旅先での支払いは現金 or キャッシュレス? どんなお財布を持ち歩く? そんなリアルな「旅のお財布事情」を、仕事やプライベートで国内外を旅する20代のJALスタッフ4人に聞きました。愛用財布や現金の持ち方、防犯対策、キャッシュレス決済の失敗談まで、次の旅に役立つヒントをお届けします!

座談会に参加したのは、国内外を旅する20代のJALスタッフ4人

画像: (写真左から)岡本、田川、末永、石井

(写真左から)岡本、田川、末永、石井

旅行会社販売部 岡本
田川と同じく、旅行会社販売部所属。担当は東北エリア。
「心に残っている旅先は飛騨高山。風情ある街並みや温泉に癒されました!」

旅行会社販売部 田川
旅行会社を通じて、団体旅行や修学旅行、視察旅行などの手配・サポートを担当。
「担当地域は関西・中国地方。大阪、広島、出雲などへは、毎月のように出張しています!」

顧客販売部 末永
法人・団体のお客さまの移動をサポートする営業業務を担当。
「先日、念願だったパリ旅行へ行き、買い物を満喫。帰国後にカード明細を見て驚きましたが(笑)、旅で得た刺激は仕事への活力に!」

旅行会社販売部 石井
旅行会社に提供する国際線の座席調整、イベントのサポートなどを担当。
「国内外を問わず、旅行にはよく行きます。ドライブやサウナ、お酒が好き。最近ではロサンゼルスでドジャースの試合を観戦したことが印象に残っています!」

国内旅行では、4人ともキャッシュレス派

画像: 国内旅行では、4人ともキャッシュレス派

普段からキャッシュレス決済を使い慣れている4人。旅行中もクレジットカードやスマホ決済などをメインに活用しているそうです。

財布を出さずにサッと支払いができる手軽さはもちろん、ポイントがたまったり、支出の履歴を確認できたりと、多くのメリットがあるよう。

田川「ポイントをためたいので、100円単位の買い物でもクレジットカードで支払います。普段からキャッシュレスに慣れているため、旅先でも決済方法はほとんど変わりません」

石井「友人と旅行すると、レンタカー代やガソリン代を割り勘することも多いので、送金機能があるスマートフォン決済が便利。ただ、全員が同じアプリを使っているとは限らないので、あとから割り勘アプリで管理することもあります」

岡本「支払い履歴が残るのもポイントですよね。現金の場合は一回一回記録しておかないと、何にどれだけ払ったかわからなくなってしまう。気づいたら使いすぎていた…なんてことも。Webで利用明細を確認しながら、浪費しすぎないよう気をつけています」

一方で、「完全キャッシュレス」には不安があるもの。旅先によっては現金のみの店舗もあり、近くにATMがない場合もあります。「最低限の現金は持っておく」ことも、4人の共通認識です。

4人の愛用「旅財布」はこんな感じ!

それでは、4人が実際に旅先で使っている財布を見せてもらいましょう。

顧客販売部・末永は、小銭もたっぷり持ち歩く

末永は小ぶりながら小銭がしっかりと入る財布を愛用。基本はキャッシュレス派ですが、大好きなカプセルトイを楽しむために小銭が欠かせません。よく使うカードはフラグメントケースに分け、ポケットからすぐ出せるように工夫しています。

末永「気になるご当地ものがあれば全部まわしてしまうくらい、カプセルトイが好きなんです(笑)。小銭を用意するために、コンビニでわざわざ紙幣を崩すこともあります」

旅行会社販売部・石井は、身軽さと収納力を両立した二つ折り財布

以前は長財布派でしたが、旅先での身軽さを求めて二つ折りタイプに買い換えたという石井。

石井「荷物をなるべく増やしたくなくて、二つ折りタイプに替えました。ポケットに入るサイズで、スマートフォンと財布だけで手ぶらに近い状態で動けます。とはいえ銀行のキャッシュカードやクレジットカード、ETCカードなど、持ち歩くカードが多いので、収納力も大事ですね!」

旅行会社販売部・岡本は、仕切りを活用してすっきり収納

岡本も二つ折り財布を愛用。紙幣を分けてしまえる仕切りと、カード収納の多さがポイントです。

岡本「仕切りがあるとすっきり収納できて便利! ただ、実際の支払いはスマートフォンで完結することが多く、財布をバッグから出さない日も多いです」

旅行会社販売部・田川は、汚れても平気なミニ財布でアクティブに

高校時代は定期入れに使っていたという、小さな財布を旅行用に活用。折り畳めばカードサイズになるほどコンパクト。海や温泉など水辺へ行くことが多いため、汚れや水濡れを気にせず使えることを重視しています。

田川「ブランドがわかる財布を持っているとスリなどの標的になりやすいため、旅先では持ち歩くのを避けています。このお財布は水にぬれても気兼ねなく使えるところが気に入っています!」

海外旅行では、普段の財布を持ち歩かない

日常の延長で楽しめる国内旅行と比べ、慣れない海外ではお財布事情も変わってきます。エリアによってはスリや詐欺など、犯罪に巻き込まれるリスクも。旅慣れた4人は、どんな工夫をしているのでしょうか。

画像1: 海外旅行では、普段の財布を持ち歩かない

4人に共通する基本スタイルは、普段使いの財布や必要以上の現金・カードを持ち歩かず、外出時の貴重品を最低限にすること。お気に入りの財布を守るだけでなく、万が一の被害を小さくするためにも、持ち物を厳選しています。

末永「海外で現金を持ち歩くときは、100円ショップで購入できる安価なポーチに。財布に見えにくいアイテムを使うことで、防犯面でもプラスになると考えています。さらにバッグの内部にストラップでつないで、スリ対策を徹底! よく使うカードはカードケースにまとめて、上着の内ポケットに入れています。サッと出せて、すぐしまえるのがポイントです」

画像2: 海外旅行では、普段の財布を持ち歩かない

岡本「私も、現地通貨は小さなチャック付きケースへ。海外でも基本はカード払いですが、使えない場面に備えて最低限の現金は用意します」

田川「私はスマートフォンに装着できるカードケースに、紙幣2〜3枚とカード1枚だけ収納。同行者がいる場合は、カードや現金を分散させて携帯しています。もしどちらかが被害にあっても、もう一人がリカバーできるように。貴重品を1カ所に全部まとめないよう意識していますね」

石井「海外では手のひらサイズのポーチを財布として使っています。外出時に持ち出すのは、数千円分の現金とクレジットカード1枚くらい。予備のクレジットカードや現金はホテルのセーフティボックスなどに保管しておいて、何かあっても立て直せるように備えています」

画像: 「タイの小物ブランド『NaRaYa』で購入。紙幣とカード1枚が収まる、手のひらサイズです」(石井)

「タイの小物ブランド『NaRaYa』で購入。紙幣とカード1枚が収まる、手のひらサイズです」(石井)

旅先で持つ「最低限の現金」はいくら?

キャッシュレス決済が使えないケースに備えて「最低限の現金」を持ち歩くという4人。その金額は、国内旅行の場合で3,000〜5,000円ほどという意見が多く挙がりました。

一方、海外では現地の物価に合わせて調整。タイやベトナムなどでは比較的少額でも事足りますが、アメリカなど物価の高い国では、多めに見積もるという声も。

またチップ文化がある国では、小額紙幣も重要。たとえばアメリカでは、1ドル札を持ち歩いておくのがおすすめだそう。

画像: 旅先で持つ「最低限の現金」はいくら?

石井「店舗ではチップもクレジットカードで支払えることが多いのですが、ホテルのハウスキーパーなどには現金でしか渡せないケースも。チップ文化が浸透しているアメリカでは、小額紙幣をあらかじめ用意しておくとスマートです」

現地通貨はどうやって準備する?

石井「渡航先によって、現金が必要かどうかは事前に調べます。タイやベトナムのように現金を使う場面が多い国では、インターネットの口コミ情報などから、レートのよい両替所もチェックしておきます」

岡本「私もなるべくいいレートで両替したいので、時間があるときは国内で両替所をいくつか実際に訪れて、条件を比較して選ぶこともあります」

田川「私は必要になったタイミングで、現地ATMから海外キャッシングで引き出す派。外貨が余ったときに再両替する手間が気になって…。ただし利息や手数料がかかるので、必要なときにその分だけ引き出すイメージですね」

末永「ソウル旅行なら、WOWPASSもおすすめです。現地で使えるプリペイドカードなのですが、日本円でチャージできてとても便利。両替所よりもレートがいい場合もあって、気に入っています」

※両替のレートや手数料は日々変動するため、最新の情報をご確認ください。

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キャッシュレス決済ならではの失敗談も!?

画像: キャッシュレス決済ならではの失敗談も!?

いつもと違う環境になる旅先では、ちょっとした失敗もつきもの。「転ばぬ先の杖」となるよう、お金にまつわる失敗談も教えてもらいました。

出発前にカードの利用可能額を必ずチェック

岡本「海外旅行中、同行の友人のカードが利用上限に達してしまったことがあります。友人はカードを1枚しか持っていなくて、その後は同行者にお金を借りてなんとか旅を続けていました。その姿を見てから、カードの利用可能額は出発前に確認するようにしています。予備のカードを用意しておくのも大切です」

キャッシュレスの落とし穴!決済金額はその場で確認

田川「パリの地下鉄で交通カードに15ユーロをチャージするつもりが、80ユーロ以上が入金されてしまった経験があります。端末の表示をよく見ずにクレジットカードをかざしてしまって、あとから明細を見て気づきました。チャージ後に返金もできなくて…それ以来、カード決済の際は必ずその場で金額を確認するようにしています」

別の買い物では、レジで金額が誤入力されたケースもあるそう。この時はすぐに指摘し、無事正しい金額に修正されました。レシートは必ず受け取り、その場で明細を確認しておくと安心です。

旅の相棒・財布を見直す機会に

画像: 旅の相棒・財布を見直す機会に

財布の中には、その人の旅のスタイルが詰まっています。単に便利さだけでなく、自身が心地よく使えるか、不安なく旅ができるか。それぞれの工夫が、4人のお話から伝わってきました。

最後に4人から、これから旅を計画する皆さまにメッセージをお届けします。

石井「旅行にはお金がかかるもの。ですが現地で人々の暮らしや価値観に出合うことは、それ以上に価値のある経験だと思います。テレビやスマホからの情報では見えないものを、ぜひ自分の目で感じてみてください」

田川「今は旅行のハードルが、いい意味で下がっていると思います。遠く離れた場所でも、たどり着ける方法がある。お金では買えない経験をしに、行きたい場所へ一歩踏み出してほしいです」

末永「現地での過ごし方がわからないときは、機内で客室乗務員に聞いてみるのもいいですよ。私も同僚の客室乗務員から、おすすめ情報をたくさん入手しています!」

岡本「旅先では文化の違いから、お金にまつわる失敗をすることもあるかもしれません。でも、それも含めて旅の一部。自分の目で見て、肌で感じることが旅の醍醐味だと思います」

次の旅では、自身の「お財布事情」も見直してはいかがでしょう。自分に合ったお財布スタイルを見つけておけば、旅先でもより身軽に、安心して過ごせるはず。JALスタッフの体験談が、皆さまの旅のヒントになれば幸いです!

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