普段から、旅にまつわるさまざまな情報を取り扱う、OnTrip JAL編集部のメンバーたち。プライベートの旅行でも、もちろんその知識が役立っています。そこでこの記事では、旅慣れたふたりのメンバーの沖縄旅行の様子を、2泊3日の行程にまとめました。ただ観光地を巡るだけではない、心と体がじんわりと満たされるモデルコースをご紹介します。
※営業時間や提供内容が変更となっている可能性がございます。
※価格は税込み表記です。
※記事内の写真は記事投稿時のものです。
INDEX
〈はじめに〉
〈1日目〉
〈2日目〉
〈3日目〉
〈はじめに〉
登場人物紹介
OnTrip JAL編集部を代表して旅に出るのは、こちらのふたり。
岡元さん
お土産大好き!旅先ではたくさん買い物しちゃいます。
青木さん
ご当地グルメにお酒に、その土地のものを食べるのが旅の楽しみ!
一緒に出張に出る機会が多いコンビではあるものの、自分たちが主役になることは珍しく、準備に余念がないふたり。はりきって旅のテーマも設定しました。
旅のテーマ:「自分と向き合う」
少し立ち止まって、今後の人生についてゆっくり考えたいそう。自然のエネルギーを受けながら、おいしいグルメに励まされながら、2泊3日を過ごします。この記事では、レンタカーを借りた車ありのコースをご紹介します。
〈1日目〉南城の自然と那覇のおいしい・キレイを巡る
初日は沖縄の聖地巡りと海が見える絶景カフェでリフレッシュ。那覇市街でコスメや絶品スムージーを堪能する大満足のコースです。
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く
那覇空港から車で約50分。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産として世界文化遺産に登録された「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に向かいます。沖縄自動車道を経て南城市に入ると、目の前には海が! 沖縄らしい景色に、旅心が盛り上がります。
御嶽(うたき)とは、沖縄本島を含む南西諸島に広く分布している“聖地”の総称で、「斎場御嶽」はその最高峰とされる地。創造神・アマミキヨがニライカナイ(神の世界)から降り立ち、国づくりを始めたとする琉球創世の神話「琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)伝説」にも登場し、王国時代はここで国家繁栄、五穀豊穣、航海安全などの祈りが捧げられていました。
「斎場御嶽」には、御嶽内に点在する6つのイビ(神域)=うがんじゅ(拝所)があります。

入場して間もなく到達する「久高島遥拝所(くだかじまようはいじょ)」では、蒼い海に浮かぶ「神の島」、久高島の神々しい風景が出迎えてくれました。
青木
蒼も緑も色が濃くて、生命の力強さを感じるね。
岡元
美しい景色! 神の島と言われるのも納得。
この拝所のすぐ左手にあるのが御嶽の入り口にあたる「御門口(うじょうぐち)」。

ここから先は、たとえ琉球王でも男性は踏み込めなかったという聖域の入り口です。木々が鬱蒼と生い茂る森へ一歩踏み込むと、御嶽ならではの特別な感覚に包まれるのがわかります。
御嶽内を歩き始めて5分ほどで、「大庫理(うふぐーい)」に到着。琉球王国最高位の神女とされた「聞得大君(きこえおおきみ)」の就任式が行われた場所です。

森の静寂に包まれながら、イビを巡るふたり。豊かな自然に守られている特別な力を体感しながら、心が洗われていく感覚を味わいます。

15分ほどをかけて、5つ目の拝所「三庫理(さんぐーい)」に到着。

本来はこの三角形の岩の間を進んで突き当たる小さな空間が拝所ですが、聖域保全のため現在は立ち入り制限が設けられており、外から眺めることのみ許されています。
※立ち入り制限等の最新情報は公式Webサイトをご確認ください。
斎場御嶽
| 住所 | : | 沖縄県南城市知念字久手堅539 |
|---|---|---|
| 開館時間 | : | 〈3〜10月〉9:00〜18:00(最終チケット販売17:15/最終入場17:30) 〈11〜2月〉9:00〜17:30(最終チケット販売16:45/最終入場17:00) |
| 入場料 | : | 大人(高校生以上)300円、子ども(小・中学生)150円、6歳以下無料 ※2026年10月1日より入場料が改定予定 |
| 定休日 | : | 旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日 ※毎年変動するため公式Webサイトをご確認ください |
| web | : | 斎場御嶽 公式サイト |
森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ
斎場御嶽から海沿いの道をしばらく行き、穏やかな風景を経て15分ほどで「山の茶屋 楽水(らくすい)」に到着。“山の茶屋”という店名のとおり、山の上に建つ絶景が自慢のカフェです。ふたりは「下から建物が見えない!ドキドキするね」と笑いながら、亜熱帯植物に包まれた約100段の階段を上ります。

店内に足を踏み入れると、そこにはダイナミックな岩の塊が。オーナーが琉球石灰岩ありきでこの店づくりを決めたそうで、先ほどの階段も琉球石灰岩なのだそう。有機的な岩のフォルムがそのまま活かされた店内を通り抜け、テラス席へ向かいます。
木の間から海が見えるロケーションに感動の面持ちです。

青木
木陰から海を見下ろすなんて優雅~。
またしても贅沢な森林浴だね。物思いにふけるには最高のロケーションだ~。
地元食材をふんだんに使った料理はほとんどすべてのメニューがヴィーガンに対応しているそう。

右手前から、無農薬・無化学肥料で育てた自家製小麦をブレンドしたオリジナルそばに、地元産の海ぶどうや野菜、グルテンフリーミートをのせた人気の温そば「さちばるそば(左は付け合わせのジーマミー豆腐ともずく酢)」(1,980円)、奥は、紅芋の葛を使った自家製アンダギー(揚げ物)「芋くじアンダギー」(935円)を注文。地元食材たっぷりのランチでお腹が満たされました。
山の茶屋 楽水
| 住所 | : | 沖縄県南城市玉城字玉城19-1 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-948-1227 |
| 営業時間 | : | 11:00〜15:00(L.O.14:00) |
| 定休日 | : | 水曜・木曜 |
| web | : | 山の茶屋 楽水 公式サイト |
沖縄発コスメブランド「SuiSavon -首里石鹸-」で自分磨き
続いて、車で約40分かけて那覇市街に戻り、首里城の城下町のひとつ当蔵(とうのくら)に本店を構える「SuiSavon(スイサボン)-首里石鹸-」へ。

店内には、沖縄生まれの植物や果物から作るボタニカルソープやスキンケアプロダクトなど、お土産にしても喜ばれそうなアイテムがずらり!

色とりどりの「ボタニカルハンドメイド洗顔石鹸」は、ブランドを象徴するアイコニックなアイテム。すべて合成着色料不使用で、沖縄の天然素材と天然精油の香りをブレンドしたものです。熱を加えないコールドプレス製法で時間をかけて冷やし固める「枠練り」で成型しています。

店内に入った時から気になっていたふわふわの泡は、沖縄のみで採れるマリンミネラルたっぷりの沖縄海底泥(クチャ)から生まれた「琉球のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸」。

琉球のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸 130g(2,838円~)
クチャは普通のクレイよりもミネラルが豊富なのが特徴。皮膚を優しくいたわりながら、健やかな肌に導いてくれそうです。沖縄らしい香りのバリエーションも魅力です。
岡元
洗い上がりもしっとり! いろんな香りがあるから選ぶのも楽しい~。
青木
このプルメリア&リリーの香り、いいね。へたらない泡もすごい!
続いて手に取ったのは、美容液が溢れ出す保湿ハンドクリーム「エッセンスハンドクリーム」。



手の甲にのせて指でくるくるすると、じゅわっと美容液が溢れ出ます。

エッセンスハンドクリーム 45g(2,530円~)
青木
自分のケアができると、それだけで気持ちが上向きになるよね。
岡元
うん、自分と向き合うことが人生を見つめなおすことにもつながると思う。
ひとしきり盛り上がったふたりは、それぞれ気になるアイテムをお買い物しました。
SuiSavon -首里石鹸- 当蔵ギャラリーショップ本店
| 住所 | : | 沖縄県那覇市首里当蔵町2-13 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0800-000-3777 |
| 営業時間 | : | 10:00~18:00 |
| 定休日 | : | 不定休 |
| web | : | SuiSavon -首里石鹸- 公式サイト |
「Vita Smoothies」で沖縄フルーツパワーを注入!
スムージーが日本に定着する前にその魅力に目をつけ、2005年に開業したスムージー専門店の先駆け的お店「Vita Smoothies(ビタ スムージーズ)」。クリームイエローの壁とオレンジ色のサンシェード、ほんのりレトロが香るビジュアルがいい雰囲気を醸し出しています。

黒板には、思わず前のめりになりそうなメニュー名がずらり。どれも保存料は不使用。沖縄県産を中心としたフルーツや野菜をたっぷり使用していて、氷を使っていない濃厚な風味のオリジナルスムージーが評判だそうです。
岡元
ねえねえ、「ピュアボディ」とか「プリティウーマン」とか、なんだかメニューが気になるのばかり。
青木
うわ、本当だ。個人的には「ストレスバスター」とかも気になる(笑)
スタッフさんのおすすめを聞きながら悩み抜いたふたりは、幻のマンゴーを使った季節限定メニューと、見た目がかわいらしいパフェのような一品をオーダーしました。

写真左が、契約農家さんの追熟型キーツマンゴーをたっぷり使った「完熟キーツマンゴー・スムージー」(1,350円)、右が、紅芋、バナナ、いちごの入った「彩り紅芋バナナ」(890円)。こちらは自家製ちんすこうのクランブルとホイップの存在もあって、食べ応え抜群。イートインの場合、オリジナルの琉球ガラスで提供してくれます。

「やっぱり、体が求めるものを食べるのって大切だね」「時間がないときとか適当に食事を済ませていたけど、やめなきゃ」
と、自然と会話が健康の話に。ゆったり流れる時間に身を任せていたら、あっという間に夕刻です。この日は、ホテルでゆっくり夕食を取り、スパでリフレッシュ。明日に備えて早めに休みました。
Vita Smoothies
| 住所 | : | 沖縄県那覇市牧志2-17-17 まきしビル1F |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-863-3929 |
| 営業時間 | : | 11:30~18:00 |
| 定休日 | : | 火曜・水曜 |
| : | @vita_smoothies_official |
那覇の夜をもっと満喫したい!という方は、国際通りの裏通りや牧志公設市場周辺で沖縄らしいローカルカルチャーを味わうのもおすすめです。
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〈2日目〉やちむんに触れ、北谷の海と夜を堪能する
2日目は、「やちむん(焼きもの)」を“作る、買う、食べる”の3方向から楽しむ、やちむんづくしのプランです。
「育陶園 壺屋焼 やちむん道場」で陶芸体験に没頭

沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の工房が立ち並ぶやちむん通りからスタート。からナビがないと迷い込みそうな細道を抜けて、たどり着いたのは「やちむん道場」。趣のある琉球赤瓦屋根の建物で、入り口では大小さまざまなシーサーが出迎えてくれます。

道場の運営元である「育陶園(いくとうえん)」は、やちむん発祥の地で、6代にわたり壺屋焼を営んでいる老舗窯元。育陶園で販売されているシーサーの一部は、窯元で代々伝承される獅子型を用いて焼かれたもので、表情豊かなシーサーは育陶園の十八番なのだそう。
道場では「シーサー」「ロクロ」「手びねり」「絵付け」の体験ができますが、ふたりは初心者向けの「ロクロ」を選択。約30分間、器の形づくりから、土へのアプローチの仕方なども含めて細かに指導していただきます。

足元にあるペダルをグッと踏み込んで、まずロクロの速度を調整。手を水に浸したら両手で挟むようにキュッと力を入れると細くなります。
岡元
思ったより力を入れないと、なかなか形が変えられない……
青木
人生と同じで、思い通りにはいかないもんですね(苦笑)。思い切りが必要だ……!
つかの間の、集中タイム。無言でロクロを回すふたりは、土と向き合いながら自分とも向き合うことになったようです。

土は焼き締めると2割くらい小さくなるので、それを想定して成形することがイメージ通りに焼き上げるコツとのこと。ふたりのようにロクロのみ体験する場合は2,530円。成形後、実際に焼いて仕上げる場合は4,950円(配送料は別途かかります)です。
壺屋焼窯元 育陶園 やちむん道場
| 住所 | : | 沖縄県那覇市壺屋1-22-33(育陶園本店) |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-863-8611 |
| 営業時間 | : | 10:00~13:00/14:00~17:30 |
| 定休⽇ | : | 無休※1月1日、2日、年数回の不定休あり |
| web | : | 壺屋焼窯元 育陶園 やちむん道場 公式サイト |
作家と話せるクラフトショップ「tituti OKINAWAN CRAFT」へ
陶芸体験を終えてやちむんへの興味が強まったふたりは、周辺を歩いてみることに。

歩いて5分ほどの「tituti OKINAWAN CRAFT(ティトゥティ オキナワン クラフト)」に立ち寄ることに。ここは沖縄の工芸の奥深さや魅力を作家自らが発信し、店舗の運営や接客も行うユニークなクラフトショップです。なかでも、人気陶芸家・金城有美子さんの力強さを感じる「サンゴブルーシリーズ」が注目のアイテム。
この日は残念ながら、金城さんご本人にお目にかかれませんでしたが、作品は店頭に並んでいました。


岡元
沖縄ならではの鮮やかなブルーだね。
青木
ハッキリした色なんだけど、ザラっとした土の質感のおかげで落ち着いた雰囲気。いろんな料理を受け止めてくれそうだ。

そして、さんざん悩んだ結果、大皿の購入を決定。「今度こそ自炊がんばれるように、モチベーションを上げよう!」と、自分への先行投資です。心ときめく思いがけない出合いも旅の醍醐味です。
tituti OKINAWAN CRAFT
| 住所 | : | 沖縄県那覇市牧志3-6-37 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-862-8184 |
| 営業時間 | : | 9:30~17:30 |
| 定休日 | : | 火曜 |
| web | : | tituti OKINAWAN CRAFT 公式サイト |
暮らしに馴染む、やちむんの姿。カフェ&雑貨「mofgmona」
市街地から北東に向かって約30分で、カフェ「mofgmona(モフモナ)」でランチタイムです。

沖縄国際大学の近くという場所柄、以前は学生たちが利用するアパートだった古い建物をオーナーご夫婦が借り受け、大学時代の友人たちの手を借りながらフルリノベした空間。

床材を剥がして剥き出しになったフロアの荒削り感、深みを増した木材の色、柱を効果的に用いて立体的な周遊空間に仕立てた手作りのロフト。そこに配置されたアンティークの家具と、オーナーご夫婦が海外の蚤の市で買い付けた雑貨類、すべてが心地よく調和した、居心地の良さが印象的です。

それこそ、店内に飾られるやちむんは自然に空間に溶け込んでいて、まるで家の食器棚をのぞいているかのような感覚。

出窓に飾られている琉球ガラスのコップも、日の光を受けてキラキラと美しく、店内を歩き回ると各所に目が留まります。

ふたりは明るい窓辺に座り、それぞれおすすめのメニューを注文。どちらも、やちむんの器に盛られています。

写真手前、「本日のごはんプレート」(1,573円)は、野菜のポタージュとお肉料理、島野菜・旬野菜のお惣菜、リーフサラダもたっぷり添えられています(自家製沖縄産野草茶付き)。写真奥の「チキン・マサラ・カリープレート」(1,518円)は、自家調合のスパイスカレー。ライスは玄米か、ターメリックライスから選べます。バランスの良いランチにふたりは大満足です。
食後は、上階にあるやちむんギャラリー「mofgmona no zakka」へ。


青木
器って、買いだすとどんどんほしくなるよね(笑)
岡元
旅先だと特にね(笑)。ねえねえ、琉球ガラスも素敵だよ?
ひとくちに「やちむん」と言っても、作風はさまざま。いろいろ見比べたい方に、ぜひおすすめしたいお店です。
mofgmona
| 住所 | : | 沖縄県宜野湾市宜野湾2-1-29 1F |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-893-7303 |
| 営業時間 | : | 11:00~21:30(L.O.20:30) |
| 定休日 | : | 不定休 |
| : | @mofgmona |
mofgmona no zakka
| 住所 | : | 沖縄県宜野湾市宜野湾2-1-29-301 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-893-5757 |
| 営業時間 | : | 11:00~18:00 |
映画のワンシーンみたいな「北谷公園サンセットビーチ」の黄昏
夕方は本島中部の北谷(ちゃたん)エリアへ向かいます。ホテルのチェックインを済ませ、ひと休みしたら、夕陽スポットとして有名な「北谷公園サンセットビーチ」に、ディナー前に立ち寄ることにしました。

サンセットの時間帯は、まるで映画のワンシーンのような景色が広がっていました。周囲にはカップルや家族連れ、そして北谷という土地柄、外国人も多く、BBQをしているグループもちらほら。

岡元
なんかBGMが聞こえてきそうなくらい素敵な夕景!
青木
これがロマンチックってものだよね……!
しばらく海の光と波音に癒されながら、物思いにふけるふたりなのでした。
北谷公園サンセットビーチ
| 住所 | : | 沖縄県中頭郡北谷町美浜2 |
|---|---|---|
| web | : | 北谷公園サンセットビーチ 公式サイト(北谷町観光協会サイト内) |
「CHATAN HARBOR BREWERY&RESTAURANT」でクラフトビール片手に旅の思い出話を
サンセットビーチから歩いて15分ほどで、この日のディナー会場に到着。

「CHATAN HARBOR BREWERY&RESTAURANT(チャタン ハーバー ブルワリー&レストラン)」は、その名の通り、ディナークルーズやクラフトビールの醸造所、バーなどがそろった複合型レストラン。北谷の港を目の前に、落ち着いた雰囲気の店内はリゾート感たっぷりです。
こちらのフードメニューは、アメリカングリルをベースにしたシーフード料理や肉料理など、どれもビールに合いそうなものばかり。

ビーフダイスステーキ、グリルチキン、チョリソー、ハニーマスタードポークスペアリブ、オニオンリングの盛り合わせ「ミートプラッター」(5,700円)を注文して、シェアします。

沖縄の自然をコンセプトにしたクラフトビール「チャタンビール」。左から、「ヴァイツェン」「ラガー」「スタウト」「IPA(インディア ペール エール)」いずれもMサイズ1,150円です。
お酒も進んですっかり盛り上がり、旅の思い出話はつきません。この日は沖縄の夜をたっぷり楽しみました。
CHATAN HARBOR BREWERY&RESTAURANT
| 住所 | : | 沖縄県中頭郡北谷町美浜53-1 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-926-1118 |
| 営業時間 | : | 17:00~22:00(L.O.21:30) |
| 定休日 | : | 無休 |
| web | : | CHATAN HARBOR BREWERY&RESTAURANT 公式サイト |
〈3日目〉極上モーニングから絶景、伝統工芸で心をととのえる
最終日は、心地よい朝食に始まり、素材のこだわりが詰まったチョコや絶景を満喫。さらに、歴史ある伝統工芸に触れ、沖縄の温かい文化とともに旅の余韻に浸ります。
「GOOD DAY COFFEE」で理想のブレックファストを
最終日の朝は、早起きして北谷随一の人気コーヒープレイス「GOOD DAY COFFEE(グッドデイコーヒー)」にやってきました。

朝6時から午後3時まで営業、おいしいコーヒーと豊富な朝食メニューが魅力のカフェ。外国人居住者が多い北谷の土地柄もあり、入れ替わり立ち替わりさまざまな国籍のお客さんが訪れる人気ぶりに、自ずと期待値が高まります。

オーナーの宮里達也さんは、20代に沖縄からオーストラリアに渡り、滞在中にシドニーのコーヒー文化にどっぷり浸かったそう。帰国後、オーストラリアと近しい雰囲気を持つこの場所に、自身が愛するコーヒー&サーフ文化を融合したカフェをオープン。嘉手納基地も近い土地柄も手伝って外国人のリピーターも増え、瞬く間に北谷界隈の人気店となりました。
「外国人住宅の壁をぶち抜いて改装した」という空間は、どこか海外にいるようで、滞在時間そのものがほんのりと非日常のように感じられる心地よさがあります。

写真左が「GOOD DAY BREAKY(グッドデイブレイキー)」(980円)。プレートの上で芸術的なアーチを描くアボカドスライスと、厚めのトーストには双子のサニーサイドアップとカリカリベーコン。おいしい予感しかしないビジュアルです。
右が「FRENCH TOAST(フレンチトースト)」(770円)。バナナが添えられたフレンチトーストは、手前のホイップクリームの頂上にちょこんとコーヒー豆がのせられているのがかわいらしい。
ドリンクは左が「ロングブラック」(500円)、右が「ラテ」(550円)。コーヒー豆はバイロンベイのロースターから直接取り寄せているそう。浅煎り豆のすっきりとした飲み口はフードとの相性もパーフェクト。

青木
早起きは苦手だけど、おいしいご飯のためなら頑張れるかも(笑)
岡元
旅先の朝食ってその日の気分を大きく左右するから重要! コーヒーもおいしいし、出だし好調だね~。
おいしいモーニングでGOOD DAYなスタートをきったふたり。ご機嫌で次のスポットへ向かいます。
GOOD DAY COFFEE
| 住所 | : | 沖縄県中頭郡北谷町浜川178-1 S-289 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 090-4470-1173 |
| 営業時間 | : | 火曜~土曜 6:00〜15:00(L.O.14:00) 日曜 6:00~14:00(L.O.13:00) |
| 定休日 | : | なし |
| : | @gooddaycoffee.okinawa |
沖縄発のクラフトチョコ「TIMELESS CHOCOLATE」でお土産探し
北谷の街並みに溶け込むスタイリッシュな外観。GOOD DAY COFFEEから車で3~4分のご近所にある、クラフトチョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」を訪れました。

もともとアメリカンビレッジ内に店舗を構えていましたが、2021年に移転してリニューアル。ショップのほか、工房とカフェを併設しています。

広々とした店内の奥にはファクトリーが。ガラス越しに職人さんが作業する風景を眺めることができます。その手前とサイドにはお店のオリジナルプロダクトがずらり。ドリンクやフードなどは、イートインもテイクアウトも可能です。

運よくオーナーの林正幸さんに会えたふたりは、熱い思いのこもった説明を受けて興味津々。丁寧に自家焙煎したカカオ豆と、沖縄のサトウキビから生み出される、個性豊かな風味を味比べします。特に林さんがポテンシャルを感じているという「自然の持ち味」や「島ごとに個性のあるサトウキビの風味」の豊かさを直に体感。

タブレットはすべてシングルオリジン。「コロンビア82% 多良間島純黒糖」や「ガーナ70%沖縄県産島ザラメ」など、常時4種類以上を販売。(各1,200円)、右は自家焙煎のウガンダ産カカオ豆を、沖縄県産黒糖でキャラメライズした人気商品「カカオ黒糖」(1,200円)
「カカオ黒糖」は、アイスクリームやヨーグルトのトッピングとしても使える万能アイテムだそう。どれもパッケージがおしゃれで、友人たちに持ち帰りたくなります。

左:カカオ果肉、バナナ、ココナッツミルク、シークワーサーなどをブレンドした「カカオフルーツスムージー」(900円)、右:ガーナ70%の板チョコを丸々1枚以上使用したリッチな味わいの「チョコレートドリンク(Rサイズ)」(700円)
林さんおすすめの、カカオフルーツショット(カカオの実の内側にある果肉から抽出した果汁100%ジュース)を使ったオリジナルスムージーと、チョコの風味をしっかり味わえるチョコレートドリンクで、カフェタイム。
岡元
びっくり! ライチみたいな、ヨーグルトみたいな……? すっきりした味わい!
青木
おいしい~! チョコレートドリンクも甘さ控えめだけど、満足感ある!
沖縄でしかできない、沖縄らしいプロダクトづくり。その現場で働く人の生きざまに、少しだけふれることができた気がします。応援したいと感じるとともに、自分も頑張らなきゃなぁと反省するふたりでした。
TIMELESS CHOCOLATE
| 住所 | : | 沖縄県中頭郡北谷町宮城3-223 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-923-2880 |
| 営業時間 | : | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | : | なし |
| web | : | TIMELESS CHOCOLATE 公式サイト |
宮城島「果報バンタ」で絶景からパワーをもらう
旅もいよいよ終盤。本島屈指の絶景ポイント、宮城島の「果報(カフウ)バンタ」へ向かいます。
バンタとは沖縄言葉で“崖”や“岬”の意。「果報バンタ」は、果報(幸福)の岬というだけに、息を呑むようなエメラルドグリーンの海が豊かな自然と融合する、壮大な風景を崖の上から一望できるパワースポットです。

岬にある展望所に上がったふたりは珊瑚まで見える海の透明度と美しさに思わず歓声!
青木
わぁ~……! これは言葉にできない。
岡元
眺めているだけで癒されるね。
眼下には白砂のビーチがあり、この近くにはウミガメの産卵場もあるのだとか。潮風と波音に包まれて壮大な自然の絶景にパワーをもらったふたり。いよいよ最後のスポットに向かいます。
果報バンタ
| 住所 | : | 沖縄県うるま市与那城宮城2768 |
|---|
「D&DEPARTMENT OKINAWA」で長く寄り添えるモノとの出合い
宮城島から沖縄市まで約50分の道のりを一気に下り、日本最古のショッピングセンターと言われる「PLAZA HOUSE(プラザハウス)」に到着しました。目的地はこの2階にあるコミュニティショップ「D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)OKINAWA」。クラフト好きなふたりが旅の終わりにどうしても立ち寄りたかったお店です。

こちらは、“地域のロングライフデザイン”を発掘してその土地の魅力を発信するD&DEPARTMENT PROJECTの実店舗。丁寧にセレクトした雑貨とアパレルをメインに幅広いアイテムを取り扱っています。全国展開しており、いわば“デザインの道の駅”です。

はやる気持ちを抑えつつ、さっそく買い物に没頭するふたり。
青木
どうしてもまたやちむんに目がいってしまうなぁ。
岡元
青木さん見て見て。これ素敵じゃない?アクセサリーパーツかなぁ。
岡元さんがショーケースの中に見つけたものは、銀や真鍮を使ったアクセサリーを中心に、オーナメントやモビールなど幅広く制作している金工作家ユニット「cicafu metal works(チカフメタルワークス)」の作品。

沖縄の伝統工芸「金細工(くがにぜーく)」の装身具にインスパイアされた「房指輪」のパーツです。房指輪は琉球王国時代に親から娘へ贈られていた装身具で、このパーツ一つひとつに願いを込めて房のように綴り、婚礼の際に「花嫁の指輪」として贈っていたそうです。

琉球古典柄やオリジナル柄のものもあり、一つひとつに贈る相手を思いやる意味が込められているそう。しばらくショーケース越しに見入っていた岡元さん。シーサーの雄・雌のペアを選びました。(真鍮4,200円、銀6,000円)
岡元
背景を知ると余計心が掴まれるね。手持ちのネックレスにつけられるかな。小さなシーサーが守ってくれそうな気がする。
青木
小さくても頼もしい魔除けだね! この旅の思い出が詰まった、いいお土産になりそう。
実際、cicafu metal worksが制作する房指輪は、自分への贈り物として購入する人が多いそう。沖縄の文化と一緒に持ち帰って、長く使い続けることができそうな予感。そんな風に、ものを大切にして生きていきたいものです。
D&DEPARTMENT OKINAWA
| 住所 | : | 沖縄県沖縄市久保田3-1-12 プラザハウスショッピングセンター2F |
|---|---|---|
| 電話 | : | 098-894-2112 |
| 営業時間 | : | 10:30~18:00(火曜のみ16:00閉店) |
| 定休日 | : | 不定休 ※公式SNSをご確認ください |
| web | : | D&DEPARTMENT OKINAWA 公式サイト |
| : | @d_okinawa |
ここまで、「自分と向き合う」をテーマに旅してきた2泊3日。大きく体を動かすアクティビティはなくとも、上質なものにふれ、丁寧に作られたグルメを楽しみ、満足感に包まれました。日々の喧騒から少し離れて心をリセットしたいとき、ぜひこのモデルコースを参考に沖縄を訪れてみてください。
初回投稿日:2023年11月17日
※2026年8月21日に一部内容を更新いたしました。
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掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。









