珊瑚(コーラル)は、ファッションにも多く取り入れられる人気の高いパワーストーン。カラーがいくつかあり、年代や性別を問わず身につけやすいのも魅力です。
日本でも採取され、中でも高知県は日本の珊瑚漁の発祥地。工芸品やアクセサリーなどに幅広く加工されており、その高知県の加工技術も世界最高基準として評価されています。

本記事では、そんな珊瑚の意味や石言葉、パワーストーンとしての効果を解説。高知旅行のお土産としてぜひチェックしていただきたい、珊瑚の魅力に迫ります。

珊瑚(コーラル)とはどんな石?

画像1: 提供:日本パワーストーン協会
提供:日本パワーストーン協会

そもそも珊瑚とは、海底に生息する生物のことを指します。枝分かれしているため植物のようにも見えますが、イソギンチャクやクラゲの仲間で刺胞動物と呼ばれています。その骨格を加工してできたものがパワーストーンとしての珊瑚(コーラル)です。真珠などと同様に鉱物ではなく、「有機質宝石」と呼ばれています。

コーラルという呼び方は珊瑚の英語表記の「coral」からきており、ファッションやコスメでは「コーラルカラー」として、多く取り入れられています。

本来は白色をしている珊瑚に、染色を施した赤やブラック、ピンクなどの鮮やかな色の珊瑚も世界中で流通しています。

珊瑚(コーラル)は3月の誕生石。石言葉や意味は?

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珊瑚はアクアマリンやブラッドストーンと共に3月の誕生石として知られています。その石言葉は「幸福」「長寿」。

仏教では「七宝」にも数えられ、古くから持ち主に幸運や富をもたらす強いエネルギーを持つとされています。身につけることでマイナスな部分を浄化してくれるので、明るいエネルギーを取り入れ、持ち主に幸福を与えるといわれています。

また、母なる海で年月をかけて育つことから、強い生命エネルギーを備え、長寿効果が期待できる石でもあります。古くはそのエネルギーが魔除けや安全祈願になるとされていましたが、現在は子宝を祈る「安産祈願」としても取り入れられ、産後の肥立ちのお守りとしても高い人気を誇ります。

優しく壮大な海のエネルギーを浴びて育ったからこそ、持ち主を包み込み、気持ちを穏やかにしてくれるのでしょう。

珊瑚(コーラル)はパワーストーンとして人気! 効果を紹介

海の力が宿る珊瑚はエネルギーが強く、パワーストーンとしても人気を集めています。また、色によって石の持つパワーが異なる点も特徴。それぞれの珊瑚の魅力を知ることで、より効果的に石のパワーを活用できるでしょう。

中でも、今回は以下3つのカラーの特徴や効果について見ていきます。

  1. 赤の珊瑚
  2. ピンクの珊瑚
  3. 白の珊瑚

(1)赤の珊瑚(コーラル)|健康と活力の向上

画像: iStock/kokouu
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赤の珊瑚は、健康と活力の向上が期待でき、普段から身につけやすい人気カラーです。

生命力を象徴する「血」のイメージのように、血流の巡りを良くし、肉体の強化や健康運の増強が期待できます。またエネルギッシュなパワーに溢れ、ネガティブな思考を取り払い、持ち主の積極性を高めるといわれており、やる気や勇気が欲しい方の気持ちを後押ししてくれます。また、魔除けや厄除けのお守りとしてもおすすめです。

ちなみに赤い珊瑚でも特に色の濃い「血赤珊瑚」は、世界的にもとても希少。アクセサリーにすると1,000万円以上になる可能性もあるほど高価な石です。

(2)ピンクの珊瑚(コーラル)|人間関係の円滑化と創造力

画像: iStock/PrathanChorruangsak
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桃色のやわらかい色合いが特徴のピンク珊瑚は、人間関係を円滑にするほか、創造力をかき立てるパワーストーンです。

精神を和らげる効果があるとされることから、相手の気持ちを察したコミュニケーションができるようになり、対人関係や恋愛関係を良い方向へ持っていけることが期待できます。持ち主の魅力を引き出してくれることでしょう。

また、身につけた人が潜在的に持つ創造力をかき立て、新しい何かを生み出す力を与えてくれます。その能力が開花することで自信もつくので、クリエイターや自分の気持ちを高めたい人に最適です。

(3)白の珊瑚(コーラル)|生命力と精神力の向上

画像: iStock/Yue_
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限られた海域のみでしか取れない貴重な白珊瑚は、身につけることで生命力や精神力が向上するといわれています。

強い生命力で子宝に恵まれる効果が期待できる点から、安産祈願に妊婦の方や婚活中の方への贈り物にする人も。また、どんな荒れた心でも、母のような愛で包み込む心の余裕を与えてくれるとされています。

幸せな結婚や安産を願っているときや、自分の気持ちに余裕がほしいときに手に取ってみてはいかがでしょうか。

珊瑚には「宝石珊瑚」と「造礁珊瑚」がある

画像3: 提供:日本パワーストーン協会
提供:日本パワーストーン協会

ここで、珊瑚の種類について解説します。一括りに珊瑚といっても、「宝石珊瑚」「造礁珊瑚」という2つの種類があることを知っていますか。

宝石として使われているのは「宝石珊瑚」。具体的な宝石珊瑚と造礁珊瑚の違いは以下の通りです。

造礁珊瑚宝石珊瑚
深さ水深50mまでの浅い海に生息水深100m以上の深い海
特徴軽石のようにもろい硬い骨格
成長過程太陽の光が射し込む浅く暖かい海岸で
早く成長(1年間に10cm)
光の届かない深い海の底でゆっくり成長
利用白い砂浜を作る
採取は禁止されている
宝石として使用

特徴や活用方法はそれぞれ異なり、海の生き物が生活する「珊瑚礁」である造礁珊瑚と、パワーストーンとして使用される宝石珊瑚で、その扱いは全く別ものとされています。

まとめ:珊瑚(コーラル)は「厄除け」や「安産祈願」におすすめの石

コーラルとも呼ばれる珊瑚は、強い生命力や健康と長寿を象徴し、厄除けや安産祈願の効果が期待できる石です。母なる海の壮大なエネルギーを引き継ぎ、持ち主はもちろん周囲の人々を、ポジティブパワーで優しく包み込んでくれるでしょう。

ちなみに、日本国内で産出される宝石珊瑚の原木の入札は、すべて高知県で行われています。希少な血赤珊瑚をはじめ、さまざまな種類の珊瑚がありますので、高知旅行の際は雑貨店やお土産屋などで探してみてはいかがでしょうか。誰かへのプレゼントにもぴったりです。

※パワーストーンが持つ効果の感じ方には、人によって個人差がありますことをご了承ください。

監修・写真提供:日本パワーストーン協会

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