世界屈指のグルメ都市・東京の中で、特に食べ歩きスポットが充実している街といえば浅草です。老舗から気鋭の新店までさまざまなお店が軒を連ね、ジャンルもファストフードにスイーツにと多種多様。InstagramなどでSNS映えすると話題のグルメも出揃い、まさに食の宝庫です。

本記事では、そんな浅草グルメの中から注目の18軒をピックアップ。「しょっぱい系」「甘い系」「ドリンク類」とカテゴリー別にご紹介していきます。マップも掲載していますので、浅草での食べ歩きにぜひ活用してください!

※浅草において「歩きながら食べる行為」は禁止されています。店舗に併設されている飲食スペースを利用するか、周辺の座って食べられるスペースでご飲食ください。
※価格は税込み表記です。
※営業時間や提供内容が変更になっている場合がございます。

画像: 最新!浅草の食べ歩きグルメマップ。老舗から新店まで、本当におすすめしたい18店

浅草の食べ歩きマップ

まずは、しょっぱい系のグルメで腹ごなし

食事として味わえるご飯ものから、腹持ちのいい揚げ物にお酒が進むおつまみにと、しょっぱい系はきわめて充実。まずはこれらのフードで軽く腹ごなしをして、浅草の街歩きに出かけませんか?

【たこせん】賞味期限3分!アツアツとろとろの絶品「浅草蛸たこ×ころも兄弟」

画像1: 【たこせん】賞味期限3分!アツアツとろとろの絶品「浅草蛸たこ×ころも兄弟」

2022年10月のオープン以来人気を博しているのが「浅草蛸たこ×ころも兄弟」です。メディアやSNSでも話題のお店があるのは、仲見世通りから一本東側に入った観音通り沿い。筆者が訪れた際は平日の15時台でしたが約30人が列をなし、10分程度でオーダーへとこぎつけました。

画像2: 【たこせん】賞味期限3分!アツアツとろとろの絶品「浅草蛸たこ×ころも兄弟」

同店はたこ焼きと甘味・揚げ処業態のコラボ店舗とのことですが、名物は「たこせん」(400円)。ふわトロッとしたたこ焼きが、カリサクッとしたえびせんべいでサンドされた大阪生まれのB級グルメです。たこ焼きは2個入っていました。

画像3: 【たこせん】賞味期限3分!アツアツとろとろの絶品「浅草蛸たこ×ころも兄弟」

うたい文句は“賞味期限3分”。たこ焼きとえびせんべいとのパリとろ食感を味わえる“提供からの3分間”が、最もおいしく食べられるタイミング。ただし、できたてはたこ焼きがかなりアツアツなので注意しましょう。

画像4: 【たこせん】賞味期限3分!アツアツとろとろの絶品「浅草蛸たこ×ころも兄弟」

味わいは、ソース、紅生姜、マヨネーズ、青のりなど多彩な風味がおいしく、天かすのアクセントもたまりません。なお、通常の「たこ焼き」(600円)のほか、もちもち生地にあんこが入った「フライまんじゅう」(400円~)や、黒毛和牛と米糀(こめこうじ)を使った「輪っかコロッケ」(300円)などもあるので一緒にどうぞ。100人以上が入れる広い店内もあるので、席でゆっくり食べるのもおすすめです。

浅草蛸たこ×ころも兄弟

住所東京都台東区浅草1-32-11 九十一ビル 1F
電話03-5246-3720
営業時間11:00~23:00
定休⽇なし
webhttps://www.instagram.com/asakusa_tacotaco_koromo_bro/

【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」

画像1: 【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」

浅草グルメの中でも、異彩を放つお店が「浅草製作所」です。場所は「浅草西参道商店街」にあり、提供するのは日本一の薄さを目指した天ぷらチップス。特注のプレス機を使い、天ぷらをカリカリのチップスにした料理です。

画像2: 【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」

体験型になっているのも特徴で、天ぷらをプレスするボタンはお客さんが操作。スイッチを押すと作動し、ものの数分でチップスができ上がります。メニューは「えび天チップス」(600円)、「かき揚げ天チップス」(500円)、「かぼちゃ天チップス」(300円)など数種あり、一番人気は「えび天チップス」。塩のほか、抹茶ソルト、わさびソルト、激辛と自由に“味変”できるのも魅力です。

画像3: 【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」
画像4: 【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」

また、「ミニかき揚げ天チップス 4個ます入りセット」(850円)はひと口サイズで、五寸ますごともらえます。さらにはビッグサイズで甘さ控えめの「大福チップス」(600円)というユニークな和スイーツも。

画像5: 【天ぷらチップス】クリスピーな新食感天ぷらの「浅草製作所」

味も見た目も衝撃的なこのグルメ、浅草を訪れたらぜひ食べておきたい一品です。

浅草製作所

住所東京都台東区浅草2-7-13
電話080-7432-3915
営業時間11:00~
定休日なし
webhttps://www.instagram.com/asakusa_seisakujo/

【うなぎおにぎり】贅沢な味をお手頃に「浅草うなな」

画像1: 【うなぎおにぎり】贅沢な味をお手頃に「浅草うなな」

オープンは2020年9月と比較的最近ながら、行列も珍しくない人気店が「浅草うなな」です。業態は、国産うなぎを使った料理のテイクアウト。場所は「浅草花やしき」から程近い「初音小路飲食店街」という、映画のロケ地などに使われる路地にあります。

画像2: 【うなぎおにぎり】贅沢な味をお手頃に「浅草うなな」

メニューには蒲焼きやうな重などもありますが、名物はフォルムも価格も手頃な「うなぎのおにぎり」(600円)。ワンハンドなら十分なサイズのうなぎを使ったおにぎりが、リーズナブルに食べられるのです。

画像3: 【うなぎおにぎり】贅沢な味をお手頃に「浅草うなな」

うなぎは全国からその日最も良質なものを仕入れており、この日は宮崎産。おにぎりもうなぎも高火力の備長炭で職人が焼き、うなぎは焼いて蒸してまた焼くという手の込みよう。さらに、タレは焼く用と仕上げ用で2種を使い、後者はダシが強めのタイプを使うなど、随所にこだわりがちりばめられています。

香ばしくてふんわりとした、できたてのおいしさは格別。うなぎに欠かせない山椒は香り高い和歌山産のぶどう山椒で、爽やかさとともに上品さをプラスしてくれます。

画像4: 【うなぎおにぎり】贅沢な味をお手頃に「浅草うなな」

同店のワンハンドグルメにはほかにうなぎ串もあるので、「おにぎりは量がちょっと」という人には「クリカラ焼き(串)」(550円)や「うな肝串」(500円)がおすすめです。和の風情あふれる浅草で、日本の伝統食うなぎを食べ歩く特別なひとときをお楽しみあれ。

浅草うなな

住所東京都台東区浅草2-7-21
電話050-3503-7253
営業時間11:30~18:00
定休⽇水・木曜
webhttps://unana.jp/

【焼き鳥】著名人に愛される老舗の名物「浅草 花川戸 鮒忠」

画像1: 【焼き鳥】著名人に愛される老舗の名物「浅草 花川戸 鮒忠」

浅草で焼き鳥の名門といえば「鮒忠(ふなちゅう)」です。前身の川魚屋を経て1946(昭和21)年、浅草の千束に「鮒忠」を開業。その後、当時はまだ高級だった鶏肉を串に刺して炙った「焼き鳥」を考案して大ヒットさせました。創業者は“焼き鳥の父”としても知られています。

画像2: 【焼き鳥】著名人に愛される老舗の名物「浅草 花川戸 鮒忠」

戦後の浅草は東京随一の繁華街として栄えていきましたが、その復興とともに同店の人気も拡大。現在は東京を中心に30店以上を展開し、その旗艦店は浅草駅から徒歩2分ほどの「馬道通り」沿いにある「浅草 花川戸 鮒忠」です。

画像3: 【焼き鳥】著名人に愛される老舗の名物「浅草 花川戸 鮒忠」

名物はやはり焼き鳥。映画のロケ地になるほか、芸能やスポーツなど各界の著名人に愛され続ける老舗の味を、食べ歩きで楽しめるというのもうれしいポイントです。素材は宮崎の日南鶏と国産鶏で、部位ごとに適した品種を使用。人気が高いのは日南鶏の「もも」(196円)と国産鶏の「つくね」(177円)で、ほかにも多様な部位を1本196円から味わえます。なおタレか塩かは好みで選べ、お任せも可能。

画像4: 【焼き鳥】著名人に愛される老舗の名物「浅草 花川戸 鮒忠」

待たずに味わうなら、事前の電話オーダーがおすすめです。また、平日のアイドルタイム(昼と夜営業の間)でも状況次第で提供可能なので、こちらもぜひ電話を。職人仕込みの大串焼き鳥は、味も別格です。

浅草 花川戸 鮒忠

住所東京都台東区花川戸1-6-4
電話03-3844-4127
営業時間平日 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00〜23:00(L.O.22:30)
土・日・祝日 11:30〜22:00(L.O.21:30)
定休⽇月曜
webhttp://funachu-saloon.jp/hanakawado/

【もんじゃころっけ】下町名物を食べ歩ける「浅草もんじゃころっけ」

画像1: 【もんじゃころっけ】下町名物を食べ歩ける「浅草もんじゃころっけ」

東京の下町を代表するB級グルメといえば、もんじゃ焼き。こちらを包んだコロッケを生み出したのが、その名も「浅草もんじゃころっけ」です。2004年の大晦日に浅草の「並木通り」で創業し、その後現在の「たぬき通り」に移転しました。

画像2: 【もんじゃころっけ】下町名物を食べ歩ける「浅草もんじゃころっけ」

一番人気は定番の「プレーンもんじゃ」(300円)。ほかに「チーズもんじゃ」(300円)、「コーンたっぷりもんじゃ」(300円/数量限定)、「明太たっぷりもんじゃ」(350円)、「もち明太チーズもんじゃ」(400円/数量限定)があり、「プレーンもんじゃ」を注文しました。数分で揚げたてを提供してもらえます。

画像3: 【もんじゃころっけ】下町名物を食べ歩ける「浅草もんじゃころっけ」

まずひと口。サクッとした衣と、トロッとした生地のメリハリがたまりません。やわらかなダシの風味とコク深いソースの味わいは、確かにもんじゃ焼き。そして具材には、焼きそばやキャベツ、紅生姜などが入っていて好アクセントに。別途ソースなどをかけなくても抜群のおいしさです。

画像4: 【もんじゃころっけ】下町名物を食べ歩ける「浅草もんじゃころっけ」

トロトロしたもんじゃ焼きをコロッケにするのは難しかったそうで、試行錯誤の末に発見したのが、コンニャクなどに入っている「マンナン」の粘り気。シンプルなおいしさの中にも、知られざる工夫がありました。食べ歩きにちょうどいいサイズ感と、値ごろ感。「浅草もんじゃころっけ」も見逃せない一軒です。

浅草もんじゃころっけ

住所東京都台東区浅草1-22-4
電話03-3843-0939
営業時間11:00~18:00
定休⽇水曜
webhttps://www.monkoro.com/

【カレーパン】黒毛和牛のリッチなうまみが絶品な「豊福」

画像1: 【カレーパン】黒毛和牛のリッチなうまみが絶品な「豊福」

浅草はもちろんのこと、東京中でも有名なカレーパンの専門店が「豊福」です。お店は「伝法院通り」にあり、オープンは2013年の12月。同店のオーナーが西麻布のバーで提供していたカレーが人気だったことから、食べ歩きの街・浅草でやるならということでカレーパン店を開業する運びになったそうです。

画像2: 【カレーパン】黒毛和牛のリッチなうまみが絶品な「豊福」

カレーパンは「黒毛和牛カレーパン」(350円)1種のみと潔く、自慢のフィリング(中身)もすべて店内仕込み。ジューシーな甘みが特徴の黒毛和牛バラ肉を使用し、野菜は玉ネギ、ニンニク、ショウガのみとシンプルに。そこに数種のスパイスを加えてじっくり煮込むことで、甘やかでコク深いリッチなカレーパンに仕上がるのです。

画像3: 【カレーパン】黒毛和牛のリッチなうまみが絶品な「豊福」
画像4: 【カレーパン】黒毛和牛のリッチなうまみが絶品な「豊福」

そしてパンもフィリングとの一体感を高めるため、ほのかな甘みともっちり食感が豊かな生地に。この弾力と外側のサクサク感が明確なコントラストを生み、独自のおいしさを醸し出しているのです。辛さが控えめで、誰が食べても優しい味わい。揚げたてというのも、専門店ならではの魅力です。

豊福

住所東京都台東区浅草2-3-4
電話03-3843-6556
営業時間10:00~19:00
定休⽇なし

【おかき】作りたての揚げおかきを味わえる「浅草仲見世杵屋」

浅草で有名な商店街のひとつ「仲見世通り」で揚げ餅のいい香りがして来たら、それはきっと「浅草仲見世杵屋」でしょう。こちらは1987(昭和62)年創業の揚げおかき・割れ煎餅のお店。土・日限定で、職人によるおかきの実演販売をしているのです。

画像1: 【おかき】作りたての揚げおかきを味わえる「浅草仲見世杵屋」

できたての「揚げおかき」(300円)はカップ入り。餅米は宮城産の最上級品種「宮こがねもち」を使い、紅花油入りのコメ油で揚げて瀬戸内海の焼塩を中心に味付けします。その味はお米のうまみが強く、中は適度にふんわりと軽い。絶妙な塩梅で、手が止まらないおいしさです。

揚げたての実演販売は土・日の10:30~15:30となりますが、それ以外でも袋入りの「揚げおかき」(350円)は購入可。こちらはバリエーションが豊富で、塩味、醤油味、堅揚塩味、堅揚醤油味の4種がラインナップされています。

画像2: 【おかき】作りたての揚げおかきを味わえる「浅草仲見世杵屋」

また、「揚げおかき」よりひとまわり小さく、濃いめの味に仕上げた「揚げ餅」(各330円~)には黒こしょう、塩わさび、カマンベールチーズがあるほか、浅草名物の「雷おこし」(300円~)や、3袋で1,000円というお得な「揚げおかき〈久助〉」(割れ菓子のこと)なども。店頭では「揚げおかき」の試食もさせてもらえるので、ぜひ試してみましょう。

浅草仲見世杵屋

住所東京都台東区浅草1-30-1
電話03-3844-4550
営業時間平日 9:00~18:30
土・日 8:00~19:30
定休⽇なし
webhttps://tsurujirou.com/nakamise-kineya.com/

【フライドポテト】ベルギーの味は別格な「フリッツ・ブルージュ」

画像1: 【フライドポテト】ベルギーの味は別格な「フリッツ・ブルージュ」

フライドポテトはおなじみですが、ベルギー式の「フリッツ」を味わうと、今までの概念が変わるかもしれません。そんな現地スタイルの味を提供するのが「フリッツ・ブルージュ」。日本各地から旬に合わせて厳選した生のジャガイモを店内で仕込み、ベルギーの伝統製法で二度揚げするベルギーフリッツ専門店です。オープンは、2021年5月。

画像2: 【フライドポテト】ベルギーの味は別格な「フリッツ・ブルージュ」

場所は銀座線・浅草線の浅草駅から徒歩7分。田原町駅のほうが徒歩約3分とより近く、浅草の中心街からは若干離れていますがその人気は抜群。土・日・祝はテイクアウトの整理券が配布されるほど人気です。

基本のフードメニューはフリッツのみで、サイズが「プチ」(440円)、「トール」(540円)、「グランデ」(640円)と小中大から選べます。

そのうえでぜひ合わせたいのが「ディップソース」(+50円~)。こちらは全17種類と豊富で、人気なのは「ベルギーマヨ(アンダルースソース)」(+50円)と「黒トリュフ&マッシュルーム」(+150円)とのこと。

画像: 取材時は「トール」に「ベルギーマヨ」をプラスでオーダー

取材時は「トール」に「ベルギーマヨ」をプラスでオーダー

この日の素材は長崎の新ジャガ。フリッツは厚さが10~14mmと定められており、同店は13mm。サクサクでホクッと、適度に粘り気のある食感と豊かなジャガイモのうまみに、ヒマラヤピンクソルトのまろやかな塩味が合わさって絶品です。「ベルギーマヨ」も、ほんのりピリッとした味わいで見事にマッチ。夕方以降は比較的混んでいないとのことで、狙い目です。

Frites Bruges(フリッツ・ブルージュ)

住所東京都台東区浅草1-14
電話03-4500-2691
営業時間平日 11:30〜18:00(L.O.17:45)
土・日・祝日 11:30~20:00(L.O.19:45)
定休⽇月曜
webhttps://www.fritesbruges.com/

やっぱり食べ歩きに、スイーツや甘味は欠かせない

お腹が多少パンパンでも、甘いものは別腹。食べ歩きでもスイーツは欠かせません。ここでは浅草らしさを感じる和な甘味処を中心に7軒紹介します。

【クレープ】凛とした和クレープが話題の「たばねのし」

画像1: 【クレープ】凛とした和クレープが話題の「たばねのし」

2022年5月にオープンした「浅草茶屋たばねのし」は、歴史ある街・浅草らしい和テイストのクレープが名物のお店。浅草寺西側のエリアにあり、銀座線の浅草駅から徒歩7分ほどの場所にあります。

画像2: 【クレープ】凛とした和クレープが話題の「たばねのし」

店名の「たばねのし」とは、着物の文様「束ね熨斗」に由来。店内はグレーが基調の無機質な空間に白木を用いた、スタイリッシュさと温かみが調和する雰囲気です。

特に人気のメニューは、お茶処・静岡掛川産の高級茶葉を使ったクレープで、そのひとつが「掛川抹茶ティラミス」(990円)。

画像3: 【クレープ】凛とした和クレープが話題の「たばねのし」

「掛川抹茶ティラミス」は、北海道産小麦「ゆめちから」の生地にもクリームにも掛川産抹茶を使った、大人な甘さが特徴。

抹茶のカスタードクリーム、マスカルポーネチーズクリーム、抹茶アイスなどをもっちりとしたクレープ生地が包み込み、中からはエスプレッソがしみ込んだクッキーがサクサクと顔を出し、ラストにはフランボワーズソースが甘酸っぱさで余韻をくすぐる、驚きにあふれたレイヤー感が見事です。

画像4: 【クレープ】凛とした和クレープが話題の「たばねのし」

また、包装紙には石川県・加賀水引五代目の職人、津田六佑さんによる水引が使われており、写真映えに彩りをプラス。メニューはほかに、ほろ苦い甘さが魅力の「掛川抹茶ブリュレ」(990円)なども人気なので、あわせてお試しください。

浅草茶屋たばねのし

住所東京都台東区浅草2-7-7
営業時間平日 11:00~18:00
土・日・祝日 10:00~19:00
定休⽇なし
webhttps://tabanenoshi.com/

【わらび餅】フレーバーを選べる舟皿盛りのわらび餅「もとこ」

画像1: 【わらび餅】フレーバーを選べる舟皿盛りのわらび餅「もとこ」

2021年12月にオープンした「わらび餅もとこ 浅草店」は、巣鴨で続く人気店の系列。場所は、浅草寺に隣接した西参道お祭り商店街にあります。

画像2: 【わらび餅】フレーバーを選べる舟皿盛りのわらび餅「もとこ」

同店は伝統的なわらび餅と、昨今人気のわらび餅ミルクティーが二大名物。イートインスペースも備えており、小休憩にもぴったりです。メニューのフレーバーは数種あり、「わらび餅」は三温糖、黒糖、抹茶、紫芋、季節限定の5種がラインナップ(各4玉360円、8玉540円)。

画像3: 【わらび餅】フレーバーを選べる舟皿盛りのわらび餅「もとこ」

「わらび餅」の4玉はすぐ食べるのに適した舟皿盛で、8玉はお土産用のパック入り。この日は舟皿盛の三温糖と黒糖を注文。三温糖はすっきりとした甘さで、黒糖はコク深い大人な甘さ。甘さ控えめが好きな人には黒糖がおすすめです。

画像4: 【わらび餅】フレーバーを選べる舟皿盛りのわらび餅「もとこ」

どちらも、ぷるぷるもっちりとした独自の食感と清涼感のある口どけが魅力。また、きなこのやさしい香ばしさがアクセントになって、ほっこりとした気分にしてくれます。お土産用は3パックや5パックでまとめ買いすると値引きサービスしてもらえるので、こちらもぜひご利用を。

わらび餅もとこ 浅草店

住所東京都台東区浅草2-7-13
営業時間平日 11:00〜18:00
土・日・祝日 10:00~18:00
定休⽇月曜
webhttps://www.instagram.com/motoko_warabimochi_asakusa/

【抹茶アイス】茶葉3.5%の特濃なジェラートがインパクト大な「雷一茶」

画像1: 【抹茶アイス】茶葉3.5%の特濃なジェラートがインパクト大な「雷一茶」

濃い抹茶のことを「お濃茶」ともいいますが、そのスイーツ専門店が「お濃茶スイーツ専門店 雷一茶(かみなりいっさ)」です。浅草本店、お抹茶体験店、伝法院通り店と3店舗が浅草で展開されており、伝法院通り店に行ってみました。こちらは3店の中で銀座線の浅草駅から最も近く、徒歩約3分でたどり着きます。

画像2: 【抹茶アイス】茶葉3.5%の特濃なジェラートがインパクト大な「雷一茶」

店名通り、お品書きにはお濃茶を使ったメニューがたくさん。その中からオーダーしたのは特に人気が高い「お濃茶アイス」(650円)です。カップとコーンを選べ、コーンでお願いしました。

画像3: 【抹茶アイス】茶葉3.5%の特濃なジェラートがインパクト大な「雷一茶」

使われているのは京都産の石臼挽き一番茶葉で、その量は3.5%という力強い濃さ。一番茶葉とはその年の最初に生育した新芽のことで、この一番茶を使用するからこそ、苦みのない抹茶本来の味を楽しむことができるとのことです。

画像4: 【抹茶アイス】茶葉3.5%の特濃なジェラートがインパクト大な「雷一茶」

なお、同じジェラートを使った「お濃茶わらび」(850円)もあり、こちらはパフェのような構成が特徴。もちもちのゼリー、サクッツとしたパフ、プルッとしたクラッシュわらび餅とともに濃茶ジェラートを味わえ、味と食感のメリハリを楽しめます。

他にも、ほうじ茶を使ったジェラート(450円)や、抹茶2.5%のジェラート(500円)もあるので、食べ比べもおすすめです。

お濃茶スイーツ専門店雷一茶 伝法院通り店

住所東京都台東区浅草2-2-2
電話03-5830-6948
営業時間10:00~18:00(月曜のみ10:00~17:00)
定休⽇なし
webhttps://www.kaminari-issa.com/

【マリトッツォ】見た目もかわいい進化系「青柳総本家 浅草店」

画像1: 【マリトッツォ】見た目もかわいい進化系「青柳総本家 浅草店」

大ヒットしたスイーツ、マリトッツォの進化版が浅草で味わえることをご存知でしょうか。その名も「ケロトッツォ」。実は名古屋名物「青柳ういろう」で知られる、青柳総本家が手掛けた和洋折衷のお菓子なのです。

画像2: 【マリトッツォ】見た目もかわいい進化系「青柳総本家 浅草店」
画像3: 【マリトッツォ】見た目もかわいい進化系「青柳総本家 浅草店」

お店は地下鉄の浅草駅から観音通りを5分ほど歩いた、弁天山児童公園のはす向かいにあります。「ケロトッツォ」は青柳総本家で人気のカエルまんじゅうをアレンジしたもので、こしあんがたっぷり入った薄皮生地に洋風クリームが大胆にサンドされています。

画像4: 【マリトッツォ】見た目もかわいい進化系「青柳総本家 浅草店」

フレーバーはクリームチーズ&レモン(350円)と、ラムレーズン&くるみ(360円)の2種類がラインナップ。前者はほんのりと酸味が効いた上品な味わいで、後者はくるみの食感とラムレーズンの大人な甘さが好アクセントに。手土産用の包装も可能なので、差し入れとしても喜ばれそうです。

青柳総本家 浅草店

住所東京都台東区浅草2-2-14
電話090-7434-5023
営業時間平日 11:00~18:00
土・日・祝日 10:00~18:00
定休⽇月曜(祝日の場合は営業、翌火曜が休み)
webhttps://www.aoyagiuirou.co.jp/

【団子】進化系のイチゴ団子が映える「浅草そらつき」

画像1: 【団子】進化系のイチゴ団子が映える「浅草そらつき」

イチゴ尽くしの進化系団子を味わえるのが、「仲見世通り」の裏路地にある「浅草そらつき」。2018年にオープンして以来、意外性やフォトジェニックなビジュアルで人気を集めています。

画像2: 【団子】進化系のイチゴ団子が映える「浅草そらつき」

こちらは2015年開業のイチゴスイーツ専門店「築地そらつき」の姉妹店で、グループの仕入れ力を生かしたイチゴが一番の魅力。年間を通してさまざまなイチゴのお菓子が並び、中でも「浅草そらつき」では団子が人気となっています。

画像3: 【団子】進化系のイチゴ団子が映える「浅草そらつき」

団子は「いちごいちご」「いちごこしあん」「いちごマンゴー」「いちご抹茶」「いちごミルク」など数種があり、一番人気はアソートで楽しめる「いちご四色団子」(各300円)。こちらはマンゴー、イチゴ、抹茶、こしあんが1本で楽しめます。

画像4: 【団子】進化系のイチゴ団子が映える「浅草そらつき」

ほかにも、生のイチゴとイチゴあんがたっぷりの「いちごドラ焼き」(450円)や「いちご串」(600円)など種類は豊富。イチゴ好きなら絶対に訪れたい一軒です。

浅草そらつき 裏仲店

住所東京都台東区浅草1-36-4
電話03-6228-4500(株式会社築地そらつき)
営業時間9:00~18:00
定休⽇なし
webhttps://www.instagram.com/asakusa.soratsuki/

【おさつチップス】東京でも珍しいパリパリの逸品「焼き芋専門店 芋やす」

画像1: 【おさつチップス】東京でも珍しいパリパリの逸品「焼き芋専門店 芋やす」

モンブランや焼き芋など、サツマイモのスイーツ店は珍しくありませんが、サツマイモを薄くスライスしたチップスを味わえる店はそう多くありません。その逸品を味わえるのが、「浅草花やしき」のすぐそばにある「焼き芋専門店 芋やす 浅草店」です。

画像2: 【おさつチップス】東京でも珍しいパリパリの逸品「焼き芋専門店 芋やす」

同店は鹿児島に次ぐサツマイモの生産量を誇る茨城で、2005年に移動販売からスタート。その後2019年に土浦で本店を構え、2021年5月に浅草店を開業しました。焼き芋は甘み豊かな紅はるかをメインに、紅あずま、紅はるか、ひめあやか、すずほっくり、シルクスイートなどを旬に応じて採用。そして「おさつチップス」(360円)には、チップスに最も適した紅はるかのみを使っています。

画像3: 【おさつチップス】東京でも珍しいパリパリの逸品「焼き芋専門店 芋やす」

そのままでももちろんおいしいのですが、お好みで塩バター、チョコソース、キャラメルソースと3種の選べるソース(+60円)をプラスできます。味わいで印象的なのは、パリパリとした食感。菓子メーカーから市販されているサツマイモスナックとは一線を画すクリスピーさに驚きです。また、噛むうちに広がるサツマイモのホクホク感と甘みも絶品。

画像4: 【おさつチップス】東京でも珍しいパリパリの逸品「焼き芋専門店 芋やす」

この食感と甘み、うまみは冷めても残っているので、お土産にも最適。また、「焼き芋」(100g 180円~)や「スイートポテト」(350円)のほか、「焼き芋サンド」(600円)、「鬼まんじゅう」(2個入り580円)、「芋蜜生キャラメル」(10個入り700円)、「干し芋シェイク」(410円)など専門店ならではのメニューもあるので、お芋好きならぜひこちらもお試しを。

焼き芋専門店 芋やす 浅草店

住所東京都台東区浅草2-7-24
電話03-5246-3953
営業時間11:00~18:30
定休⽇月曜
webhttps://imoyasu.store/

【メロンパン】サクふわの食感に舌鼓「浅草 花月堂本店」

画像1: 【メロンパン】サクふわの食感に舌鼓「浅草 花月堂本店」

浅草の食べ歩きグルメで昔から有名なのが、「浅草花月堂」の「ジャンボめろんぱん」。界隈には「浅草西参道商店街」の本店のほか、浅草雷門の近くにも支店があります。もともとは1945(昭和20)年に八丈島で和菓子店として創業し、2004年に二代目が浅草へ。その店主が東京農業大学で発酵学を専攻していた関係で、メロンパンを開発して発売。そのおいしさと独自性で、口コミを中心に人気を獲得していったのです。

画像2: 【メロンパン】サクふわの食感に舌鼓「浅草 花月堂本店」
画像3: 【メロンパン】サクふわの食感に舌鼓「浅草 花月堂本店」

「ジャンボめろんぱん」は1個250円。大きくてフォトジェニックなルックスも特徴ですが、一番の魅力は味。特に、外はサクサク、中はふわふわとした食感が、ほかにないおいしさを生み出しています。その秘密は発酵にあり、通常のパンが40~60分熟成させるところ、この「ジャンボめろんぱん」は約3倍。それも、その日の温度や湿度、小麦の状態などに合わせて配合などを変えているため、日々変わらないおいしさに仕上がるのです。

画像4: 【メロンパン】サクふわの食感に舌鼓「浅草 花月堂本店」

セットで買うとお得になるほか、春夏はアイスクリームを挟んだタイプ、秋冬はホイップクリーム入りのメロンパンを季節限定で発売。通常タイプとの食べ比べも試してみましょう。

浅草 花月堂本店

住所東京都台東区浅草2-7-13
電話03-3847-5251
営業時間平日11:00~
休日10:00~
※「ジャンボめろんぱん」完売次第閉店
定休⽇なし
webhttps://asakusa-kagetudo.com/

休憩や口直しにおすすめのドリンクも

ラストは、個性あふれるドリンクを提供するお店を3軒ご紹介。食べ歩きのブレイクスポットにしたり、口直し感覚で飲んだりと、ぜひ活用ください。

【抹茶ラテ】濃厚さは宇宙一!? 「かぐらちゃかプチ」

画像1: 【抹茶ラテ】濃厚さは宇宙一!? 「かぐらちゃかプチ」

“宇宙一濃い抹茶ラテ”というワードが目を引く、インパクト抜群の一杯を提供しているのが「かぐらちゃかプチ」です。お店があるのは浅草国際通り沿い。つくばエクスプレスの浅草駅からすぐで、東京メトロ銀座線の田原町からも徒歩3~4分の場所にあります。

画像2: 【抹茶ラテ】濃厚さは宇宙一!? 「かぐらちゃかプチ」

お茶は名産地の愛知・西尾の抹茶を使用。名物の「抹茶ラテ」は、ホット/アイスともに「1薄め」(500円)から「8異次元」(1,100円)まで8段階の濃さが用意されています。8を飲めるのは「7宇宙で一番」(950円)を飲んだことがある人のみ(8を注文できるカードがもらえます)で、初めて訪れた筆者は7のホットを「くまちゃん」(50円)というもなかトッピング付きでオーダー。

画像3: 【抹茶ラテ】濃厚さは宇宙一!? 「かぐらちゃかプチ」

くまちゃんは、抹茶ラテのお風呂に入っているような可愛らしいビジュアルになるとのことで人気のトッピング。なお、「6世界で一番」(900円)以上の濃さでオーダーすると、「宇宙一濃い抹茶ラテ飲んでます」というシール付きのカップで提供してもらえます。

画像4: 【抹茶ラテ】濃厚さは宇宙一!? 「かぐらちゃかプチ」

店頭の砂糖やシロップでお好みの甘さに調整も可能です。まずはそのまま飲んでみると、どっしりとした抹茶のビターな渋味と、とろみのあるテクスチャーが印象的。抹茶が濃いからか、砂糖は割と多めに入れないとそれなりの甘さになりません。微糖程度に調整して飲むと、ほろ苦い大人味の濃厚抹茶スイーツのような力強さでこれまた美味。

トッピングはくまちゃんのほかに「自家製抹茶ジェラート」(250円。単品は460円~)、「マシュマロ」(100円)、「キャメルバターチュロス」(330円)などもあるので、訪れた際はぜひいろいろ試してみてください。

かぐらちゃかプチ

住所東京都台東区西浅草2-27-11
電話03-6231-7490
営業時間水曜〜日曜 12:00〜18:00(当面の間)
月曜 12:00~17:00
定休⽇火曜(祝祭日の場合はその翌営業日)
webhttps://www.instagram.com/kagurachaka/

【スムージー】水や氷を一切使わないピュアな味の「浅草苺座」

画像1: 【スムージー】水や氷を一切使わないピュアな味の「浅草苺座」

“イチゴで世界を驚かせよう!!”をスローガンに掲げるのが、「伝法院通り」にある「浅草苺座」。2019年にオープンしたイチゴスイーツ専門店です。名物は大福とスムージーで、夏季は特にスムージーが大人気。

画像2: 【スムージー】水や氷を一切使わないピュアな味の「浅草苺座」

イチゴは、自社農園がある宮城県山元町のとちおとめがメイン。「苺スムージー」は和紅茶とミルクの2種(各825円)があり、どちらも1杯に完熟イチゴを16個分も使っているのだとか。水や氷のほか着色料や添加物はもちろん、練乳や生クリームも一切使わずに仕上げたスムージーは、イチゴの甘酸っぱさが引き立つ濃厚で清涼感満点のおいしさ。聞けば、隠し味のバジルや、バルサミコ酢を用いたイチゴソースがポイントなのだそうです。

画像3: 【スムージー】水や氷を一切使わないピュアな味の「浅草苺座」

イチゴが旬ではない夏の間は、小粒の「ひとくち大福苺」に変化。4種ある中(各308円)から「元祖こし餡」を食べてみました。こちらはお餅が柔らかすぎず、あんこも低糖で軽やか。イチゴの酸味が引き立つ甘さで、上品なおいしさに仕上がっています。

画像4: 【スムージー】水や氷を一切使わないピュアな味の「浅草苺座」

驚きに満ちたイチゴのおいしさを満喫できる「浅草苺座」。店内にはイートインスペースや撮影コーナーもあるので、小休憩にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

浅草苺座

住所東京都台東区浅草2-1-3
電話03-5811-1504
営業時間10:00~18:00
定休⽇不定休(臨時休業の場合はSNSで告知)
webhttps://shop.asakusa-ichigoza.com/

【100%ジュース】ルックスも味もインパクト抜群な「おれんじーる」

画像1: 【100%ジュース】ルックスも味もインパクト抜群な「おれんじーる」

浅草の「オレンジ通り」で2022年6月に開業し、商店街の名にもふさわしいうえインパクト大のジュース店として話題なのが「おれんじーる」です。外観からして鮮やかなオレンジ色で装飾され、通りに行けばお店はすぐに見つかることでしょう。

画像2: 【100%ジュース】ルックスも味もインパクト抜群な「おれんじーる」

もちろん看板メニューは「オレンジジュース」(500円)。フレッシュなオレンジの果実を1玉丸々使い、そのままストローをさして果汁を飲むスタイルが非常に斬新で、SNS映えも間違いありません。

画像3: 【100%ジュース】ルックスも味もインパクト抜群な「おれんじーる」

品種は時季によって変わり、取材日はオーストラリア産のネーブルでした。エネルギッシュな香りと甘みで、まさにジューシーな味わい。米国カリフォルニア産のバレンシアオレンジなども使うそうです。

画像4: 【100%ジュース】ルックスも味もインパクト抜群な「おれんじーる」

ほかに「グレープフルーツジュース」(500円)もあり、苦みが少ない南アフリカ産を使うなど、こちらもこだわっています。また、夏は小玉のスイカなど、季節限定メニューも展開予定とのこと。フォトジェニックなだけでなく、味わいとしても記憶に残るジュースのおいしさを、ぜひ体験してください。

おれんじーる

住所東京都台東区浅草1-39-14
電話03-5830-3955
営業時間平日 11:00〜19:00
土・日・祝日 10:00〜19:00
定休⽇なし

浅草寺、浅草花やしき、東京スカイツリー、かっぱ橋道具街などなど、有名な観光スポットが点在する浅草。着物姿の観光客や人力車もしばしば見かけ、体験を楽しむ場としての魅力も感じることでしょう。そういった街歩きの合間にも、本稿を参考に食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

初回投稿日:2022年8月26日
※2023年6月26日に一部内容を更新いたしました

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