スケールの大きさに感動。心おどる、九州平戸旅 -OnTrip JAL
今回、一緒に旅をするのは
このお二人
忘れられない宿泊体験。「平戸城」でキャッスルステイ
街のシンボルとして親しまれてきた平戸城。開けた山の上にあり三方を海に囲まれているため、天守閣からの眺めは絶景です。2021年春のリニューアルでは、城郭内にある「懐柔櫓(かいじゅうやぐら)」が日本100名城初となる常設の「城泊(キャッスルステイ)」施設として生まれ変わる予定です。「城泊」には職人技の粋を凝らした細工がちりばめられたインテリア、シェフが直接腕を振るうディナー、さらに本丸天守閣での特別な体験プログラムなどが用意されています。きっと忘れられないステイになるでしょう。
平戸城
- 住所
- 長崎県平戸市岩の上町亀岡1458
- 電話
- 0950-22-2201
- 営業時間
- 8:30~17:30
- 定休日
- 12月30日、31日
- WEB
- https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/351
https://www.castlestay.jp/
平戸には、ほかにも
魅力的な温泉宿がいっぱい!
田の浦温泉
街の中心部から車で15分ほどの場所にある温泉旅館。小さな入り江を望む部屋からの眺望と、ボリューム満点の海鮮料理が評判です。
- 住所
- 長崎県平戸市大久保町201-125
- 電話
- 0950-22-2241
- WEB
- https://www.hirado-onsen.com/
国際観光ホテル旗松亭
平戸城からほど近い高台に立つホテルです。平戸湾を見渡せる絶景の露天風呂「美湾の湯」は開放感抜群。異国情緒を感じさせる内装が、旅の気分を盛り上げてくれます。
- 住所
- 長崎県平戸市大久保町2520
- 電話
- 0950-22-3191
- WEB
- https://www.kishotei.com/
歴史ある「亀岡神社」の荒々しくも厳かな神楽に息を吞む
城郭の敷地内にある亀岡神社は、代々の平戸藩主を祀っています。ここでは毎年10月26日に例大祭「平戸おくんち」が開催され、国指定無形民俗文化財である「平戸神楽(ひらどかぐら)二十四番」が奉納されています。地元に古くから伝わる神楽をもとに、各地の神楽の要素を取り入れて作られた舞は、荘厳で美しく、荒々しさに溢れます。使用する刀は真剣で、打ち鳴らされる太鼓と笛に合わせ、わずか2畳のなかで繰り広げられる、勇壮な演目。圧倒的な迫力に息を吞むことでしょう。
亀岡神社
- 住所
- 長崎県平戸市岩の上町1517
- 電話
- 0950-22-2228
- WEB
- https://kameoka-j.jp/
「かくれキリシタン信仰」を受け継ぐ里、根獅子集落地域
根獅子(ねしこ)集落は、かくれキリシタンという信仰が受け継がれていた地域です。今は途絶えたかくれキリシタン信仰の名残が感じられる遺構も残っています。根獅子海水浴場は、日本の海水浴場88選にも選ばれた美しい海水浴場で、1kmほど続く白い砂浜は散歩にもおすすめ。そんな根獅子の浜を見つめるように建つ「ルルドのマリア様」は、2002年に紐差のカトリック信者によって建立されたものです。また「切支丹資料館」には、かくれキリシタンの信仰を今に伝える貴重な資料の数々が並びます。
根獅子集落
根獅子海水浴場・ルルドの聖母像
- 住所
- 長崎県平戸市根獅子町
切支丹資料館
- 住所
- 長崎県平戸市大石脇町1502-1
- 電話
- 0950-28-0176
- 営業時間
- 9:00~17:30
- 定休日
- 毎週水曜日・年末年始(12月29日~1月2日)
- 料金
- 大人200円、高校生150円、小中学生70円(各税込)
- WEB
- https://www.hira-shin.jp/christian-sl/
美しさと歴史、ふたつの視点で望む「春日の棚田」
世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつ、春日集落の景勝地の一つとしても知られている春日の棚田。海から続く棚田の壮大な景色は、圧巻の一言です。中腹にある丸尾山のキリシタン墓地には、大勢の殉教者が眠っています。山頂から望む景色は平戸島西岸を眼下に収め、海の青と棚田の緑が印象的。まるで絵画のような空間です。悠久の歴史と文化、脈々と受け継がれる人の営みを、ありありと感じさせてくれることでしょう。
春日の棚田
- 住所
- 長崎県平戸市春日町
隠れキリシタン文化の“聖地”のひとつとされる、安満岳
平戸島北西部にある、標高530mのなだらかな山が安満岳(やすまんだけ)です。古来、山岳信仰の対象として親しまれてきました。「薩摩塔」という祠は、江戸時代に石塔と自然石を組み合わせて作られたもので、現在も山頂に残ります。これは「安満岳の奥の院様」と呼ばれ、隠れキリシタンの信仰対象とされたと言われています。歴史を感じる登山に興じてみてはいかがでしょうか。
安満岳
- 住所
- 長崎県平戸市主師町
四季折々の自然が楽しめる、圧巻の景勝地「川内峠」
美しい草原が広がる川内峠では、ぜひ標高約200mの頂上からのパノラマをお楽しみください。南に九十九島、西に五島列島や東シナ海、北に松浦潟や玄界灘という圧巻の絶景に囲まれ、大自然に包みこまれるような感覚が味わえます。「山きよく 海うるわしとたたえつつ 旅人われや 平戸よくみむ」という歌人の吉井勇が読んだ歌碑が残り、古くから景勝地として親しまれてきました。春から夏にかけては草原、秋にはススキ、冬には大規模な野焼きと、どの季節も見ごたえがあります。
川内峠
- 住所
- 長崎県平戸市大野町
- 電話
- 0950-22-9140(平戸市観光課)
- WEB
- https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/357
九州本土と平戸をつなぐ美しい「平戸大橋」をのんびり愛でる「夕やけ食堂」
この紅く美しい橋梁は、九州本土と平戸を結ぶ平戸大橋。全長880メートルの優雅な姿は、ぜひ夕暮れ時にご覧ください。夕日が沈む平戸大橋を望む絶好のロケーションに位置する夕やけ食堂は、最高のビューポイントのひとつです。地元の人たちも集う憩いのカフェのおすすめは、黒蜜きな粉ラテと抹茶ラテ(各600円・税込)。東京から移り住んだというご主人が腕を振るう洋食メニューも豊富です。
夕やけ食堂
- 住所
- 長崎県平戸市田平町小手田免843 2F
- 電話
- 0950-22-7733
- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 火曜、水曜 (祝日の場合は営業)
- WEB
- https://www.qoll-japan.com/hirado/yuyake/
まるで海外のような、美しいドライブコース「生月サンセットウェイ」
平戸を訪れたら、ぜひレンタカーを借りて生月(いきつき)サンセットウェイまで足を運んでみましょう。平戸から生月大橋を越えたところがスタートポジション。青く澄んだ東シナ海とまっすぐ伸びる水平線、切り立った断崖絶壁に囲まれたワインディングロードは、ここが日本だとは思えないような荒々しい自然の息吹を感じさせてくれます。自動車のCMロケ地として数多く使われていることにも納得です。
生月サンセットウェイ
- 住所
- 長崎県平戸市生月町南免
漁に触れ、新鮮なおいしさに舌鼓を打つ「綾香水産」の漁師体験
海に囲まれた平戸は恵まれた漁場でもあります。新鮮な海の幸を味わいたいなら、定置網漁に出かけてみましょう。綾香水産には、年間1000人もの人が参加している人気の漁師体験プログラムがあります。早朝7:00前後に船が出て、漁師さんたちに交じって網を引く体験です。晴れていれば、美しい日の出も楽しめます。港に戻ったら、漁師食堂「母の手(かかのて)」で朝食をどうぞ。イサキにカワハギ、スズキにメジナといった採れたての刺身や煮付けが食卓に並びます。いずれも新鮮で、愛情がこもったおいしさです。(※出港時間、鮮魚の内容は時期により変わります。予めご了承ください。)
漁師体験
- 住所
- 長崎県平戸市主師町725
- 電話
- 0950-24-2648
- 体験料金
- 大人(中学生以上) 4,000円、小人(小学生以下) 3,000円(各税込)
- 定休日
- 12月30日、31日
- WEB
- https://www.nagasaki-tabinet.com/plan/62554
心地よい風を感じる海辺の牧場「シービューランチ」で乗馬体験
美しい千里ヶ浜を望む絶好のロケーションにある牧場で、乗馬に挑戦してみましょう。初心者でもしっかりとしたサポートのもと、片手で手綱を捌くウエスタンスタイルの乗馬が学べます。乗馬は砂に赤土が混じる異国情緒たっぷりな馬場でも十分楽しめますが、せっかくなら千里ヶ浜でのホーストレッキングがおすすめ。爽やかな潮風を感じながら、夕焼けに染まる水面と、さざめく波と蹄が砂を踏み抜く心地よいリズムに体を委ねてみてください。
シービューランチ
- 住所
- 長崎県平戸市川内町35
- 電話
- 0950-24-2338
- 体験料金
- 引き馬 800円、ビーチコース5,500円(税込)
- WEB
- http://h-svr.com/
平戸の長い歴史を五感で楽しめる、「松浦史料博物館」
鎌倉時代から続く名家であり、江戸時代には平戸藩を治めた松浦家に伝わる史料や美術品が収蔵された博物館が「松浦史料博物館」。明治26年(1893年)に松浦家の私邸として建てられた「鶴ヶ峯邸」をそのまま利用しており、風情のある佇まいです。約3万点の収蔵品のなかには、きらびやかな甲冑や美しい仏教美術、豊臣秀吉によるバテレン追放令(キリシタン禁制定書)などもあり、その質と量に圧倒されます。また、こちらでは着物の着付け体験をすることができます。情緒ある平戸の町並みを着物姿で散策するのも、また一興です。
松浦史料博物館
- 住所
- 長崎県平戸市鏡川町12
- 電話
- 0950-22-2236
- 営業時間
- 8:30〜17:30
- 定休日
- 12月29日〜1月1日
- 料金
- 大人600円、小・中・高生350円(各税込)
- WEB
- http://www.matsura.or.jp/
草庵様式の庵で、気品ある武家の茶道に触れられる「閑雲亭」
「松浦史料博物館」には、敷地内に「閑雲亭」という茶室があります。千利休の教えに基づく草庵様式の庵で、質素で洗練された空間は優雅な風情が感じられる場所になっています。また、ここではお茶を喫することもできます。松浦家の当主が代々家元をつとめてきた茶道鎮信流の点前には、武道にも通じる凜とした気品があります。わびた趣のある庭を眺めながら、心落ち着くひと時を味わいましょう。
閑雲亭
閑雲亭
- 住所
- 長崎県平戸市鏡川町12
- 電話
- 0950-22-2236
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 定休日
- 不定期
- 茶室呈茶料
- 大人600円/子ども500円(各税込)
平戸なでしこ会
- 着物体験料
- 1時間 3,000円(税込)など
- WEB
- http://www.hiradonadeshikokai.com/
平戸藩の御用菓子店「平戸蔦屋」の、新鮮な驚きをくれる名物スイーツ
江戸時代に平戸を治めた松浦家の御用菓子店であった平戸蔦屋では、ぜひ名物の「カスドース」(2個432円~・税込)をご賞味ください。平戸藩主松浦家第35代熈(ひろむ)が平戸城下の名店、蔦屋と堺屋に命じ編纂された『百菓之図元本』にも紹介された幻の銘菓は、カステラを卵黄にくぐらせ、糖蜜でしっとりと揚げた南蛮菓子。ふんわりとした生地と上からまぶされたザラメの食感のコントラストがたまらない、異国情緒を感じる絶品スイーツです。実はカステラよりも歴史が古いという説も。そんなエピソードとともにお土産に持ち帰るのもおすすめです。
平戸蔦屋
- 住所
- 長崎県平戸市木引田町431
- 電話
- 0950-23-8000
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 年中無休
- WEB
- https://www.hirado-tsutaya.jp/
日本酒から焼酎まで。日本最西端の老舗酒造「福田酒造」
日本最西端にある蔵元として知られる「福田酒造」は、元禄元年(1688年)に創業し、現当主で14代目を数える老舗。創業当時から残る酒蔵では精米からすべて手作業で行う製造プロセスを見学できるほか、創業からの貴重な史料を展示する博物館も併設しています。人気はスッキリした味わいのジャガイモ焼酎「じゃがたらお春」(720ml 1,320円・税込)や、焼酎を樫樽に10年寝かせてウィスキーのように仕上げた「かぴたん10年貯蔵」(720ml 3,143円・税込)。
福田酒造
- 住所
- 長崎県平戸市志々伎町1475
- 電話
- 0950-27-1111
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 元旦
- WEB
- https://www.fukuda-shuzo.com/