本州の最西端に位置し、関門海峡を挟んで九州と向かい合う山口県。日本海、響灘、瀬戸内海と三方が海に開かれているだけあって、おいしい魚介が存分に味わえるのが魅力です。

〈防府市で「ふく」めぐり〉

清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

画像1: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

学問の神として知られる菅原道真公を祀った神社は全国に約1万2千社ありますが、最初に建立されたのは、山口県防府市の防府天満宮です。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並び、日本三天神とも呼ばれ、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。

画像2: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

境内には約16種類1,100本もの梅の木があり、梅の名所としても人気。開花がピークを迎える2月中旬には毎年「梅まつり」が開催されます。

画像3: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

「茶聖菅公」と称されるほど、道真公とお茶に深い関わりがあったことを後世に伝えるため、平成3年に誕生したのが防府天満宮内にある茶室「芳松庵」。設計は日本建築の第一人者・大江宏氏によります。参観料はお抹茶とお菓子がついて500円です。

画像4: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

門をくぐって中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは見事な庭園。紅葉の名所としても知られ、一角には勤皇の志士たちが密議を交わした史跡暁天楼も建っています。そして、建物内は、まるで平安時代にタイムトリップしたかのような清らかな雰囲気。

画像5: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

お抹茶とお菓子が運ばれてきました。作法などは気にせず、自由に楽しんでほしいとのことです。

画像6: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

お菓子は地元の菓子店のもので、季節によって変わります。

画像7: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵
画像8: 清らかな和の空間で、庭園を眺めながらお抹茶を|茶室 芳松庵

庭を眺めながらの一服は、日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。「茶室 芳松庵」の「ふく」は、清らかな空間と穏やかな時間、美しい庭園、おいしいお抹茶でした。

防府天満宮茶室 芳松庵(ほうふてんまんぐうちゃしつ ほうしょうあん)

住所山口県防府市松崎町14-1 防府天満宮内
電話0835-23-7700
営業時間9:30~16:00
拝観料500円(お抹茶・お菓子付)※庭園見学は無料
定休⽇12月31日
webhttps://www.hofutenmangu.com/blank-15

防府土産がずらり。話題の「幸せます」グッズも|防府市まちの駅 うめてらす

画像1: 防府土産がずらり。話題の「幸せます」グッズも|防府市まちの駅 うめてらす

「茶室 芳松庵」を出て、表参道の階段を下りると右手に現れるのが「防府市まちの駅 うめてらす」。防府市の観光交流・観光回遊を目的とした拠点施設です。

画像2: 防府土産がずらり。話題の「幸せます」グッズも|防府市まちの駅 うめてらす

店内には防府土産が所狭しと並び、見るだけでも十分に楽しめます。

画像3: 防府土産がずらり。話題の「幸せます」グッズも|防府市まちの駅 うめてらす

中でも目を引くのが、かわいいハートがあしらわれた防府ブランド「幸せます」商品。ブランド名は、「幸いです。嬉しく思います。ありがたいです」などを意味する山口県の方言「幸せます」に由来し、考案したのは地元の高校生です。「幸せます」でぜひ防府市の「ふく」のお裾分けを。

防府市まちの駅 うめてらす(ほうふしまちのえき)

住所山口県防府市松崎町1-20
電話0835-28-0500
営業時間9:00~20:00(特産品・おみやげコーナーは18:00まで)
定休⽇無休
webhttps://ume-terrace.jp

地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

画像1: 地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

防府市でふぐを味わうならふぐ料理の名店「ふぐ処 佐じか」。防府天満宮から自動車で約5分の場所にあります。一品料理からコース料理まで幅広い価格帯で提供されているため、時と場合によって使い分けできるのが魅力です。

画像2: 地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

注文したのは、「おすすめコース」(8,800円)。ふぐの刺身、ふぐにぎり、唐揚げ、ふぐ鍋など全9品が味わえるコースで、1人前から注文できます。

画像3: 地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

野菜たっぷりのふぐ鍋は、単品での注文も可能(2,900円)。上品なお出汁でプリプリのふぐを味わったあとは、旨みがたっぷりと溶け出したスープで締めの雑炊を。二度おいしいこの鍋は、リピーター続出の人気メニューです。

画像4: 地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

くつくつと煮たつ鍋を眺めるだけで、思わず笑顔に。ふぐは下関か地元周防灘で揚がった天然物か、唐戸市場から仕入れる養殖物を使用。一年中楽しめますが、やはりおすすめは冬だそうです。

画像5: 地域に愛されるふぐ料理店。リーズナブルな価格が魅力|ふぐ処 佐じか

テーブル席、カウンター席もあるこの店は、お一人さまも大歓迎! 誰に気兼ねすることなく、ふぐ料理を堪能できるのが嬉しいところ。5~9月中旬は、防府市名物のはも料理を味わうこともできます。

こちらで出合った「ふく」は上質でしかもリーズナブルなふぐでした。例年2月中旬から3月中旬まで「ふぐ処 佐じか 白子祭り」を開催。詳細はwebサイトでご確認を。

ふぐ処 佐じか(ふぐどころ さじか)

住所山口県防府市八王子1-23-13
電話0835-22-0193
営業時間17:00~22:00、お昼の営業は予約制
定休⽇月曜、第2日曜
webhttps://sajika.jp

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