風情ある建物や街並みが人気で、国内外から観光客を集める「谷中ぎんざ」エリア。谷中銀座商店街の通りの長さは170mほどで、サクッと巡るにも適していながら、約70もの多彩なお店が立ち並び、街歩きをじっくり楽しむこともできます。
ここでは数あるショップからグルメに注目し、惣菜やスイーツなど個性あふれる8店をマップとともにご紹介。同商店街は日暮里駅または千駄木駅から徒歩数分とアクセスも至便なので、ぜひ当記事を参考においしい下町散策を楽しんでください!

※価格は税込み表記です。
※記事内の写真は初回投稿時のものです。
※営業時間や提供内容が変更になっている場合がございます。
※“歩き食べ”はお控えいただき、ごみはお持ち帰りいただくなどマナーを守って食べ歩きをお楽しみください。
※写真を撮影される際には、お店の方に一言お声がけください。

画像1: 谷中ぎんざの食べ歩きマップ。惣菜やスイーツなどグルメ満載の下町散策へ!

谷中ぎんざの食べ歩きマップ

王道惣菜から進化系デリまで豊富なしょっぱい系

新旧のグルメが集まる谷中ぎんざエリアには、老舗の定番からニューフェイスの進化系までジャンルもさまざま。まずは、食事にもおやつにも重宝するしょっぱい系のお店をご紹介!

【さつま揚げ】肉球型のキュートなホットスナックに萌える「SAKE CRAFTERS」

画像1: 【さつま揚げ】肉球型のキュートなホットスナックに萌える「SAKE CRAFTERS」

2026年4月にオープンした、日本酒を軸に全国のクラフト酒を楽しめる専門店「SAKE CRAFTERS(サケ クラフターズ) 谷中銀座店」。基本は気軽に立ち寄れる立ち飲みスタイルですが、店内にはゆっくり過ごせるテーブル席も完備されています。

そして店頭のテイクアウトスタンドには食べ歩きに最適なホットスナックが充実しており、なかでも谷中らしいユニークなメニューが「にゃんこ串」(380円)! 肉球の形をしたキュートなルックスはもちろん、プリッとした食感と、噛むほどにあふれる魚介のうまみがたまりません。

さらに、猫の顔がモチーフの「にゃんこにぎり」(500円)も必見です。こちらは福岡・豊前生まれの銘品「かしわ飯の素」でじっくり炊き上げたやさしい味わいが魅力で、小腹満たしにもうってつけ。

画像2: 【さつま揚げ】肉球型のキュートなホットスナックに萌える「SAKE CRAFTERS」

クラフトビールは750円から、揚げ物セットは950円、ビール付きのセットは1,680円と揃っており、お酒好き垂涎のお店となっています。

SAKE CRAFTERS 谷中銀座店

住所東京都荒川区西日暮里3-15-3
電話03-5809-0273
営業時間平日 10:00~18:00
土・日曜・祝日 10:00~19:00
定休日なし
webSAKE CRAFTERS 公式サイト
Instagram@sake.crafters

【お餅】変わり種餅とお茶のペアリングを楽しむ「CHAYA松緒」

画像1: 【お餅】変わり種餅とお茶のペアリングを楽しむ「CHAYA松緒」

湯島にある、日本料理と甘味の店「茶房松緒」の姉妹店として2023年に開業した「CHAYA松緒(ちゃやまつお)」。こちらは、より甘味やお餅に特化した業態で、食べ歩きメニューも豊富に揃っています。

おいしさの軸となるもち米には、新潟県魚沼市の農家から届く大粒の高級品種「わたぼうし」を使用。毎朝、臼(うす)と杵(きね)を使った丁寧な手仕込みで、同種ならではのふんわりもちもちとしたポテンシャルを最大限に引き出しています。

画像2: 【お餅】変わり種餅とお茶のペアリングを楽しむ「CHAYA松緒」

お品書きには伝統的な甘味系からユニークな変わり種まで、300円から幅広くラインナップ。そのひとつが、「明太チーズ」(500円)です。つきたてならではのシルキーなお餅に、まろやかなチーズのコクと、ピリッとした明太子のアクセントが絶妙に絡みます。

店頭には各商品のサンプルが並び、こちらを参考に選ぶのも楽しみのひとつ。お茶をはじめとするお飲み物とのペアリングも抜群です。甘味タイプも絶品揃いなので、散策の合間にいかがでしょうか。

CHAYA松緒

住所東京都台東区谷中3-12-1
電話03-3828-8558
営業時間平日 11:30~17:30(L.O.17:00)
土・日曜・祝日 11:30~18:00(L.O.17:30)
定休日なし
Instagram@chaya_matsuo

【揚げ物】和牛使用でぎっしりジューシーなメンチが名物の「肉のサトー」

画像1: 【揚げ物】和牛使用でぎっしりジューシーなメンチが名物の「肉のサトー」

商店街の一角で、地名を冠した惣菜を販売している有名精肉店「肉のサトー」。その名も「谷中メンチ」(300円)と「谷中コロッケ」(120円)です。ほかにもさまざまな揚げ物が並び、これらは遠赤外線フライヤーを使っているため油が軽やかなのも特徴です。

メンチカツとコロッケはともに、一部に和牛を使っているのが魅力。「谷中メンチ」を味わってみると、衣はサックリしていて中身はぎっしり。肉の弾力もジューシーさも豊かで、味付けがやさしめな分、お肉の旨みをダイレクトに感じられます。

お店の人に聞くと、素材は黒毛和牛に国産牛や豚肉を加えてバランスを調和。油には甘みを演出するラードを使いつつ、揚げ物に適した白絞油(しらしめゆ)もブレンドして重くならないようにしているのだとか。これは味わうと納得。確かにオイリー感がなくて、食べ歩きにもうれしいちょうど良い軽さです。

かつて「東京うまいもの大賞」で100品中5位になったことがあり、最近でも多いときには1日500個以上売れるという名物フライ。お腹いっぱいの場合はお土産にどうぞ!

画像2: 【揚げ物】和牛使用でぎっしりジューシーなメンチが名物の「肉のサトー」

肉のサトー

住所東京都台東区谷中3-13-2
電話03-3821-1764
営業時間10:00~19:30
定休⽇月曜
web肉のサトー(谷中ぎんざ 公式サイト)

【いか焼】多彩な食感の独自メニューが絶品の「やきや」

画像: 【いか焼】多彩な食感の独自メニューが絶品の「やきや」

商店街の名所のひとつ「夕やけだんだん」を下りた目と鼻の先にある、粉ものの専門店が「谷中 いか焼 やきや」です。こちらは、大阪名物のいか焼に惚れ込んだ店主が2009年にオープン。独学でレシピやメニュー開発を試行錯誤した末、今やここだけの味を求めて行列ができることも珍しくない繁盛店です。

一番人気の名物は、いか焼をいかせんべいで挟んだオリジナルの傑作「チーズいかせん」(500円)。パリサク、ふわもち、とろとろ、プリプリと多彩な食感が一度に楽しめ、おいしさもボリュームも満点です。

ベースの生地にはカツオ、アゴ、煮干し、日高昆布、とろろ昆布などさまざまなダシが入り、つなぎには卵ではなく山芋でふわふわに。せんべいなしのいか焼も種類豊富で、人気の2位と3位は「いか焼マヨ玉」(430円)、「いか焼ネギ」(500円)となっています。

イートインスペースもあり、ビールはセットで割引になるので小休憩にもおすすめです。

画像: お店にはわんちゃんも

お店にはわんちゃんも

谷中 いか焼 やきや

住所東京都台東区谷中3-11-15
電話090-1313-9999
営業時間夏 11:00~19:30
冬 11:00〜19:00
※営業は土・日曜、祝日のみ
定休⽇不定休
X@ikayakiyakiya

【せんべい】お土産にも最適な谷中せんべい「谷中せんべい」

画像1: 【せんべい】お土産にも最適な谷中せんべい「谷中せんべい」

次に紹介する「谷中せんべい」は、日暮里駅西口から「谷中銀座商店街」に向かう途中にある老舗。1913年(大正2年)創業で、現在は四代目の夫婦が営んでいます。

店内の一角に焼き場があり、時間によってはここで焼いている様子を見ることも。種類は豊富で、定番はベーシックな「堅丸」(120円)。醤油の香ばしさにお米の風味があいまった、どこか落ち着くおいしさです。

その他、「胡麻」「唐辛子」「砂糖」「ザラメ」「抹茶」は1枚120円、「堅丸」より厚みがあり濃厚な「堅焼き」や「海苔」は1枚160円、「ピーナツ」は1枚170円で、さらに棒状おかきの袋詰めや、ソフトせんべいのパック、贈答用の箱詰めなども各種用意されています。賞味期限が1カ月あるので、お土産にもいかがでしょうか。

画像2: 【せんべい】お土産にも最適な谷中せんべい「谷中せんべい」

谷中せんべい

住所東京都台東区谷中7-18-18
電話03-3821-6421
営業時間10:00~17:30
定休⽇火曜、第2水曜
Facebook谷中せんべい

【デリ】食事にもおつまみにも。色鮮やかな新感覚カヌレの「パパン」

画像1: 【デリ】食事にもおつまみにも。色鮮やかな新感覚カヌレの「パパン」

甘くない、惣菜のカヌレ。その名もデリカヌレを名物とするお店が「谷中銀座カヌレ パパン」です。こちらは湯島や八丁堀などでビストロを展開する「ワイン食堂パパン」のカヌレ専門店として、2022年9月にオープン(プレオープンは7月)。

ベースとなる素材は、高知産ミルク「さかわの地乳」、北海道産小麦「ドルチェ」、徳島産卵「たむらのタマゴ」と厳選。特有の濃厚さや甘みを生かした生地で、ふわもちっとした蒸しパンのような食感のデリカヌレと、カリもちっとしたおなじみの伝統的なカヌレを作っています。

デリカヌレは、季節ごとに6種類がラインナップ。各素材を彷彿とさせる華やかな色味も特徴で、例えば緑色の「ピスターシュ」(370円)はピスタチオの風味とクランベリーの酸味に、チーズのコクがマッチして、ご馳走感覚のおいしさです。

お洒落な店内にはイートインスペースもあり、ワインとマリアージュを楽しむのもおすすめです。

画像2: 【デリ】食事にもおつまみにも。色鮮やかな新感覚カヌレの「パパン」

谷中銀座カヌレ パパン

住所東京都荒川区西日暮里3-14-13 日暮里コニシビル103
電話03-5842-1795
営業時間平日 11:00~19:00
土・日曜、祝日 10:00~19:00
定休⽇月曜、不定休
Instagram@yanakaginza.cannele.papin

小休憩にも重宝する甘い系やドリンク系のお店も必見

散策途中のおやつタイムや、ちょっと喉を潤したいときに足を運びたい、甘いもの系やドリンク系のお店もご紹介します。

【ドーナツ】谷中ぎんざの人気者がモチーフの洋菓子店「しっぽや」

画像1: 【ドーナツ】谷中ぎんざの人気者がモチーフの洋菓子店「しっぽや」

ネコが多いエリアとしても知られる谷中ぎんざ。商店街にはネコにちなんだ看板やオブジェなども点在していますが、そのしっぽをモチーフにした、スティック焼きドーナツの専門店が2010年開業の「やなかしっぽや」です。

画像: 左から「チー坊」(160円)、「とら」(150円)

左から「チー坊」(160円)、「とら」(150円)

同店でも素材へのこだわりは随所に。小麦粉は三重産の「あやひかり」、砂糖は北海道産のてん菜糖と奄美産のきび糖を使うなど、やさしく素朴な味に仕上げています。そんなドーナツは種類豊富で、価格は150円から。ラインナップとしては定番の11種に季節の限定品が加わります。

その中から、人気1位と2位の「とら」(160円)と「チー坊」(190円)をチョイス。前者はココア生地にホワイトチョコチップがアクセント。後者はゴマの香ばしさとクリームチーズのほのかなコクと塩味がたまりません。どちらもしっとりほわっとした食感で甘さは控えめ、揚げていないので重さもなし。

トースターで温めたり、冷蔵庫で冷やしたりしてもおいしいとのことなので、自宅用にもいかがでしょうか。

画像2: 【ドーナツ】谷中ぎんざの人気者がモチーフの洋菓子店「しっぽや」

やなかしっぽや

住所東京都台東区谷中3-11-12
電話03-3822-9517
営業時間平日 11:00~18:00
土・日曜、祝日 10:00~18:00
※なくなり次第終了
定休⽇火曜
webやなか しっぽや(谷中ぎんざ 公式サイト)

【レモネード】フレッシュフルーツのピュアな味が楽しめる「HAPPY CANDIES」

日暮里駅方面から商店街を抜けたすぐ先にある、フレッシュフルーツを使ったスイーツスタンドが「HAPPY CANDIES(ハッピーキャンディーズ)」。2023年にオープンし、ポップなデザインの店頭にはテラス席が設えられた開放的なスポットです。

10種以上のフレーバーが揃うリンゴ飴(680円~)やかき氷(写真は「いちご」780円)のほか、低速回転のジューサーで野菜や果物の栄養価を閉じこめたコールドプレスジュース(写真左はオレンジ+リンゴ+セロリ、右はオレンジ+リンゴ+ニンジン+レモンで各1,000円)など、ドリンクも多彩にラインナップ。

画像1: 【レモネード】フレッシュフルーツのピュアな味が楽しめる「HAPPY CANDIES」

同店周辺にはインバウンド向けの宿泊施設が多いのですが、その外国人観光客からも高い支持を集める、本格的な欧米スタイルのメニューがずらりと並びます。

画像2: 【レモネード】フレッシュフルーツのピュアな味が楽しめる「HAPPY CANDIES」

なかでも定番人気を誇るのが「ピュアハニーレモネード」(700円)。新鮮なレモンを皮から手作業で丁寧にカットすることで、雑味のないナチュラルな酸味と香りを引き出し、まろやかなハチミツと漬け込んでコク深く清々しい甘酸っぱさに仕上げた一杯です。

なお、自慢のリンゴは青森県の契約農家により、光センサーで1個ずつ果肉検査されたプレミアムタイプ。その時季ごとの、旬のおいしさを味わえるのも魅力です。こちらもテイクアウトできるので、一緒にどうぞ。

HAPPY CANDIES

住所東京都文京区千駄木3-42-15
営業時間11:00~19:00
定休日火曜
Instagram@happycandies__

【立ち飲み】持ち込み自由の良心的な老舗で至福の生を「越後屋酒店」

画像1: 【立ち飲み】持ち込み自由の良心的な老舗で至福の生を「越後屋酒店」

1904年(明治37年)創業。商店街の老舗酒屋「越後屋酒店」は立ち飲み部という業態も展開しており、仕入れ価格のおトクなプライスでお酒やノンアルコールドリンクを楽しめます。

魅力のひとつが、おつまみを持ち込めること。例えば「肉のサトー」の「谷中メンチ」に生ビール(450円~)を合わせたり、「谷中せんべい」のせんべいと日本酒(550円~)をペアリングしたりといった至福の組み合わせで飲むこともできるのです。

おすすめは、火入れをせずにおいしさを閉じ込めた生の日本酒。蔵元搾りたてのとびきりフレッシュな香りと味わいは酒販店ならではで、正一合を超える200mlを格安で嗜めるのもうれしいところです。秋はひやおろし、冬は新酒やにごり酒といった季節限定品も見逃せません。とはいえ、飲み過ぎは禁物です。

画像2: 【立ち飲み】持ち込み自由の良心的な老舗で至福の生を「越後屋酒店」

越後屋酒店

住所東京都台東区谷中3-13-2
電話03-3821-0983
営業時間10:00~19:00
定休⽇なし
web越後屋酒店 公式サイト

上記で紹介した個性派ぞろいの各店は、どこか懐かしい雰囲気に癒される、ご存じ「谷根千」の一角。根津や千駄木も含めた有意義な観光に、ぜひこの食べ歩き店のリストをお役立てください。

初回投稿日:2023年9月13日
※2026年9月8日に一部内容を更新いたしました

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