限られた旅の時間、せっかくなら“コスパ”だけでなく“タイパ”も重視したい——。
そんなあなたに贈る、出雲のタイパ優秀グルメたち。出雲そば、しじみ汁、出雲ぜんざい——地元の味を効率よく楽しめる、“食べ効率ツアー”をお届けします。
※価格は税込み表記です。

体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

2024年11月2日、出雲市のショッピングセンター「PLANT」敷地内にオープンしたラーメン店「らぁ麺 げんてつ」。

画像1: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

買い物帰りにふらりと立ち寄れる立地ながら、本格派の味を追求するお店です。コンセプトは「毎日食べたくなるラーメン」。地域に根差しながらも、どこか新しさを感じさせる一杯を提供しています。

画像2: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

店内は木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、カウンターとテーブル席を完備。おひとりさまはもちろん、ファミリーでも気軽に立ち寄れます。

画像3: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

看板メニューは牛骨らぁ麺と貝出汁らぁ麺の二本柱。牛骨のコクと貝の旨味、対照的な二つのスープを楽しめるのが面白いところです。

画像4: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

今回は、店主イチオシの「貝塩らぁ麺(950円)」をいただきます。地元・宍道湖産のしじみをたっぷり使った塩ラーメン。丼いっぱいに広がる大きなチャーシューがどんと乗っていて、その横にはごぼうの素揚げが立体的に盛り付けられています。さらに、白ネギの白、三つ葉の緑、柚子の黄色が彩りを添えていて、黄金色のスープに映えます。

画像5: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

スープをひと口すすった瞬間に貝の旨みがふわっと広がって、後味はすっきり。塩ダレに白ワインを加えているからか、まろやかで飲みやすいのに奥行きも感じられます。スープの透明感としじみの深いコク、このコントラストがたまりません。

画像6: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

麺は中太のちぢれタイプ。口に含むと、まず感じるのは小麦のほのかな甘み。そのあと、しじみの香りがふわっと鼻に抜けて、塩のやさしい余韻が残ります。

画像7: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

レンゲですくうと、つやつやと光る黒紫のしじみがたっぷり!これが、出雲の誇り・宍道湖のしじみです。淡水と海水が混ざる汽水湖という特別な環境で育つため、身がぷっくりしていて旨みが濃いんです。

画像8: 体の奥まで染みる宍道湖産のしじみの旨み「らぁ麺 げんてつ」の貝塩らぁ麺

トッピングは、豚肩ロースのレアチャーシューと豚バラの2種類。しっとりとした肉の甘みが、スープの塩気と絶妙にマッチしています。さらに柚子と三つ葉の香りが後味をさっぱりまとめてくれます。

しじみの旨みがギュッと詰まった澄んだスープ。香ばしいごぼうと、レアチャーシューのコク。
地元の水と空気が作り出すやさしい塩味に、きっと癒されるはず。

らぁ麺 げんてつ

住所島根県出雲市塩治町1305
電話番号050-8889-7398
営業時間月・火・水・金・土・日
11:00~15:00 L.O. 14:30
17:30~21:00 L.O. 20:30
定休日木曜日
URLhttps://www.instagram.com/ramen_gentetsu

出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

出雲市駅から少し歩くと、スナックや小料理屋が並ぶ昭和の香り漂う小さな路地に出ます。その奥に、ふっと灯りがにじむ一軒が「スタンド翠泉」。

画像1: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

店先には、光る提灯と暖簾のみ。この雰囲気が“いい店の匂いがする”と思わせる、そんな佇まいです。

画像2: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

扉を開けてすぐ目の前に広がるのは、木の温もりを感じるカウンター。艶のある木のカウンター越しに、和服姿の女将さん。奥では、割烹着姿のご主人が黙々と調理中。

画像3: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

出雲のお酒といえば「出雲富士 純米酒(1,200円)」。口に含むとやさしい甘みが広がり、後味はすっとキレがありおいしいです。

画像4: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

まず食べていただきたいのが「シャキシャキポテトサラダ(500円)」。こちらはちょっと珍しく、じゃがいもをつぶさずに千切りにしているスタイル。シャキシャキとした食感が新鮮で、具材はシンプルにハムときゅうり。マヨネーズでさっぱりと味付けされていて、飽きがこない美味しさです。

女将さんに聞くと、「うちの家ではこれが定番のポテサラなんですよ」とのこと。その言葉どおり、家庭的で温かみのある味です。

画像5: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

人気メニューの「豚の角煮(700円)」。箸を入れるとスッと切れて、口に入れた瞬間に脂の甘みと出汁の旨味が広がります。見た目も味も上品で重くなく、日本酒とも相性抜群。

画像6: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

締めはもちろん「割子そば そば粉100%(1枚350円)」。赤い丸い割子に2段重ねで登場し、黒めの太そばがつやつやしていて、手打ちらしい少しの不揃いさがまた味わい深いです。

画像7: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

1枚目にそばつゆをかけてズズッとすすると、ふわっと広がる香ばしい香り。噛むとしっかりとしたコシがあり、ほのかな苦みと甘みがじんわり口の中に広がります。そばを食べ終えたら、残ったつゆを次の段に移して食べるのが出雲流のスタイル。

画像8: 出雲の路地裏に佇む「スタンド翠泉」手打ちの力強さを感じる伝統の出雲そば

出汁の旨味が少しずつ深まっていく感じが楽しく、最後の一口まで出雲の味わいをしっかり堪能できました。最後はそば湯を加えて、ゆっくりと締めくくり。

おいしいお酒、丁寧な料理、そして人のあたたかさ。どれも心に残る出雲の夜でした。出雲に行かれる方は、ぜひこの渋い暖簾をくぐって「スタンド翠泉」で一杯やってみてください。また訪れたくなる、そんなすてきなお店です。

スタンド翠泉

住所島根県出雲市今市町1266-3
電話番号0853-21-2464
営業時間月・火・水・木・金・土・祝前日・祝後日 18:00~23:00
定休日日・祝日
URLhttps://www.instagram.com/suis_1000

出雲ならではの食文化と、ここでしか味わえない絶品グルメ。旅の時間を最大限に活かせるタイパ優秀グルメを、ぜひ体験してみてください。

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