大阪府南西部の和泉市、岸和田市、泉南市など9市4町を含むエリア“泉州(せんしゅう)”。西北に、関西国際空港が位置する大阪湾、南に和歌山県があり、海と山に挟まれた自然豊かな土地です。大阪の活気ある繁華街もいいですが、空の玄関口・泉州で、食材の宝庫を体感できる美食と、まちの魅力に触れる旅へと出かけてみませんか?
大阪調理製菓専門学校の学生とJAL国際線ファーストクラス機内食シェフが、泉州の食材を使って共同でメニューを考案した「大阪泉州まるごとレストラン」をご紹介します。また、周辺の立ち寄りスポットもあわせてチェックしてみてください。
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「大阪泉州まるごとレストラン」を巡って、地元食材とまちの魅力を満喫

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※撮影時のみマスクを外しています。
※価格は税込み表記です。

【岸和田市】庭園を眺めながら泉州食材たっぷりのお弁当を

画像1: 【岸和田市】庭園を眺めながら泉州食材たっぷりのお弁当を

まずご紹介するのが、勇壮な「岸和田だんじり祭」で全国的にも知られる岸和田市で、指定有形文化財にもなっている「岸和田市 五風荘(ごふうそう)」。ここは旧岸和田藩主の新御茶屋敷跡などに、岸和田の実業家・寺田利吉が昭和のはじめに造営した大邸宅です。現在はその素晴らしい庭園を眺めながら和食を味わう料亭になっています。

「大阪泉州まるごとレストラン」の一つで、泉州食材をふんだんに使った御膳を期間限定で提供しています。

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食事の前に、庭を散策。池のまわりに、茶室が3つもある回遊式日本庭園です。織田信長ゆかりの十三石の塔や仲秋の名月を映す手水鉢など見どころも多く点在しています。敷地面積は約2,400坪。そのスケールの大きさに圧倒されます。

画像3: 【岸和田市】庭園を眺めながら泉州食材たっぷりのお弁当を

もちろん食事も、庭園が見える広間で。五風荘の総料理長髙本剛さんと共同で「大阪泉州まるごとレストラン」のために開発したのが、この「五風荘泉州まるごと御膳」(3,600円・昼限定、前日までに要予約)です。

画像4: 【岸和田市】庭園を眺めながら泉州食材たっぷりのお弁当を

甘みの強いニンジンや、泉州沖でとれたチヌやシラスなど。泉州の味を盛り込んだ料理が9つのマスにぎっしり詰まっています。見た目にも華やかで、食の宝庫・泉州のポテンシャルが伝わってくるお弁当はどれから食べようか迷うほど。

「泉州には海から山までありますので、その両方がしっかり入っています。泉州地域ってなんでもとれるんです。“大阪の台所”みたいな場所ですね」と髙本さん。

画像5: 【岸和田市】庭園を眺めながら泉州食材たっぷりのお弁当を

「学生さんが考えてくれた料理の完成度はとても高くて、盛りつけのアドバイスなどはしましたが、基本的には学生さんのアイデアを活かしています」とのこと。魚料理がお好きな方は特に大満足の泉州の味です。

岸和田市 五風荘(ごふうそう)

住所大阪府岸和田市岸城町18-1
電話072-438-5230
営業時間昼 11:00~(L.O.14:00)
夜 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日年中無休
webhttps://gofuso.jp/

【立ち寄りスポット】まちの歴史を感じる岸和田城周辺を散策

岸和田市には紀州街道が通り、岸和田城を擁した城下町として古くからにぎわっていました。当時の雰囲気を伝えているのが昭和に再建された、この「岸和田城」の天守閣です。

画像: 【立ち寄りスポット】まちの歴史を感じる岸和田城周辺を散策

岸和田城がいつ建てられたのか、はっきりとはわかっていないものの、戦国時代末期には泉州地域を治めていた松浦氏が居城とし、その後、織田信長や羽柴秀吉の家臣が拠点としたこともありました。江戸時代のはじめに岡部宣勝が入城してからは、明治維新まで13代にわたり岡部氏が岸和田藩を治めました。

お堀のまわりを歩いていると、目に入るのはそんな歴史を感じる石垣や落ち着いた雰囲気の街並み。今も、城下町の風情がそこかしこにあふれています。

岸和田城(きしわだじょう)

住所大阪府岸和田市岸城町9-1
電話072-431-3251
開場時間10:00~17:00(入場は16:00まで)
休場日月曜(祝日の場合とお城まつり期間中は開場)、展示入替時(要問合せ)
入場料天守閣 大人300円、中学生以下無料

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