体だけでなく精神的なリラックスを目的に、温泉街や宿に数日間滞在する「現代湯治」。そして同じく長期滞在型の旅のスタイルとしては、「ワーケーション」も挙げられます。実はこの2つは相性が良く、組み合わせることでより満喫できるのです。そこで今試したい新しい旅のカタチとして、この現代湯治とワーケーションを組み合わせた「湯治ワーケーション」をご提案します。

たとえばこんな過ごし方。温泉ソムリエおすすめの湯治ワーケーションスタイル

「おとずれ川テラス」で、毎日川のせせらぎに癒される

画像: 音信川のせせらぎに包まれる温泉街

音信川のせせらぎに包まれる温泉街

長門湯本温泉は、「音信川(おとずれがわ)」沿いに佇む、おおらかな雰囲気も魅力。川のせせらぎに耳を傾ければ、「非日常」を感じます。

画像: 界 長門前に設置されたおとずれ川テラス

界 長門前に設置されたおとずれ川テラス

川の中に設置された「おとずれ川テラス」は、心地よい風がそよぐ水辺の特等席。2022年2月現在、「おとずれ川テラス」はぜんぶで4カ所(界 長門前、大谷山荘、恩湯前、玉仙閣前)設置されています。それぞれ見える景色が変わるので、お気に入りを探しながら散策してみましょう。

特に朝日が差し込む午前中は、気持ちよく過ごせるおすすめの時間帯。都会のオフィスからかけ離れた、癒しの空間がここにはあります。「おとずれ川テラス」には、本を読んだり仕事をしたりしている人も。川の静かな響きに包まれていると、リフレッシュできて、新しいアイデアが浮かんできそうです。

画像: 夜にはライトアップも行われます

夜にはライトアップも行われます

ちなみに、テラスの目の前に生い茂っている緑は、実はすべて桜……! テラスの裏側にも桜が植えられており、桜に挟まれるようなロケーションです。毎年3月下旬から4月にかけては桜が満開になるので、桜色のお花見ワーケーションが叶いますよ。

おとずれ川テラス

住所山口県長門市深川湯本 「界 長門」前、「大谷山荘」前、「恩湯」前、「玉仙閣」前

その名も「オソト天国」。温泉街を歩いて楽しむ

画像: 2017年ごろから社会実験を重ねて作られた、そぞろ歩きしやすい道路

2017年ごろから社会実験を重ねて作られた、そぞろ歩きしやすい道路

旅先に長めに滞在していると、2~3日もすれば、どうしてもマンネリ感が出てしまいます。しかし、長門湯本温泉は「オソト天国」がテーマの温泉地。宿におこもりするだけでなく、温泉街をぶらっと気ままに楽しめる工夫がちりばめられています。

画像: 川沿いにベンチが置かれているのも嬉しい

川沿いにベンチが置かれているのも嬉しい

適度にカフェがあって、お土産屋さんがあって、そぞろ歩きが楽しめる。そのために、歩道はゆったり広めに作られ、座って休めるベンチが点在しています。

画像: 駐車場から温泉街へと続く「竹林の階段」

駐車場から温泉街へと続く「竹林の階段」

そぞろ歩きをするなら、夜もステキです。というのも、長門湯本温泉は日本中の温泉街で初めて、デジタルで管理されたライトアップシステムを導入。日の入りや日の出に合わせて、ライトを自動的にオン・オフしています。しかも、時間帯によって明るさが変化するというこだわりぶり!

画像: 紅葉を美しく照らすように設計された「紅葉の階段」のライトアップ

紅葉を美しく照らすように設計された「紅葉の階段」のライトアップ

ライトアップのデザインを担当したのは、鳥取の「水木しげるロード」や大阪の「御堂筋イルミネーション」などを手掛けた、ライティングデザイナー長町志穂さん。映えるだけでなく、温かみのあるオレンジ色のライトが、疲れを一気に癒してくれますよ。

特に「紅葉の階段」や「竹林の階段」、「飛び石と千代橋」はムード満点でおすすめです。

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