鹿児島本土と沖縄本島の、ほぼ中間に位置する奄美大島。日本有数のマングローブ林をはじめとする豊かな自然に加え、大島紬や奄美島唄など、島人が育んだ独自の文化に触れることができる人気スポットです。

そんな奄美の魅力を心ゆくまで堪能したいなら、島の各地をのんびり巡ることができるバス旅がおすすめ。レンタカー運転の疲れを気にせず、思いっきり観光やアクティビティを満喫できるほか、お酒も自由に楽しめるので、一人旅はもちろんグループ旅行にも最適です。

画像1: 奄美大島はバス旅で満喫!“JAL MaaS”と“し~まクーポン”でかしこく巡る2泊3日

さらに今なら、バス旅に便利な「JAL MaaS」と、特定店舗で使える「し~まクーポン」を活用して、奄美を快適かつおトクに楽しめます! そこで、 2つのサービスを上手に使ってかしこく巡る、2泊3日のモデルコースをご紹介。さらに、時間に余裕がある方向けの「番外編」として、もっと奄美を楽しむヒントをお伝えします。

※価格は税込み表記です。
※価格は2023年3月時点のものです。

INDEX

奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

【Day1】気楽なバス旅で“奄美らしさ”を実感!

【Day2】遠方への移動もラクラク! バス旅で奄美の絶景を満喫

【Day3】おさえておきたい奄美の今昔

【番外編】さらに奄美大島巡りを楽しむなら、北西部の「大和村」へ!

ゆったりと流れる奄美の時間を満喫したいなら、バス旅が断然おすすめ!

奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

奄美大島は、年間平均気温が18℃で季節による寒暖差も少ないため、空港に降り立った瞬間から南国の空気を感じることができます。

観光の移動手段といえばレンタカーを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし奄美大島の旅は、島の全域をカバーする「しまバス」がとっても便利。もちろん空港からバスに乗って、島の各地へ向かうことが可能です。

画像1: 奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

その際に便利なのが、「JAL MaaS」です。MaaSとは「Mobility as a Service」の略で、デジタル技術を活用し、交通手段の手配や利用をスマートにする仕組みのこと。「JAL MaaS」ならフライトはもちろん、今回利用する「しまバス」を含む公共交通機関などから、目的地への最適なルートと所要時間がわかり、なおかつおトクな「しまバス路線乗り放題券」などチケットの購入までがシームレスに!

画像2: 奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

さらに、飛行機と宿泊が組み合わせ自由のJALダイナミックパッケージでご旅行の方なら、奄美大島を含む奄美群島で使用できる、おトクな「し~まクーポン」(通常5枚セット5,000円のところ、数量限定で3,000円で販売中)を「JAL MaaS」から、オプションでご購入いただくことも。

画像3: 奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

 

アクティビティやお食事に使える「し~まクーポン」をゲットして、奄美のバス旅に出発しましょう。

JAL MaaSはこちら
https://www.jal.co.jp/jp/ja/relations/jalmaas/

画像4: 奄美のバス旅は、JAL MaaSを使えば準備もラクラク

【Day1】気楽なバス旅で“奄美らしさ”を実感!

初日は、多様な“食”をメインに奄美の魅力を味わいながら、宿泊先がある市街地へと向かいます。乗り放題券を購入しておけば、寄り道も自由自在。とはいえ、路線や時間帯によってはバスの本数が少なめなので、「JAL MaaS」での確認をお忘れなく!

奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

画像1: 奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

旅の始まりは、島のほぼ北端に位置する奄美空港から。「奄美空港」のバス停から10分ほどバスに揺られると見えてくるのが、マリンレジャーの名所として知られる用安海岸です。清々しい景色に触発されて道中のおやつがほしくなったら、「用安」バス停から少し歩いた場所にある、地元の方々に人気の小さなパン屋さん「晴れるベーカリー」を訪ねてみましょう。

画像2: 奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

ご夫婦で仲良くつくるこの店のパンは、国産小麦をベースに打田原ビーチで採れた塩や、島ざらめなど、奄美産の食材を用いている点が特徴。「ほおばった人のココロが晴れやかになる」というキャッチフレーズのとおり、温かみのある味わいが魅力です。

画像3: 奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

食パン、玄米ブレッド、カンパーニュにベーグルなど、多彩なメニューのなかでも定番の人気商品は、自家製カスタードクリームがたっぷり詰まったキューブ型の「クリームパン」(写真左上/190円)や、奄美大島の純黒糖ならではの濃厚な甘さがおいしい「黒糖くるみ」(写真右上/210円)。その場で焼いてから渡してくれる「ホットサンド(ハム&チーズ)」(写真中央/350円)も、旅のお供として注文する人が多いのだとか。

画像4: 奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

お店の横にはテラス席やハンモックも用意されているので、こちらで一休みしながら自慢のパンやドリンクを味わうのも良し。お店から少し歩いて、白砂がきれいな用安海岸を散策しながらのピクニックも楽しいかもしれません。

画像5: 奄美の恵みを活かした人気店「晴れるベーカリー」で買ったパンを片手に用安海岸を散策

晴れるベーカリー

住所鹿児島県奄美市笠利町用安1222-1
アクセス「用安」バス停徒歩3分
電話0997-63-2383
営業時間10:00~17:00
定休日水曜・木曜
webhttps://hareru-amami.com

用安海岸

住所鹿児島県奄美市笠利町大字用安1252-8
アクセス「用安」バス停、または「ばしゃ山」バス停そば
電話0997-52-1111(奄美市紬観光課)
webhttps://www.kagoshima-kankou.com/guide/10222

ご当地グルメ「けいはん」で奄美の食文化を堪能「けいはん ひさ倉」

画像1: ご当地グルメ「けいはん」で奄美の食文化を堪能「けいはん ひさ倉」

用安海岸での散策を楽しんだら、そろそろ本格的にランチにしたいところ。そこでぜひ食べてほしいのが、奄美のご当地グルメ「けいはん(鶏飯)」です。再びしまバスに乗って、「屋入ひさ倉前」バス停すぐそばにある名店「けいはん ひさ倉」へと向かいましょう。

画像2: ご当地グルメ「けいはん」で奄美の食文化を堪能「けいはん ひさ倉」

「けいはん」とは、温かいご飯のうえに刻んだ鶏肉や錦糸卵、甘辛く煮たシイタケ、パパイヤの漬物など数多くの具材や薬味をのせ、そこに熱々の鶏出汁をかけて食べる、お茶漬けのようなお料理。「ひさ倉」では、みずから鶏の飼育を行うなど、具材の大半が自家製で、まさにここでしか味わえない、極上のけいはんをいただくことができます。

画像3: ご当地グルメ「けいはん」で奄美の食文化を堪能「けいはん ひさ倉」

鶏本来の力強い味わいはもちろん、パパイヤの漬物やタンカンの皮の風味が食欲をそそる「ひさ倉」のけいはん。通常価格は1,200円ですが、「し~まクーポン」1枚で食べられます。

けいはん ひさ倉

住所鹿児島県大島郡龍郷町屋入516
アクセス「屋入ひさ倉前」バス停そば
電話0997-62-2988
営業時間11:00~16:00(L.O.15:30)
定休日不定休
webhttp://www4.synapse.ne.jp/hisakura/index.htm

奄美のお土産品がリーズナブルに買える総合スーパー「ビッグⅡ」

画像1: 奄美のお土産品がリーズナブルに買える総合スーパー「ビッグⅡ」

奄美ならではのけいはんを堪能したら、そろそろ本日の宿へと向かいたいところ。もし、時間に余裕があるなら、その前にお土産品をお得に買えるスポットに寄り道してみてはいかがでしょう? 「屋入ひさ倉前」バス停から10分ほどバスに乗れば、地元のお客さまでにぎわう総合スーパー「ビッグⅡ」に到着です。

画像2: 奄美のお土産品がリーズナブルに買える総合スーパー「ビッグⅡ」

広大な敷地内に児童向けのプレイコーナーまで用意されている「ビッグⅡ」が観光客にも人気となっている理由は、お土産物コーナーが充実していること。スーパーならではの価格設定に加え、5,500円以上購入すると、全国発送料が無料になることも大きな魅力です。

画像3: 奄美のお土産品がリーズナブルに買える総合スーパー「ビッグⅡ」

見かけたらぜひ購入しておきたい、売り切れ必至の「かしゃ餅」(896円)は、奄美地方独自の、よもぎを練り込んだ餅菓子。そのほか定番の「ごま黒糖」(442円)や、フリーズドライのけいはん(1,004円)など、お土産品を先に購入しておけば、帰路の時間に余裕ができそうです。

ビッグツー奄美店

住所鹿児島県大島郡龍郷町中勝字奥間前580
アクセス「ビッグⅡ前」バス停そば
電話0997-55-4100
営業時間10:00~20:00
定休日不定休
webhttps://www.big2.co.jp/

名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

画像1: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

ホテルにチェックインして一息ついたら、そろそろ夕食の時間。奄美の魅力をたっぷりと楽しむ初日のクライマックスとなるのは、奄美の中心街となる名瀬で40年近く続く名店「郷土料理 かずみ」です。

画像2: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

しまバスで向かうなら最寄りのバス停は「末広通り」。とはいえ、市街地のホテルに泊まっているなら徒歩圏内で移動できるので、奄美の夜を感じながら、ぶらぶらと街歩きしてみるのも良いでしょう。

画像3: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

ご店主の「かずみママ」は、奄美では知らない人がいない有名人。奄美民謡(島唄)の歌い手として長年活動を続けており、元ちとせさんや中孝介さんなど奄美出身の歌手にも大きな影響を与えた存在なんです。

画像4: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

もちろん、かずみママがつくる奄美ならではの島料理は絶品。単品での注文も可能ですが、おすすめはなんといっても、「油そーめん」や豚骨と野菜の煮物といった島料理おまかせ10品が食べられる、3,500円からのコース。

画像5: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

「赤うるめ(タカサゴ)」のから揚げなど、奄美を代表する食材を豊富に使った料理の数々は、沖縄料理ともひと味違う、優しい滋味に満ちています。

画像6: 名物ママがつくる郷土料理と島唄で奄美の夜を満喫「郷土料理 かずみ」

さらに運が良ければ、ご当地独自のサンシン(三味線)やチヂン(太鼓)の音にあわせた島唄を聴くことができるかも。かずみママによれば「だいたい20時以降なら歌が始まる」とのことなので、時間をあわせて席の予約をしておくと良いでしょう。

郷土料理かずみ

住所鹿児島県奄美市名瀬末広町15-16
アクセス「末広通り」バス停徒歩1分
電話0997-52-5414(要予約)
営業時間17:00~23:00
定休日月曜

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初回登校日:2023年3月29日
※2024年3月22日に内容を追記しました

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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