しい「いちじくとくるみのパン」が人気です。
電話番号:0138-85-6209
定休日:月・火・水曜
営業時間: 11:00〜16:00
あさり坂
Asari-zaka
明日になれば今日という日も立派な歴史の一部
明治時代、西洋から訪れた学者たちがこの付近で貝塚の発掘調査を行っていた際に、古代人が食べたあさりの貝殻が大量に発見されたことから命名されたとか。歴史の中の人がさらに遠い歴史の痕跡を発見する。そんな時代の流れを見てきた坂なのです。
斜度:なだらか
坂サインのヤマガラ:1羽
120年以上続く「阿佐利精肉店」が営む、老舗
すき焼き専門店。明治時代から変わらない割下や、野菜の上に肉を重ねて炊くすき焼きの風味はここにしかない唯一無二の味わいです。
電話番号:0138-23-0421
定休日:水曜
営業時間:11:00〜21:00
護国神社坂
Gokokujinja-zaka
意外な二面性は、大きな魅力となりうる。
坂を登り切ると護国神社へ通じる大きな鳥居があります。途中、和菓子屋やバー、石川啄木の歌碑など観光的見どころがありながら、神社への道としての威厳も感じさせる二面性がおもしろい坂です。不揃いな石畳がまた味わい深さを醸成しています。
斜度:ちょっと急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
神社としては珍しい朱色の大鳥居から望む函館のまちと海の眺望がおすすめです。運が良ければ、裏の芝生でキタキツネの親子が遊んでいる姿が見えるとか。
電話番号:0138-23-0950
営業時間:9:00〜16:00
南部坂
Nanbu-zaka
まっすぐ行くよりちょっとくねくね寄り道した方がおもしろい。
かつて、江戸幕府の南部藩が陣屋を構えていたことに由来している南部坂。シンプルでつるりとした美しい見た目の坂ながら、道はまっすぐではなく、くねくねしています。まるで、一筋縄ではいかない人生のようです。路面がキレイに整備されており、
散歩してみるとつい寄り道がしたくなるほど気持ちがいいです。
斜度:ちょっと急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
海に囲まれた函館市街を一望できる函館山へ登れるロープウェイ。山頂にはショップがあり、お買い物やレストランでのお茶、食事などゆっくり過ごせます。
電話番号:0138-23-3105 (総合案内)
営業時間:10:00〜22:00 (10/16〜4/24は21:00まで)
※時期や状況により営業時間が変更になる場合が
ございます。
※毎年秋季には整備点検のため運休となります。
二十間坂
Nijukken-zaka
洗練されたものを見ると心が洗われる。
整頓された黒い石畳、両側に生い茂る緑。急斜面をのぼっていくと穏やかな踊り場が現れ、樹木を揺らす風の音にしばし立ち止まって耳を傾ける。そういった函館らしい気持ち良さがこの坂にはあります。道幅が二十間(約36メートル)あることが名前の由来です。
斜度:ちょっと急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
函館近郊の乙部町の天然水を100%使用した自家製クラフトビールを量り売りする専門店です。自然の恵みからできるおいしいビールをぜひ。
電話番号:0138-86-9217
定休日:月・火・水・木曜(※祝日は営業)
営業時間:11:30〜19:30
クラシックなフランス料理を根底に、北海道の良質な食材を融合させ、現代の美味しさを提供する一軒屋のフレンチレストラン。
電話番号:0138-76-9653
定休日:第2第4火曜・毎週水曜
営業時間:ランチ12:00-15:00 (L.O13:00)
ディナー18:00〜22:00(L.O19:30)
大三坂
Daisan-zaka
物事にはいろんな側面があるけれど、いい側面を見つけていきたい。
日本の道百選に選ばれているこの坂は、抜けた先に見える教会の景色と石畳の趣が異国情緒に溢れていて素敵です。道が直線的ではなくウェーブしているため、車で通るとアトラクションみたいな楽しさがあるかもしれません。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
大正10年の函館市伝統的建造物の二階にあるコンパクトなシェアオフィス。趣深い建物ならではの新しいアイデアが思いつくかも。
電話番号:0138-84-8175
定休日:不定休
営業時間:10:00〜18:00
チャチャ登り
Chacha-nobori
人生は自分の捉え方ひとつでとても楽しくなる。
この坂は、下から見る景色が圧倒的におすすめ。途中、ロープウェイを望みながら歩くことができるのが最大の魅力です。他の坂に比べて細く短く、レトロな小道といった可愛らしさを備えています。アイヌ語で「おじいさんのように腰を屈めて歩くくらいの傾斜」という意味から名付けられているそう。
斜度:けっこう急坂
坂サインのヤマガラ:いない(八幡坂のヤマガラに会いにいったのかな)
12世紀のゴシック建築様式の高くとがった屋根の大鐘楼が印象的。江戸時代から激動の時代を見つめてきた、国内でも有数の古い歴史がある教会です。
電話番号:0138-22-6877
休館日:12月30日~1月5日 および聖堂使用時
営業時間:10:00〜16:00
(日曜日の午前中、礼拝時を除く)
八幡坂
Hachiman-zaka
一番には一番の喜びがあるし、悩みがある。
函館の代名詞にもなっている有名な坂。人気の理由は、一望できる海、白い石畳、レトロな電灯という景観美だけではなく、表情の豊かさにあります。日中の顔、夕暮れの顔、そして春夏秋冬の顔と、来るたびに違った感動を与えてくれるのです。
斜度:ちょっと急坂
坂サインのヤマガラ:2羽
赤レンガ倉庫群から旧桟橋まで伸びる緑地帯。遊歩道や広場などがあり、憩いの場所として市民から愛されています。
日和坂
Hiyori-zaka
目立っていない場所にこそドラマチックなシーンがあったりする。
坂の上から港の景色を一望でき、空模様をよく判断できるということから名前がついたそう。古都に来たような古民家や神社の並びがノスタルジックでかわいらしく、港の景色と合わせて映画のワンシーンのようです。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
函館の港を見下ろす函館山の麓にある北海道最古の神社です。源義経を津軽海峡の海難から助けたという伝説もあります。
電話番号:0138-23-2306
基坂
Motoi-zaka
カフェで一休みするひとときがある毎日こそが幸せ。
つるっとした表情の整頓された石畳が美しい基坂。道は元町公園に続いています。公園内にはカフェもあるので、いこいの場としておすすめの坂です。江戸時代からある坂ですが、現代的にアップデートされているところも見どころのひとつ。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
ミントグリーンの外装がかわいらしい道指定有形文化財「旧北海道庁函館支庁庁舎」の中にあるカフェレストラン。ソウルフード「ステーキピラフ」が味わえます。テイクアウトもできるので気軽に立ち寄れます。
電話番号:0138-76-8215
定休日:不定休
営業時間:10:00〜17:00
東坂
Azuma-zaka
いろんな文化が混ざりあって、またひとつの文化となる。
国内に唯一残る中国清朝建築様式の建造物「函館中華会館」があったり、かわいらしい洋菓子店があったり、異文化が混ざり合って調和している独特な雰囲気があります。傾斜がゆるやかなので、クレープを食べながらまったり散歩など、お天気のいい日の街散策におすすめな坂です。
斜度:なだらか
坂サインのヤマガラ:1羽
開店前からお客さんが並ぶ人気の洋菓子店。一粒ずつ手作りしているスイーツショコラヴォヤージュが大人気です。
電話番号:0138-76-7150
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
営業時間:10:00~19:00
弥生坂
Yayoi-zaka
似ているものはあれど、ちょっと違くてすべて唯一無二。
常盤坂と双子のように似た雰囲気を感じる弥生坂。両サイドに緑が生い茂っていて、洗練された空気を感じます。坂の上から見下ろしたときに緑越しに見える海の美しさは格別。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
黄色を貴重としたおしゃれな外観と店内が共に魅力的なハンバーガー店。炭火でじっくり焼き上げる大きなハンバーガーは絶品。坂めぐりのお昼休みにおすすめです。
電話番号:050-3176-6629
定休日:木曜
営業時間:ランチ11:30〜14:30 / ディナー17:30〜19:30
※ランチで完売の場合はディナーはお休みとなります。
常盤坂
Tokiwa-zaka
江戸時代も今も、人がいて海があることは変わらず。
弥生坂と双子のように似た雰囲気がある坂。坂の上からは停船している自衛艦が見えることも。江戸時代の人たちもこの坂から見える海にさまざまな想いを馳せてきたと考えると、感慨い深さもひとしおの絶景です。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
旧市街地に120年以上前に建てられた倉庫建築をフルリノベーションした貸別荘。リノベーション建築好き必見です。
電話番号:0138-84-8288
チェックイン:14:00 / チェックアウト:11:00
姿見坂
Sugatami-zaka
一歩踏み込めば、意外な一面が見えてくる。そうして好きになってゆく。
函館の町や海が一望できる一見オーソドックスな坂ですが、実は意外な一面があります。江戸時代には坂の上に遊里があり、行き交う艶姿の人々が見えることから名前が「姿見坂」となったのです。意外な史実を知るとより一層おもしろくなる、坂の深みがここにはあります。
斜度:ゆるやか坂
坂サインのヤマガラ:1羽
全国ワインアドバイザー選手権準優勝の実績のあるソムリエが厳選した美味しいワインの数々を取り揃えています。おすすめは、地元でつくる幻のワイン「ドウェ・プンティ」(写真)。
電話番号:0138-76-4422
定休日:水・日曜・祝日
営業時間:13:00~18:00
千歳坂
Chitose-zaka
小さな個性は大きな魅力。
閑静な住宅街に伸びるすっきりとした坂。下に見える港も含め、理想の坂といった風貌ですが、すこし左まがりという個性があります。どんな坂にもちょっとした個性があり、それを見つける楽しさがあることを気づかせてくれる坂です。
斜度:急坂
坂サインのヤマガラ:1羽
新選組の歴史を語る上で欠かせない函館。ここ称名寺には、そんな新選組副長である土方歳三の供養碑があります。
電話番号:0138-23-0574
寺務所受付:8:00~17:00(冬期間11/1~1/31 16:30まで)
拝観・御朱印:9:00~16:00
船見坂
Funami-zaka
周りをよく見て歩けば、たくさんの発見があるかも。
港の船を見ることができるため名付けられた船見坂。港町で海を愛しながら生活する穏やかな日常が伺えるようです。函館の西側に広がる坂は、船見坂のように人々の生活行動に立脚した名称が多いのも注目したいポイントのひとつです。
斜度:ゆるやか坂
坂サインのヤマガラ:1羽
ミシュラン2017のビブグルマンに選出された「蕎麦蔵」。会津地粉十割の手打そばは絶品です。ご夫婦で営む名店ゆえに、一日提供できるそばは限定30食。函館に訪れたら食べてほしい伝説的なお蕎麦です。
電話番号:0138-22-8505
定休日:水・木曜
営業時間:11:30〜14:00