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

北海道のほぼ真ん中に位置する旭川エリアには、アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んだ大雪山や旭山動物園など、見どころがたくさん!冬ならではのアクティビティからご当地グルメまで、旭川をよくばりに楽しむワーケーションの旅へ。JALの客室乗務員がご案内します。
※撮影時のみマスクを外しています。
文/黒澤 彩 撮影/山田大輔
旭川空港から市街地までは車やバスで30分ほど。まずは空港からスキー場「カムイスキーリンクス」に直行。1時間ほどとアクセスがいいので、早めのフライトなら初日からたっぷり遊べます。スキーやスノーボードを存分に楽しんだら、ランチは山頂にある眺めのいいレストランへ。午後は市街地に移動して、JR旭川駅周辺で手軽にできるスノーアクティビティを体験します。ホテルで一息つきつつ仕事を片付けたら、夜は旭川名物をお目当てに横丁巡りへ出かけましょう。
道北でも最大級のスキー場。緩急の変化に富んだ25のコースがあり、初心者から上級者まで楽しめます。なかでも幅約150mの急斜面が迫力満点のゴールドコースは、中級以上の人ならぜひ試してみたくなるはず。北海道のなかでも内陸のこの地域は雪の水分量が少なく、握っても固まらないほどドライなパウダースノー。さらさらの雪質で気持ちよく滑れると、リピートする人が多いのだそう。また旅行客にとってうれしいのは、板とシューズはもちろん、ウェアからゴーグル、帽子まですべてレンタルできること。手ぶらで訪れても安心です。
「カムイゴンドラ」に乗れば、山麓からわずか8分ほどで標高751mの山頂に到着。眼下には石狩平野が広がり、晴れていれば約70km先の日本海が見えることもあるそうです。そんな絶景とともに窯焼きピザやパスタを味わえるのが、山頂レストラン「Trattoria & Pizzeria Monte751」。店内の中央には暖炉があり、食後にゆったりと寛ぐ人の姿も。おすすめはピッツァマルゲリータと、北海道愛別町産キノコを使ったパスタ。おなかを満たして暖をとったら、スキー・スノーボードで山頂からの滑りを楽しみましょう。
JR旭川駅構内にある「北海道大雪地域アクティビティセンター」では、アウトドアアクティビティについての情報を入手することができるほか、スノーシューや雪の上でも走れる自転車のファットバイクなどの貸し出し(有料)も。今回、2人はファットバイクに初挑戦しました。旭川駅の南側に広がる「あさひかわ北彩都ガーデン」は、冬になると一面の雪原に。駅南口からスタートしてガーデンの大池をぐるりと巡る15〜20分のコースをサイクリング。初心者の2人でもすぐに乗りこなせました。
旭川を遊び尽くす拠点に最適な都市観光ホテル「OMO7旭川 by 星野リゾート」。1階のロビーラウンジ「OMOベース」は、24時間自由に使えるオープンなスペースです。落ち着く席をキープすれば、いれたてのコーヒーを手に仕事もはかどります。
旅の目的や人数に応じて選べるゲストルーム。1〜2人旅なら、2台のベッド(1人利用のときはベッドとソファ)をL字型に配置したスタジオルームがぴったり。壁紙やテーブルは北海道の草原や空をイメージした明るい色合いで、旅のわくわく感を盛り上げてくれます。
毎年1月中旬になると、旭川駅の駅前広場にはスケートリンク「ゆっきリンクASAHIKAWA」が登場します。利用料もスケート靴の貸し出しも無料なので、手ぶらでOK。スケートリンクのオープンを心待ちにしている市民も多いのだとか。夕方からはライトアップされて華やかなイルミネーションに彩られたリンクでスケートを楽しめます。近くの買物公園通りなどのイルミネーションとあわせて、冬の街の風物詩になっています。
日が暮れるまで遊び尽くした夜は、レトロな風情の横丁で街歩き。「5・7小路ふらりーと」は、5条通7丁目にある小路。昭和の面影を残した飲食店などが軒を連ねています。「焼鳥専門ぎんねこ」では、若鶏の手羽を含む半身を炭火で香ばしく焼き上げた旭川名物“新子焼き”や、豚肩ロースの“ちゃっぷ焼き”が大人気です。
2日目の朝は、ホテルから1時間ほどかけて旭岳へ。大雪山旭岳ロープウェイに乗り、終着駅の姿見駅からはスノーシューで雄大な雪山を散策します。山を下りたら、麓にある日帰り温泉で冷えた体を温め、おしゃれなカフェやギャラリーが点在する東川町に立ち寄ってランチタイム。午後はペンギンやホッキョクグマに会いに、いざ、旭山動物園へ。ペンギンの散歩を間近で見られるのがこの季節の楽しみです。旅のシメは旭川ラーメンで決まり!
大雪山の主峰、旭岳は四季を通じて美しい自然を感じられる山。冬はスノーシューという、かんじきのような道具を装着して雪のなかの散策を楽しめます。旭岳ビジターセンターでスノーシューをレンタルし、ロープウェイに乗って中腹の姿見駅まで約10分。アカエゾマツとダケカンバの樹氷を見下ろす眺めは、ここでしか味わえません。樹木が自生できる森林限界を越えた標高約1,600mの姿見駅周辺は、見渡すかぎりの白銀世界。天候がよければ、モクモクと蒸気が上がっている噴気孔まで歩いて行くこともできます。
※散策の際は、専門ガイドと一緒に歩くようにしてください。
旭岳の麓にある温泉街では、日帰り温泉を利用できます。この地域で最も古い宿「湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)」には5つの源泉があり、すべて自家源泉100%かけ流し。加水、加温を行わない温泉なので、温浴効果は抜群です。開湯時から湧き続けている「ユコマンの湯」、殺菌力に優れたシコロの木に囲まれた薬湯「シコロの湯」など、泉質や設えもさまざまな湯が旅の疲れを癒やし、体を芯から温めてくれます。
東川町は、カフェやベーカリーなどが続々とオープンしているおしゃれな町としても注目を集めています。「ギャラリーZen」にはギャラリー・コワーキングスペース・カフェが併設されていて、カフェ「HIGASHIKAWA STYLE CAFE Zen」で「東川ごはんと惣菜のプレート」をいただきました。地元東川町産のお米、味噌、豆腐をはじめ、北海道の旬の食材を使った日替わりのプレートは、食べ疲れしがちな旅の胃袋にもやさしい、ほっとできる美味しさです。
日本で最も北にある動物園「旭山動物園」。動物たちのありのままの姿を見ることのできる“行動展示”をいち早く取り入れた園として知られています。2021年には昼夜逆転施設のエゾモモンガ舎がオープン。ほかにもエゾシカ、エゾユキウサギといった北海道の動物や、ホッキョクグマのように寒い地域からやってきた動物たちがたくさんいて、冬に見どころが多いのも旭山動物園ならでは。毎年、雪が積もる時期にだけ行われる1日2回のペンギン散歩は、これを見るために訪れる人もいるほどの人気ぶりです。
よちよち歩く様子をこんなに間近で見られるなんて!散歩好きなのは主にキングペンギン。毎日、気が向いたペンギンだけが散歩に出てくるのだそうです。
1969年にオープンした旭川の老舗の味を空港のフードコートで。豚骨と鶏ガラの動物系と煮干しなどの魚介系をあわせたWスープ、帯広産のブランド豚「かみこみ豚」のチャーシューなど、こだわりの素材から生まれる味わい深い至福の一杯。旭川ラーメンといえばしょうゆラーメンが有名ですが、トッピングにバターコーンがあるところが北海道らしいです。
※新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況が変更になる場合があります。お訪ねの際は事前にご確認ください。
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