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TAKETOMI ISLAND NO.01 SPECIAL ISSUE

まだ知らない竹富町へ

GO AND SEEK DEEP SIDE OF TAKETOMI.
エコツーリズムを取り入れた人気観光地の楽しみ方をご紹介　竹富・西表・小浜・黒島編
竹富町の島々は、沖縄県内でも人気の高い観光地です。きれいな海に、伝統的な町並み、広大な森林など心に残る美しい景観が印象的なエリアです。
しかし、大自然や伝統的町並みなどの美しい景観だけでは語り尽くせないのが竹富町の魅力でもあります。ただ絶景を巡るだけではなく、その景色を生んだ歴史や、自然と共存してきた文化まで理解することにより、竹富町に属する島々の特徴や楽しみ方など、真の魅力を体験することができるのではないでしょうか。
ここではエコツーリズムの視点を取り入れることで見えてくる竹富町の４つの島の魅力に触れていきましょう！

TAKETOMICHO 竹富町

竹富町は、琉球列島の最南端の群島で9つの有人島と７つの無人島から構成されます。有人島にはそれぞれ島独自の文化や景観が広がっており、石垣島からフェリーで移動が可能なため、石垣島を拠点として島々を巡る観光ツアーが人気です。
（※オレンジ色部分が今回訪れた島）
日本航空株式会社の客室乗務員がご紹介
「私たちも知らなかった
ことがたくさん！」
土井 裕子
(ドイ ユウコ)さん
「学びながら楽しめる
最高の旅を紹介します！」
霧生 美貴
(キリュウ ミキ)さん

竹富島

人口：
347人（2020年12月末調査）
面積：
5.43k㎡
一周：
自転車で17分（11km/h）
概要：自転車で30分とかからず一周できてしまうほどの小さな島。昔ながらの集落があり、赤瓦屋根の上のシーサーや、珊瑚の石垣、白い砂でできた道など、沖縄の伝統的な町並みを見ることができます。自転車で巡ったり、水牛車に乗って巡ったり、ゆったりとした島時間を通して、伝統と文化を体験しましょう。
ACTIVITY

Ride on a ship from Ishigagi Island

石垣島発フェリー
石垣島発のフェリーに乗って竹富島へ。 現在は、コロナウイルス感染症拡大を防止するため、竹富島を始めとする竹富町の島々に入島する人には、乗船前の検温、消毒と、事前アンケートが義務付けられています。体調の変化には注意を払い、大きな病院などない小さな島々に病気を持ち込まないよう細心の注意を払いましょう。
石垣島からフェリーにゆられることわずか10分！
入島料を払っていざ、竹富島に突入します。
竹富島には2019年の９月よりはじまった、全国ではじめての入島料制度があります。地域自然資産区域における自然環境を守ることや持続可能な観光利用を可能にすることが目的です。島民以外を対象としており、島に入る際にターミナル内の券売機より支払うことができます（入島料300円）。 準備万端で竹富島に到着です！
Information:石垣島離島ターミナル
住所：沖縄県石垣市美崎町1番地
営業日時：無休 / 7:30~18:00（発着時間の詳しい情報は各フェリー会社サイトから）
安栄観光：
http://www.aneikankou.co.jp/water_routes
八重山観光フェリー：
https://www.yaeyama.co.jp/operation.html
CAFE

Parlor Ganjuya

ぱーらー願寿屋
集落散歩の途中、少し疲れたらカフェで一休みしましょう。18年も前から集落の憩いの場として愛されてきたぱーらー願寿屋。パフェやかき氷など、甘い南国スイーツが疲れた体を癒してくれます。2016年から一日二組限定の伝統的な赤瓦屋根家屋の一棟貸しコテージも運営中。完全プライベートな露天風呂で満点の星空も楽しめます。
Information:ぱーらー願寿屋
住所：沖縄県八重山郡竹富町字竹富2279-1
営業日時：不定休 / 11:00~16:30
CAFE

Water Buffalo Tour

水牛ツアー
はじまりは、民宿から宿泊客をコンドイビーチまで送迎したことでした。今では、ゆったりと町並みを巡るツアーとして島の定番の観光スタイルになりました。水牛の巧みな歩行で巡る水牛ツアーは竹富島を知る上でも欠かせないツアーの一つ。ガイドさんによる、その地の伝説や文化の説明、伝統的な沖縄民謡と三線の音で島を味わい尽くしましょう。
Information:新田観光
住所：沖縄県八重山郡竹富町竹富97
営業日時：水曜定休（祝日をのぞく）/ 種子取祭の三日間 / その他悪天候時 / 8:30~17:00

StardustBeach

Finding the hidden stars.
Information: 星砂の浜（カイジ浜）住所：沖縄県八重山郡竹富町字竹富
Culture

Taketomi island Visitor Center

竹富島ゆがふ館
2004年に開設された竹富島のビジターセンター。島の、自然と人とのバランスのとれた関わりを焦点に、文化や歴史を伝える情報施設となっています。館名のゆがふとは、「世界報」という言葉であり、「天からの御加護により豊穣を賜る」という意味があります。来島者と島民の間により良い交流が行われることを願い名付けられたそうです。
ここは、訪問者に優しく開かれた島への入り口。
島の心を感じ、島を理解するための場所。
暮らしにとけ込む自然との関わりを島民の言葉で表現した展示や、島の文化がわかる映像資料、書物など。様々な展示を、島の薬草茶を飲みながらゆっくりと堪能できます。 その他にも、自然と人々の暮らしの関わりあいを象徴した絵、全島図、地理情報など島の知りたいことは何でもここにあります。島を散策する際にはぜひ訪れてみてください。
Information: 竹富島ゆがふ館
住所：沖縄県八重山郡竹富町字竹富
営業日時：台風時閉館 / 8:00~17:00
SHOP

Water Buffalo Tour

かつおばさんの店 たきどぅん
集落の中心に位置する、町でも有名なお店。雑貨やお菓子などを売っています。島のおばあちゃんが一人で切り盛りしており、おばあちゃんの笑顔と手作りのおやつが島内外の人々に人気です。地元のフルーツや黒糖を使用した種類豊富なアイスキャンディは、散策のお供に最適です。
Information:たきどぅん
住所：沖縄県八重山郡竹富町竹富435
営業日時：不定期営業（営業時は10:00~16:00）

West Shore Pier

To See the Boundless Ocean
Information: 西桟橋　住所：沖縄県八重山郡竹富町竹富207

小浜島

人口：
723人 (2020年12月末調査)
面積：
7.86k㎡
一周：
一周する道なし。
道に傾斜があり自転車は要注意。
概要：ラグジュアリーリゾートがあるきらびやかな南国集落と伝統的な文化を守る素朴な集落の両面を持ち合わせているのが小浜島最大の特徴です。また、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台となったことでも有名になりました。さとうきび畑の一本道や海岸沿いなどおだやかな南国の景色が楽しめます。
ACTIVITY

Sugar Road

シュガーロード
シュガーロードは、「ちゅらさん」の撮影地として最も有名なスポットです。名前の由来は、道路の両面にさとうきび畑が広がっていることから。
秋以降はさとうきびが大きく成長し、さらにダイナミックな景色になります。道の途中には、牛や、羊が放牧されており、おだやかな田舎風景が楽しめるのでお散歩やサイクリングにも人気のスポットです。
レンタサイクルで一本道を爽快に駆け抜ける。
南国の風感じる、さわやか体験。
レンタサイクルを借り、自転車に乗って一本道を走り抜けるのが爽快でおすすめです。おだやかな風にそよぐさとうきびから、南国風情をたっぷり感じることができます。また、シュガーロードはフォトスポットとしても、とても有名です。晴れ渡る空とさとうきびの下で自転車と共に写真撮影すれば、SNS映えすること間違いなし。
Information:シュガーロード
住所：沖縄県八重山郡竹富町小浜
CAFE

Bob’s Cafe

ボブズ カフェ
小浜産の黒糖が効いたテリヤキバーガー「小浜バーガー」が名物のカフェ。サイドでついてくるホクホクのポテトも人気が高いです。お店の窓からはオーシャンビューを一望できるので、広大な海を感じながら食事を楽しむことができます。テイクアウトも可能なので、満席時や、急いでいる時、ピクニックなどに気分や状況に合わせて利用できるのも嬉しいですね。
Information:Bob’s Cafe
住所：沖縄県八重山郡竹富町字小浜3400-38
営業日時：月曜定休 / 11:00~最終便出港時間まで（売り切れ次第終了）

Kubazaki Seashore

The hidden good local seashore
Information: 細崎海岸　住所：沖縄県八重山郡竹富町小浜
Cafe＆Shop

Yashi no Ki

ヤシの木
絵本作家でイラストレーターの「はんまけいこ」さんのご夫婦が経営する小浜島で唯一の喫茶店です。一番人気は、小浜島のさとうきびから作る自家製黒糖シロップが絶品の黒糖サンデー。店内では、特製のオリジナルグッズも販売しています。かわいいイラストが魅力的でどれもお土産に喜ばれそうな品々です。
Information:ヤシの木
住所：沖縄県八重山郡竹富町字小浜2584
営業日時：木曜、金曜定休 / 11:00~16:30
ACTIVITY

Ufudaki Observatory

大岳展望台
緑あふれるジャングルのような坂道を頂上まで登ると、あたり一面の海を眺めることができる展望台があります。小浜島が八重山諸島の真ん中に位置している関係上、展望台からは石垣島、竹富島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、嘉弥真島、そして、運が良ければ波照間島まで見渡すことができる奇跡の展望スポットとなっています。
Information:大岳展望台
住所：沖縄県八重山郡竹富町小浜
営業日時：無休 / 08:00~18:00

黒島

人口：
233人 (2020年12月末調査)
面積：
10.02km²
一周：
一周する道なし。
西部と中心一周、自転車で約60分(11km/h)
概要：牛の島として有名な黒島。人口233人に対して、牛の数はなんと3000頭を越えています。島を歩けば牛に出会える、そんな島です。島のあちらこちらに牛をモチーフにしたオブジェやベンチがあるので、探しながら歩いてみるのも楽しいかもしれません。島の形がハート型をしているのも特徴のひとつ。
ACTIVITY

Kuroshima Laboratory

黒島研究所
※管理者の指導のもと、ふれあい体験をしています。
主に、ウミガメの研究を行っており、その成果の一部を一般公開している研究施設。 資料展示室では、サンゴや貝、鳥類やチョウの豊富な標本が見られ、黒島の生き物について学ぶことができます。島に来るだけでは知ることのできない島の生態系を詳しく知ることで観光だけでなく学びにも繋がるエコツアースポットです。
島の小さな水族館兼博物館。
子供から大人まで楽しめる海洋アクティビティ。
生物飼育室があり、赤ちゃんウミガメから、カクレクマノミなどの熱帯魚、サメまでも間近で観察することができます。イベントに参加すれば生き物に触れたり、餌をあげたりできるので、見るだけにとどまらず体験として子供から大人まで満喫できるのも大きな特徴の一つ。施設内の生き物で分からないことがあればスタッフが丁寧に解説してくれるため、見学の際は気軽に聞いてみましょう。
Information: NPO法人日本ウミガメ協議会附属 黒島研究所
住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島136
営業日時：年中無休 / 09:00~18:00
CAFE

Soba café Undouya

そばカフェ うんどうや
アーサそばが人気の沖縄そば屋さん。お店は緑に囲まれており、食事中も自然と緑に癒やされます。アーサとは沖縄の「アオサ」のこと。アーサそばは、店主自ら採ってくるという黒島の特産アーサがふんだんに入っており、磯の香りが食欲をそそる一品です。トッピングにゆし豆腐とお肉が乗っており、出汁の旨みと絡むことで他では味わえない黒島の味となっています。
Information:そばカフェ うんどうや
住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島1552
営業日時：不定休 / 11:00~14:00

Kuroshima Observatory

Like an art sculpture, unique observatory
Information: 黒島展望台　住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島1463
Cafe＆Shop

Living Cafe Iconoma & zakka Iconoma

イコノマ
伊古桟橋の近く、伊古集落の中でも一際おしゃれなカフェ&雑貨屋イコノマ。移住してきた店主が、旦那さんのご実家を改築して始めたお店だそうです。店主のセンスが光る店内席のほか、青空の下でお茶を楽しめるテラス席もあり、おだやかに流れる島時間を感じながらお茶を堪能できるお店です。かわいい雑貨も販売しているので旅の思い出としてお土産にもおすすめです。
Information:Living café & zakka Iconoma
住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島1409-1
営業日時：水曜定休 / （平日）12:00~17:00 / （休日）14:00~17:00
CULTURE

Kuroshima Visitor Center

黒島ビジターセンター
薩摩藩の支配下時代に置かれた番所の跡地に建てられている黒島ビジターセンター。じっくり黒島のことを学ぶことができる学びの施設となっています。島の歴史にまつわる展示があるほか、昔使用されていた民具や、農具、生活用品などが置かれ、天井には黒島に昔から伝わる民謡の一部が飾られています。壁一面に黒島の海の生き物が描かれたパネルがあり、めくると豆知識が出る楽しい仕掛けで黒島の生態系について学ぶことができます。
Information:黒島ビジターセンター
住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島１
営業日時：台風時閉館/9:00〜17:00

Iko Pier

Feels like I’m walking through the ocean
Information: 伊古桟橋　住所：沖縄県八重山郡竹富町黒島

西表島

人口：
2,428人 (2020年12月末調査)
面積：
289.3km²
一周：
一周する道なし。
半周、車で約70分（40km / h）
概要：周辺の島に比べ面積が大きく、東部と西部の2つの地域に大きく分かれているため、観光の際はスポットの位置関係を予めチェックしておくのがおすすめ。どれを選ぶか迷うほど様々なレジャーアクティビティがあり、何度も訪れたくなる島です。また、西表島の大半の部分は亜熱帯ジャングルであり、西表国立公園となっています。自然あふれる島内では、有名なイリオモテヤマネコをはじめとする独自の生態系が育まれています。
ACTIVITY

Urauchigawa Jungle Cruise

浦内川ジャングルクルーズ
主流長19km、最大川幅200m、水深15mの浦内川は、沖縄県最長河川となっています。生息している魚類数はなんと日本の河川の中で最も多く400種類以上が記録されています。さらに、極稀に、この川をイリオモテヤマネコが泳いで渡る姿が観測されているとか。そんな貴重な川を最も気軽に堪能できるのがこのジャングルクルーズです。
遊覧船で気軽に。
亜熱帯ジャングルの風を感じるツアー。
満潮時には8km上流の船着場まで海水が逆流し、海水、淡水、汽水域の動植物が 入り交じる豊かな生態系をつくりあげています。河口には、マングローブの林が生い茂り亜熱帯ジャングル感が満載です。浦内川観光では、他にも様々なレジャーツアーを行っているので自分の気分に合わせてアクティビティを選択できます。
Information:（資）浦内川観光
住所：沖縄県八重山郡竹富町上原870-3
定時便：9:00/10:00/11:00/14:00/15:30（遊覧のみ）
その他ツアーについて：http://www.urauchigawa.com/

Mariyudu falls

Selected as Japanese 100 best waterfalls.
Information: マリユドゥの滝　住所：沖縄県八重山郡竹富町字上原
Dinning

Izakaya Gajumaru

居酒屋 がじゅまる
地元の方々で賑わう、地域に愛されている居酒屋。西表島内では数が少なく貴重な本格居酒屋です。上原港の近くに位置し、家庭的な落ち着く雰囲気の店内で、家庭的な沖縄の郷土料理が楽しめます。どれも絶品で、ボリューム満点です。地元のお客さんも多く、ローカルな気分を味わえるのも特徴です。
Information:居酒屋がじゅまる
住所：沖縄県八重山郡竹富町上原10-131
営業日時：不定休 / 18:00~24:00

Kanbire falls

Beautiful Waterfall named “God’s Seat”
Information:カンビレーの滝　住所：沖縄県八重山郡竹富町上原870-3

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