秋田で食べ歩き！ここでしか食べられないタイパ優秀グルメ

伊藤 初美
年間400軒以上食べ飲み歩くグルメブロガー。グルメ情報はX（@hatsu823）を中心に各SNSでも発信中。
140名限定のオンラインサロン「東京グルメサロン」主宰。「グルメはコミュニケーション」が人生のテーマ。

※価格は税込み表記です。

老舗水産業者直が提供する鮮度抜群の寿司「秋田港」

JR秋田駅直結の駅ビル「トピコ」の3階は、人気のグルメが楽しめるレストランフロアです。

老舗の水産業者が手掛ける「秋田港」は季節ごとの旬の魚介を使用したお寿司が楽しめるとあって、オープン前から列ができるほどの人気です。

明るく活気あふれる店内は、寿司職人の技を目の前で感じられるカウンターに、ゆったりくつろげるテーブル席を完備。華やかな空間で、目でも舌でも楽しめる活きなお寿司を堪能しましょう。

秋田の地酒も豊富に揃っていますよ。秋田の伝統工芸品である曲げわっぱ酒器でいただくのは、新政酒造の「新政生成（エクリュ）（1合968円）」。口の中にふわっと広がる旨みと甘み、ほのかに感じる優しい酸味がたまりません。

お腹いっぱい秋田の海鮮を味わいたいなら「秋田港大漁ランチ（1,628円）」がおススメ。握りはサーモン、烏賊、鰆、鯖、真鯛、帆立、鰤、蒸し海老、縁側、小肌、平目、的鯛の12貫。さらにネギトロの裏巻きがセットでボリュームも満点。ランチセットには全品茶碗蒸しとお味噌汁が付いてきます。

しゃりは、熟成赤酢の赤しゃりを使用。クセもなく優しい口当たりで、まろやかな味わいと旨みがあります。職人技でふわっと握られたしゃりは、口の中でほろっと崩れていきます。

秋田ならではの味を楽しめる「あきたのご馳走尽くし（935円）」も食べるべき一皿。「とんぶり」はプチっとした食感でほんのり苦味がありながらも卵のコクが美味しい。生姜が効いた「ぎばさ」はシャリシャリ、ネバネバ食感がたまりません。「はたはた」や「いぶりがっこ」「秋田ふき」などお酒のアテにもぴったりのラインナップに大満足。

季節ごとの味わいを楽しめる新鮮な魚介のお寿司は、1貫からオーダーできるところも嬉しいポイント。地元素材にこだわった秋田の味をあますことなく堪能しましょう。

秋田港

朝締め比内地鶏を提供する比内地鶏専門店「比内地鶏串 Sot l'y laisse」

日本三大地鶏と呼ばれ秋田が誇る名産品と言えば、比内地鶏。

比内地鶏の生産者から丸鶏を直接仕入れ、店内で解体した新鮮な朝引きの比内地鶏が味わえる「比内地鶏串 Sot l'y laisse」。真っ白な壁と濃紺の暖簾のスタイリッシュな外観が印象的なこちらのお店。

外観もさながら、店内は明るく上品な和モダン空間が広がります。炭火の焼き台を目の前にしたライブ感あふれるカウンターに、ゆったり座れるテーブル席も完備されています。

人気の「比内地鶏親子丼（1,600円）」は、大きくカットした鶏肉がごろっと入って存在感抜群！とろふわの卵に包まれた鶏肉の炭火の香ばしさ、上品な甘さのあるつゆが全体を優しくまとめてくれています。

旨みがぎゅっと凝縮された比内地鶏は、肉厚でジューシー。鶏肉のコクにふわとろ卵、つゆの染み込んだご飯の3つが合わさって、計算し尽された親子丼に驚きです。

新鮮だからこそ味わえる「鶏刺し（1,100円）」は砂肝、ささみの2種盛り。「ささみ」はきれいなピンク色でしっとり柔らかく、驚きの甘さ。「砂肝」はコリコリとした食感でじんわり旨みが広がります。

鶏の美味しさを堪能するなら欠かせないのが「焼鳥（3本1,200円）」。「白レバー」は50〜100羽の中から1羽しかとれないという、まさに奇跡のレバー。ももで一番柔らかい部位と言われている「赤ぐし」は肉の旨みがダイレクトに感じられ日本酒に合う一品です。「つくね」は、きんかんを割ってタレに絡めていただきます。

絶品の親子丼に焼鳥、お刺身などこだわりの比内地鶏料理をスタイリッシュな空間で味わえる「比内地鶏串 Sot l'y laisse」。あなたも比内地鶏の新たな魅力に出会えること間違いなし。

比内地鶏串 Sot l'y laisse