※営業時間や提供内容が変更となっている可能性がございます。
※価格は税込み表記です。
横浜中華街食べ歩きマップ
これを食べたら間違いない!名店&トレンドのおすすめグルメ
おいしいグルメが目白押しの横浜中華街の中でも、まずは、ここを押さえておけば間違いない! というグルメをピックアップしました。朝食にぴったりの中華粥、名店が提供する北京ダック、話題のジャンボサイズの台湾唐揚げや、ストローで肉汁を吸う大籠包などの個性的なグルメがずらり。最新の横浜中華街のトレンドを押さえましょう!
【中華粥】朝から営業! 味もやさしい中華粥「謝甜記貮号店」
中華粥(がゆ)の名物店として、横浜中華街はもちろん全国的に有名なのが「謝甜記(しゃてんき)」。1951(昭和26)年に中華街大通り沿いで開業し、現在はモダンで広めの貮(2)号店と、お土産を購入できる工場直売所も近くで展開されています。
ご紹介するのは上海路にある貮号店。目印は、創業当時に向かいで営業していたバーから譲り受けたことがきっかけで、トレードマークとなったサンタクロース。“サンタクロースのように、世界中で愛される存在になれたら”という想いも込められているそうです。
名物の中華粥は、乾燥したカキ、乾燥貝柱、丸鶏でダシをとり約4時間煮込み、まろやかで甘みのあるフランス産の天日塩「セルマランド・ゲランド」を使用。具材は21種以上と多彩で、テイクアウトのお粥は720円からラインナップされています。
取材時はイートインで「えびかゆ」(普通980円、中椀870円)の中椀を注文。ハーフサイズの中椀でもボリュームがあり、中華街を食べ歩くなら中椀がおすすめです。とろっとしたテクスチャーとやさしいうまみが広がり、油条(中華揚げパン)の香ばしさが好アクセントに。卓上の調味料や、薬味の白髪ネギなどを加えて味変も楽しめます。
海老はむちプリッとしていて、貝柱のうまみも十分に感じられます。朝8:30から営業しているので、モーニング目当てもよし、食べ歩きのシメにもぴったりのお店です。
謝甜記 貮号店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町189-9 上海路辰ビル 1F |
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電話 | : | 045-664-4305 |
営業時間 | : | 日~木曜8:30~15:00/17:00~20:30(L.O.20:30)、金・土曜8:30~15:00/17:00~21:00(L.O.21:00)※土日のみ8:00〜営業 |
定休日 | : | 水曜 |
web | : | 謝甜記 貮号店 公式サイト |
【北京ダック】リーズナブルかつ食べ応え満点「中華街大飯店」
横浜中華街にある、食べ放題で有名なお店のひとつが「中華街大飯店」です。こちらの名物メニューは「北京ダック」。その味は本場北京発祥で、日本でも銀座や丸の内などで展開する北京ダックの名店「全聚徳(ゼンシュトク)」のレシピを再現したという本格派です。
北京ダックといえば高級中華料理の代名詞ですが、気軽に味わえるよう商品化した先駆けも同店。店頭に売店を併設し、ワンハンドスタイルの北京ダックを350円で提供しています。
きわめてお手頃な価格ながら、味もボリュームも十分なレベル。肉はしっとりほどよい弾力で、シャキシャキのキュウリ、白髪ネギとともに薄皮の生地に包まれています。味付けとしては、甜麵醬(テンメンジャン)べ―スの甘味噌ダレが皮の内側に添えられ、具材とおいしく調和。
「中華街大飯店」の最寄り駅はJR石川町駅で、横浜中華街の西門通り沿いにあります。実力派が集う横浜中華街においても、指折りの絶品北京ダックを提供する同店。その名物をテイクアウトで手軽に味わえるとあれば、横浜中華街での食べ歩きを計画するならぜひリストアップしておきたい一軒といえるでしょう。
中華街大飯店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町202-8 ラオビル |
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電話 | : | 045-227-9888 |
営業時間 | : | 11:00~21:30(L.O.21:00) |
定休⽇ | : | なし |
web | : | 中華街大飯店 公式サイト |
【台湾唐揚げ】ジャンボサイズで写真映え「横濱炸鶏排」
台湾夜市の屋台グルメといえばルーローハンや胡椒餅などが有名ですが、近年特に日本で大人気なのが台湾唐揚げ。「鶏排(ジーパイ)」や「炸鶏排(ザージーパイ)」などと呼ばれ、その大きさに驚かされます。
横浜中華街には、東京などに支店を展開している人気店の総本山があり、それが「横濱炸鶏排 横浜中華街 本店」。行列ができていることも珍しくないので、お店の場所は近くまで行けばすぐにわかるでしょう。
看板メニューはもちろん「炸鶏排」(650円)。サイズは顔がほとんど隠れてしまうほどの大きさです。衣にはタピオカ粉を使い、注文ごとに揚げるので生地は実にクリスピー。そして、鶏肉にもしっかり味が付いていてクセになるおいしさです。
その秘密は素材とレシピにありました。国産鶏のムネ肉を使い、皮は甘皮の部分までしっかり除去。また、肉の表面に凹凸のムラが出ないよう丁寧に開いていくのもポイントです。その肉を秘伝の調味ダレに1日漬け込み、仕上げの香辛料にも18種類のスパイスやハーブを使っているとのこと。
味は塩胡椒ベースの奥に、五香粉(ウーシャンフェン)を思わせる甘やかなフレーバーが絶妙。仕上げの香辛料は片面だけにかかっているので、どちらの面を舌に当てて食べるかで感じる味わいが変わります。ぜひそれぞれの面でお試しを!
横濱炸鶏排 横浜中華街 本店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町106-10 前田橋レジデンス 1F |
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電話 | : | 045-514-7254 |
営業時間 | : | 平日11:00~18:00、土日祝10:30〜18:00 |
定休⽇ | : | なし |
web | : | 横濱炸鶏排 公式サイト |
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【巨大小籠包】肉汁をストローで吸う大籠包!「開華楼 横浜大世界店」
大きさのインパクトといえば「開華楼 横浜大世界店」の「大籠包」(600円)も必食です。こちらは中華まんサイズの小籠包となっていて、最初にストローで肉汁を吸って味わうというユニークな食べ方も話題となっています。
「大籠包」にはルーツがあります。それが、かつて「横浜大世界」内で提供されていた行列メニュー「ストロー付き湯包(タンパオ)」。名品へのオマージュを込めて、「開華楼 横浜大世界店」がオープンした2019年11月30日と同時に看板メニューとしてデビューしたのが「大籠包」なのです。
一般的な小籠包に比べて約3倍の大きさで、直径は約10cm。厚めの生地の中に、豚の甘み豊かな肉汁がたっぷり入っています。豚の皮からとったコラーゲンを赤身肉と別々にして混ぜ合わせるなど作り方にも独自のこだわりが。これにより、もっちりとした生地とジューシーな肉との絶妙なマッチングが楽しめるのです。
店内で食べる場合は、中華な雰囲気満点のせいろ付きで味わえます。本格的な中華料理店にもなかなかない、中華街の新名物。写真映えもするので、ぜひ撮影をしながら楽しんでください。
開華楼 横浜大世界店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町97 横浜大世界1F |
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電話 | : | 045-681-5588 |
営業時間 | : | 9:30~19:00 |
定休⽇ | : | なし(施設に準ずる) |
web | : | 開華楼 公式サイト(横浜大世界 公式サイト内) |
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【チャーシューメロンパン】甘みと塩味の絶妙な組み合わせ「西遊記」
香港料理も、日本で人気の食ジャンル。その中からインパクト大なメニューとしてご紹介するのが、「香港飲茶専門店 西遊記」の「叉焼メロンパン」(2個入り550円)です。
「叉焼(チャーシュー)」と「メロンパン」!? 聞き慣れないその組み合わせは2018年に日本に上陸した、香港のミシュラン星付きレストランによって有名になったメニュー。日本でおなじみのメロンパン生地とは少々異なるものの、焼き立てのふっくらとしたパンの表面に、薄いコーティングがされたサクサク食感が特徴です。
バターが豊かに香るパンの中に、トロッとした甘じょっぱい角切りチャーシューが入っていて、サイズは小ぶりながら食べごたえは十分。リッチな香りと濃厚な味わいも相まって、新たな食の可能性を感じさせてくれます。
豚肉は、うまみと脂の甘みが好バランスな肩ロースを使用。クッキー生地の代わりとなるサバイヨンのようなクリームには、小麦粉とラードを一部に使って独特のコクを演出。これが「叉焼メロンパン」のおいしさの秘密なのです。持ち帰り用として5個入り(1,350円)や10個入り(2,700円)もあるので、お土産にもどうぞ。
香港飲茶専門店 西遊記
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町149-1 |
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電話 | : | 045-264-9522 |
営業時間 | : | 10:00~22:00 |
定休日 | : | なし |
web | : | 香港飲茶専門店 西遊記 公式サイト |
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横浜中華街で食べ歩き飲茶のすすめ
中華街で押さえておきたい定番料理といえば肉まんや小籠包などの点心です。実はよく聞く「飲茶」とは、中国茶を飲みながら点心を食べる食のスタイルのこと。本稿では行列ができるブタまんや焼き小籠包をはじめ、中華街名物の4品をご紹介。お茶を片手に、こちらのお店をチェックしてみてください。
【ブタまん】味と歴史と心で街を支える大名店「江戸清」
横浜中華街には中華まんの名店も数多く点在していますが、中でも有名なお店が1894(明治27)年創業の「江戸清(えどせい)」です。精肉店を祖業とし、中華街には3店舗展開。その他、有名チェーン店に中華まんや肉の加工品を卸すなど、サプライヤーとしても知られる老舗です。
名物は、本場の点心師と開発して1989年から発売をはじめた「ブタまん」(600円)。一般的な肉まんの約2倍と大きく、中身がぎっしり入ったシズル感は大きな注目を集め、同店は食べ歩きブームの火付け役ともいわれています。
「ブタまん」は生地がしっとりやわらかくて、甘みもほんのり。そこに国産豚肉、紅ズワイガニ、海老、キャベツなどの野菜のうまみが合わさったジューシーなあんが閉じこめられています。また、タケノコがコリッと、生姜がキリッとしたアクセントを演出するなどメリハリも絶妙。
なお、人気No.2は「クルミ入り黒ゴマあんまん」(600円)で、No.3は「チャーシュー包」(600円)。その他の点心から冷凍の商品までも豊富に揃っています。中華街の土産を探す際にもおすすめの一軒です。
江戸清 中華街本店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町192 |
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電話 | : | 0120-047-290 |
営業時間 | : | 平日10:00~19:30、土曜10:00~21:00、日曜・祝日10:00~20:30 |
定休日 | : | なし |
web | : | 江戸清 公式サイト |
羽田空港国際線・成田空港国際線のJALのファーストクラスラウンジでは江戸清のカレーまんをご提供中! こちらからもご購入いただけます。
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【焼き小籠包】カリッ、ジュワッのおいしさに行列ができる「鵬天閣 新館」
上海を代表する点心といえば小籠包。蒸し上げる薄皮タイプが定番ですが、厚めの皮で包み焼き上げる「生煎」(シェンジェン)は焼き小籠包とも呼ばれ、現地はもちろん横浜中華街でも人気の高い食べ歩きグルメです。その焼き小籠包を食べられる店の中で、特に有名なのが「鵬天閣(ほうてんかく)」です。
同店は界隈に4店舗を展開。「鵬天閣本館」はオーダー式食べ放題のレストランで、「鵬天閣 新館」と「鵬天閣 酒家」はテイクアウトも楽しめるスタイル。また、タピオカやチーズタルト、焼きたてのパイナップルケーキを販売する「鵬天閣焼き菓子工房」もあり、全店平日でもにぎわいをみせています。
魅力のひとつが、王道の豚肉小籠包のほかに、翡翠色の海鮮焼き小籠包も味わえること。一番人気の「海鮮と豚肉2種盛りセット」(750円)が目の前で焼き上がる調理シーンを見れば、食べたくなること間違いなし。
このつややかな翡翠色の秘密は、ほうれん草が練り込まれているから。あんには海老などが入っており、豚肉あんよりもやさしい出汁が効いた奥深いうまみを楽しめます。肉汁たっぷりなのでヤケドに注意し、好みで黒酢をかけて味わいましょう。
鵬天閣 新館(ほうてんかく しんかん)
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町192-15 |
---|---|---|
電話 | : | 045-681-9016 |
営業時間 | : | 11:00~22:00 |
定休日 | : | なし |
web | : | 鵬天閣 公式サイト |
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【フカヒレまん】贅沢な中華まんの元祖といえば「公生和」
高級中華料理の代名詞、フカヒレ。この美食を、中華まんの具材にすることを考案したのが「公生和(こうせいわ)」です。メニューの誕生は1994年。いまやこの「元祖 フカヒレまん」は、横浜中華街の名物として全国に知られています。
店舗に向かうと、レスラーのようなユニークな姿をしたキャラクター・フカヒレマンのオブジェがお出迎え。店内には壁ドン写真が撮影できるスペースもあります。そんな店頭には「元祖 フカヒレまん」(450円)のほかにも多様な点心が並び、「ぶたまん」(350円)との食べ比べを楽しむこともできます。
「元祖 フカヒレまん」は、蒸し立てのふっくら生地の中にプルっとしたフカヒレとジューシーな豚肉ベースのあんが入っており、多彩な食感が絶品。よりリッチなおいしさを堪能したい人は「ふかひれ姿煮まん」(1,600円)にトライを。
また、店内には常温、冷蔵、冷凍でパックになったお土産用の点心もあり、「元祖 フカヒレまん」はもちろん「ミニフカヒレまん」(6個1,000円)などミニサイズも展開。貴重な元祖の逸品なので、おすそわけしたら喜ばれるでしょう。
元祖フカヒレまんの公生和(こうせいわ)
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町152 公生和ビル 1F |
---|---|---|
電話 | : | 045-681-2276 |
営業時間 | : | 月~金曜 10:30~21:00、土日祝 10:30~22:30 |
定休日 | : | なし |
web | : | 公正和 公式サイト |
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【チマキ】開店前から並びたい。中華街屈指の激レアグルメ「ちまき屋」
横浜中華街の中で、知る人ぞ知る名店といえば「ちまき屋」です。その理由は、同店は表通りにはないので見つけづらく、看板も目立たないから。とはいえその評判を聞きつけた人が殺到し、連日閉店前に完売してしまう人気ぶりです。
いくつかあるメニューのうち、食べ歩きで購入できるのは名物の「肉粽(肉チマキ)」(800円)のみ。そのほかは事前にネットから予約して冷凍品を店頭で受け取るか、お取り寄せとなります。
開店は11時ですが、午前中には完売することがほとんどなので、開店前に並ぶのがベターです。また、土日祝は食べ歩き用のチマキはなく、予約分の引き取りのみ対応という点も注意しましょう。
入手困難なチマキ、それだけに味も格別です。レシピは、店主のお母さんが約20年前まで近くで営業していた「真澄」という台湾料理店の味をベースに、日本人の舌や時代にマッチしたテイストへと調整。醤油味のもち米の中に豚の角煮、干し海老、ピーナッツ、シイタケが入っていて、しっとり、もっちり、具だくさんなおいしさが楽しめます。ここはぜひ、いの一番に訪問を。
ちまき屋
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町186 |
---|---|---|
電話 | : | 050-6874-7878 |
営業時間 | : | 11:00~18:00(店頭販売は平日のみで完売次第終了。土日祝は予約分の引き取りのみ対応) |
定休日 | : | 月曜(祝日の場合は営業し、翌火曜が振替休日) |
web | : | ちまき屋 公式サイト |
横浜中華街ならではのスイーツ食べ歩き
中華料理専門店ならではのスイーツを食べられるのも、横浜中華街の魅力。ここだけの味わいがあったり、個性的なビジュアルであったりと、工夫を凝らしたスイーツがたくさんあります。その中から特に、味や見た目からも気分が上がる8品をご紹介しましょう。
【エッグタルト】サクトロのメリハリが絶品「紅棉」
ポルトガルから海を渡り、やがて中国で蛋達(タンター)と呼ばれ親しまれるようになった焼き菓子がエッグタルト。中華街でこのスイーツを名物とする行列店が、1952(昭和27)年創業の「紅棉(こうめん)」です。
創業当初から続く「新鮮な食材を使う」「保存料などの添加物は使わない」「伝統的技法ですべて手作りする」といった教えを遵守。加えて「できたてを味わってほしい」という想いから、作り置きはせず1日に何度も焼き上げます。そのため、ほんのりあたたかいのも嬉しいポイント。
サクサクなパイ生地と、卵、牛乳、砂糖、水だけで作られたトロトロのカスタードが食感のコントラストを生む至福のおいしさ。別名「プリンパイ」と呼ばれるのも納得の濃厚さで、それでいて重くないのでペロリと食べられます。
場所は関帝廟通り沿いにあり、赤いファサードが目印。店舗の脇のイスに座って食べることもできます。また、同店は広東点心の老舗であり、店頭にはエッグタルトのほかにさまざまな月餅(げっぺい)に中華パイなど、日本では珍しい焼き菓子も。専門店手作りのおいしさは、お土産にもおすすめです。
紅棉
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町190 |
---|---|---|
電話 | : | 045-651-2210 |
営業時間 | : | 10:00~20:00 |
定休日 | : | 木曜 |
web | : | 紅棉 公式サイト |
【蒸しパン】珍しい中華おやつの専門店「ちーさん家のマーラーカオ」
日本では、中華蒸しパンや中国風蒸しカステラなどと呼ばれる「マーラーカオ」。このおやつを専門店として提供しているのが、2022年11月に開業した「ちーさん家のマーラーカオ」です。
上海路沿いにあり、店主「ちーさん」の似顔絵が描かれた白地に緑色字の看板が目印。向かいは「謝甜記 貮号店」で、後述する「QQ屋台屋」は隣の建物という立地です。
店内のショーケースには、味もサイズも多種多様なマーラーカオがズラリ。一般的なサイズは片手に乗る大きさですが、同店では食べ歩きやすいよう串に刺さったお団子タイプが人気。その中から、人気1、2位の「パンダーガオ」(600円)と「マーラーカオ串」(550円)をオーダーしました。
「パンダーガオ」はパンダの顔や肉球がチョコでデコレーションされた白いマーラーカオで、生地の中にもチョコレートが入っています。そして「マーラーカオ串」は、プレーン、イチゴ、抹茶、チョコの4種を1本で味わえるアソートタイプ。どちらも、ふわふわしっとり食感とキュートな甘さで写真映えも抜群です。
店内にはテーブル席が用意されているうえ、メニューにはドリンクもあるので小休憩にも最適。通りの突き当りにある「山下町公園」で、ゆっくり食べるのもおすすめです。
ちーさん家のマーラーカオ
住所 | : | 横浜市中区山下町188 モリビル1階 |
---|---|---|
電話 | : | 080-9027-9824 |
営業時間 | : | 10:00~17:00 |
定休日 | : | 水・木曜 |
web | : | ちーさん家のマーラーカオ 公式サイト |
【プリン】中華街の新名物を目指す「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」
“横浜中華街の新名物”を掲げ、2022年12月にオープンしたプリン専門店が「ヨコハマぷりん96 ふくぷん」。中国語で「幸せ」という意味をもつ「福分」を屋号に、幸・福・和をもたらす、お“福分”けをテーマにした、なんとも中華街らしいプリンのお店です。
こだわりのひとつが、地元の素材を使うこと。“神奈川の魅力を横浜中華街から発信していきたい”という思いから、神奈川県産の平飼い鶏卵や、横浜内で製造された新鮮牛乳などを使って店内工房で仕上げ、できたてのおいしさを届けています。メニューはいくつかあり、一番人気は「プレーン」(440円)。
こちらは一般的なプリンより卵をふんだんに使うことで、濃厚な味わいを実現。さらに風味づけのバニラがやさしく香り、素材本来の味を最大限に楽しめるよう仕上げています。
ほかにも、「杏仁ぷりん」(440円)や「マンゴーぷりん」(490円)など、6種類のラインナップに加え、新たに3種類のプレミアムシリーズが新登場。天津甘栗やベルギーチョコを使用した贅沢なプリンが揃います。
また、ソフトクリームは3種類(450円~)、シェイク3種類(600円〜)もあり、2階にはイートインスペースがあるのでひと休みにも最適。横浜中華街観光の合間に立ち寄ったり、お土産を買ったりと、多用途で使えるお店となっています。
ヨコハマぷりん96 ふくぷん
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町166-2 |
---|---|---|
電話 | : | 045-228-7169 |
営業時間 | : | 平日11:00~19:00、土日祝9:30~19:30 |
定休⽇ | : | なし |
web | : | ヨコハマぷりん96ふくぷん 公式サイト |
【ごま団子】1個110円の手軽さが嬉しい「福臨閣」
横浜中華街にはテイクアウトのお店がたくさんありますが、中でもリーズナブルなメニューがごま団子。1個110円で売っているお店もあり、その有名店が「福臨閣(フクリンカク)」です。
「福臨閣」自体は広東料理が主体のレストランですが、店頭に売店コーナーを併設。ここで多彩なテイクアウト中華を販売し、そのひとつが作りたての「ごま団子」(110円)です。
ごまを衣としてあしらった団子は、揚げることで表面がカリッとした食感に。生地の内部はもちもちで、この食感のコントラストがたまりません。さらに中には黒ごまあんが入っていて、香ばしい甘さが絶品です。
お店はメイン通りのひとつである中華街大通りの中間ほどにあり、食べ歩きにも便利な立地。110円で気軽に味わえる温かい中華スイーツとして、覚えておきましょう。
福臨閣
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町146-5 |
---|---|---|
電話 | : | 045-633-6881 |
営業時間 | : | 11:00~24:00 |
定休⽇ | : | なし |
【台湾カステラ】驚きのふわふわ食感「横濱東風軒」
スイーツ好きの中で人気を集めている「台湾カステラ」。横浜中華街でいち早く取り入れた台湾料理店「茂園」と同様に高い人気を誇るのが、商業施設「横浜博覧館」の3階の「ガーデンテラス」の中にある「横濱東風軒」の「台湾カステラ(ピース)」(800円)です。遠方から買いに来る人もいるほど根強いファンがいるお店です。
大きな特徴は、まるでシフォンケーキのようなふわふわとした生地。作り方は改良を重ね、台湾カステラの伝統製法である、メレンゲを湯煎で作ることでふわふわでエアリーな食感に。食べたときのなめらかな口溶けと香りが特徴で、あっという間に平らげてしまうおいしさです。
同店の台湾カステラはお取り寄せでも楽しめますが、ピースサイズを購入できるのは中華街だけ。
また、3階の「ガーデンテラスカフェ」では、台湾カステラと一緒に、10種類以上の中国茶なども楽しめます。中華街散策の休憩スポットとしてもおすすめです。
横濱東風軒
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町145 横浜博覧館3F |
---|---|---|
電話 | : | 045-640-0081(横浜博覧館) |
営業時間 | : | 10:30〜18:00(カステラはなくなり次第終了) |
定休⽇ | : | なし(施設に準ずる) |
web | : | 横浜東風軒 公式サイト |
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【杏仁ソフトクリーム】素材にこだわり尽くした濃厚ソフトの元祖「横浜大飯店」
横浜中華街のランドマークのひとつである、中華街大通り入り口の善隣門。その脇に店舗を構えるのが、その名も「横浜大飯店 本店」。ここは“本格中華料理が気軽に楽しめるお店”をコンセプトにした1962年創業の老舗であり、「杏仁ソフトクリーム」(400円)発祥の店としても有名です。
1996年から発売しているその魅力は、なんといっても濃厚な味わい。高級アイスクリームに匹敵する、乳固形分が20%でそのうち乳脂肪分が10%というプレミアムなミルクを使い、仕上げています。ちなみに、コンビニやスーパーで手に入るアイスクリームは乳固形分が15%で、そのうち乳脂肪分が8%程度。この数%の差が、リッチなおいしさの秘密なのです。また杏仁は安価なフレーバーではなく、本物の実を原料とする杏仁霜(杏仁粉)をたっぷりとブレンド。濃厚なミルク感と豊かな杏仁の風味が絶妙に調和した、ここだけの味を生み出しています。
体にやさしいトクホの甘味料「オリゴのおかげ」を使っているのも特徴。そのため、濃厚ながらもくどくなく、甘さはまろやかで後味はすっきり。カロリーも控えめで嬉しいことずくめです。
お店は本店のほか、テイクアウトとおみやげ専門の大通り店も。ちょっと食べ歩きに疲れたときの休憩に、またはアツアツ料理を食べた後に。ひんやり濃厚なスイーツで、お口直しはいかがでしょう。
横浜大飯店 本店(よこはまだいはんてん ほんてん)
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町154 |
---|---|---|
電話 | : | 045-641-0001 |
営業時間 | : | 売店10:00~21:00、レストラン11:00~21:00(入場19:40まで、L.O.20:20) |
定休日 | : | なし |
web | : | 横浜大飯店 公式サイト |
【ハリネズミまん】キュートな見た目で味は濃密なひと口スイーツ「耀盛號」
横浜中華街でおすすめしたい食べ歩きスイーツが「耀盛號(ようせいごう) 売店」の「ハリネズミまん」(200円)です。
同店は1946年に中華食材の輸入販売店として創業した老舗。店内には中国、香港、台湾から直接買い付けた食材、調味料、お茶、冷凍点心などが1,500品以上並び、横浜中華街の料理人にも愛用されています。
店頭にはテイクアウトコーナーがあり、揚げ物や蒸し物を中心とした点心がラインナップ。その中でひと際目を引くのがこの「ハリネズミまん」です。
特徴は、食べるのが惜しくなるほどのキュートなルックス。こまやかな技で丸い生地から「ハリ」を毛羽立て、躍動感を表現。表面はかりんとう饅頭のようにサクっとしていて、中はほっこり。定番のカスタードあんは上品な甘さで、生地ともマッチします。
お土産にも喜ばれるチャーミングなひと品です。
耀盛號 売店(ようせいごう ばいてん)
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町143 |
---|---|---|
電話 | : | 045-681-2242 |
営業時間 | : | 10:00~18:00 |
定休日 | : | 第3火曜(祝日の場合は営業) ※12月や2月など、無休の月もあり |
web | : | 耀盛號 公式サイト |
【パンダまん】ルックスだけじゃない。味のこだわりも随所に光る「老維新」
前記の「ハリネズミまん」も写真映えする逸品ですが、中国といえばやっぱりパンダ。そして、そのパンダを中華まんに仕立てた元祖が「老維新(ろういしん)」です。ここはテイクアウトグルメのコーナーを併設した雑貨店となっていて、店頭にはさまざまなパンダグッズがずらり。行列必至の人気店です。
フードは中華まんと天津甘栗の二大看板で、揚げ物やドリンクなどはあえて置かない潔さもポイント。その分、中華まんのラインナップは豊富で、やはり目を引くのは「パンダまん」(各380円)です。
かわいらしいパンダたちは、生地の色によってあんの味わいが異なります。「元祖パンダまん(チョコカスタード)」の生地は白、「いちごパンダまん」はピンク、「ベジタブルパンダまん」は緑、シンプルな「あんパンダまん」は白字に赤いほっぺ付きなど、色鮮やかなビジュアルは見ているだけでも楽しいでしょう。ついつい、すべて買い揃えたくなってしまうはず。
女性やお子さまに人気の高い「いちごパンダまん」の中身は、イチゴ風味のカスタード。ほんのり甘酸っぱくクリーミーな味が特徴です。パンダの目や口などの黒い部分は、黒ゴマの生地で色付けしています。
「パンダまん」以外には、豚角煮が入った「ブタ角煮まん」、白桃果肉入りのこしあんが入った「桃まん」などもユニークな形をしているので要チェック。食事目的なら肉系、スイーツ目的なら甘い系と、お腹の空き具合や気分で選べる点も嬉しいポイントです。
老維新(ろういしん)
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町145 |
---|---|---|
電話 | : | 045-681-6811 |
営業時間 | : | 10:30~20:45 |
定休日 | : | なし |
web | : | 老維新 公式サイト |
横浜中華街 実はドリンクもおいしい
横浜中華街といえば、まず思い浮かぶのが焼き小籠包や肉まんなどの中華料理ですが、実はドリンクも充実。中にはフードに劣らない個性をもったものもあります。ここでは食べ歩きフードと組み合わせて飲むのに適したドリンクを2店舗ご紹介しましょう。
【タピオカミルクティー】ブームのはるか前から台湾人店主が提供「QQ屋台屋」
今もなお根強いファンがいるタピオカミルクティーを横浜中華街で最初に提供したといわれているのが「QQ屋台屋」。数多くのタピオカ専門店がある同エリアでも、先駆者の味はぜひ試しておきたいところです。
こちらは2000年に台湾出身の店主が横浜中華街の一角で開業し、数回の移転を経て今の場所へ。当時からすでにタピオカ入りのドリンクを提供しており、ブームになる前からエリア随一のタピオカドリンク店として人気を得ています。
王道の「QQミルクティー」(550円)は、タピオカの食感はもちろん、茶葉も厳選した品種を使っているので味も香りも豊か。無糖から甘口まで4段階で甘さをカスタムできるので、糖分が気になる人や「食事に合わせるなら無糖がいい」という人にもおすすめです。
なお、店名にある「QQ」とはモチモチした弾力性のある食感を指す台湾の言葉で、まさにタピオカも当てはまります。フードの名物も、同じくQQ食感の「王さんのチマキ」(700円)ということで、モチモチ好きの人は必食です。
QQ屋台屋
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町188 |
---|---|---|
電話 | : | 045-663-0501 |
営業時間 | : | 12:00~19:00 |
定休日 | : | 不定休 |
【エッグコーヒー】世界で2店舗だけ。食べるコーヒーの「CAFE GIANG」
ベトナムの首都ハノイで大人気のカフェが、横浜中華街にあることをご存じでしょうか。CAFE GIANG(カフェ ジャン)は1946年に創業した世界的に有名なハノイの老舗。のれん分けを70年以上断り続けていましたが、2018年に、世界2号店として日本に上陸しました。
名物は、同店発祥の「エッグコーヒー」(アイス500円、ホット550円)。ベトナムは独自の「ベトナムコーヒー」で知られていますが、この「エッグコーヒー」は創業当時にハノイの5ツ星ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール」のバーテンダーであったグエンバンザン氏が考案した、革新的なドリンクです。
イタリアのカプチーノから着想を得て、当時高価だった牛乳を卵で代用したことがはじまり。卵とコンデンスミルクをカスタードクリーム状に泡立てたものをのせ、スプーンで混ぜ、すくって味わいます。
ふわっとした質感の甘いクリームと、ほろ苦いコーヒーとの絶妙なマッチングが楽しめます。食べるコーヒーとも、飲むティラミスともいえる新感覚のおいしさをぜひお試しあれ。
このエッグコーヒーにフードを添えるなら、北京ダック入りの「バインミー」(550円)がイチオシです。濃厚ドリンクに、パクチーたっぷりのバインミーの程よいアクセントとなった同店だけのスペシャルなペアリングが味わえるでしょう。
周辺にはカフェはそこまで多くないため、ゆったりくつろげる癒しのスポットとしても覚えておきたいお店です。
CAFE GIANG(カフェ ジャン) 横浜中華街店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町78-3 |
---|---|---|
電話 | : | 045-323-9088 |
営業時間 | : | 10:00~19:00(L.O.18:30)、金土10:00~19:30(L.O.19:00) |
定休日 | : | 月曜(月曜が祝日の場合は翌日が休み) |
web | : | CAFE GIANG 公式サイト |
紹介記事はこちら
本格中華をじっくり味わうのも横浜中華街の醍醐味ですが、さまざまな美食を食べ歩きで楽しむのもまた一興。独特の異国情緒を感じながら、おいしいグルメツアーを満喫してください。
初回投稿日:2020年2月18日
※2025年1月8日に一部内容を更新しました。
取材・文:中山秀明
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