都市と自然がほどよく調和した観光地・札幌市。北海道の中心地ということもあり、道内各地の定番お土産が市内のお店には並びますが、食の宝庫ならではの豊かな食材を生かして、これまでにはない趣向を凝らした“札幌だけ”のお土産も次々と登場していることをご存じでしょうか。この記事では、そんな札幌でしか買えない進化系お土産を厳選。味はもちろん、食感、香り、ビジュアルとさまざまな角度から予想を超えてくるものばかりで、「買ってよかった!」と思うこと間違いなし。札幌駅周辺で手軽に買えるお土産もあるので、ぜひ旅行前にチェックしてください。

※価格は税込み表記です。

画像: 札幌でしか買えない、話題の進化系土産10選。お菓子に海鮮、調味料、お酒まで究極セレクト

北海道バターのリッチな味わいが虜になるフィナンシェ

画像: 5個入 1,296円/販売元:コートドールプロパティ(株)

5個入 1,296円/販売元:コートドールプロパティ(株)

「欧風菓子コートドール札幌アピア店」の限定商品「焼き立てフィナンシェ」(1個216円)を、個包装のギフトにした「さっぽろフィナンシェ」。“罪深きバターの誘惑。”というキャッチフレーズのとおり、店の前を通るとケースからバターのいい香りが漂い、つい引き寄せられます。

こだわりは北海道産の発酵バターをたっぷり使っていること。表面がカリっとしていて、端はこんがりサクサク。焼き立てならではのこの食感がたまりません。中はふんわりしっとり、口の中でバターの風味がじわっと広がるリッチな味わい。そのまま食べるのはもちろん、自宅に帰ってからオーブントースターで温めて食べるのもおすすめです。

小さめサイズに見えるけれども1個でしっかり満足感があり、バターたっぷりなのに重さを感じずぺろりと食べられる“意外さ”がうれしい逸品。年齢を問わずみんなが大好きな味です。

欧風菓子コートドール札幌アピア店

住所北海道札幌市中央区北5条西4丁目 アピアWEST 地下1階
電話011-596-7366
営業時間10:00~21:00
定休日札幌アピアに準ずる
webhttps://www.sapporo-cotedor.com/reserve/financier5.html

皮のおいしさにも驚きの声が続出!道産素材にこだわった絶品まんじゅう

画像: 1個 130円、6個入 780円、10個入 1,300円/販売元:わかさいも本舗

1個 130円、6個入 780円、10個入 1,300円/販売元:わかさいも本舗

お土産の定番、まんじゅう。おいしいまんじゅうの条件を聞かれると「餡」と答える人が多いかもしれませんが、「わかさいも札幌アピア店」限定で販売されている「札幌ぽっぽまんじゅう」はそれだけではありません。餡はもちろんのこと、「皮だけ食べてもおいしい!」と評判のまんじゅうなのです。

それもそのはず、「札幌ぽっぽまんじゅう」の特徴は、皮のおいしさをとことん追求してきた点にあります。北海道産小麦を100%使った皮は厚みがあり、わかさいも本舗秘伝の蜜を忍ばせているので、時間が経ってもむっちりとした弾力をキープ。さらに、香ばしい醤油と黒砂糖を練り込んで、ほのかな塩気とコクのある味わいを実現したそう。北海道産小豆を使った餡も上品な甘さで、皮のうまみとぴったりマッチ。職人の熱意と技が生み出した絶品まんじゅうです。

わかさいも札幌アピア店

住所北海道札幌市中央区北5条西4丁目 アピアWEST 地下1階
電話011-209-1533
営業時間10:00~21:00
定休日札幌アピアに準ずる
webhttps://www.wakasaimo.com/shop/apia/

楽しみ方いろいろ。味もパッケージも本格派のチョコサンド

画像: 1,600円/販売元:北菓楼

1,600円/販売元:北菓楼

地下鉄大通駅のすぐそばにある「北菓楼札幌本館」。大正15年に行啓記念北海道庁立図書館として建てられた建物を、2016年に建築家安藤忠雄氏がデザインして誕生しました。ここで絶対に手に入れてもらいたいのが、札幌本館限定の「チョコサンドクッキー北海道廳立(ちょうりつ)圖書館」です。

本をデザインした箱は、歴史の重みを感じるクラシカルな雰囲気。特別感があるので贈った人にも喜んでもらえそう。箱を開けると、クッキーとチョコレートが別々に個包装されています。クッキーだけ食べたり、2枚のクッキーでチョコをサンドしたりと、好きな食べ方で楽しめるのもうれしいポイント。スクエア型のチョコは濃厚なキャラメルソース入りで、口の中で甘くとろけます。ラング・ド・シャクッキーもキャラメル風味で優雅な味わい。一緒に食べるとおいしさも倍増です。

北菓楼札幌本館

住所北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-2
電話0800-500-0318
営業時間10:00~18:00(1階ショップ)
webhttps://www.kitakaro.com/ext/tenpo/sapporohonkan.html

職人の技を凝縮した、サクサク食感がクセになる焼きカシュー

画像: 12個入 1,200円/販売元:池田食品

12個入 1,200円/販売元:池田食品

創作豆菓子とかりんとうの専門店「池田食品」の「さっぽろおみやげカシュー」は、直火焙煎したカシューナッツを何層もの衣で包み、北海道産丸大豆醤油で味付けした焼きカシュー。米粉を使った衣がサクサクと心地よい食感で、カシューナッツ本来の甘みと醤油の香ばしさを引き立てています。お土産といえば甘いものが多い中、甘いものが苦手な人にもぴったり。子どものおやつにも、お酒が好きな人のおつまみにも、幅広く喜ばれる最強の一品です。

カシューナッツはそれぞれサイズや形が違うので、均一に衣をつけるのは実はとても難しい作業なのだそう。職人の手間と技術が凝縮された珠玉の一粒をぜひ味わってみてください。個包装パックで配りやすく、軽いので持ち運びにも便利です。

池田食品直営店(本店、丸井今井札幌本店、さっぽろ東急百貨店、大丸札幌店)で購入可能

3種類の道産米を食べ比べ!懐かしさと新しさを両立した手焼きせんべい

画像: 1箱 1,944円/販売元:サムライ煎兵衛(株式会社空と大地)

1箱 1,944円/販売元:サムライ煎兵衛(株式会社空と大地)

円山・裏参道の「サムライ煎兵衛」は、北海道米を100%使用した手焼きせんべいのお店。店内にずらりと並ぶ商品の中でも、特におすすめなのが「おかきセット」です。

最大の特徴は、おせんべいに使っているお米。「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「おぼろづき」と3種類のお米を使用し、それぞれ焼き方や製粉方法を変えて味や食感に違いを出しているのです。「お米の種類が変わってもおせんべいの味は変わらないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、食べてびっくり。お米の特性が1枚1枚にきちんと表現されていて、おせんべいの奥深さを感じずにいられません。

セットに入っているおせんべいは、焼塩、ごま醤油、レモンザラメ、海老塩、トリュフ塩など8枚、おかきは、プレーン、わさび、十勝チーズ、あんこの4種類。昔ながらの懐かしい味も、初めて食べる新しい味も、どちらも手が止まらなくなるおいしさです。

サムライ煎兵衛

住所北海道札幌市中央区南2条西25丁目1-18
電話011-618-0550
営業時間10:00~18:00
定休日不定休
webhttps://samurai-senbei.com/

パフェ専門店ならではの絶妙バランス。ピスタチオ×小豆の熊もなか

画像: 1個 450円/販売元:有限会社アリカデザイン ※もなかの餡は10月以降、小倉餡に切り替わる予定

1個 450円/販売元:有限会社アリカデザイン
※もなかの餡は10月以降、小倉餡に切り替わる予定

シメパフェ専門店から生まれた新ブランド「佐藤堂」の「ピスタチオの北海道熊もなか」。ピスタチオカラーの箱を開けると、木彫りの熊をかたどったもなかが入っています。コロンとした後ろ姿まで愛らしく、ビジュアルだけでも北海道らしさ全開。手に載せるとずっしりと重みがあります。

中には、北海道産小豆を使った餡と、白あんベースのピスタチオ餡がぎっしり。甘く濃厚なピスタチオと和の代表格あんこ、一緒に食べるとこんなにおいしいなんて驚きの発見です。なめらかなピスタチオペースト、プチプチしたダイス、3つの異なる食感が楽しく、コーヒーにもお茶にもお酒にも合います。1個ずつ個包装されていて手渡ししやすいのもポイント。もなかにホワイトチョコを塗り施し、ピスタチオクリーム+イチゴ+小倉あんが入った冷蔵タイプ(生菓子)も人気。見つけたらぜひ手に入れてください。

佐藤堂・パフェ、珈琲、酒、佐藤 大丸札幌店

住所北海道札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店 8階
電話011-211-5313
営業時間11:00~21:00
定休日大丸札幌店に準ずる
webhttps://satodo.jp/

連日行列ができるお店の生食感チーズスイーツ。見た目のかわいさもポイント

画像: 5個入 702円、8個入 1,036円、12個入 1,555円、16個入 2,073円/販売元:Woodstock

5個入 702円、8個入 1,036円、12個入 1,555円、16個入 2,073円/販売元:Woodstock

大丸札幌店の地下1階「ほっぺタウン」にあり、開店前から行列ができる人気店「[SNOW] CHEESE」。このお店だけで購入できるレアなお土産品が「SNOWWHITE CHEESE」です。

北海道チーズのおいしさを凝縮した濃厚チーズチョコレートを、チェダーチーズ入りのラングドシャでくるくる巻いたキュートな見た目。口に入れると舌の上で溶ける“生食感”が特徴的です。北海道を代表するチーズ工房の代表4人が監修していることからもチーズへの強いこだわりが伝わってきます。

SNOW CHEESEの文字をプリントしたラングドシャ、チーズをかたどったチョコレート、ゴールドに白の水玉が映えるパッケージ、どれもがSNS映え抜群。開店後2~3時間で全商品が完売してしまうので、購入の際は早めに並びましょう。購入個数制限についてはお店で確認してください。

[SNOW] CHEESE(スノーチーズ)

住所北海道札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店 地下1階「ほっぺタウン」内
営業時間10:00~20:00
定休日大丸札幌店に準ずる
webhttps://snowcheese.jp/

贅沢な海の宝石。甘みとうまみが凝縮された道産ホタテの貝柱

画像: 2,160円/販売元:北海道 椒房庵(久原本家 北海道)

2,160円/販売元:北海道 椒房庵(久原本家 北海道)

北海道といえば海鮮。おいしい海鮮をお土産に持ち帰るなら、2023年9月にオープンしたばかりの「北海道 椒房庵(しょぼうあん)大丸札幌店」で、「野付の帆立 道産干し貝柱―北海道バター醤油」を手に入れましょう。

知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海へと広がる野付半島。この沖でとれるホタテは、とにかく肉厚で味わいも濃厚なのだそう。箸で瓶から取り出すと、その粒の大きさに思わずため息。口に入れるとしっかり弾力があり、噛めば噛むほど甘みが感じられます。

北海道バターと醤油をじっくり染み込ませた干し貝柱も味に深みがあり、これだけでいくらでもご飯が食べられそう。お酒と合わせて大切な人のおもてなしや自分ヘのご褒美タイムにも。北海道の海の恵みが一粒一粒にぎゅっと詰まっています。

北海道 椒房庵 大丸札幌店

住所北海道札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店 地下1階「ほっぺタウン」内
営業時間10:00~20:00
定休日大丸札幌店に準ずる
webhttps://www.kubara.jp/shobouan/hokkaido/

えぐみも匂いもないからたくさん食べても安心。希少にんにくのマヨネーズ

画像: 790円/販売元:にんにく種蔵

790円/販売元:にんにく種蔵

ちょっと変わったお土産を探したい人は、にんにく専門セレクトショップ「にんにく種蔵 札幌狸小路本店」へ。ここでおすすめしたいのが「ダイヤモンドにんにくマヨネーズ」です。

北海道美瑛町で農薬・化学肥料を使わずに育てた自社農園ブランド「北海道のダイヤモンドにんにく」を使ったオリジナル商品。やさしい口当たりでえぐみがなく、にんにく本来の甘みとコク、マヨネーズの酸味がちょうどよくて爽やかな味わいです。

驚きなのは、にんにくにありがちな“翌日に残るような嫌な匂い”がないこと。女性が食べても、たくさん食べても問題なし! 茹で卵はもちろん、ダイコンやニンジン、キュウリなど生野菜のディップにするだけでテーブルがぐっとオシャレになりそう。パンに塗る、エビやツナとあえるなど、いろいろなお料理に使えます。どんな味なのか気になる人は、ぜひお店で味見を。

にんにく種蔵 札幌狸小路本店

住所北海道札幌市中央区南2条西1丁目5-6 第2広和ビル
電話090-2035-0229
営業時間11:00~19:00(営業時間が変更になる場合があります)
定休日Instagramに掲載
webhttps://www.instagram.com/ninnikushuzou/

豊潤な味わいと香りにうっとり。北海道で生まれ育った極上のお酒

画像: 720ml 3,600円/販売元:日本清酒

720ml 3,600円/販売元:日本清酒

お酒好きな人にたまらないお土産が「千歳鶴 蔵元限定 純米大吟醸」。札幌唯一の蔵元、千歳鶴の直営売店「千歳鶴 酒ミュージアム」でしか手に入らない貴重なお酒です。

吟味した北海道産米を贅沢に40%まで磨き上げて雑味をなくし、米と米麹だけで醸し上げた純米大吟醸。純米ならではのふくらみのある味わいと研ぎ澄まされた吟醸香が、飲む人に至福の時間をもたらしてくれます。

豊かな土壌で大切に育てられた酒米、良質な豊平川の伏流水、明治5年の創業以来コツコツと努力を積み重ねてきた造り手。酒造りに重要な3つの要素が北海道の地で出合った喜びをひしひしと感じられる1本。化粧箱入りで高級感があるので、目上の方へのお土産にもおすすめです。

千歳鶴 酒ミュージアム

住所北海道札幌市中央区南3条東5丁目2
電話011-221-7570
営業時間10:00~18:00(月末は棚卸のため17:00閉店)
定休日年末年始
webhttps://nipponseishu.co.jp/chitosetsuru/museum/

食べ物がおいしいことで有名な札幌ですが、最近ではいろいろなお店で「お取り寄せ」ができるようになったこともあり、お土産に何を買えばいいのか悩んでしまう人も多いのでは? そんなときは「ここでしか買えないお土産」に焦点を絞ってみましょう。思いがけない素材の組み合わせや、絶対に写真に撮りたくなるビジュアルなど、進化を遂げた札幌土産に出合えるはずです。

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