京都を代表する老舗の真っ黒なラーメン「新福菜館」
京都といえばラーメン!というイメージはあまりないかもしれませんが、実は京都は歴史ある老舗店から最新店まで多くのラーメン店が軒を連ねる激戦区なのです。
京都駅から歩いて7~8分ほどの場所にある「新福菜館」は、1938年の創業以来人気が衰えることのない京都を代表する老舗ラーメン店。通しで営業しているので、観光客にはもちろん、ちょっと遅めのランチを探している人にも嬉しいですね。
ラーメンを食べる前に食べたいサイドメニューが「付き出し肉(700円)」。たっぷりのもやしとネギの上に、厚切りにカットされたチャーシューが積み重なっています。脂がぷるんと柔らかくジューシーなお肉は濃いめのタレがかかっていてお酒のアテにもぴったり!
「中華そば(並)(850円)」は真っ黒な見た目のスープがインパクト抜群。トッピングはチャーシューにネギというシンプルさで勝負。隠れた人気メニュー「焼き飯(600円)」も必食ですよ。
「新福菜館」といえばこの真っ黒なスープ!鶏ガラと豚骨ベースの出汁に秘伝の醤油だれをブレンドすることで、この濃厚な色が出来上がります。一口飲んでみると、香ばしくてほんのり甘みがありながらも後味はあっさり。だけどクセになる味わいです。
中太のストレート麺は力強い弾力があって、歯切れが良く食べ応えもあります。柔らかなチャーシューは脂まで甘く、噛めば噛むほどに旨みが増します。
「焼き飯」にも中華そばの醤油だれを使用しているので、この黒さが特徴的。醤油のいい香りが食欲をそそります…!細切りのチャーシュー入りで、お肉の旨みをまとったご飯が奥深い美味しさです。
一度食べたら病みつきになる真っ黒なラーメン、地元京都でも愛される老舗の味を体感してください。
新福菜館 本店
住所 | : | 京都府京都市下京区東塩小路向畑町569 |
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電話 | : | 075-371-7648 |
営業時間 | : | 9:00~20:00 |
定休日 | : | 水曜不定休 |
公式サイト | : | https://shinpukusaikan.net/ |
伝統の味を手軽に味わえる色鮮やかな京生麩串「祇園京くらら」
京都の伝統的な食べ物のひとつ、京生麩。鎌倉時代末期に精進料理の食材として使われていたという説があり、肉食を禁じられていた禅僧にとっては貴重なタンパク源だったのだとか。
そんな京生麩を、代々受け継がれた釜を使い昔ながらの手作り製法で作り上げる専門店「祇園京くらら」。祇園のシンボルであり人気の観光スポット八坂神社の前に位置し、串スタイルのカジュアルな京生麩が食べられるんです。
店頭のガラスケースの中にはカラフルな京生麩串が12種類以上並び、どれにしようか悩んでしまいます...!あんこや田楽味噌の定番から、チーズカツやベーコン巻きなどの食事系、焼き芋やあまおういちごなどの季節のスイーツも揃っていますよ。
今回オーダーしたのはこちらの4種類。手前は定番人気の「田楽味噌 白みそ(350円)」「揚げぶぶあられ(350円)」、奥は秋冬に人気の「焼き芋あん(350円)」と「あまおういちご(350円)」。味だけでなく色合いの組み合わせも追求した、見た目にもこだわる京生麩は色鮮やかでSNSでも話題です。
5色のあられをまぶした「揚げぶぶあられ」は、あられのカリッと食感と生麩のもっちり食感のコントラストが楽しいです。甘くなくほんのり塩味なので、さっぱりといただけます。
「田楽味噌 白みそ」は、無添加のよもぎ麩に京都産の白みそを合わせた王道の一品。京料理の定番の生麩田楽をお手軽に楽しめるところも嬉しいポイント。
「焼き芋あん」はふんわりなめらかでムースのようなあんこが美しくトッピングされています。焼き芋あんの優しい甘さと胡麻の風味が香ばしくて美味しいです。
可愛いピンク色のあまおういちごのあんこをのせた「あまおういちご」は、ほんのり甘酸っぱく、ねっとり濃厚な甘さです。
京生麩と一緒に「京都ビール(600円)」を味わうとまた格別!きめ細かな泡とここちよい風味が生麩の美味しさをより一層引き立ててくれます。
生麩と組みあわせる食材の色合いまで研究し、見た目にもこだわっている京生麩。生麩串を食べながら祇園を散策すれば、京都をより一層感じられること間違いなし!
祇園 京くらら
住所 | : | 京都府京都市東山区祇園町北側294 |
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電話 | : | 075-741-6353 |
営業時間 | : | 10:00~18:00 |
定休日 | : | 不定休 |
公式サイト | : | https://kyokurara.com/ |
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