「大阪泉州まるごとレストラン」を巡って、地元食材とまちの魅力を満喫

【泉南市】絶品そばと一緒に泉州の味を添えて

最後にご紹介する「大阪泉州まるごとレストラン」は、泉南市にある「手打ち蕎麦 そば善」。住宅街に佇む知る人ぞ知る名店です。

「うちは東京で修業した“江戸そば”です」と話すのは店主の古谷洋さん。福島県会津の標高700m以上の場所でできた山岳もののそば粉（9～12月は北海道産）を使った手打ちそばを、20年以上作り続けています。

こだわりのそばは湯がくのも、ほんの数十秒。とにかく早さが命です。「手打ちなので、伸びやすいんです」という古谷さんの言葉通り、メニューには「賞味期限3分～5分」と書かれているほど。

そんな自慢のそばと、岸和田市五風荘の「五風荘泉州まるごと御膳」に入っている料理のうち3品（里芋饅頭、筍と蒟蒻土佐煮、シラスと梅のご飯）をそば善のアレンジで提供。おろしそばとセットにした「泉州料理とおろしそばの定食」（2,000円・昼限定、前々日の14時までに要予約、注文は2人前〜）として、期間・数量限定で、メニューに登場します。

泉州食材のおかずも気になるところですが、まずはそばから。できあがったそばは白っぽくて、つややか。本枯節を店で削って作る、きりっとした風味のおつゆでいただきます。つるつるっとのど越しが良く、コシと風味がしっかりと感じられます。

そして、もちろん泉州食材の料理も、古谷さんの作るそばに寄り添うような優しい味わい。江戸そばと泉州食材のコラボレーション、こちらもおすすめです。

手打ち蕎麦 そば善（そばぜん）

【立ち寄りスポット】夕陽百選の美景を望む海岸のホテルに宿泊

美しい海岸が整備されている泉南市は、リゾートの雰囲気を満喫できるまちです。沖合には関西国際空港があり、大型ショッピング施設もすぐそばに。レジャーや買い物などアクティブな休日を過ごすのにぴったりです。

そんなまちの雰囲気を満喫すべく、海と対面するようにたつホテルに宿泊はいかがでしょうか。「URBAN CAMP HOTEL Marble Beach（アーバンキャンプホテル マーブルビーチ）」は、全部屋オーシャンビューの独立型のヴィラタイプホテル。ポップなカラーリングがかわいい建物が海岸沿いに並んでいます。ゲストルームにはパティオがついていて、本格的なBBQキッチンを使ってBBQを楽しめるほか、アウトドアリビングとして寛ぐことも。さらにジャグジーもあってリゾート気分をたっぷり味わえます。

夕方には、大阪湾に夕陽が沈む様子を望めるロケーション。日本の夕陽百選にも選ばれている美しい景色を眺めながら、大阪・泉州の旅を締めくくってください。

URBAN CAMP HOTEL Marble Beach（アーバンキャンプホテル マーブルビーチ）

山の幸、海の幸、両方の食材に恵まれた大阪・泉州。「大阪泉州まるごとレストラン」は、その魅力を実感していただくためのプロジェクトです。学生たちの地域を想う熱意も、料理を味わい深くしてくれています。そして、海岸や山からの眺望、地域の歴史なども、現地で実感すれば感激もひとしお。見どころいっぱいの泉州へ、この春、旅に出てみませんか。

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