近代建築の父・辰野金吾。東京駅や日本銀行本店など全国に遺る7つの名建築をめぐる
東京駅や日本銀行本店など、日本を代表する名建築を手掛けたことで知られる辰野金吾。2019年に没後100年を迎えたこともあり、改めてその作品に注目が集まっています。彼が活躍した時代、すなわち明治~大正時代といえば、日本が急速に西洋化していった頃。辰野金吾が設計した近代的な建築は、新時代を象徴する、人々の希望そのものでした。幸いにも、その建築は今も全国各地で見ることができます。代表的な7つの建物の特徴や見どころと、辰野金吾がどんな人物なのかを紹介していきましょう。