神社仏閣や自然が溶け込む街並み、話題のスポットまで、見どころが満載の京都。限られた時間のなか、観光をしながら京都ならではの食も堪能したいという人のために、京都の食べ歩きグルメをエリア別にまとめました。湯葉や豆腐、生麩といった京都らしい食材を使った一品からインスタ映えスイーツまで盛りだくさん。この記事を参考に、手軽に京都グルメを楽しんでみては?

鴨川や八坂神社にほど近い祇園エリア

画像: 鴨川や八坂神社にほど近い祇園エリア

京都随一の繁華街として知られる四条河原町。鴨川に架かる四条大橋を東に進むと、京都の五花街のひとつである祇園に入ります。なかでも「先斗町(ぽんとちょう)」は、お茶屋や飲食店が建ち並び、独特の風情を感じられるでしょう。

四条通を東の端まで歩くと「祇園さん」の愛称で知られる八坂神社の鮮やかな朱色の楼門が。歩くだけで歴史を感じられるエリアです。

【たこ焼き】たこと出汁にこだわった京風の一品「ぽんたこ佐倉」

画像1: 【たこ焼き】たこと出汁にこだわった京風の一品「ぽんたこ佐倉」

先斗町通の一角に店を構える「ぽんたこ佐倉(さくら)」は、京風たこ焼きや鉄板焼きを提供するお店。店名の「ぽんたこ」とは「先斗町のたこ焼き」のこと。毎日、昆布やかつお節などで丁寧に取られた出汁を練り合わせた生地は、素焼きでもおいしさを感じられるほど。

京町家の格子越しにたこ焼きが焼かれ、お店の前に立つと出汁のいい匂いが鼻をくすぐります。

画像2: 【たこ焼き】たこと出汁にこだわった京風の一品「ぽんたこ佐倉」

「ぽんたこ佐倉」の京風たこ焼きは、多彩なソースやトッピングも人気。たとえば「ぽんかも」(2個550円)は、肉厚でジューシーな鴨ロースと、出汁のきいた生地が口の中で広がり絶品。お好みで添えられたカラシをつけていただくと、さらに大人の味わいに。

実はこの「ぽんかも」はテイクアウトメニューではありませんが、店主さんに「OnTrip JALを見た」と伝えるとテイクアウトにも対応してくださるとのこと。

「ぽんたこ佐倉」では、毎日お店のお鍋でゆで上げ、大ぶりに切ったたこを使うことにこだわっています。たこの存在感が抜群のたこ焼きは、一度食べたらやみつきになること間違いなし。

お店ではワインとのマリアージュも楽しめるとのことなので、ぜひほかではなかなか味わえないたこ焼きを楽しんでください。

ぽんたこ佐倉(ぽんたこさくら)

住所京都府京都市中京区若松町141-13
電話075-211-0110
営業時間17:00~23:00
webぽんたこ佐倉 公式サイト

【京生麩】伝統食をポップな串スタイルで楽しむ「祇園 京くらら」

画像1: 【京生麩】伝統食をポップな串スタイルで楽しむ「祇園 京くらら」

八坂神社石段下に店を構える京生麩専門店「祇園 京くらら」は、手づくりの京生麩がさまざまな食材と組み合わされ、ロリポップのようなキュートな串スタイルで提供されています。

京生麩とは、小麦粉を水で練ったものに餅粉をあわせて蒸したもので、モチモチの食感が特徴です。鎌倉時代末期より精進料理の食材のひとつとして使われてきた歴史があり、肉食がタブーとされた禅僧にとって貴重なたんぱく源だったといわれています。

画像2: 【京生麩】伝統食をポップな串スタイルで楽しむ「祇園 京くらら」

「京生麩串」(1本350円)には、職人さんが昔ながらの製法で作るモチモチの京生麩が使われています。「揚げぶぶあられ」や「田楽味噌」など、さまざまな食材との組み合わせが見た目にも楽しく、食べ歩きにもぴったり。オーダー後に京生麩を焼いてトッピングしてもらえるので、できたてのホカホカを楽しめるのもうれしいポイント。

いろいろな串を味わいたいなら、お好みの京生麩を選べる3本セット(1,000円)がおすすめです。写真は「揚げぶぶあられ」「紫いもあん」「田楽味噌 白みそ」。見た目も可愛らしく、食べ歩きにちょうどいいサイズ感です。

一番人気は「揚げぶぶあられ」。京生麩にぶぶあられ(もち米でできた小さいあられ)がまぶされたカラフルな串で、オーダー後に揚げてくれるので、おいしさもひとしお。中の京生麩は「もち麩」または「しそ麩」から選べます。モチモチとした京生麩に、ぶぶあられのサクサクとした食感、揚げたての温かさがやみつきに。

メニューはほかにも、「つぶあんよもぎ」「栗きんとんあん」といったスイーツ系、「田楽味噌 白みそ」「チーズ麩カツ」「わさび磯部焼き」「ベーコン巻」といった食事系まで多彩!季節限定の串もあるので、ぜひ店頭でチェックしてください。

祇園 京くらら(ぎおん きょうくらら)

住所京都府京都市東山区祇園町北側294
電話075-741-6353
営業時間10:00~18:00
定休⽇なし
web祇園 京くらら 公式サイト

【抹茶オレ】厳選された宇治抹茶とミルク感が絶品の一杯「祇園辻利 祇園本店」

画像1: 【抹茶オレ】厳選された宇治抹茶とミルク感が絶品の一杯「祇園辻利 祇園本店」

京都・宇治にて萬延元年(1860年)に宇治茶の製造と販売で創業した「祇園辻利(ぎおんつじり)」。
明治期に台湾・台北で「辻利茶舗」を経て、八坂神社のお膝元である祇園に店を構えたのは昭和23年(1948年)のことだそうです。

画像2: 【抹茶オレ】厳選された宇治抹茶とミルク感が絶品の一杯「祇園辻利 祇園本店」

お店の1階がテイクアウトメニューやお土産商品が並ぶ「祇園辻利 祇園本店(ぎおんつじり ぎおんほんてん)」。2階がパフェなどのカフェメニューを提供する「茶寮都路里 祇園本店(さりょうつじり ぎおんほんてん)」となっています。

本記事でご紹介する「抹茶オレ」(450円)をテイクアウトするのであれば、1階のカウンターへ。

画像3: 【抹茶オレ】厳選された宇治抹茶とミルク感が絶品の一杯「祇園辻利 祇園本店」

こだわりの宇治抹茶を使用した「抹茶オレ」(450円)は、上品な抹茶の香りとミルクのやさしい味わいが堪能できる一杯。宇治茶専門店とあり、抹茶の味わいの濃さと芳しさは他店のそれと一線を画します。鮮やかなグリーンで、目でもおいしさを堪能できる一杯です。

ホットも用意されているので、秋冬の散策のお供にもいかがでしょうか。

祇園辻利 祇園本店(ぎおんつじり ぎおんほんてん)

住所京都府京都市東山区四条通祇園町南側 573-3
電話075-551-1122
営業時間10:00~21:00
※営業時間などは変更になる場合があります
定休日不定休
web祇園辻利 公式サイト

関連記事

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.