2020年4月にグランドオープン予定だった「羽田エアポートガーデン」が、満を持して2023年1月31日に全面開業しました。羽田空港第3ターミナルに直結し、2つのエアポートホテルや展望天然温泉、ショッピングエリア、さらにコンベンションセンターに大型バスターミナルなどを備えた、国際ハブ空港にふさわしいスポット。新たな日本の玄関口は、驚きの進化を遂げています。オープンしたての施設の魅力や最新情報をお伝えします。

国際線専用ターミナルとして2010年に開業した羽田空港第3ターミナルの到着ロビーには、かつてのようにインバウンドのお客さまの姿が多く見られるようになりました。2F到着ロビーに直結した通路を抜けると、吹き抜けのショッピングモールのような空間が出現。ここが、羽田エアポートガーデンのグランドホワイエです。飲食店やお土産店がところ狭しと並び、ホテルやイベントホールも揃う大型複合施設です。

画像: 第3ターミナル直結「羽田エアポートガーデン」全面開業!グルメに温泉、ホテルなど見どころをレポート

遊歩道のような「ジャパンプロムナード」には、伝統工芸などがズラリ

この日は開業前のプレオープン日。ターミナルからのアプローチは、まるで遊歩道のような印象を受けます。広々とした通路を進んでいくと、テナントがずらりと並んでいます。

画像1: 遊歩道のような「ジャパンプロムナード」には、伝統工芸などがズラリ

訪れる人をまず出迎えるのが、ここ「ジャパンプロムナード」。古き良き日本の文化を感じさせる、全国各地の選りすぐりの品々を集めたエリアです。全15店舗が軒を連ね、日本の伝統色を用いた暖簾がかかります。

画像2: 遊歩道のような「ジャパンプロムナード」には、伝統工芸などがズラリ

例えば「福井洋傘」では、織物など地場産業を活かした手作りの洋傘を買うことができます。軽くて丈夫で美しい傘は、海外へのお土産としても喜ばれそうです。

画像3: 遊歩道のような「ジャパンプロムナード」には、伝統工芸などがズラリ

足を止めて眺めてしまうほど美しい工芸品が並ぶ一方、イートインできる飲食店などもあります。明治4年創業の老舗水産仲卸「尾粂」が展開する「金粂」では、海鮮を使った定食が充実。こだわりの出汁を使っているそうです。

鳥居が連なる「羽田参道」で、日本ならではのお土産を

さて、連絡通路を進むと、ショッピングモールのようなエリアへと移ります。

画像1: 鳥居が連なる「羽田参道」で、日本ならではのお土産を

まず目に入るのが「羽田参道」です。17の店舗を有するアーケードで、海外の方におすすめしたい日本らしいお土産や雑貨が見つかります。

画像2: 鳥居が連なる「羽田参道」で、日本ならではのお土産を

雑貨なら、創業90年以上の化粧筆専門店「六角館さくら堂」へ。京都文化と熊野の技術によって生まれた化粧筆「さくら筆」を取りそろえています。

画像3: 鳥居が連なる「羽田参道」で、日本ならではのお土産を

“和”を感じるもののみならず、日本ならではのキャラクターグッズや雑貨が手に入るスポットも。

旅行の“プラスワン”が揃う「ハネダコレクション」

画像1: 旅行の“プラスワン”が揃う「ハネダコレクション」

羽田参道の向かいには旅行に持っていきたいアイテムが揃う「ハネダコレクション」があります。星空をイメージしたという天井は、「羽田参道」とはまた違った趣があります。バッグや旅行ツール、化粧品などが必要なら、出発前にこちらで購入してみてはいかがでしょうか。

画像2: 旅行の“プラスワン”が揃う「ハネダコレクション」

注目のひとつは、USBバッテリーや充電機器の分野で高い評価を得るAnker。各国の電圧に対応する充電アイテムは、満充電の状態で提供されているのだとか。また、リーズナブルながら高品質なBluetoothイヤホンなど、機内での時間を快適に過ごせるアイテムも揃えられそうです。

フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

画像1: フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

広々としたホールが広がる1階を中心に、飲食店も豊富です。フライト前など限られた時間でお食事を済ませたい方は、ぜひ「大江戸フードホール」へ。正式オープン前のこの日は、各店舗で試食メニューが用意されています。

画像2: フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

文字通り江戸前の食材を豊富に使った海鮮やラーメン、お蕎麦やステーキなどが楽しめるフードコートで、約230席のシートがあります。

画像3: フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

もちろん、じっくりお食事を召し上がりたい方にも、選択肢はさまざま。海外旅行や出張前の定番メニューといえば、お寿司を選ばれる方も多いことでしょう。「築地すし好 匠」では、気軽かつリーズナブルに握りやちらしが堪能できます。

画像4: フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

インパクト抜群なたたずまいの「カレーは日本の国民食」は、金沢カレーブームの火付け役「ゴーゴーカレー」の新業態。

画像5: フードコートから本格江戸前寿司まで揃う、多彩な飲食店

インド・パキスタン料理のシディークのカレーも楽しめます。ハラルフードもあり、海外からのゲストも安心して食事ができます。

ニーズに合わせて、2グレードのホテルまで備えます

羽田エアポートガーデンはお買い物のみならず、2つのホテルを併設。全室合計1,717室の宿泊機能を有します。

画像1: ニーズに合わせて、2グレードのホテルまで備えます

「ホテル ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」は、1,557室の規模を誇るハイグレードホテル。畳の和洋室や4名まで利用できる大型客室など、12タイプの部屋からお選びいただけます。

画像2: ニーズに合わせて、2グレードのホテルまで備えます

よりラグジュアリーなステイを楽しみたいなら、「ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」をどうぞ。全室リバービューの160室を備え、旅マエ、旅アトも豊かな時間が過ごせそうです。

温泉施設にイベントホール、オンオフ問わず、利用シーンはさまざま

さらに、日本ならではの施設もあります。羽田エアポートガーデン12階にある展望天然温泉の「天然温泉 泉天空の湯 羽田空港」では、天気がよければ富士山や飛行機を眺めながらくつろげ、空港直結ならではの絶景が楽しめます。

画像1: 温泉施設にイベントホール、オンオフ問わず、利用シーンはさまざま

展望天然温泉に加え、4種の内湯と3種の岩盤浴のほか、サウナ設備も充実。オートロウリュを備えたドライサウナに、漢方蒸しサウナも備えています。日帰り利用もできるので、旅の始まりから終わりまでを癒やしてくれるでしょう。

画像2: 温泉施設にイベントホール、オンオフ問わず、利用シーンはさまざま

そのほか、国際交流機能強化のための「MICE対応のイベントホール・会議室」も完備。1,100平方メートル超のイベントホールと計10室の会議室がワンフロアに集まるベルサール羽田空港があります。

画像3: 温泉施設にイベントホール、オンオフ問わず、利用シーンはさまざま

地方都市や観光地など日本各地と羽田を結ぶ全天候型バスターミナル「羽田エアポートガーデン バスターミナル」も稼働中。ハブ空港に求められる設備が充実しています。

「ここは、新しい羽だ。」空港にはぜひ、余裕を見てお越しください

「これまでの空港は、ギリギリに来てちょっと買い物をする程度に利用される方が多かったことでしょう。しかし、羽田エアポートガーデンにはレストランも揃っていて、温浴施設もホテルまである。『少し早めに来てもいいかな』と思ってもらえる施設を目指しました」

画像: 「ここは、新しい羽だ。」空港にはぜひ、余裕を見てお越しください

こう語るのが、住友不動産で羽田統括部長を務める村田尚之さん。「ここは、新しい羽だ。」を合言葉に、本格稼働した羽田エアポートガーデンは、見どころも活用方法もさまざまです。海外旅行や出張前に立ち寄るだけではもったいないかもしれません。ここを目的地に、足を運んでみてはいかがでしょうか?

羽田エアポートガーデン

住所東京都大田区羽田空港2-7-1
電話0570-033-577
営業時間物販/軽飲食/サービス 10:00~20:00(一部8:00~22:00)
飲食 11:00~21:00(一部11:00~22:00)
webhttps://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/shopping/

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