旅にまつわるさまざまな情報を取り扱う、OnTrip JAL編集部のメンバーたち。プライベートの旅行でも、もちろんその知識が役立っています。そこでこの記事では、旅慣れたふたりのメンバーが沖縄旅行に出る様子に密着。2泊3日のモデルコースとして紹介します。
※本記事は、連載企画の3本目です。

〈これまでのあらすじ〉

初日は世界文化遺産「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」から旅をスタート、絶景ランチや買い物を満喫。2日目は、ロクロ体験にお気に入りの器探しと「やちむん」づくしの1日でした。

※これまでの旅の様子は、【1日目】の記事【2日目】の記事 で紹介しています。

※価格は税込み表記です。

「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを

最終日の朝は、早起きして北谷随一の人気コーヒープレイス「GOOD DAY COFFEE(グッドデイコーヒー)」にやってきました。

画像1: 「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを

朝6時から午後3時まで営業、おいしいコーヒーと豊富な朝食メニューが魅力のカフェ。外国人居住者が多い北谷の土地柄もあり、入れ替わり立ち替わりさまざまな国籍のお客さんが訪れる人気ぶりに、自ずと期待値が高まります。

画像2: 「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを

オーナーの宮里達也さんは、20代に沖縄からオーストラリアに渡り、滞在中にシドニーのコーヒー文化にどっぷり浸かったそう。帰国後、オーストラリアと近しい雰囲気を持つこの場所に、自身が愛するコーヒー&サーフ文化を融合したカフェをオープン。嘉手納基地も近い土地柄も手伝って外国人のリピーターも増え、瞬く間に北谷界隈の人気店となりました。

「外人住宅の壁をぶち抜いて改装した」という空間は、どこか海外にいるようで、滞在時間そのものがほんのりと非日常のように感じられる心地よさがあります。

画像3: 「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを

写真左が「GOOD DAY BREAKY(グッドデイブレイキー)」(800円)。プレートの上で芸術的なアーチを描くアボカドスライスと、厚めのトーストには双子のサニーサイドアップとカリカリベーコン。おいしい予感しかしないビジュアルです。

右が「FRENCH TOAST(フレンチトースト)」(700円)。バナナが添えられたフレンチトーストは、手前のホイップクリームの頂上にちょこんとコーヒー豆がのせられているのがかわいらしい。

ドリンクは左が「ロングブラック」(450円)、右が「ラテ」(500円)。コーヒー豆はバイロンベイのロースターから直接取り寄せているそう。浅煎り豆のすっきりとした飲み口はフードとの相性もパーフェクト。

画像4: 「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを
画像1: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

早起きは苦手だけど、おいしいご飯のためなら頑張れるかも(笑)

画像2: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

旅先の朝食ってその日の気分を大きく左右するから重要! コーヒーもおいしいし、出だし好調だね~。

おいしいモーニングでGOOD DAYなスタートをきったふたり。ご機嫌で次のスポットへ向かいます。

GOOD DAY COFFEE

住所沖縄県中頭郡北谷町浜川178-1 S-289
電話090-4470-1173
営業時間火曜~土曜 6:00〜15:00(L.O.14:00)
日曜 6:00~14:00(L.O.13:00)
定休日なし
SNShttps://www.instagram.com/gooddaycoffee.okinawa/

沖縄発のクラフトチョコ「TIMELESS CHOCOLATE」でお土産探し

北谷の街並みに溶け込むスタイリッシュな外観。GOOD DAY COFFEEから車で3~4分のご近所にある、クラフトチョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」を訪れました。

画像1: 沖縄発のクラフトチョコ「TIMELESS CHOCOLATE」でお土産探し

もともとアメリカンビレッジ内に店舗を構えていましたが、2021年に移転してリニューアル。ショップのほか、工房とカフェを併設しています。

画像2: 沖縄発のクラフトチョコ「TIMELESS CHOCOLATE」でお土産探し

広々とした店内の奥にはファクトリーが。ガラス越しに職人さんが作業する風景を眺めることができます。その手前とサイドにはお店のオリジナルプロダクトがずらり。ドリンクやフードなどは、イートインもテイクアウトも可能です。

画像3: 沖縄発のクラフトチョコ「TIMELESS CHOCOLATE」でお土産探し

運よくオーナーの林正幸さんに会えたふたりは、熱い思いのこもった説明を受けて興味津々。丁寧に自家焙煎したカカオ豆と、沖縄のサトウキビから生み出される、個性豊かな風味を味比べします。特に林さんがポテンシャルを感じているという「自然の持ち味」や「島ごとに個性のあるサトウキビの風味」の豊かさを直に体感。

画像: タブレットはすべてシングルオリジン(写真左手前から時計回り)「ベトナム70% 沖縄県産島ザラメ」「コロンビア82% 多良間島純黒糖」「インドネシア72% 伊平屋島純黒糖」「ガーナ70%沖縄県産島ザラメ」(各950円)、右はカカオの実の内側にあるカカオニブをすり潰して焙煎し、黒糖でキャラメライズした人気商品「カカオ黒糖」(850円)

タブレットはすべてシングルオリジン(写真左手前から時計回り)「ベトナム70% 沖縄県産島ザラメ」「コロンビア82% 多良間島純黒糖」「インドネシア72% 伊平屋島純黒糖」「ガーナ70%沖縄県産島ザラメ」(各950円)、右はカカオの実の内側にあるカカオニブをすり潰して焙煎し、黒糖でキャラメライズした人気商品「カカオ黒糖」(850円)

「カカオ黒糖」は、スイーツとしてのみならずサラダや肉料理などにも使える万能アイテムだそう。どれもパッケージがおしゃれで、友人たちに持ち帰りたくなります。

画像: (写真左から)カカオ果肉、バナナ、ココナッツミルク、シークワーサーなどをブレンドした「カカオフルーツスムージー」(850円)、ガーナ70%と多良間島産黒糖をドリンクにした「チョコレートドリンク(Rサイズ)」(650円)

(写真左から)カカオ果肉、バナナ、ココナッツミルク、シークワーサーなどをブレンドした「カカオフルーツスムージー」(850円)、ガーナ70%と多良間島産黒糖をドリンクにした「チョコレートドリンク(Rサイズ)」(650円)

林さんおすすめの、カカオフルーツショット(カカオの実の内側にある果肉から抽出した果汁100%ジュース)を使ったオリジナルスムージーと、チョコの風味をしっかり味わえるチョコレートドリンクで、カフェタイム。

画像3: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

びっくり! ライチみたいな、ヨーグルトみたいな……? すっきりした味わい!

画像4: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

おいしい~! チョコレートドリンクも甘さ控えめだけど、満足感ある!

沖縄でしかできない、沖縄らしいプロダクトづくり。その現場で働く人の生きざまに、少しだけふれることができた気がします。応援したいと感じるとともに、自分も頑張らなきゃなぁと反省するふたりでした。

TIMELESS CHOCOLATE

住所沖縄県中頭郡北谷町宮城3-223
電話098-923-2880
営業時間9:00〜18:00
定休日月曜
SNShttps://timelesschocolate.com/

宮城島「果報バンタ」で絶景からパワーをもらう

旅もいよいよ終盤。絶対立ち寄ろうと決めていた本島屈指の絶景ポイント、宮城島の「果報(カフウ)バンタ」へ向かいます。

バンタとは沖縄言葉で“崖”や“岬”の意。「果報バンタ」は、果報(幸福)の岬というだけに、息を呑むようなエメラルドグリーンの海が豊かな自然と融合する、壮大な風景を崖の上から一望できるパワースポットです。

画像: 宮城島「果報バンタ」で絶景からパワーをもらう

岬にある展望所に上がったふたりは珊瑚まで見える海の透明度と美しさに思わず歓声!

画像5: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

わぁ~……! これは言葉にできない。

画像6: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

眺めているだけで癒されるね。

眼下には白砂のビーチがあり、この近くにはウミガメの産卵場もあるのだとか。潮風と波音に包まれて壮大な自然の絶景にパワーをもらったふたり。いよいよ最後のスポットに向かいます。

果報バンタ

住所沖縄県うるま市与那城宮城2768

「D&Department OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い

宮城島から沖縄市まで約50分の道のりを一気に下り、日本最古のショッピングセンターと言われる「PLAZA HOUSE(プラザハウス)」に到着しました。目的地はこの2階にあるコミュニティショップ「D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)OKINAWA by PLAZA3」。クラフト好きなふたりが旅の終わりにどうしても立ち寄りたかったお店です。

画像1: 「D&Department OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い

こちらは、“地域のロングライフデザイン”を発掘してその土地の魅力を発信するD&DEPARTMENT PROJECTの実店舗。丁寧にセレクトした雑貨とアパレルをメインに幅広いアイテムを取り扱っています。全国展開しており、いわば“デザインの道の駅”です。

画像2: 「D&Department OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い

はやる気持ちを抑えつつ、さっそく買い物に没頭するふたり。

画像7: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

どうしてもまたやちむんに目がいってしまうなぁ。

画像8: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

青木さん見て見て。これ素敵じゃない?アクセサリーパーツかなぁ。

岡元さんがショーケースの中に見つけたものは、銀や真鍮を使ったアクセサリーを中心に、オーナメントやモビールなど幅広く制作している金工作家ユニット「cicafu metal works(チカフメタルワークス)」の作品。

画像3: 「D&Department OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い

沖縄の伝統工芸「金細工(くがにぜーく)」の装身具にインスパイアされた「房指輪」のパーツです。房指輪は琉球王国時代に親から娘へ贈られていた装身具で、このパーツ一つひとつに願いを込めて房のように綴り、婚礼の際に「花嫁の指輪」として贈っていたそうです。

画像4: 「D&Department OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い

琉球古典柄やオリジナル柄のものもあり、一つひとつに贈る相手を思いやる意味が込められているそう。しばらくショーケース越しに見入っていた岡元さん。シーサーの雄・雌のペアを選びました。(各4,180円)

画像9: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

背景を知ると余計心が掴まれるね。手持ちのネックレスにつけられるかな。小さなシーサーが守ってくれそうな気がする。

画像10: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

小さくても頼もしい魔除けだね! この旅の思い出が詰まった、いいお土産になりそう。

実際、cicafu metal worksが制作する房指輪は、自分への贈り物として購入する人が多いそう。沖縄の文化と一緒に持ち帰って、長く使い続けることができそうな予感。そんな風に、ものを大切にして生きていきたいものです。

D&Department OKINAWA by PLAZA3

住所沖縄県沖縄市久保田3-1-12 プラザハウスショッピングセンター2F
電話098-894-2112
営業時間10:30~19:00
定休日火曜
SNShttps://www.d-department.com/ext/shop/okinawa.html
画像11: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【3日目】

【おきなわCompassチームの3日目は…?】

贅沢なモーニング、絶景を前にしたランチと、しっかり食事でエネルギーを蓄えたふたりが向かったのはメガジップ! 体を動かした後は、スイーツにお土産探しと最後まで全力で駆け抜けました。
→おきなわCompass3日目の記事を読む

ここまで、「自分と向き合う」をテーマに旅してきたふたり。大きく体を動かすアクティビティはなくとも、その分、心に響く体験にあふれていました。上質なものにふれ、丁寧に作られたグルメを楽しみ、大きな満足感に包まれた2泊3日。

「簡単に『旅のしおり』を作れたのが良かったよね。相談する時間がなかなか作れなかったけど、お互いのお気に入りスポットを共有しあって楽にすりあわせできたし」「うん、現地でも、レコメンド機能が私たち好みのお店をおすすめしてくれたから、後から悔しい思いをしなくて済んだよね!」と、ふたりともこの旅を計画からサポートしてくれた「おきなわCompass」に感謝です。

旅から帰ってきた後も、しおりは思い出として残せます。後から振り返ることができるので、友人たちに沖縄のおすすめ情報を紹介したいときにも使えそうです。旅マエから旅アトまで、アプリをうまく使って沖縄を最大限楽しんでください。

おきなわCompass

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