高知で食べ歩き！ここでしか食べられないタイパ優秀グルメ

高知の酒蔵全19蔵が勢揃い！「土佐酒バー」でマニアックな飲み比べ

高知といえばおきゃく文化。知らない人とも杯を交わして宴会が始まるような、あたたかくて熱い街ですよね。そんな高知の夜、外せないお店が「土佐酒バー」。

ここは日本酒天国。マスターにおすすめしてもらった季節の限定酒やちょっとマニアックな酒米違いの飲み比べ、そして絶品のアテを楽しんできました。

ここは名前のとおり土佐のお酒にとことんこだわったお店なんですが、高知県内にある全19蔵のお酒がすべて揃っているんです。

お店に入ると、壁一面に並ぶ一升瓶の数々に圧倒されます。カジュアルな雰囲気なので、おひとりさまや女性も入りやすいですよ。

さっそく、マスターにおすすめをお願いして、まずは今しか飲めない季節のお酒からスタート。一つ一つ説明を受けながら、グラスに注がれていく様子を眺めます。

まずは「美丈夫」から。まるでマスカットやメロンのような、華やかで甘い香りが広がります。「安芸虎」は、一口飲むと、ジューシーで旨口！3つの中で一番お米の旨みと甘みを感じました。そして、高知といえばやっぱり「酔鯨」。これはもう最強の食中酒ですね。

日本酒のアテには、カツオの生春巻きやオクラのおつまみ。肉厚のカツオとたっぷりの薬味野菜が巻かれ、周りには風味豊かな胡麻。普通のたたきよりもサラダ感覚で食べられるので、日本酒とのペアリングも軽やかに楽しめます。

続いては「高育」という名前がついたお酒たちの飲み比べです。「高育酒◯◯号」というのは、高知県で開発された酒米の試験番号のこと。お米の品種違いで味を比べるという、ちょっとツウな楽しみ方なんです。

同じ高知のお酒でも、蔵によって、そしてお米によってこれほど表情が違うなんて、改めて日本酒の奥深さに感動です。

高知の全19蔵が揃う「土佐酒バー」、日本酒好きの方は高知に来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

土佐酒バー

屋台生まれの極上パリパリ餃子と〆のラーメン！愛され続ける名店「松ちゃん」

高知の夜に欠かせない、屋台生まれの実力派店をご紹介。パリパリの餃子と中毒性抜群のラーメン。思い出したらまたすぐ行きたくなる、そんな名店です。

高知市廿代町、とさでん交通「蓮池町通」電停から歩いて数分の場所にある「松ちゃん」。交差点の角にあり、夜になると温かい灯りが灯ります。

以前はグリーンロードで屋台営業をされており、実店舗に移転して、5月9日で移転1周年を迎えられました！屋台の風情も素敵でしたが、店舗になってもその温かさと美味しさは健在。

お店に入ると、屋台をイメージさせる店内にジュワーッと餃子を焼く音が響き渡り、香ばしい匂い。この音と香りで食欲がムクムクと湧いてきます…！

席についたら、まずは「おでん（各100円）」で乾杯です。大根、玉子、牛すじ、こんにゃく、厚揚げ…など、どれを選んでも1個100円という屋台価格は嬉しいですね。

澄んだ綺麗なお出汁なんですが、一口食べるとしっかりとした塩気が効いていて、これがお酒のアテにぴったり！味がしみしみの玉子や大根をハフハフしながら食べる幸せ。

「餃子（1人前8個 700円）」は揚げ焼きに近い、焼き揚げスタイル。高知の餃子といえば、やっぱりこれが定番ですよね。

小ぶりで薄皮の餃子はこんがりとしたきつね色！箸で持ち上げるとカリッとした感触が伝わってきます。皮は驚くほど薄くてパリパリ、クリスピーな食感。中には野菜多めの餡がぎっしりと詰まっていて、噛んだ瞬間に野菜の甘みと旨味が口いっぱいに広がります。

〆には「醤油ラーメン（700円）」。透き通ったあっさりめの醤油スープは、優しい味わいながらも、飲み干してしまうほどの中毒性があります。中細のストレート麺がこのスープをよく持ち上げて、ぺろりと食べられちゃいます。

一人でふらっと寄るもよし、仲間とワイワイ餃子をつつくもよし。高知の夜の熱気を感じながら、至福の一皿を味わってみてくださいね。

松ちゃん

高知ならではの食文化と、ここでしか味わえない絶品グルメ。旅の時間を最大限に活かせるタイパ優秀グルメを、ぜひ体験してみてください。