![画像1: 横浜中華街で話題のチャーシューメロンパン。香港飲茶の新定番を「西遊記」で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/b661311766d1659fbd964908605962e7a6bfbdaf_xlarge.jpg)
香港グルメは日本で人気急上昇中
同店があるのは中華街大通り沿いで、元町・中華街駅からは徒歩4分ほど。香港飲茶をテーマにしていますが、香港グルメは台湾同様に近年日本でも注目度が高まっているジャンルです。
火付け役と言われているのが、2018年に日本に上陸した香港のミシュラン星付きレストラン。飲茶は小ぶりな点心が多く、テイクアウトに向いていることも人気の理由です。
また、近年でも都内の人気レストラングループが香港飲茶業態を出店したり、香港発のクラフトビールブランドが世界1号店となるタップルーム(クラフトビアバーのこと)を東京にオープンしたりと、話題は絶えません。
業態への追い風が吹くなか、「西遊記」がオープンしたのは2020年10月。「叉焼メロンパン」を看板メニューに掲げ、横浜中華街の新店の中でも屈指の人気店となりました。
![画像: 香港グルメは日本で人気急上昇中](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/c79905210e37e7397038f2a9b18a1beb294d0b24_xlarge.jpg)
手がけたのは、横浜中華街における焼き小籠包の有名店「王府井(ワンフーチン)」。焼き小籠包は上海のローカルフードですが、西遊記を開業するにあたっては香港から腕利きの料理人を迎え入れ、本格的な香港飲茶レストランを作り上げたのです。
「叉焼(チャーシュー)メロンパン」のおいしさの秘密とは?
では「叉焼メロンパン」とはどんな料理なのでしょうか。日本でおなじみのメロンパンとは少々異なり、焼き立てのふっくらとしたパンの表面を、薄いパイでコーティングを施したようなサクサク食感が特徴です。
![画像1: 「叉焼(チャーシュー)メロンパン」のおいしさの秘密とは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/c4c7c0335de0359d86634c785cc9c7327be7aa9c_xlarge.jpg)
バターが豊かに香るパンのなかには、トロッとした甘じょっぱい角切り叉焼が入っていて、サイズは小ぶりながら食べごたえは十分。リッチな香りと濃厚な味わいも相まって、新たな食の可能性を感じさせてくれます。
![画像2: 「叉焼(チャーシュー)メロンパン」のおいしさの秘密とは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/869c29ab63bde9efb330eaaf497ea17a0b8ba213_xlarge.jpg)
作り方を見せてもらいました。豚肉はうまみと脂の甘みが好バランスな肩ロースを使用し、専用の窯で1時間かけじっくり焼いています。日本のラーメン店などで提供される叉焼の多くは実は焼いておらず煮豚が主流ですが、同店では本場流の吊るし焼き。肉本来の味が凝縮した、ストロングスタイルの叉焼なのです。
![画像3: 「叉焼(チャーシュー)メロンパン」のおいしさの秘密とは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/96c597b6f353c9c017612b5013e3cb3ca67a2ee5_xlarge.jpg)
生地の秘密は独自の素材にありました。表面に、小麦粉とラードを一部に使ったサバイヨンのようなクリームをクルクル乗せて焼くことで、パイ生地を思わせるサクサクの食感に。このメリハリが「叉焼メロンパン」の魅力です。
![画像4: 「叉焼(チャーシュー)メロンパン」のおいしさの秘密とは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/ba162027f150931c06332672037a5d42e8b028a9_xlarge.jpg)
価格は3個で税込650円。持ち帰り用として5個入り(税込1,350円)や10個入り(税込2,160円)もあるので、お土産にも重宝します。
その他の点心やスイーツも充実
叉焼メロンパン以外にもメニューは豊富。たとえば、香港飲茶の定番として必食なのは「海老クレープ」(税込700円)という米粉の生地で海老を包んで蒸した一皿。プルプルの生地とプリプリの海老とのコントラスト。甘めの醤油ソースと一緒に味わえば、口いっぱいに多彩なおいしさが広がります。
また、マンゴーを使ったスイーツも見逃せません。オリジナルとして打ち出しているのが、叉焼メロンパンの手法を取り入れた「マンゴーメロンパン」(3個で税込650円)。あのサクサク生地のなかに濃厚なマンゴーソースとフルーツマンゴーが入った、新感覚のデザートとなっています。
もうひとつは「楊枝甘露(ヤンジーガンルー)」(税込780円)という南国テイストのドリンクスイーツ。こちらはフルーツマンゴー、ポメロ(マレー半島原産の柑橘)、小粒のタピオカが入ったマンゴージュースで、ポメロのプチプチ感とタピオカのモチモチ感が好アクセントに。食後のデザートや、街歩きのお供として活躍してくれそうです。
![画像: その他の点心やスイーツも充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783489/rc/2022/07/12/4e039bb923124f91c33120f8d1dca6e2bc1b1413.jpeg)
なお同店は2階建てのレストランになっており、イートインメニューにはいっそう多彩な料理がずらり。食事とともにお茶をゆっくり味わうという、本場スタイルの飲茶も楽しめるので、ランチやディナーにもおすすめです。
香港飲茶専門店 西遊記
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町149-1 |
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電話 | : | 045-264-9522 |
営業時間 | : | 10:00~22:00 |
定休⽇ | : | なし |
座席 | : | 62席(1F:テーブル20席、2F テーブル42席)※イートイン |
支払い | : | 現金、クレジットカード、QRコード決済 |
web | : | https://b371509.gorp.jp/ |
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