2日目 四万十の清流や歴史ある街並みを満喫
「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川の原風景や、古き良き土佐の面影を辿る2日目。独自の食文化、自然が作り出した渓谷美に、心もお腹も大満足すること間違いなし。歴史に思いを馳せ、文化を紐解きながら、日常から離れたひと時に浸りましょう。
9:00 四万十川の代表的な風景、「佐田沈下橋」で写真撮影
海沿いを満喫した1日目から一転、2日目は川沿いをドライブ。四万十川に架かる沈下橋へ向かいます。沈下橋とは、増水時に橋が流されないように欄干を作らず、水中に沈むように設計された橋のこと。最後の清流と言われる四万十川には、現在でも支流まで含め48本の沈下橋がかかっています。いずれも四万十川を代表する景色として知られている中、その最下流にあるのが「佐田沈下橋」です。
深い山並みをバックに一直線に伸びるシンプルな橋梁をカメラに収めるなら、河原から撮影するのがおすすめ。観光地としても人気なので、早朝など人の少ない時間に訪れるとゆっくり過ごせるでしょう。
佐田沈下橋
住所 | : | 高知県四万十市佐田 |
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電話 | : | 0880-34-1783(四万十市役所 市長部局観光商工課観光係) |
アクセス | : | 土佐くろしお鉄道中村駅より上流へタクシー15分 |
web | : | https://www.city.shimanto.lg.jp/soshiki/13/1454.html |
所要時間 | : | 約30分 |
車で約1時間30分
11:30 「久礼大正町市場」で高知名物カツオ料理を食べ歩き
ランチタイムには、高知名物のカツオ料理をいただきます。中土佐町久礼は高知きってのカツオの町として知られています。町の中心には「久礼大正町市場」があり、海の幸や青果店や干物など、おいしいものが並び、地元の人たちの台所としても親しまれています。
市場はカツオが水揚げされる漁港のすぐ近くにあるため、なんといってもカツオが新鮮。獲れたてのカツオをたっぷりのせた刺身丼、ワラで豪快に焼いたカツオのたたき、一本からわずかしかとれない希少部位「ハランボ」の串焼きなど、さまざまな食べ方を楽しむことができます。高知の中でも最高峰のカツオ料理を味わい尽くせるでしょう。
久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)
住所 | : | 高知県高岡郡中土佐町久礼6372-1 |
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電話 | : | 0889-59-1369 ※事務局対応9時~17時(水・土曜除く) |
営業時間 | : | 10時~15時ごろ ※店舗により異なる |
休日 | : | 店舗により異なる ※水曜休みが多い |
アクセス | : | 高知自動車道中土佐ICから、車で5分 |
web | : | https://久礼大正町市場.com |
所要時間 | : | 約1時間 |
車で約45分
13:30 「佐川町立青山文庫」と歴史ある町並みを散歩
グルメを堪能したあとは、風情ある町並みが残る佐川町を散策しましょう。「佐川町立青山文庫」は坂本龍馬・中岡慎太郎・武市瑞山らの維新関係資料や、江戸時代に佐川の領主であった土佐藩筆頭家老深尾家の資料などを展示している博物館です。
幕末維新の生き証人であった、佐川町出身の元宮内大臣田中光顕(みつあき)が収集した志士たちの書や画などの遺筆コレクションなど、幕末ファンにはたまらない貴重な品を見ることができます。
博物館周辺の佐川町上町地区は、江戸時代土佐藩の筆頭家老深尾家の城下町だった地域。伝統的な商家住宅や酒蔵などから成るその町並みは、未だ美しく受け継がれています。当時の営みに思いを馳せながら、町歩きを楽しみましょう。
佐川町立青山文庫(せいざんぶんこ)
住所 | : | 高知県高岡郡佐川町甲1453-1 |
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電話 | : | 0889-22-0348(佐川町立青山文庫) 0889-20-9500(さかわ観光協会) |
営業時間 | : | 9:00~17:00 ※最終入館時間は16:30 |
休日 | : | 月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日 |
料金 | : | 一般400円、中高生200円、小学生100円 |
アクセス | : | 高知自動車道伊野ICから、車で約30分 JR佐川駅下車、徒歩約6分 |
web | : | https://seizanbunko.com/ |
所要時間 | : | 約1時間 |
車で40分
15:30 県立自然公園にも指定されている景勝地、「中津渓谷」を散策
類まれな渓谷美を誇る「中津渓谷」。中津明神山に降る雨が長い時間をかけて造りあげた景観は、まるで自然のオブジェのよう。壮大な水の森の中を縫うように遊歩道が整備されているので、自分が絶景の一部になったかのような感覚で散策できます。
「雨竜の滝」「紅葉の滝」「龍宮淵」「石柱」など、自然が作り上げた傑作を随所に見られる中津渓谷。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、水の森に漂うすべてを五感で感じ取りましょう。
中津渓谷
住所 | : | 高知県吾川郡仁淀川町名野川 |
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電話 | : | 0889-35-1083(仁淀川町産業建設課) |
アクセス | : | 高知自動車道伊野ICから車で約1時間 |
所要時間 | : | 約1時間 |
車で約1分
17:00 中津渓谷散策に便利な温泉宿「中津渓谷 ゆの森」に宿泊
2日目の宿は、中津渓谷の入口、切り立った川沿いに佇む「中津渓谷 ゆの森」。中津渓谷の余韻に浸りたい人にとってなんとも好立地なこの宿は、木の香り漂う露天風呂、渓谷をのぞむ絶景の内湯を備え、疲れた体を芯までほぐしてくれます。
本館和室と別棟コテージに分かれた客室は、いずれも地元の木材を使った温もりのある造り。また宿泊者専用のレストランでは、和食膳はもちろん、湯宿では珍しい本格フレンチコースも食べられ、絶品と評判です。
川のせせらぎに鳥のさえずり、葉っぱが風で揺れる音。忙しい日常では忘れていた、優しい気持ちを思い出させてくれるでしょう。
中津渓谷 ゆの森
住所 | : | 高知県吾川郡仁淀川町名野川258-1 |
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電話 | : | 0889-36-0680 |
アクセス | : | 高知自動車道伊野ICから、車で約1時間10分 |
web | : | https://www.yunomori.jp/ |
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