大分県の別府と由布院はどちらも全国に知られる温泉地です。別府は海沿いにあり、日本一の湧出量と豊富な泉質が自慢。由布院は由布岳の麓の盆地にあり、里山ならではの、のどかなムードも人気です。
そんな別府・由布院で、息をのむほど美しい景色、珍しいアクティビティ、特別感のあるグルメなど、ここでしか味わえない体験を満喫する旅はいかがでしょう。印象的な体験ばかりをピックアップした、2泊3日のプランを提案します。

〈3日目〉

地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

画像1: 地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

旅の最後となる3日目の始まりは、少し欲張り気分。由布院からぐんと足をのばして車で約50分の「九重“夢”大吊橋」を目指しました。多い日では1日に4,000人は訪れるという、大分県九重町の人気スポットです。

画像2: 地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

吊橋があるのは、標高777mの地点。渓谷美で知られる九酔渓(きゅうすいけい)にかかっています。川面からの高さは173mもあり、人が通る朝の吊り橋としては、日本で一番の高さを誇ります。

画像3: 地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

橋の左右に原生林が広がっており、まさにそのあいだを空中散歩している気分。季節ごとに山々の色づきも変わり、美しい四季が感じられる場所です。

画像4: 地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

足下をのぞくと歩道の中央が格子状になっているので、173m下の地点が見えて、ちょっぴりスリルを味わえます。

画像5: 地上173m、人道専用として日本一の高さを誇る吊り橋を渡って絶景を体感

滝の音がだんだんと大きく聞こえてくると、見えてくるのは震動の滝の雄滝と雌滝。それぞれに落差83m、落差93mのダイナミックな光景が広がっていました。自然の雄大さとスリルが同時に感じられ、圧倒されるほど。鮮明な思い出として刻まれること、間違いなしです。

九重“夢”大吊橋

住所大分県玖珠郡九重町田野1208
電話0973-73-3800
営業時間11〜6月 8:30〜17:00(入場券販売16:30)
7〜10月 8:30〜18:00(入場券販売17:30)
定休⽇なし
料金中学生以上500円 小学生200円
webhttps://www.yumeooturihashi.com

かわいい動物たちとのふれあいに癒される

画像1: かわいい動物たちとのふれあいに癒される

大分市内のほうへ進路をとり、別府湾沿いにある「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」で旅の最後を締めくくります。

画像2: かわいい動物たちとのふれあいに癒される
画像3: かわいい動物たちとのふれあいに癒される

タチウオや関アジなど目の前の豊後水道で生きる海の生き物が中心。幻想的なライトアップが美しいアーティスティックな展示も見どころです。

そして、同館のテーマは「動物たちとなかよくなる」。そのとおり、動物を身近に感じられる展示や体験プログラムが満載です。

画像4: かわいい動物たちとのふれあいに癒される

まずはコツメカワウソの餌やり。エサ(500円)を購入し、手の平にのせて近づくと、展示水槽につくられた小さな筒状の穴から、すっと手が出てきて器用に掴んでいきました。小さな手のかわいさと表情、ひんやりした手の感触。小さなツメも観察できて、名前の由来にも納得です。

画像5: かわいい動物たちとのふれあいに癒される

お待ちかねの「うみたまパフォーマンス」の時刻になりました。うみたまごではセイウチやトドなどの海獣やペリカンたちがすぐ間近でパフォーマンスを見せてくれます。

この日はトドに始まり、ペリカン、コツメカワウソと続き、最後は人気者のセイウチが登場。腹筋や投げキスなどを見せてくれました。

画像6: かわいい動物たちとのふれあいに癒される

じかにタッチできるふれあいタイムも。近くでなかなか見ることのできない生き物の表情や感触は、忘れられないものとなりました。

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

住所大分県大分市高崎山下海岸
電話097-534-1010
営業時間9:00~17:00
定休⽇不定休(年3日程度)
料金高校生以上2,600円、小・中学生1,300円、4歳以上850円
webhttps://www.umitamago.jp

今回の別府と由布院めぐりは、ずばり五感に訴えかけてくる旅でした。温泉や景色、香り、食事、動物とのふれあいなどを通して、感覚が刺激されてすっかりリフレッシュ。別府と湯布院の魅力を発見する、思い出深い旅が送れました。

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