地元で愛されるグルメ、温泉、宿。函館を再発見する旅
いまもなお伝統的建造物や異国情緒あふれる街並みが残る函館。幕末に国際貿易港として開港して以来、さまざまな文化や人の交流地点となってきた函館港と、街のシンボルでもある函館山の間に広がる旧市街地、通称「西部地区」は、訪れる人々を心踊る旅へと誘ってくれます。西部地区が面白いのは、古い街並みが景観として保護されているだけでなく、いまなお暮らしや仕事の場として利用されているところ。西洋文化の影響を受けつつ、独自の進化を遂げた和洋折衷の建築物をリノベーションしたお店や、古くから街の人たちに親しまれている温泉施設などが、地元の人も旅行者も分け隔てなく迎え入れてくれるのです。函館の風土や暮らしが感じられ...