心潤う、体喜ぶ。山口県最古の温泉リゾート「長門湯本温泉」で初めての湯治ワーケーション

「界 長門」で快適テレワーク

湯治ワーケーションで重要なのが、宿選び。長門湯本温泉には、風格ある湯宿が数軒ありますが、ワーケーションをするのに一番おすすめなのは、至福のプライベート時間が過ごせる星野リゾートの「界 長門」です。

宿がオープンしたのは、2020年の3月。温泉街の入口に建ち、“藩主の御茶屋屋敷”をテーマにした、心地よい和モダンな温泉旅館です。

客室は、スタンダード客室がある「本館」に30部屋と、露天風呂付きの特別室がある「別館」に10部屋という構成です。本館はすべての部屋が3名定員。全体的にゆったりとした造りで、羽を伸ばしてくつろげます。

そして、なんと言ってもおすすめなのがこの広いデスク！ 本館の客室には横長のワイドデスクが置かれていて、パソコンはもとより、手元で資料を広げながらストレスなく仕事ができます。さらに、部屋全体にコンセントが多いので、充電に困ることもありません。

また、露天風呂を備えた別館1階の客室も、ワークスポットとしておすすめです。

四面を壁に囲まれた場所にデスクがあり、ひとり静かに仕事するのにもってこい。足元は、疲れにくい掘りごたつ式です。

部屋にこもって、パソコンとにらめっこしているのに飽きたら、ゲスト専用の共有スペース「トラベルライブラリー」に足を運んでみましょう。

全国に19カ所展開する「界ブランド」の中で、最もトラベルライブラリーが広いのが、ここ界 長門。ワークスポットとして使えば、ゆったりとした空間の中で快適に仕事ができます。

さらにトラベルライブラリーでは、24時間、コーヒー・紅茶や地元のお菓子を無料で楽しめるのも嬉しいポイント。

仕事が一段落したら、すぐ温泉へ。これが叶うのが、湯治ワーケーションの醍醐味です。

界 長門の大浴場は、内風呂と露天風呂の2種類。内風呂には大小2つの浴槽がありますが、小さい方は循環式ではないかけ流しのぬる湯です。一方、大きい方の浴槽は、42度まで加温した熱めの温泉。ぬる湯と交互に入れば、血行が促され、疲労回復を後押ししてくれます。

泉質は、アルカリ性単純温泉。やわらかくトロみのある「美肌の湯」です。他の「界ブランド」と比べると、アルカリ度の高さは界 長門がナンバーワン（pH9.9）。肌の角質を取り除く効果が抜群で、入浴後のお肌はさっぱり＆すべすべになります。

日々蓄積していた心の疲れを、すーっと溶かしてくれるのが露天風呂。心地よい風を感じながらの湯浴みは、日常を忘れさせてくれるひとときです。体のコリがほぐれるだけでなく、心まで潤います。

ぺこぺこになったお腹を満たしてくれる豪華な夕食も、この宿の楽しみ。

界 長門では、伝統工芸品を愛でながら会席料理を楽しみます。なかでもおすすめは、日本酒がすすむお刺身や八寸が一緒にのった「宝楽盛り」。一つひとつの素材が吟味されていて、どれもおいしい！ ゆったりお食事を楽しんでいると、1日の疲れがリセットできます。

界 長門