東京には、下町情緒あふれる商店街から、最新グルメが集う街、多国籍料理が数多く並ぶエリアまでさまざまなグルメスポットが集っています。食べ歩きは、そんな街のグルメを一度に味わえるおすすめの過ごし方。今まで訪れたことのない街に足を運ぶきっかけとなり、きっとその街の魅力にも気づけるはず。
そこで本記事では、東京都内で食べ歩きを楽しめる15のエリアをご紹介。街の特徴や名物を知って、東京観光や休日の過ごし方のヒントとしてチェックしてみてください。

東京都内での食べ歩きの楽しみ方

「観光ついでに楽しみたい」「フォトジェニックな写真が撮りたい」「ひとりでふらっとおいしいものが食べたい」など、食べ歩きの目的は人それぞれ。どこへ行こうか迷っているときは、2つのポイントをヒントに選んでみてください。

画像: iStock/CandyRetriever

iStock/CandyRetriever

1つ目に考えるのは、「誰と食べ歩きに行くのか」。友人や恋人と出かける場合は、周辺に商業施設やカフェがあるエリアがおすすめ。原宿や神楽坂などは休憩やショッピングの時間を挟みながら一日中楽しむことができます。

画像: iStock/Satoshi-K

iStock/Satoshi-K

小さなお子さんがいる場合は、上野や吉祥寺など周辺に動物園や公園といった子どもが楽しめる施設があるエリアがぴったり。広々とした公園や施設が充実していると、家族連れでも安心して遊びに行くことができます。

ひとりで行く場合は、ふらりと立ち寄りやすい下町情緒のあるエリアがおすすめ。戸越銀座や巣鴨などはローカルな雰囲気があり、街の人との交流も楽しめること間違いなしです。

画像: iStock/Phurinee

iStock/Phurinee

2つ目にチェックしたいのは、「食べ歩きのジャンル」。海鮮がメインの食べ歩きであれば築地や豊洲といった市場。最新トレンドを求めるなら、新店舗が続々オープンする新大久保や原宿というように、食べたいジャンルや、街の雰囲気でエリアを決めてみるのもひとつの手です。

事前に駅からのアクセスや、名物グルメをチェックしておくと、効率よく食べ歩きを楽しめるでしょう。

愛されグルメ多数!レトロ感あふれる商店街

のんびりとした休日を満喫したいときは、人の温もりに触れ、愛されグルメを味わえる商店街をチョイスしてみてはいかがでしょうか。

コロッケやメンチカツといったその街ならではの名物グルメがあり、昭和の面影が感じられる4カ所をご紹介します。

惣菜からスイーツまで何でも揃う食べ歩きの聖地「戸越銀座商店街」

品川区にある「戸越銀座商店街」は、メディアでも度々取り上げられる食べ歩きグルメの宝庫。東京で最も長い全長1.3kmの通りには、レトロな建物や年季が入った商店の看板が立ち並び、昔ながらの情緒が漂っています。

画像1: 惣菜からスイーツまで何でも揃う食べ歩きの聖地「戸越銀座商店街」

300以上ものお店が連なる戸越銀座には、コロッケやおでんなどのしょっぱい系から、ジェラートやたい焼きといった甘いスイーツまで多彩なグルメ店がずらり。

画像2: 惣菜からスイーツまで何でも揃う食べ歩きの聖地「戸越銀座商店街」

戸越銀座を訪れるきっかけになってほしいと街をあげて取り組んだ名物グルメが「戸越銀座コロッケ」。当初は精肉店や惣菜店メインで提供していたところ、今ではさまざまな飲食店が独自のメニューを開発し、「おでんコロッケ」や「餃子コロッケ」など個性豊かなコロッケが楽しめるようになりました。

近年はおしゃれなカフェやレストラン、手作り雑貨店など、新しい風を吹き込むお店も増加。昔ながらの下町風情と新しさが共存する場所へと発展しています。

羽田空港からも電車で40〜50分ほどで到着するため、アクセスの良さも抜群。リーズナブルで種類豊富なグルメに目移りすること請け合いです。

戸越銀座商店街

アクセス東急池上線「戸越銀座駅」、都営浅草線「戸越駅」徒歩すぐ
webhttps://www.togoshiginza.jp

戸越銀座商店街の食べ歩き詳細はこちら!

夕焼けの名所。周辺の谷根千散歩も楽しい「谷中銀座商店街」

画像1: 夕焼けの名所。周辺の谷根千散歩も楽しい「谷中銀座商店街」

「谷中銀座商店街」は、1950年代から続く全長170mのコンパクトな商店街。台東区谷中にあり、JR日暮里駅と東京メトロ千代田線・千駄木駅の中間に、60店ほどが軒を連ねています。

谷中銀座で人気を博しているのが2つのメンチカツ。1つは「肉のすずき」の「元気メンチカツ」。2店舗目は「肉のサトー」で販売している「谷中メンチ」です。揚げたてならではのおいしさと各店の違いを味わってみてください。

画像2: 夕焼けの名所。周辺の谷根千散歩も楽しい「谷中銀座商店街」

陽が沈む頃に帰宅する際は、ぜひ「夕やけだんだん」へ。夕やけだんだんとは、日暮里駅と谷中銀座の間にある階段のこと。この階段の上から谷中銀座方面を見下ろすと、商店街がオレンジ色に輝き、徐々に1日が終わる風景が一望できます。

また、周辺の谷中・根津・千駄木エリアは「谷根千」と呼ばれる人気の散歩スポット。根津神社といったパワースポットや、アンティーク家具や食器などを揃える雑貨店などが多いため、街を巡りながら、のんびり食べ歩きを楽しみましょう。

谷中銀座商店街

アクセスJR山手線、常磐線、都営日暮里・舎人ライナー、私鉄京成線「日暮里駅」より徒歩5分、東京メトロ千代田線「千駄木駅」より徒歩5分
webhttps://www.yanakaginza.com

谷中銀座商店街の食べ歩き詳細はこちら!

リーズナブルなグルメに大満足「砂町銀座商店街」

画像: リーズナブルなグルメに大満足「砂町銀座商店街」

戸越銀座・谷中銀座と並ぶ“三大銀座”のひとつ「砂町銀座商店街」。最寄りの東陽町駅からは歩いて20分ほどかかりますが、平日は4,000人、週末には1万人が訪れる活気にあふれた商店街として知られています。

全長670mの商店街には、約180店舗が集結。どのお店にも共通しているのは、食べ物のリーズナブルさ。揚げ物や焼き鳥など数十円で購入できる食べ歩きグルメが多く、予算1,000円でも十分に満足できます。

また、多種多様なお惣菜も魅力的です。商店街周辺は大規模な再開発が行われていないため地価の高騰などがない分、物価が抑えられているのだとか。
そのため、食べ歩き目当ての人のほか、“今夜のおかず”を買いに来る近隣の住民も大勢いるのです。天ぷらやおでんに餃子など、思わずテイクアウトしたくなるお惣菜に出合えるでしょう。

おトクなグルメと地元の人たちの日常に溶け込むローカルな雰囲気は、一度訪れると惚れ込むこと間違いなしです。

砂町銀座商店街

アクセス東京メトロ東西線「東陽町駅」から都営バスで約12分、都営新宿線「大島駅」から都営バスで約4分
webhttps://sunamachi-ginza.com

あんこを使ったスイーツが充実!老若男女が楽しめる「巣鴨地蔵通り商店街」

画像: あんこを使ったスイーツが充実!老若男女が楽しめる「巣鴨地蔵通り商店街」

巣鴨は“おばあちゃんの原宿”といわれていますが、老若男女が楽しめる食べ歩きグルメが揃っています。いくつか商店街がありますが、食べ歩きを楽しむときは「巣鴨地蔵通り商店街」を目指しましょう。巣鴨駅から徒歩5分で到着します。

巣鴨の食べ歩きグルメの特徴は、あんこをたっぷり使用したスイーツが多いということ。塩大福やあんぱん、たい焼き、あんみつなど、和スイーツ好きにはたまらないラインナップです。ほかにもかりんとうや最中、わらび餅などの和スイーツが目白押し。

甘味以外にも、餃子の名店や、行列必至の定食店などちょい飲みスポットも点在。優しくおもてなししてくれるお店も多いので、一期一会の出合いを楽しんではいかがでしょう。

巣鴨地蔵通り商店街

アクセスJR山手線「巣鴨駅」から徒歩約5分、東京さくらトラム(都電荒川線)「庚申塚駅」から徒歩約2分
webhttps://sugamo.or.jp

エリアごとに個性豊か!最新グルメも目白押しの人気観光スポット

食べ歩きの魅力のひとつは、その地域ならではのグルメを少しずつ味わえること。

昔ながらの光景を今に残す下町や、進化する街・東京を感じられるトレンドが集うスポット、いろいろな文化が混ざり合うグローバルなエリア……と街によって雰囲気や味わえるグルメも多種多様です。

訪れた際に、観光も食べ歩きも同時に楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

着物でも食べやすいグルメがてんこ盛り「浅草」

羽田空港や成田空港から乗り換えせず電車で直行できる浅草は、外国人観光客にも人気のスポット。

画像: 提供:浅草寺

提供:浅草寺

浅草にはいくつかの商店街がありますが、その代表格は雷門から浅草寺まで続く「仲見世商店街」。約250mの通りには、およそ90店舗もの飲食店や土産物店が連なっています。

画像: iStock/iam555man

iStock/iam555man

浅草周辺は着物や浴衣を着ている人が多く、眺めているだけでも晴れやかな気分になれます。そんな着物を着ている人たちでも食べやすい、手や口を汚さずに食べられるワンハンドグルメが充実。

串に刺してあるおかきやきりたんぽ、ひと口でぱくりと食べられる団子など、老舗の和菓子から最新スイーツまで勢揃い。
店舗によってはイートインスペースが確保されているため、土日の混雑しているときでも焦らずゆっくり食べられるでしょう。

浅草から東京スカイツリーまでは約1.5km、上野までも徒歩で30分程度です。食べ歩きに満足できたら、腹ごなしにウォーキングしてみても良さそうです。

仲見世商店街

アクセス東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」から徒歩約3分、つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約10分
webhttp://www.asakusa-nakamise.jp

浅草の食べ歩き詳細はこちら!

関連記事

グルメ通が集う街「神楽坂」

画像1: グルメ通が集う街「神楽坂」

東京の小さなパリとも呼ばれる街・神楽坂。その由来は、フランス国営の日仏学院が設置されたことでフランス人が多く住んでいたことから。本格フレンチを手がけるレストランや路地裏のカフェなど、どこかパリを彷彿とさせる街並みが広がっています。

最寄り駅には東京メトロ・東西線が通っており、大手町からは約10分で到着します。神楽坂駅を出ると、目の前はメインストリートの神楽坂通り。フレンチ以外にも風情ある佇まいの和食店や、ベーカリー、お惣菜店などが軒を連ねています。

画像2: グルメ通が集う街「神楽坂」

地元で長年愛されている肉まんや、日本で唯一食べられる人形焼「ペコちゃん焼」など神楽坂でしか味わえないグルメも多数。さらに、神楽坂発祥の和菓子店もいくつかあり、センスあふれる手土産も充実しています。

画像3: グルメ通が集う街「神楽坂」

神楽坂のもう1つの魅力は、石畳が敷かれた小道。かつて神楽坂は150の料亭があり、芸者が600人いた東京有数の花街でした。客の足元を汚さないように、と石畳が詰められ今なお当時の面影を残しています。

東京大神宮や赤城神社といったパワースポットや雑貨店も多く、街歩きも楽しいエリアです。

神楽坂商店街

アクセス東京メトロ 東西線「神楽坂駅」から徒歩すぐ、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」から徒歩約2分、JR総武線・東京メトロ南北線「飯田橋駅」から徒歩約5分
webhttps://www.kagurazaka-6.com

ディープな飲み屋からピクニックまで幅広い楽しみ方ができる「吉祥寺」

新宿から電車を使って15分ほどでアクセスできる吉祥寺。人気スイーツ店や雑貨店、古着店などが多く立ち並ぶほか、周辺には動物園や美術館もあり、見どころ満載の観光スポットです。そして、街の至るところに食べ歩きグルメがあふれています。

画像1: ディープな飲み屋からピクニックまで幅広い楽しみ方ができる「吉祥寺」

吉祥寺駅の北口に広がっているのは、100店舗ほどの商店が立ち並ぶ「ハモニカ横丁」。戦後に形成されたいわゆる「闇市」が元になっており、入り組んだ路地に屋台が立ち並ぶ風景は、独特の雰囲気を醸し出しています。

画像2: ディープな飲み屋からピクニックまで幅広い楽しみ方ができる「吉祥寺」

昔ながらの商店のほかに、若者向けのバーやカフェなども多く、新しさを融合した一面も。飲み屋のほか、おでんやコロッケ、お惣菜などを販売しているお店が所狭しと集まっており、他の街にはないディープな雰囲気の中で食べ歩きを楽しめます。

他にも、商店街でメンチカツを買ってみたり、井の頭公園に行く途中のカフェでテイクアウトしたり、歩き回ってみるとさまざまな食べ歩きスポットが。テイクアウトグルメを持って、井の頭恩賜公園でピクニックをするというのもおすすめの過ごし方です。

ハモニカ横丁

アクセスJR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」から徒歩約1分
webhttp://hamoyoko.jp/hamonika_kichijoji/

多国籍グルメが充実!エネルギッシュな街「アメ横」

新幹線が発着し、羽田空港からも1時間以内で到着する上野駅。動物園や美術館で休日を満喫しつつ、「アメ横」で多国籍グルメを味わってみてはいかがでしょう。

画像1: 多国籍グルメが充実!エネルギッシュな街「アメ横」

不忍口から上野に降り立つと、すぐにアメ横の看板が目に入ります。商店街には海鮮や中華、串カツやラーメンなど、豊富なジャンルのお店があふれています。

画像2: 多国籍グルメが充実!エネルギッシュな街「アメ横」

昼間はタピオカやソフトクリーム、パンダまんなど可愛らしいグルメが人気ですが、夜になると印象が一変。アメ横全体が台湾の夜市のような雰囲気に様変わりします。近年は、「ガチ中華」と呼ばれる、本場で提供される日本ではあまり見かけなかったグルメを提供するお店も増えました。

画像3: 多国籍グルメが充実!エネルギッシュな街「アメ横」

夜のアメ横は、ちょい飲みやちょい食べをしながらいろいろな国の料理をハシゴするのもおすすめ。外国人観光客も大勢いるため、本当に異国に迷い込んだかのような雰囲気を味わえます。

アメ横商店街

アクセスJR・地下鉄「上野駅」徒歩すぐ
webhttps://www.ameyoko.net

上野・アメ横の食べ歩き詳細はこちら!

関連記事

最新韓国グルメが集う「新大久保」

画像1: 最新韓国グルメが集う「新大久保」

新大久保は、東京新宿区にある日本で有名なコリアンタウンのひとつ。新大久保駅周辺には、韓国の最新グルメが集結しており、若い層を中心に人気の食べ歩きスポットとして支持されています。

画像: iStock/danielvfung

iStock/danielvfung

特に人気なのは、たっぷりのチーズが使われたワンハンドグルメ。もっちりした生地にトロトロのチーズが入っている「チーズボール」や、今や屋台グルメの定番にもなった韓国式アメリカンドッグの「ハットグ」、ソーセージとトッポギにチーズをかけた「チーズソトック」などが堪能できます。

また、韓国ではビールと共に、チキンを食べるのが定番の文化。新大久保にもビールとチキンが楽しめるお店が並んでいるので、気になるお店があったら入ってみても良いでしょう。

画像2: 最新韓国グルメが集う「新大久保」

他にも新大久保には、SNSで人気のマカロン専門店や、カラフルなクッキー、美しい断面が人気のフルーツサンドなどフォトジェニックなスイーツが目白押し。韓国気分を味わいながら、心ゆくまでグルメツアーを満喫してください。

新大久保

アクセスJR山手線「新大久保駅」から徒歩すぐ、JR総武線「大久保駅」から徒歩約3分
webhttp://shin-ookubo.or.jp

東京の今を感じる最先端グルメに出合える「原宿」

画像: 東京の今を感じる最先端グルメに出合える「原宿」

若者文化の中心地・原宿。ファッションや音楽に加えて、グルメでも注目されるスポットです。

原宿が食べ歩きスポットとして栄えたのは、多くのショップが競い合い、新しいスイーツやフードを展開していく環境があるから。店舗の入れ替わりは激しく、常に最新のトレンドをおさえています。

画像: iStock/krblokhin

iStock/krblokhin

原宿駅を降りてすぐの「竹下通り」を中心に、フォトジェニックなスイーツやフードが充実。

名物グルメといえば、カラフルなわたあめや、ジェラートなどがありますが、中でも長年若者の心を掴んでいるのはクレープです。店舗ごとに生地や具材なども異なり、フルーツを使ったスイーツ系から変わり種のおかず系まで幅広いラインナップから選べます。

洋服や雑貨を眺めながら、原宿ならではの“カワイイ”を表現したフォトジェニックグルメを堪能してください。

竹下通り

アクセスJR山手線「原宿駅」から徒歩すぐ
webhttps://www.takeshita-street.com/index.html

再開発で進化を遂げるグルメタウン「下北沢」

画像: 再開発で進化を遂げるグルメタウン「下北沢」

新宿から小田急線で10分の距離にあるファッションとカレーの聖地・下北沢。カレーをお腹いっぱい食べても良いですが、せっかくなら下北沢ならではの個性派グルメをチェックしてみてはいかがでしょう。

画像: iStock/Page Light Studios

iStock/Page Light Studios

下北沢は駅を中心に北から東にかけて、古着屋やレコードショップ、カフェなどが入り混じっています。再開発によって利便性が増し、ますます多くの人が訪れるようになりました。

近年は肉巻きおにぎりやベビーカステラ、創作料理などさまざまなジャンルの食べ歩きスポットが増え、グルメタウンと化しています。

街を冒険する感覚で、食べ歩きを満喫してください。

下北沢一番街商店街

アクセス小田急小田原線・京王井の頭線「下北沢駅」より徒歩すぐ
webhttps://shimokita1ban.com

新鮮さが魅力!朝から楽しめる市場グルメ

東京都内で新鮮な海鮮を食べたいときは、朝イチの市場がおすすめ。獲れたて、さばきたてのフレッシュな海鮮グルメで、朝から大満足の食べ歩きをしてみませんか?

活気のある競りが見られる「豊洲市場」

画像1: 活気のある競りが見られる「豊洲市場」

東京湾に面した豊洲市場は、国内最大の卸売市場。朝の4時から開場している豊洲市場では、実際に水産物や青果の競りの見学が可能。競りのピークである6~8時ごろは、活気に満ちた市場の一面を垣間見ることができます。

画像2: 活気のある競りが見られる「豊洲市場」

飲食店エリアにあるのは築地から移転したお店がほとんどで、豊洲市場で働く人たちが訪れるとあって、素材も味もお墨付き。海鮮はもちろん、中華、喫茶店、和菓子店まで幅広いジャンルが出店しているのです。

早起きして豊洲を訪れたなら、やはり海鮮は外せないところ。都内の高級店で使われているのと同じ寿司ダネがリーズナブルに味わえる寿司店や、魚の煮付けやフライを提供する定食屋などお好みの海鮮グルメと出合えるはず。

豊洲市場は羽田空港からもアクセスが良く、電車で30分程度で到着します。周辺には駐車場も充実しているため、遠方からや家族連れも訪れやすいでしょう。

豊洲市場

アクセスゆりかもめ「市場前駅」から徒歩すぐ
webhttps://www.toyosu-market.or.jp

豊洲市場の食べ歩き詳細はこちら!

移転後も見どころはたくさん「築地」

画像: 移転後も見どころはたくさん「築地」

静かな朝の空気とともに海鮮料理を楽しみたい場合は、朝イチで築地市場へ出向いてみてはいかがでしょうか。豊洲へ移転した現在も場外市場は営業を続けています。

店の多くは朝5時ごろから営業を開始。朝8時あたりから徐々に混雑し始めるため、静かに散策をしたい場合は、早めの時間に到着しておきましょう。

市場の移転前より店数は減少したものの、海鮮丼や天ぷら、お寿司など、海鮮メニューを中心としたグルメが揃っています。

立ち食いからワンハンドで食べるものなど、お店のスタイルも多様。いろいろな店舗のハシゴも楽しめそうです。

築地市場からは、銀座なども徒歩圏内です。朝早くからグルメを楽しみ、そのまま街歩きに出かけると充実した1日が送れるでしょう。

築地場外市場

アクセス都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩約1分、東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩約1分
webhttps://www.tsukiji.or.jp

築地の食べ歩き詳細はこちら!

実はこんな名物が!食べ歩きスポットの穴場

ほかのグルメスポットより食べ歩きのイメージがないけれど、一度行ったらハマってしまう……。人知れず人気を集め、自分好みの食べ歩き体験ができるスポットをご紹介します。

羽根つき餃子の食べ比べができる「蒲田」

東京都大田区に位置する下町・蒲田。羽田空港からもアクセスしやすく、電車で10分程度で到着します。

画像1: 羽根つき餃子の食べ比べができる「蒲田」

駅を降りると商店街が東西にあり、地域に根ざした雰囲気を感じます。そんな蒲田で体験できるのは、「羽根つき餃子」の食べ比べ。実は蒲田は“羽根つき餃子の聖地”としても知られており、街には多くの中華料理店が軒を連ね、グルメ通が足繁く通っているのです。

画像2: 羽根つき餃子の食べ比べができる「蒲田」

羽根つき餃子は蒲田が発祥で、1983年創業の「你好(ニイハオ)」というお店で生まれたといわれています。創業者の八木功さんが中国・大連の焼き肉饅頭をヒントに考案したところ、人気に火がつき、次第に蒲田に羽根つき餃子を提供するお店がオープンしていったのだそう。

今では、你好を筆頭に、「金春(コンパル)」「歓迎(ホアンヨン)」が羽根つき餃子界の“御三家”と呼ばれています。具材や出汁など各店のこだわりと個性が垣間見られるので、ぜひビールと餃子の鉄板コンビで食べ比べてみてください。

蒲田西口商店街

アクセス京浜東北線「蒲田駅」から徒歩すぐ
webhttps://www.24kamata.or.jp

蒲田の羽根つき餃子の詳細はこちら!

スイーツ好き必見!「自由が丘」

画像: iStock/oasis2me

iStock/oasis2me

おしゃれで、洗練された人が集う街・自由が丘は、都会の喧騒から離れたいときにおすすめの街です。

自由が丘の魅力は、世界各国から集まったスイーツ専門店が多いこと。「モンサンクレール」や「マドレーヌ ラパン」など、グルメ感度が高い人たち御用達のスイーツ店が並びます。

画像: スイーツ好き必見!「自由が丘」

また、スイーツ専門店が集う「自由が丘スイーツフォレスト」が2022年にリニューアル。コンセプト、内装などを一掃し、韓国スイーツ専門店へと変化を遂げました。

日本初上陸の韓国スイーツなどをピンクのフォトジェニックな空間で楽しめます。

スイーツタウンとしてますます進化を遂げる自由が丘はデートや女子会などさまざまなシチュエーションにぴったり。お店でスイーツを堪能したあとは、ケーキなどのお土産も持ち帰り、家でも甘いひとときをお過ごしください。

自由が丘

アクセス東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」から徒歩すぐ
webhttps://www.jiyugaoka-abc.com/shopguide/service/999999.html

自由が丘スイーツフォレスト

住所東京都目黒区緑が丘2-25-7 ラ・クール自由が丘 2F
営業時間10:00~20:00(L.O.19:30)
webhttps://sweets-forest.cake.jp/

ひとりで行きやすい商店街や、最新グルメ、海鮮やスイーツの名店が多いエリアなど、都内には個性豊かな食べ歩きグルメスポットが数多くあります。その日の気分やお目当てのグルメにあわせて、スポットを選んでみてはいかがでしょうか。

関連記事

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.