スマホ1つできれいな写真が撮れる時代だからこそ、アナログな魅力にブームが再燃している“チェキ(INSTAX)” 。この旅では、愛知県名古屋市・北名古屋市を巡りながら、チェキで撮るとより一層魅力が引き立つ、レトロなデザインやノスタルジックな風景を探します。昭和のリアルな日常を彩ったアイテムや、明治・大正時代から受け継がれる建築、ものづくりの歴史にも触れ、タイムスリップ気分が味わえるかも。
画像1: “チェキ”を片手に。愛知県で「レトロでかわいい」思い出を残す旅

味噌屋さんの営む喫茶店で、心も満たすモーニング | 喫茶ゾウメシ

画像1: 味噌屋さんの営む喫茶店で、心も満たすモーニング | 喫茶ゾウメシ

名古屋といえば、まずは喫茶店でモーニング。「喫茶ゾウメシ」のレトロなショーケースに惹かれて扉を開けると、ノスタルジックな雰囲気の店内が広がります。

愛知県西尾市で昭和34年から続く味噌屋「今井醸造」が展開する喫茶ゾウメシ。もとは純喫茶であった店舗の内装に惚れ込んだオーナーが、昭和らしさを感じる面影を残して改装し、オープンしたお店です。

可愛らしいステンドグラスに朝日が差し込む席で、ほどよい甘さの自家製あんを使った「あんバタートースト」と、ハンドドリップのコーヒーをいただきました。

モーニングや喫茶はもちろん、こだわりの自家製味噌を使った「肉みそご飯」や「みそ煮込みうどん」など、しっかりお腹を満たしたいときにぴったりのメニューも豊富。人気のクリームソーダは、推し活のお供としても楽しまれています。

お座敷もある広い店内で、スーツケースを携えた旅の途中にも嬉しい喫茶店です。

画像2: 味噌屋さんの営む喫茶店で、心も満たすモーニング | 喫茶ゾウメシ

銀の食器がレトロでかわいいトーストセットや入り口横のショーケース、店内奥のステンドグラスは、チェキで撮影するとよりノスタルジックな雰囲気に。

喫茶ゾウメシ

住所愛知県名古屋市西区菊井1-24-13
電話052-565-0500
営業時間9:00~18:00
定休日不定休(Instagramでお知らせ)
webhttps://zoumeshiya.shop/
Instagramhttps://www.instagram.com/kissa_zoumeshi/

洋食器の歴史とともに、デザインの変遷に触れる | ノリタケの森

画像1: 洋食器の歴史とともに、デザインの変遷に触れる | ノリタケの森

名古屋発の洋食器ブランド「ノリタケ」の本社敷地内にある陶磁器の複合施設「ノリタケの森」には、印象的な赤レンガ造りの建物が並んでいます。

この赤レンガ建築は、明治時代に陶磁器製造のための最初の工場として構えられたもの。この場所が「近代陶業発祥の地」となり、日本初のディナーセットが誕生するなど、数々の洋食器が生み出され、世界へ羽ばたいていきました。

明治から昭和にかけて作られた「オールドノリタケ」が並ぶ「ノリタケミュージアム」は館内撮影OK。アール・ヌーヴォー様式に影響を受けた、優美な曲線を描く花瓶や、アール・デコ様式のモダンで洗練されたデザインの置き物など、当時の世界のトレンドが反映された陶磁器の歴史に触れながら、目にも楽しいひとときを過ごしてみませんか。

画像2: 洋食器の歴史とともに、デザインの変遷に触れる | ノリタケの森
画像3: 洋食器の歴史とともに、デザインの変遷に触れる | ノリタケの森

レトロな赤レンガとチェキは相性◎。クラシカルな雰囲気が際立ちます。

ノリタケの森

住所愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
電話052-561-7114
営業時間10:00~17:00(ショップ・ギャラリーは18:00まで)
定休日月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
webhttps://www.noritake.co.jp/mori/

トヨタの歴史を学びながら、昭和レトロなクルマと出合う | トヨタ産業技術記念館「自動車館」

画像: トヨタの歴史を学びながら、昭和レトロなクルマと出合う | トヨタ産業技術記念館「自動車館」

「トヨタ産業技術記念館」は、トヨタグループの繊維機械・自動車の技術の変遷を通して、日本の産業技術史を紹介する博物館。大正時代に建てられた赤レンガ造りの工場を活用した施設です。

「自動車館」には、時代を代表するトヨタのクルマが並ぶエリアが。1935年(昭和10年)に作られた、トヨタ最初のトラック「トヨダトラックG1型」は、骨組みが木でできた車体に鮮やかな緑色で、現代のクルマにはないレトロな雰囲気が漂います。

特に、昭和の時代に人気を博したクルマのデザインは、世代を問わず「かわいい!」と人気なのだそう。

日本の自動車産業について歴史とともに学べる解説エリアでは、当時の広告などグラフィックのデザインの展示も。色合いや書体にも「昭和レトロ」を感じます。 

画像1: 提供:トヨタ産業技術記念館

提供:トヨタ産業技術記念館

画像2: 提供:トヨタ産業技術記念館

提供:トヨタ産業技術記念館

チェキのフィルターを「Vivid」などに設定しアレンジすると、よりレトロな雰囲気に(instax mini Evoを使用)。

トヨタ産業技術記念館

住所愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
電話052-551-6115
営業時間9:30~17:00
定休日月曜
webhttps://www.tcmit.org/

地元で人気のパン屋さんで、ほっこりお昼の時間 | マナの森

画像: 地元で人気のパン屋さんで、ほっこりお昼の時間 | マナの森

北名古屋市の「マナの森」は、地元で長く愛されるパン屋さん。

地域の方はもちろん、クルマで遠方から来られる方も多く、連日お客さんが途切れない人気店です。

こだわりの自家製カレーを使ったカレーパンや、注文後にクリームを絞ってもらえるサクサクのクローネなど看板商品のほか、甘味噌で味付けした味噌カツサンドや塩パンを使ったサンドイッチ、具沢山のタルティーヌなど、惣菜系のパンも種類が豊富で、目移りしてしまう品揃えです。

可愛らしい看板のロゴや、パンが並ぶ様子はチェキのフィルムとの相性バツグン。街なかで偶然出合うモチーフも、チェキを片手に出かけると特別な思い出になるかもしれません。

食べ物は手元を入れて撮影すると、その場の雰囲気がより感じられる写真に。屋外の場合は壁や空を背景にしてみるのもおすすめ。

マナの森

住所愛知県北名古屋市熊之庄八幡213
電話0568-23-0533
営業時間9:00~19:00
定休日月・火曜(臨時休業はInstagramでお知らせ)
webhttps://www.instagram.com/mana_no_mori/

「昭和レトロ」でいっぱいの空間で、当時の文化に思いを馳せる | 北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)

画像1: 「昭和レトロ」でいっぱいの空間で、当時の文化に思いを馳せる | 北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)

「昭和日常博物館」という名前でも親しまれる「北名古屋市歴史民俗資料館」には、昭和の暮らしを彩ったリアルな生活用品が数多く並びます。

当時の家庭を再現したエリアには振り子時計やブラウン管テレビなどの家具家電、学用品が集まるエリアではランドセル、水筒や文房具など当時の子供たちが手にしたリアルなアイテムが。

また、現代でも親しみのあるブランドのロゴや製品のたたずまいも、昭和の時代の製品はどこか味わい深くノスタルジックな雰囲気を感じます。

若い世代は、当時のデザインに新鮮さを見出して楽しむ方が多く、昭和の時代を過ごした世代は「懐かしい!」と盛り上がる方が多いそう。世代を超えて楽しめることも魅力の博物館です。

画像: 時期によって展示内容は異なります

時期によって展示内容は異なります

画像2: 「昭和レトロ」でいっぱいの空間で、当時の文化に思いを馳せる | 北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)

さまざまなお菓子のパッケージや看板など、統一感のあるアイテムが並ぶ場所では、少し引きで撮影すると構図が決まります。

北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)

住所愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
電話0568-25-3600
営業時間9:00~17:00
定休日月曜(ただし、祝日の場合は開館し、その日後の最初の休日でない日を休館)
毎月末日の館内整理日(ただし、日曜又は月曜の場合はその日後の最初の休日又は休館日でない日を休館)
特別整理期間
年末年始(12月28日~1月4日)
webhttps://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/

旅のお供に“チェキ”を携えて歩いてみると、普段なら見逃してしまいそうな「レトロでかわいい」風景にも、自然と意識が向いていきます。カメラを構えて写真を撮る楽しみはもちろんのこと、できあがった写真を並べてアルバムやコルクボードを作ったり、クリップやマスキングテープで部屋に飾ったりという旅アトの楽しみ方もおすすめです。手元で形に残る写真には、旅の思い出がより一層深く刻まれるかもしれません。

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