言わずと知れた人気観光地・北海道札幌市。観光情報にあふれているからこそ、どこに行こうか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では、必ず一度は見ておきたい絶景から地元でも話題の新メニューまで、札幌の今を余すことなく楽しめるモデルコースをご紹介します。札幌市中心部や郊外の隠れスポットなど、車がなくてもアクセスできる場所をピックアップしました。

※価格は税込み表記です。

画像1: 北海道・札幌を1泊2日で大満喫!グルメから絶景スポットまで車なしで回るモデルコース

新千歳空港から札幌駅までは電車で約40分。札幌市内は地下鉄、市電、JRなど複数路線が利用できるので、中心部はもちろん、郊外へも足を運びやすくなっています。見知らぬ土地で運転する不安や駐車場を探す必要がないので、気軽に回れるのが魅力です。

さらに、地下鉄や市電(路面電車)の移動には、1日乗り放題切符がおトクで便利。土曜日・日曜日・祝日・年末年始に使える「ドニチカキップ」(地下鉄)、「どサンこパス」(市電)もあります。電車に揺られながら巡る札幌旅をお楽しみください。

〈1日目〉
市内中心部で北海道グルメめぐり

北海道といえば「食」。初日は、JR札幌駅、地下鉄大通駅、すすきの駅を中心にした札幌中心部で、北海道グルメを堪能しましょう。近年は再開発が進み、新たなビルが建設されてレストランやカフェも次々と誕生。グルメのバリエーションも拡大しています。

まずは「大通公園」で札幌ならではの景観を眺める

食事の前に、まずは大通公園を散歩して札幌の空気を体感しましょう。ビルが立ち並ぶ中心部にありながら、大通西1丁目から大通西12丁目まで約1.5kmにわたり緑があふれる癒しの空間。約4,700本もの樹木、四季折々の花が迎えてくれます。

画像: さっぽろライラックまつり

さっぽろライラックまつり

初夏の訪れを告げるさっぽろライラックまつり、大勢の踊り手と観客でにぎわうYOSAKOIソーラン祭り、冬の風物詩であるさっぽろ雪まつりなど、1年を通してさまざまなイベントが開催されています。

画像: まずは「大通公園」で札幌ならではの景観を眺める

大通西1丁目にある「さっぽろテレビ塔」は、定番の観光スポット。札幌に来たことを実感できる場所なので、リピーターでもその都度見ておきたいもの。展望台に上がって札幌の街並みを一望するのもおすすめです。テレビ塔の写真を撮るときは、少し離れて大通西3丁目・西4丁目にある噴水や花壇越しに撮影してみましょう。奥行きと季節感が出て、プロが撮ったような写真になります。

大通公園

住所北海道札幌市中央区西1丁目~西12丁目
webhttps://odori-park.jp/
アクセスJR札幌駅から地下鉄乗り換えまたはバス、徒歩。
地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通」駅または東西線「西11丁目」駅

大通駅から地下鉄東西線で3分、その後徒歩約6分

「ばぐばぐ南一条店」で土鍋スープカレーを味わう

ランチは札幌グルメのひとつ・スープカレー。札幌から誕生したスープカレーは今や全国各地で見られるようになりましたが、札幌市内には200を超える店舗があるといわれ、お店によってそれぞれ特徴があります。

画像1: 「ばぐばぐ南一条店」で土鍋スープカレーを味わう

その中でもぜひ一度訪れてほしいのが「ばぐばぐ南一条店」。カレーと土鍋の組み合わせが斬新と、地元でも評判のお店です。

スープは「オリジナルスープ」「和風スープ」「えびトマトスープ」「ココナッツスープ」の4種類。スープを決め、さらに辛さを選択します。ライスは白米と麦飯ターメリックの2種類。自分好みの味をオーダーできるのも楽しみのひとつ。スパイスの香りが食欲を誘います。

画像2: 「ばぐばぐ南一条店」で土鍋スープカレーを味わう

迷ったときにおすすめなのは、人気のチキンベジタブルカレー。
土鍋の真ん中には香ばしいチキンが存在感たっぷりに君臨、その周囲にはナスやニンジン、ピーマン、レンコン、オクラ、ジャガイモなどの野菜がたくさん入っていて、ダイナミックかつカラフルです。ピリッとした辛さと奥深い味がやみつきになります。土鍋で提供されるので、最後までアツアツの状態で食べられます。

ばぐばぐ南一条店

住所北海道札幌市中央区南1条西15丁目 サエラ115ビル1F
電話011-614-1617
営業時間11:00~21:00
定休⽇月曜
webhttps://bag-bag.jp/shop/minami1jou/
アクセス地下鉄東西線「西18丁目」駅から徒歩約6分

西18丁目駅から地下鉄東西線で4分、大通駅で地下鉄東豊線に乗り換えて6分、そこから徒歩約10分

「サッポロビール博物館」でビールの歴史をおいしく学ぶ

星のマークでおなじみのサッポロビール。明治時代に北海道開拓使が使用していた「北辰旗」という旗に描かれた五稜星に由来するのだそう。当初はゴールドではなく赤い星が使われていて、今でも「サッポロラガービール」のラベルにその「赤星」が採用されています。

画像1: 「サッポロビール博物館」でビールの歴史をおいしく学ぶ

札幌駅から一駅の苗穂エリアにあるサッポロビール博物館は日本で最も歴史のあるビール博物館。開拓時代からのビールの歩みを体感できます。

レンガ造りの雰囲気が良い建物は、隣に建つサッポロビール園開拓使館とともに、明治時代の貴重な建造物として北海道遺産に指定されています。屋根の上や煙突などあちこちに「赤星」があり、歴史の重みを感じます。

画像2: 「サッポロビール博物館」でビールの歴史をおいしく学ぶ
画像3: 「サッポロビール博物館」でビールの歴史をおいしく学ぶ

館内の自由見学は無料。貴重な資料やコレクションが展示されているので、北海道開拓事業として札幌で始まったビールづくりがどのように現代へと受け継がれてきたのかを知ることができます。

画像4: 「サッポロビール博物館」でビールの歴史をおいしく学ぶ

見学の後は、1階のスターホールでできたてのビールをテイスティング(有料)。北海道限定生ビール「サッポロクラシック」、創業地で造り続けている札幌開拓使麦酒醸造所製の「開拓使麦酒」などの飲み比べができます。写真は、ガイド付きのプレミアムツアー(有料)の参加者しか飲めない復刻札幌製麦酒。一般販売されていないここだけの特別な1杯をぜひ味わってみてください。

サッポロビール博物館

住所北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
電話011-748-1876(受付時間 11:00~17:00)
営業時間自由見学は11:00~18:00(最終入館は17:30まで)、スターホールの利用は30分まで(L.O.16:00)
定休⽇月曜(月曜が祝日の場合は開館し、翌日に休館)。
年末年始・臨時休館日はホームページでご確認ください。
webhttps://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
アクセス電車:地下鉄東豊線「東区役所前」駅より徒歩約10分。/JR函館本線「苗穂駅」下車、北口より徒歩8分。
バス:札幌駅より苗穂北口線[東63]、直行便サッポロビール園・アリオ線[188]、サッポロビール園・ファクトリー線[環88]など。

東区役所前駅から地下鉄東豊線で6分、そこから徒歩6分

海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

夕食は2022年夏に誕生したばかりの「狸COMICHI」へ。札幌狸小路商店街は1873年(明治6年)頃に開業した狸小路商店が始まりとされ、北海道最古の商店街のひとつ。2丁目エリアにオープンした狸COMICHIは、“北海道の食”をまるごと楽しめるスポットとして人気を集めています。

画像1: 海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

昔ながらの風情を感じる商店街の中で、ぱっと目を引くオシャレな外観。どんな味と出合えるのか期待が膨らみます。

画像2: 海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

足を踏み入れると、横丁のようなワクワクする空間。天井から吊るされた提灯がどこか懐かしい雰囲気です。

画像3: 海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

2階建ての施設内に、道内各地の人気店が集結しています。お寿司やジンギスカンといった北海道の代表グルメをはじめ、洋食も中華もスイーツも揃う多彩なラインナップ。食事はもちろん、観光の合間のひと休み、宿泊先に戻る前の一杯にと1日に何度も立ち寄りたくなります。

画像4: 海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

北海道といえばやっぱり海鮮。シハチ鮮魚店の海鮮丼は、丼からこぼれ落ちそうなほどネタが載っていて迫力満点。おすすめは「名物!!シハチの10種海鮮丼」(1,848円)。ネタが驚きの厚さでプリプリ。贅沢の極みです。

画像5: 海鮮からジンギスカンまで、北海道グルメが勢ぞろいの「狸COMICHI」

また、ジンギスカンも外せません。「元祖滝川 花尻ジンギスカン」で北海道の味を堪能しましょう。ジンギスカンの食べ方は、タレに漬け込んでおいた肉を焼いて食べるものと、焼いてからタレを漬けて食べるものの2通りに分かれますが、タレ漬けの味付きジンギスカンが「滝川式」。

お肉はジューシーでやわらかく食べ応えがあり、タレが染みた野菜も甘みがあって美味。ご飯とビールがどちらも進みます。

狸COMICHI

住所北海道札幌市中央区南2条西2丁目5
営業時間飲食 11:00~23:00、物販 11:00~20:00
定休日一部店舗水曜
webhttps://tanukicomichi.com/index.html
アクセス地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅から徒歩6分。
南北線「すすきの」駅から徒歩6分。札幌市電「狸小路」から徒歩4 分。

徒歩約8分

「ななかま堂」で札幌カルチャー・シメパフェを体験

ご飯を食べたりお酒を飲んだりした後、1日の締めくくりに食べる「シメパフェ」。札幌で始まったこの食文化はじわじわ広がりを見せ、市内での店舗も増加。今では「札幌の夜の定番」として根付きつつあります。

北海道産牛乳を使ったソフトクリームと地元の食材のコラボ、色鮮やかで楽しい見た目。道民にとっても観光客にとっても、札幌の魅力をぎゅっと閉じ込めた逸品が札幌のシメパフェなのです。

画像1: 「ななかま堂」で札幌カルチャー・シメパフェを体験
画像2: 「ななかま堂」で札幌カルチャー・シメパフェを体験

オトナな気分でシメパフェ文化を楽しみたいなら、夜パフェ専門店「ななかま堂」へ。開店時間は18時~24時、店内の雰囲気もしっとりとした風情があり、オトナの時間にぴったり。ななかま堂では、パフェにお茶や日本酒など和のテイストを取り入れているのも特徴です。

画像3: 「ななかま堂」で札幌カルチャー・シメパフェを体験

運ばれてきたパフェは、スイーツの枠を超えて芸術品。細部まで計算された繊細なフォルムと美しい色彩に惚れ惚れしてしまいます。パフェはジェラートもパーツもすべて手作りで、オーダーを受けてから一つひとつ丁寧に組み立てていくのだそう。

旬の素材を使ったパフェはそれぞれメニュー名もユニーク。名前を見てインスピレーションで決めるのも楽しいかもしれません。

生のフルーツをふんだんに使用しているので、濃厚な味わいながら後味はさっぱり軽やか。今まで食べたことのあるパフェとは一線を画す味です。

ななかま堂

住所北海道札幌市中央区南4条西5丁目 第4藤井ビル2F
電話011-596-8607(予約不可)
営業時間日~木、祝日18:00~24:00(L.O. 23:30)、金土祝前日:18:00~26:00(L.O. 25:30)
webhttps://risotteria-gaku.net/parfait
アクセス地下鉄南北線「すすきの駅」、市電「すすきの前」から徒歩約2分

〈2日目〉
見どころたくさん!郊外で札幌ならではの景色を満喫

2日目は少し足を延ばして、絶景スポットを巡りましょう。ビルが立ち並ぶ都市部からちょっと離れるだけで、自然豊かな景色に出合えます。JRや地下鉄、バス、市電など公共交通機関が充実していて、車がなくても手軽に移動できるというのも札幌の良いところです。

「白い恋人パーク」でメルヘンの世界に浸る

中心部から西方面に向かい、「白い恋人パーク」へ向かいます。少し離れた場所からでも視界に入るのが、パークのシンボルであるからくり時計塔。1時間に1回、音楽とともに動物たちが動き出し、一気にメルヘンの世界へ引き込まれます。

画像1: 「白い恋人パーク」でメルヘンの世界に浸る

パーク内に入るとヨーロッパを思わせる洋館が並び、どこもかしこもフォトジェニックなスポットばかり。ローズガーデンでは夏になるとイングリッシュローズを中心に約200株のバラや季節の花が咲き誇り、冬はイルミネーションで彩られてロマンチックなムードになります。

アトラクションとして楽しめるエリアも。チョコトピアマーケットにあるマジカルマルシェは、お菓子や絵本の世界に入り込んだような不思議な感覚になれるスポット。ティーカップに腰かけたり、お花畑の中でポーズを取ったり、お気に入りの一枚を撮影しましょう。

画像2: 「白い恋人パーク」でメルヘンの世界に浸る

ここに来たら忘れてはいけないのがお土産。チョコレートの妖精をかたどった「プルミとラムルのチョコレート物語」をはじめ、パーク限定スイーツだけでも種類が多くて目移りしてしまいそう。帽子やTシャツ、キーホルダーなどグッズも豊富なので、お土産選びの時間をしっかり確保しておきましょう。

白い恋人パーク

住所北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
電話011-666-1481
営業時間10:00~17:00
webhttps://www.shiroikoibitopark.jp/
アクセス電車:地下鉄東西線「宮の沢」駅下車、徒歩約7分。
バス:札幌駅前札幌バスターミナルから中央バス高速おたる号小樽行き(円山経由)で「西町北20丁目」下車、徒歩約7分。

地下鉄東西線で10分/バスで10分

道民憩いの場「円山」をのんびり散歩

札幌の都心部・大通から地下鉄で3駅の円山エリア。カフェやレストラン、ベーカリー、菓子店などが点在し、週末となると多くの人でにぎわいます。一方で、通りを一本入ると閑静な住宅地となり、豊かな自然に恵まれていることも特徴です。

広大な敷地面積を誇る円山公園には球場やグラウンドがあり、ホッキョクグマやユキヒョウなど北国ならではの動物たちが暮らす円山動物園も。都会と自然が心地よく調和した円山エリアで、北海道の新たな魅力を探しに出かけましょう。

立ち寄りスポット:「Mame Kitchen MARUYAMA」で豆おにぎりをテイクアウト

画像1: 立ち寄りスポット:「Mame Kitchen MARUYAMA」で豆おにぎりをテイクアウト

散歩のおともに、豆料理専門店「Mame Kitchen MARUYAMA」の豆おにぎりや豆スムージーをテイクアウト。ここは、オーナーであり管理栄養士の谷口まどかさんが、豆の一大産地・北海道十勝の本別町に住んだことが縁で、豆の魅力と可能性を多くの人に伝えたいと開業したお店です。外観に描かれた「豆」のデザインがキュート。本別町産の豆を100%使った、豆おにぎり、豆スムージー、チリビーンズ等のメニューを販売しています。

画像2: 立ち寄りスポット:「Mame Kitchen MARUYAMA」で豆おにぎりをテイクアウト

おにぎりには豆が大胆にゴロゴロ入っています。豆と野菜等の食材との色彩がキレイで写真映えも抜群です。食べてみると豆がふっくらしていて甘みがあり、和洋にアレンジされた味付けも新鮮。「豆ってこんなにおいしい食材だったかな?」とあっという間に平らげてしまう驚きいっぱいのおにぎりです。こだわりの味噌汁も、やさしくてほっこりする味です。

画像3: 立ち寄りスポット:「Mame Kitchen MARUYAMA」で豆おにぎりをテイクアウト

使われている豆は黄大豆、黒大豆、小豆、手亡豆、大正金時豆などさまざまで、中には希少品種の「くり豆」や「福白金時豆」も。2種類ずつ日替わりなので、「今日はどの豆かな?」と楽しみが膨らみます。

さらに、たんぱく質・食物繊維に加えて鉄分やカルシウム、ビタミンB群など体に必要な栄養素が豊富なのもうれしいポイント。ご一緒に、全国的にも珍しい、豆をまるごと使った「豆スムージー」もおすすめです。

Mame Kitchen MARUYAMA

住所北海道札幌市中央区北2条西25丁目1-1
電話011-838-8640
営業時間8:00~18:00
定休⽇日曜・月曜(不定休あり)
webhttps://mamekitchen.jp/
アクセス電車:地下鉄東西線「円山公園」駅下車、徒歩約5分。「西28丁目」駅下車、徒歩約7分。
バス:JRバス・中央バス「円山第一鳥居」下車すぐ。

立ち寄りスポット:北海道神宮を散策し、緑と静寂に包まれる

北海道神宮も、円山エリアでぜひ訪れたいスポットのひとつ。約18万平方メートルの広大な境内には約1,100本の桜と約120本の梅が植えられていて、お花見スポットとしても有名です。

画像1: 立ち寄りスポット:北海道神宮を散策し、緑と静寂に包まれる

第二鳥居をくぐると、引き締まった心持ちになります。本殿へとまっすぐ伸びる参道は、春になるとソメイヨシノやエゾヤマザクラが咲き誇り、圧巻の美しさ。夏は生命力に満ちた緑が生い茂り、秋は鮮やかな紅葉、冬は真っ白な雪に覆われます。季節によって異なる表情を楽しむことができ、厳かで静かな空間に佇んでいると心が洗われていくようです。

画像2: 立ち寄りスポット:北海道神宮を散策し、緑と静寂に包まれる

北海道神宮には、大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、 少彦名神(すくなびこなのかみ)、明治天皇の四柱が祀られています。拝殿でお参りをしたら、茶屋の前を通り、開拓神社のほうへと進んでみましょう。

画像3: 立ち寄りスポット:北海道神宮を散策し、緑と静寂に包まれる

木々を眺めながらのんびり歩いていると、目の前をエゾリスが横切ることも。小鳥のさえずりを聞きながら鳥居をくぐって境内を出るころには心も体もリフレッシュして、来たときよりもスッキリ軽く感じられるはずです。

北海道神宮

住所北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
電話011-611-0261
開門時間7:00~16:00(2月、11月、12月)、7:00~17:00(3月)、6:00~17:00(4月〜10月)、1月は特別時間 ※授与所・ご祈祷の受付は9:00〜
webhttp://www.hokkaidojingu.or.jp/index.html
アクセス電車:地下鉄東西線「円山公園」駅下車、徒歩15分。
バス:JRバス「北海道神宮」下車、徒歩1分。
車:JR札幌駅からタクシー15分。

「円山公園」駅から地下鉄東西線「西18丁目」で下車、徒歩7分の「西15丁目」で札幌市電に乗り換えて「ロープウェイ入口」で下車

「藻岩山」で札幌の大パノラマを目に焼き付ける

画像1: 「藻岩山」で札幌の大パノラマを目に焼き付ける

札幌市のほぼ中央にある藻岩山。標高531mの山頂からは、札幌の街並みや日本海石狩湾、緑豊かな自然を360度見渡すことができます。

麓から中腹まではロープウェイ、中腹からはミニケーブルカーで山頂に向かいましょう。ちょっと体を動かしたい人は、下りだけ登山コースや遊歩道を利用すると、ハイキング気分が味わえます。

藻岩山は山そのものが原始林として国の天然記念物に指定されていて、リスやキタキツネ、野鳥、植物など札幌の自然を肌で感じることができます。

画像2: 「藻岩山」で札幌の大パノラマを目に焼き付ける

もし時間に余裕があるなら、日が沈むのを待って夜景を鑑賞することをおすすめします。というのも、札幌は北九州、長崎とともに「日本新三大夜景都市」に選ばれていて、その代表的な夜景が藻岩山だからです。

「恋人の聖地」ともいわれ、山頂展望台にある「幸せの鐘」は人気のフォトスポット。

真っ暗な闇の中で、札幌の街の明かりが宝石のようにキラキラ輝く様子は息を呑むほどキレイ。山頂の凛とした空気のおかげで光の粒がより鮮明にきらめき、美しさを際立たせます。

さっぽろもいわ山ロープウェイ

住所北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7
電話011-561-8177
営業時間ロープウェイ(山麓駅-中腹駅)
夏期(4月~11月)10:30~22:00 ※上り最終21:30/冬期(12月~3月)11:00~22:00 ※上り最終21:30
ミニケーブルカー(中腹駅-山頂駅)
夏期10:30~21:50 ※上り最終21:40/冬期 11:10~21:50 ※上り最終21:40
※大晦日・元日は特別時間。悪天候時は運休。詳しくはwebで運行状況をご確認ください。
webhttps://mt-moiwa.jp/
アクセス電車:札幌市電「ロープウェイ入口」下車、無料シャトルバスで「ロープウェイ山麓駅」へ。
※平日は無料シャトルバス17:15~が始発便。土日祝は夏期10:15~、冬期10:45~が始発便。
バス:JR札幌駅バスターミナルからJR北海道バス[啓明線50]に乗り、「もいわ山ロープウェイ」下車。

立ち寄りスポット:カフェドロマン藻岩店で話題の「チョコモン」を味わう

画像1: 立ち寄りスポット:カフェドロマン藻岩店で話題の「チョコモン」を味わう

せっかく藻岩山エリアまで来たなら、「カフェドロマン藻岩店」で自分へのご褒美スイーツを。ケーキをイメージしたという白壁のかわいい外観と、建物の前に植えられたナナカマドが目印です。

カフェスペースは、木のぬくもりが感じられるやさしい空間。大きな窓があり藻岩山からの展望を独り占めできます。

画像2: 立ち寄りスポット:カフェドロマン藻岩店で話題の「チョコモン」を味わう

こちらの人気メニューが、「チョコモンアフォガード」。濃厚なテリーヌの上にアイスクリームと生クリームをのせ、薄板チョコレートで覆ったアーティスティックなスイーツです。中心が高く立体的なデザインなのは、藻岩山に見立てているからだそう。その上に、トロトロに温めたチョコレートをかけると次第に周りのチョコの山が溶けていき、中のアイスが見えてきます。

テリーヌ・アイス・温かいソースの組み合わせは期間ごとに変わります。どの組み合わせも豪華で、口に入れた瞬間、思わず笑みがこぼれます。
注文を受けてから豆を挽き、バリスタがハンドドリップでじっくり丁寧に淹れてくれるコーヒーの味も格別。藻岩山を眺めながらチョコの山を味わう。至福の時間がここにあります。

カフェドロマン藻岩店

住所北海道札幌市南区藻岩下2丁2-47
電話011-588-2121
営業時間11:00~17:00(L.O. 16:00)
定休⽇水曜
webhttps://cafe-romantei.com/
アクセス札幌市中心部からじょうてつバス[南55]に乗り「南34条西11丁目」下車、徒歩約14分。

ザ・北海道ともいえる王道グルメと、見た目も味もこだわり抜いた“イマドキ”グルメ。どちらも味わいながら、札幌の豊かな自然にも触れた1泊2日旅。何度でも訪れたくなる魅力あふれる札幌旅を次の休日の選択肢に入れてはいかがでしょうか。

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