友人や仲間との、旅の思い出作りに一役買ってくれるのが絶品グルメ。各地ならではの食材を盛り込んだご馳走に、とっておきの体験も加われば、そのインパクトは写真にも記憶にも強く刻まれることでしょう。
そこでこの記事では、圧巻のビジュアルに友人との会話も弾む「はみ出しグルメ」を、北海道から九州までの8エリアでご紹介。心もお腹も満たしてくれるボリューミーな美食は仲間と過ごす時間を特別に、また旅をより有意義にしてくれること間違いなしです!

※価格は税込み表記です。
※価格や提供内容、営業時間は2024年8月時点の情報です。

①【北海道】ご飯にたどり着けない⁉︎ 一面オレンジのイクラ丼「つっこ飯」

画像1: ①【北海道】ご飯にたどり着けない⁉︎ 一面オレンジのイクラ丼「つっこ飯」

美食の宝庫である北海道。絶品グルメも多数ありますが、代表的なメニューのひとつがイクラ丼です。中でも「はみ出しグルメ」で有名なのが「海味はきちょう」の「つっこ飯」。すすきのエリアに数軒あり、どの店舗でもこの名物を味わえます。

「つっこ飯」は、丼にイクラを“つっこむ”ようにのせていくスタイルが名前の由来。オーダーすると、スタッフが「オイサー!」と発しながら目の前でイクラをかけて完成させます。まさにはみ出すレベルのイクラで埋め尽くされた丼の絵力に、テンションMAX! これまで100万人以上が食べたというエピソードにも納得できるでしょう。

画像2: ①【北海道】ご飯にたどり着けない⁉︎ 一面オレンジのイクラ丼「つっこ飯」

通常サイズは「中」(2,690円)で、数軒食べ歩く際には「小」(2,290円)や「小鉢イクラ」(1,490円)もおすすめですが、仲間と一緒ならシェアで盛り上がる「大」(4,980円)がイチオシ。すくってもすくっても、なかなか白飯にたどり着けないイクラの量はサプライズ感も満点です。

そして、産卵前の希少なイクラを醤油ベースの特製ダレに一日漬け込んだ味も秀逸。プチッと弾け、トロ~ッとあふれ出る濃厚なイクラは感動的なおいしさです。サーモン刺身とイクラを盛り合わせた贅沢な「親子つっこ飯」(2,390円~)もあるので、両方を楽しみたいときにはこちらもおすすめです。

海味はちきょう いくら御殿

住所北海道札幌市中央区南三条西3-14-2 FA-S3ビル 1F
電話011-522-8921
営業時間火~土曜18:00~24:00(L.O.23:00)
日曜、祝日17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日月曜
web海味はちきょう 公式サイト

②【秋田県】15種の海の幸が豪快に盛り付けられた「はれかぜ丼」

東北地方から紹介したい「はみ出しグルメ」の新星が、秋田県の「海鮮丼屋 はれかぜ」。同店は2024年5月のオープンですが、そのインパクトは抜群で、すでに大きな話題となっています。

魅力ははみ出すビジュアルだけにあらず、選び抜かれた魚のおいしさと、おトクな価格にもあり。実現できる理由は、運営元が秋田市民市場の鮮魚店だから。地魚はもちろん、全国から届く旬の恵みを贅沢に使った丼は種類も豊富で、なかでも定番なのが「はれかぜ丼 15種盛り」(1,800円)です。

15種もの魚介類が、器からあふれ出る勢いで盛り付けられた様は圧巻。酢飯が地元名産、あきたこまちというのもポイントです。そしてその量も、普通で300g(お茶碗約2杯分)とボリューミー。なお、より安価な「海鮮丼10種盛り」(1,200円)や、リッチな「はれかぜ丼極み 15種盛り以上」(2,800円)もあるので、グループ旅で訪れても自分にあった丼を見つけることができるはず。

さらにお店の場所が、JR「秋田駅」西口から徒歩4分程度とアクセスしやすいのも魅力。味も量も価格も立地も、4拍子そろった一品なので、観光名所巡りの合間などで立ち寄ってみてください。

海鮮丼屋 はれかぜ

住所秋田県秋田市中通4-17-30 フォレストワンビル 1F
電話070-1140-3456
営業時間9:30~15:00(L.O.14:00)
定休日第1・第3火曜、水曜
※変更となる場合がございます。詳細はInstagramをご確認ください
Instagram@harekaze_akita

③【新潟県】丼のふちギリギリまで…肉!「元祖ローストビーフ丼」

画像1: ③【新潟県】丼のふちギリギリまで…肉!「元祖ローストビーフ丼」

日本一に輝いた実績をもつローストビーフ丼が、新潟県の新発田(しばた)市にあります。そのお店が「おだいどころ さくたろう」。店主が、日本最大級の弁当・惣菜グランプリにローストビーフ弁当で応募したところ、見事日本一に。そのおいしさを進化させたのが、同店の「さくたろう元祖ローストビーフ丼」(1,350円)です。

丼のふちが見えないほど牛肉で覆い尽くされたビジュアルは、まさに「はみ出しグルメ」で全員が思わずスマホを構えたくなるほどの絵力! 中央には卵黄やネギなどの薬味が乗り、いっそうの彩りを演出します。また、名産品の新潟米のほか、五泉市の卵や長岡市の醤油など、地元の素材をふんだんに盛り込んでいるのも魅力です。

画像2: ③【新潟県】丼のふちギリギリまで…肉!「元祖ローストビーフ丼」

低温調理で仕上げたローストビーフは、しっとりやわらかな食感と、凝縮されたお肉のうまみが圧倒的。ソースはオニオン、ガーリック、胡椒または、+150円のおろし果実ポン酢の4種から選べます。

牛肉のリッチな味を軸に、地元の多彩な恵みがひとつになったおいしさは、さすが日本一といえるほどのクオリティ。量も味も、大満足できること間違いありません。より贅沢な「新発田牛モモ肉ローストビーフ丼(※土曜限定)」(2,800円)もあるので、仲間とシェアして味の違いを楽しむのもおすすめです。

おだいどころ さくたろう

住所新潟県新発田市大手町1-1-9
電話0254-20-8686
営業時間11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日月・日曜
webおだいどころ さくたろう 公式サイト

④【東京都】丼に収まりきらない2枚の肉厚うなぎ「はみ出しうな丼」

画像: ④【東京都】丼に収まりきらない2枚の肉厚うなぎ「はみ出しうな丼」

世界中から注目を集めるグルメ都市・東京。この地から今回紹介したい「はみ出しグルメ」は、“江戸四大料理”のひとつに数えられる伝統食のうなぎ蒲焼き、その丼です。提供しているお店は、大田区にある「うなぎ仙見」。その名も「はみ出しうな丼」という、同店の看板メニューです。

自慢のうなぎは、名産地の愛知や静岡から直送でお取り寄せ。脂がのった活うなぎを朝割きし、関東式蒲焼き伝統の蒸し方でふっくら仕上げてから香ばしく焼き上げます。肉厚な身は、ふっくらとした食感とジューシーな脂をダイレクトに感じられる貫禄。秘伝の甘じょっぱいタレとも好相性です。そのおいしさに思わず、全員が丼に集中して無言で食べ進めてしまいそう。

大ぶりなうなぎは2枚にカットされていながら、それでも丼に収まりきらないはみ出しっぷりがお見事。昼はサラダとお吸い物が付いて3,600円、夜は漬物と肝吸いが付いて4,000円(※要予約)と、このサイズ感をおトクな価格で味わえるのも魅力です。

お店は京急本線「梅屋敷駅」から徒歩約2分の場所にあり、羽田空港からは電車で駅まで15分前後。東京旅行の最初の食事は、ここを目指してもいいでしょう。

うなぎ仙見

住所東京都大田区大森中2-2-1
電話03-3764-2707
営業時間11:30~14:00(L.O.13:30)、17:30~20:30(L.O.19:30)
定休日水・木曜
Instagram@unagisenmi

⑤【愛知県】名古屋といえば! おにぎりの上から大胆にはみ出す具が特徴的な「天むす」

画像1: ⑤【愛知県】名古屋といえば! おにぎりの上から大胆にはみ出す具が特徴的な「天むす」

個性的な名古屋めしを代表するワンハンドグルメが天むすです。元祖は三重県津市の老舗天ぷら和食店といわれますが、具が収まりきらずに飛び出した天むすのビジュアルは、元祖「はみ出しグルメ」といえるかもしれません。

そんな天むすから今回紹介したいのは、2022年7月の創業ながらすでに名古屋へ数店舗展開している人気のニューフェイス「天むす屋 鬼天」です。同店は、定番の海老以外にお肉や魚、そして季節の旬の野菜などの天ぷらを具材にしたり、ダシをかけた「天むす茶漬け」を提案したりと、ユニークな発想も魅力。王道を味わいたい人、変化球を楽しみたい人など、仲間と食の好みが分かれていても、それぞれにあった天むすを見つける楽しみがあるのもおもしろいポイント。

また、数種類の厳選米を独自の製法で炊き上げたり、やさしく手握りしてふんわり仕上げたりと、基本のおいしさにも徹底的にこだわっています。

画像2: ⑤【愛知県】名古屋といえば! おにぎりの上から大胆にはみ出す具が特徴的な「天むす」

そんな同店の一番人気はやはり「海老天」(240円)。カラッと揚がった天ぷらは軽やかで、ぷりっとした海老との食感のメリハリも絶妙。全体的にはやさしい味付けで、お米やのりと一体となって、至福のおいしさとなっています。そのほか、変わり種として名古屋ならではの"うなぎの天ぷら"の天むすも! 1個1個は小ぶりなサイズですが、満足度は十分。具材のバラエティが豊かなので、食べ比べもおすすめです。

天むす屋 鬼天 大須本店

住所愛知県名古屋市中区大須2-18-21
電話090-1874-0802
営業時間平日11:30~17:30、土・日曜、祝日11:00~18:00
定休日水曜
Instagram@tenmusu_oniten

⑥【大阪府】見た目も味にも驚き満載!「名物びっくりたこ焼」

全国で50店舗以上展開されている、大阪発祥のたこ焼きブランド「たこ家道頓堀くくる」。その1号店は1985年開業の「たこやきハウスKU/KU/RU 道頓堀店」で、現在は「たこ家道頓堀くくる 本店」となっています。

画像: ⑥【大阪府】見た目も味にも驚き満載!「名物びっくりたこ焼」

本店をはじめ一部の店舗で提供されているのが、「はみ出しグルメ」と呼ぶにふさわしい逸品。それが「名物びっくりたこ焼」(2,040円)です。生地を突き破っているようなタコの存在感にびっくり、さらに、大きくても食べやすいやわらかさやプリッとした歯ごたえにもびっくり。写真映えする好ビジュアルと贅沢なおいしさを兼ね備えた、実にサプライズ要素あふれる一品となっています。

1個の食べごたえが抜群なので、仲間とシェアするのがおすすめ。たこ焼きのふるさとである大阪といえども、なかなかここまではみ出したタイプは珍しいでしょう。ぜひ写真に収めて、大阪旅の思い出のワンシーンとしてください。

本店の場所は大阪ミナミ(大阪を代表する繁華街のひとつ)の中心地である「難波駅」が最寄りと、アクセス至便なのも魅力。このエリアには大阪グルメがたくさんそろっているので、あわせて食べ歩きを楽しむのもおすすめです。

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たこ家道頓堀くくる 本店

住所大阪府大阪市中央区道頓堀1-10-5 白亜ビル 1F
電話06-6212-7381
営業時間平日11:00~21:00、土・日曜、祝日10:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日なし
webたこ家道頓堀くくる 公式サイト

⑦【香川県】海老天がそびえ立つ讃岐うどん界の金字塔「ひや天おろし」

讃岐うどんが郷土食の香川県には、その名店も数多くありますが、「はみ出しグルメ」において注目したいのが「本格手打うどん おか泉」の「ひや天おろし」(1,100円)。こちらは商標登録をしているほどの自信作で、麺、ダシ、天ぷらなど各素材のおいしさはもちろん、全体のバランスも調和させた逸品となっています。

天ぷらの主役となる海老は、はみ出す大きさながら主張しすぎないサイズを吟味。また、衣は薄力粉に中力粉を程よくブレンドし、サクサクカリカリの食感にしている追求ぶり。そのうえで揚げ油はライトなキャノーラ油を使い、重くならないようにしています。

さらに、レモンの酸味が清涼感を醸し出すとともに、食欲をそそるアクセントを演出。もちろん、讃岐うどんの軸となる麺やダシにもこだわりは満載ですが、一つ一つの具材がおいしさを高め合い、ほかにない味わいとなるのです。

凛々しい海老天2本がそびえ立つビジュアルも目を引きますが、食べればその芳醇さにもうっとりしてしまうでしょう。最寄りの高松空港から車で40分ほど、電車ではJR「宇多津駅」から徒歩約15分の場所ですが、仲間と一緒ならドライブや散歩も楽しいはず。四国で「はみ出しグルメ」を味わうなら、同店の「ひや天おろし」は外せません。

本格手打うどん おか泉

住所香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10
電話0877-49-4422
営業時間11:00~19:00
定休日月・火曜
web本格手打うどん おか泉 公式サイト

⑧【福岡県】名峰を模した豪華トッピングで笑顔に!「とんかつラーメン」

福岡もグルメな県として有名。また、博多を筆頭にご当地ラーメンの聖地として知られますが、「はみ出しグルメ」で推したいのが北九州市の小倉にある「隠れ家らぁ麺 笑福亭」の「とんかつラーメン」(1,400円)です。

画像: ⑧【福岡県】名峰を模した豪華トッピングで笑顔に!「とんかつラーメン」

1988年に創業した同店は、2019年に近隣へ移転した地元の人気店。ベースのラーメンは福岡スタイルにとどまらず、熊本系や塩に味噌など多彩なバリエーションをそろえているのが特徴です。

この名物は、熊本県の阿蘇五岳がモチーフ。豚ロース肉のカツレツがドカンとのったインパクト大の一杯で、単品でオーダーしたい人のために「とんかつ(2本)」(400円)も用意されています。

サクサクジューシーなとんかつは、意外にもちゅるっとしたラーメンと相性抜群。あっさり系スープの「塩とんかつラーメン」(1,400円)などもあるので、グループ旅で行けばさまざまな「とんかつラーメン」を食べ比べできます。質と量のほか、ユニークさも、さすがラーメン県・福岡! 仲間と味わえばより“笑”顔が増し、幸“福”な気分に浸れるはずです。

隠れ家らぁ麺 笑福亭

住所福岡県北九州市小倉北区片野新町1-14-10 コーポ片野 1F
電話093-922-0808
営業時間11:00~15:00、18:00~21:00 ※スープ切れ次第終了
定休日水曜
web隠れ家らぁ麺 笑福亭 公式サイト

見た目のインパクトが抜群のはみ出しグルメ。仲間とともにおいしいグルメを堪能する旅はもちろん、写真にも残したくなるグルメを巡るのも、新しいグルメ旅のスタイルです。ぜひお腹を空かして、名店へ足を運んでください。

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