【全国】夜の水族館11選！デートにもおすすめのナイトアクアリウムを厳選

夏だけじゃない！一年中夜まで楽しめる水族館

“夏”のイメージが強いナイトアクアリウムですが、実は一年中夜まで営業している水族館も多くあります。仕事帰りにふらりと立ち寄ったり、休日の夜デートに選んだりと、ライフスタイルにあわせて楽しめるのが魅力です。

AOAO SAPPORO【北海道】｜水族館×ビール×シメパフェで夜のひとときを

街の中にありながら、豊かな自然と静かに向き合える「AOAO SAPPORO」。札幌・狸小路エリアの複合施設「moyuk SAPPORO」内という都心にありながら、水辺の生きものや植物とふれあえる空間として人気を集めています。

注目は、世界初の展示システムを取り入れたキタイワトビペンギン。両足で飛び跳ねて移動する習性を観察しやすいよう、陸場の形状を変化させることができる六角形の展示ブロックを使用しています。

館内は夜になると照明がトーンダウン。ミズクラゲなどがゆっくりと漂う「プランクトンルーム」や海の中を旅するような没入型デジタルアート「ブルールーム」では、ロマンチックな雰囲気を堪能できます。

さらに、札幌名物の“シメパフェ”や、北海道限定生ビール「サッポロクラシック」も販売。パフェもしくはビール付きのお得な「水辺の夜ふかしチケット」（17時以降）も用意されており、大人のナイトアウトにもぴったりです。ベーカリー＆バー「シロクマベーカリー＆」は22時まで営業しているので、ペンギンを眺めながら一杯楽しむのもおすすめ。

AOAO SAPPORO

マクセル アクアパーク品川【東京都】｜すべてが“映える”ナイトアクアリウムを満喫

品川駅から徒歩約2分。都会にいながら、光と音と生きものが織りなす幻想的な海の世界に浸れる「マクセル アクアパーク品川」は、デジタル演出が魅力の都市型水族館です。

夜の目玉は、「ナイトver.ドルフィンパフォーマンス」。360度客席を包み込む音楽と光、水のアートとイルカの共演は、まるで夢の中のよう。四季折々の映像やカラフルなライティングの中でジャンプするイルカの姿は、誰が見ても写真に収めたくなること間違いありません。また、館内には、発光サンゴの水槽が並ぶ空間でドリンクが楽しめる「コーラルカフェバー」もあり、お酒を片手に大人の夜時間を満喫できます。

さらに、水中トンネル「ワンダーチューブ」では、ブルーのライティングが創り出すロマンチックな空間の中で、世界でも珍しいドワーフソーフィッシュやナンヨウマンタと出合えます。どこを切り取っても写真映えする、特別な夜を楽しんで。

マクセル アクアパーク品川

すみだ水族館【東京都】｜自由気ままに過ごせる、公園みたいな水族館

水槽の前でのんびり座ったり、生きものたちを眺めながらカフェで語らったり。「すみだ水族館」は順路がなくベンチもたくさん用意されているので、まるで公園のように気ままに過ごせる水族館です。

18時から始まる「ブルーナイトアクアリウム」では、館内が青い光に包まれ、ゆったりとしたBGMが流れる大人の空間に変化。月明かりに照らされたような小笠原大水槽やクラゲ展示が、思わず深呼吸したくなるような癒しの時間を演出してくれます。

夜になると、ペンギンたちはお気に入りの場所へ戻り、カップルで寄り添いながら眠る姿が見られることも。ふだんのにぎやかな姿とはまた違う、静かで愛らしい表情にほっこり。

生ビールやカクテルを片手に、水槽前のソファでくつろげば、まさに都会のオアシス。仕事終わりや週末の夜、心を癒しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

すみだ水族館

カワスイ 川崎水族館【神奈川県】｜ランタン片手に夜の神秘体験を楽しもう！

川崎駅から徒歩1分の商業ビル内にある「カワスイ 川崎水族館」は、“水族館とも、動物園とも、ちょっと違う”がコンセプト。世界の大河や熱帯雨林に生きる約300種類の生きものたちと、五感を通じてふれあえる都市型アクアリウムです。

夜のおすすめは、毎日18時に始まる「アグア・テラ ナイト」。ランタンを片手にアフリカやアジアの森をイメージしたゾーンを探検すれば、昼間は眠っていた夜行性の動物たちがゆっくりと動き出す姿に出合えます。オマキヤマアラシやフタユビナマケモノ、ケヅメリクガメを間近で観察できるのは貴重な体験です。

ナイル川やコンゴ川に生息する魚たち、過酷な環境で進化を遂げたオセアニア・アジアの生きものたちなど、展示はどれも見応えたっぷり。まるで世界を旅しているような気分で、生態の奥深さにふれる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか？

カワスイ 川崎水族館

海遊館【大阪府】｜生きものたちと一緒にリラックス気分を味わう

大阪港にある「海遊館」は、世界最大級のスケールを誇る水族館。館内の中心にそびえる巨大水槽では、ジンベエザメたちが悠然と泳ぎ、まるで太平洋を旅しているような感覚を味わえます。

夕方17時を過ぎると、照明と音楽がやさしくトーンダウンし、昼間のにぎわいとは一変。水の揺らめきと静けさに包まれた空間で、ペンギンやアシカなど、生きものたちがゆったりと夜を過ごす姿を間近で見ることができます。

熱帯魚が泳ぐ海中トンネル「アクアゲート」や、日本の四季と水辺を再現した「日本の森」では、神秘的な光とともに、生命の営みにそっと寄り添う時間を体感できます。

そして、西側から見える大阪湾の夕景も見逃せません。水平線に沈む夕日、やがて灯りはじめる対岸の街、ライトアップされた天保山大観覧車。水族館の余韻を引き連れて、天保山マーケットプレースで夜景やディナーを楽しむのもおすすめです。

海遊館

夏は涼しい夜を楽しもう。夏季限定で夜も楽しめる水族館

夏の暑さを避けて、夕涼み気分で楽しめるナイトアクアリウム。この時期だけ夜間営業を行う水族館では、昼とは違った幻想的な空間や特別なイベントが展開され、夏の思い出づくりにもぴったりです。続いては、夏季限定で18時以降も開館している全国の水族館をご紹介します。

※開館時間は時期やイベントにより異なる場合があるため、事前の確認をおすすめします。

サンシャイン水族館【東京都】｜地上40mの天空オアシスでペンギンが夜空を羽ばたく

池袋のサンシャインシティにある「サンシャイン水族館」は、地上40mの屋上に広がる“天空のオアシス”。南国リゾートを思わせる水と緑に包まれた空間で、都心にいながら自然に癒されるひとときを過ごせます。

見どころは、屋外エリア「マリンガーデン」で見る“天空のペンギン”。水槽が来場者の頭上に大きくせり出していて、ペンギンが泳ぐ姿を真横や真下から眺めることができます。日没後には、まるでペンギンたちが夜空を飛んでいるかのような光景が楽しめます（展示は19時まで）。

2024年にはイルミネーションがリニューアルされ、空の移ろいをイメージした光と雲を感じさせるミストの演出で、いっそう幻想的で魅惑的な空間に。イベントや季節ごとに変化する演出もあり、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

営業時間は時期により変動しますが、土日や夏休み期間中は20時まで楽しめることも。夜間特別営業などでナイトイベントが開催されることもあるので、チェックしてみてください。

サンシャイン水族館

名古屋港水族館【愛知県】｜イルカ＆シャチが彩る夜の海旅に癒やされよう

スケール感あふれる展示が魅力の「名古屋港水族館」。名古屋港ガーデンふ頭に位置し、館内は南館と北館に分かれ、日本から南極へとつながる5つの海域の生きものたちに出合えます。

夏の夜におすすめなのが、毎年7月下旬頃から開催される「サマーナイトアクアリウム」。この期間は営業時間が20時まで延長され、17時以降は約2割引で入館できるお得なナイトチケットも登場します。

館内では照明が落とされ、昼とは異なる静かな海の世界が広がります。水面をのんびり漂うウミガメやペンギン、ゆったりと過ごすシャチの姿に癒される夜時間は、まるで海の中にいるような感覚に。

さらに、19時からは納涼気分満点の「イルカのナイトパフォーマンス BLUE ECHO」も開催。ナイター照明のもと、夜空に向かって飛び跳ねるイルカたちの姿は、夏の思い出になること間違いなし。

名古屋港水族館

京都水族館【京都府】｜クラゲ風鈴とクラゲ京和傘が誘う京の涼空間

「京都水族館」は、梅小路公園の中にある水族館。京都駅から徒歩圏内という立地にありながら、イルカやペンギン、アザラシ、オオサンショウウオなど約250種類の生きものを展示しています。

この夏は、約170個の手作りクラゲ風鈴とクラゲ京和傘が彩るイベント「くらげと傘と風鈴と」を2025年9月30日（火）まで期間限定開催中。透きとおるガラスの音色と、優雅に揺れるクラゲの姿が織りなす空間は、まさに“涼”と“癒し”そのもの。夕方17時以降は櫓がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、2025年8月24日（日）までの18時以降の延長営業日には、屋外の「京の里山」エリアもライトアップされています。

例年ゴールデンウィークや夏には、営業時間を20時まで延長する日も。詳しくは、公式サイトをチェックしてみてください。

京都水族館

四国水族館【香川県】｜夕空イルカが案内する、瀬戸内のサンセット

「四国水族館」は、“四国水景”をテーマとして2020年にオープンしました。時間や季節にあわせて照明や香りなどの空間演出がほどこされ、いつ来ても新しい発見に出合える仕掛けが満載です。

館内では、四方を海に囲まれた四国の豊かな水景を再現。瀬戸内海のやさしい波音に心がほぐれ、黒潮が流れる太平洋のスケールに圧倒されます。

2025年7月19日（土）～8月31日（日）は19時30分まで、8月9日（土）～16日（土）のお盆期間は21時まで営業時間を延長しています。夜間営業の見どころは、夕暮れ時に開催される「イルカサンセットプログラム」。オレンジ色に染まる空と海を背景に、イルカたちがシルエットのように舞い跳ねる光景は、まるで一枚の絵画のよう。瀬戸内海を一望できるサンセットデッキでは、ビールを片手にイルカを鑑賞する、大人ならではの贅沢なひとときを過ごせます。

瀬戸内旅の締めくくりに、夕焼けデートに、四国の自然・文化を体感する非日常の世界へ。きっと心の奥に残る“海との出合い”が待っています。

四国水族館

マリンワールド海の中道【福岡県】｜夜限定の特別なショーを楽しむ

福岡の海沿いに広がる「マリンワールド海の中道」は、九州の海をテーマに350種・約3万点の生きものが暮らす水族館。2024年春には、360度どこからでもアザラシを観察できる「アイランドステージ」や、ペンギンとの距離がぐっと近づく「ペンギンビーチ」が新たに登場し、動物たちとの一体感をより深く感じられる空間へと進化しました。

夏休み期間中や連休などには、21時まで開館する「夜のすいぞくかん」を開催。照明が落ちた水槽の中では、日中とは異なる静かな時間が流れ、生きものたちの夜の表情をじっくりと観察できます。2025年8月1日（金）～8月24日（日）の期間には毎日開催される予定です。

注目は、暗くなった大水槽でマイワシの群れが舞う「音と光のイワシショー」。音楽と照明にあわせてキラキラと泳ぐ姿は、まるで海の中の星座のよう。さらに、夜のイルカショーも開催。空と水面がとけあうロマンチックな雰囲気の中で楽しめます。

福岡の海風を感じながら、デートに、家族のおでかけに、そして一人でぼんやり癒されたい夜にも。涼やかで幻想的なひとときが、きっと心をリセットしてくれます。

マリンワールド海の中道

沖縄美ら海水族館【沖縄県】｜マットでくつろぎながらジンベエザメを眺める

青い海に囲まれた沖縄本島・本部町に位置する「沖縄美ら海水族館」は、世界最大級の大水槽「黒潮の海」を有する、日本を代表する水族館のひとつ。ジンベエザメやマンタが優雅に泳ぐその姿は、何度見ても息をのむ美しさです。

毎年8月頃には、館内が深海のような青い光に包まれる「ナイトアクアリウム」を開催。日中とは異なる静かなライティングの中で、ジンベエザメがゆっくりと泳ぐ様子を眺めていると、まるで海の中に吸い込まれていくかのよう。夜間は大水槽の前には小型マットが用意されるので、くつろぎながら鑑賞することができます。

ゆらめく光と、海の鼓動に包まれる夏の夜。昼間とは違う、沖縄の“美ら”な一面をそっとのぞいてみてください。

沖縄美ら海水族館

幻想的な夜の水族館で、特別な思い出をつくろう

昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気で、心を癒してくれる夜の水族館。デートはもちろん、家族や友人と、あるいは一人でゆっくりと過ごしたい夜にもぴったりです。美しい光と音に包まれた空間で、生きものたちが魅せる夜の表情に癒やされ、心ゆくまで非日常の世界を体験してみてください。

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