旅は人生を豊かにする「種まき」。小山薫堂が1か月旅に出た理由
これからの人生を豊かにするために、50歳になった自分に「人生のハーフタイム」を。2014年、そんな思いから社会人になってはじめてとなる1か月間の長期休暇を取り、世界をめぐる旅に出かけた放送作家・脚本家の小山薫堂氏。考えていたのは、偶然の出会いが与えてくれる「可能性の種」を、自分のなかにたくさん蒔くことだったという。熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」の仕掛け人である小山さんは、多数のグルメ本を出版するほどの食べ歩き好きであり、大のホテル好き。全国の名店、名ホテルを知り尽くした旅のスペシャリストは、機内食から羽田空港のラウンジのプロデュースまで、JALとも数え切れないコラボレーション...