自然あふれる中にたたずむ歴史的風景や、太陽の恵みと豊潤な大地で育まれてきた食文化で、魅力あふれるスポットが点在する宮崎県。この土地でも「新しい旅のカタチ」として、旅先で仕事をするワーケーションが注目されています。

宮崎をローカル気分で楽しむワーケーション。公共交通機関を使いこなして近場を満喫

宮崎県のカルチャーやグルメを、その土地ならではの雰囲気とともに楽しみたいという人は、公共交通機関を使って行動するのがおすすめです。

宮崎駅は、宮崎県の交通のハブとなる場所。ここを拠点に公共交通機関を利用すれば、バスなら繁華街の宮崎市街地周辺、電車なら日豊本線沿いの近場のエリアへ、すぐにアクセスできてしまいます。

さらに、宮崎駅には電車やバスが分刻みで出入りしているので、時間を無駄にすることなく移動できます。また、地元の方に近い目線で宮崎の雰囲気を感じられることでしょう。自分の生活圏とは違う街へ繰り出すワクワク感を、楽しんでみてはいかがでしょうか。

【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎

画像1: 【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎

拠点となるホテルは、もちろん宮崎駅の近くで選びましょう。

宮崎駅西口にある「JR九州ホテル宮崎」は、2020年11月にオープンしたばかりの「アミュプラザみやざき」や「ひむか きらめき市場」といった商業施設が徒歩1分圏内にあり、食事をしたりお土産を買ったりするのにも便利です。

同ホテルでは、素泊まりワーケーションとして「新しい旅のカタチ ワーケーションプラン」が用意されています。

画像2: 【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎

客室は光あふれる宮崎の海をイメージした、ブルーが基調の明るくシンプルなデザイン。シモンズ社製のポケットコイル式ベッドや幅の広いデスクなどを配し、機能的でありながら清潔感もあり、リラックスできます。

画像3: 【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎
画像4: 【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎

50平方メートルの広々としたデラックスツインタイプの部屋は、リクライニングチェアもあり、仕事の合間のリラックスタイムにぴったりです。

画像5: 【ホテル】アクセス抜群な駅近ホテルを拠点にワーケーション|JR九州ホテル宮崎

もし急にプリントアウトが必要になった場合には、ロビーのPCコーナーに無料のプリンターが設置されているので、安心です。

また、同コーナーには南九州をテーマにした書籍や写真集が設置されています。のんびり眺めて、興味の湧いた場所へお出かけするのはいかがでしょう。

画像: ※朝食イメージ(当面の間、提供スタイルを変更し、セットメニューで提供)

※朝食イメージ(当面の間、提供スタイルを変更し、セットメニューで提供)

基本は素泊まりのワーケーションプランですが、レストラン「3106(サンテル)キッチン」での朝食や昼食を追加することもできます。南向きの一面総窓ガラスから太陽の光がさんさんと注ぐ中で食べる宮崎の食材を取り入れた朝ごはんは、寝覚めの頭と体に心地よくスイッチを入れてくれることでしょう。

JR九州ホテル宮崎

住所宮崎県宮崎市錦町1-10
電話0985-29-8000
webhttps://www.jrk-hotels.co.jp/

【平日】「みやざき地頭鶏」本場の味は、一度は食べておきたい|ぐんけい本店 隠蔵

画像1: 【平日】「みやざき地頭鶏」本場の味は、一度は食べておきたい|ぐんけい本店 隠蔵

せっかく宮崎県に来たのであれば、ご当地グルメを食べずにはいられません。ローカルフードを求めて、ホテルからバスに乗り宮崎の中心街に出てみましょう。

宮崎市街地を歩けば、イートインやテイクアウトができるショップがたくさんあります。しかも味は折り紙付き。

画像2: 【平日】「みやざき地頭鶏」本場の味は、一度は食べておきたい|ぐんけい本店 隠蔵

宮崎県のグルメといえば、宮崎牛やチキン南蛮ですが、夜のグルメと聞けば、大抵の人は「地鶏の炭火焼き」と答えるのではないでしょうか。それほどお酒の肴として人気なのが地鶏ですが、なかでも最もポピュラーなのが「みやざき地頭鶏」です。

おいしい「みやざき地頭鶏」を食べたければ、知る人ぞ知る名店「ぐんけい本店 隠蔵」へ。

宮崎交通バスの橘通り3丁目停留所近くに、宮崎市の中心部「西橘通り」を中心とした宮崎市最大の飲食店街、通称「ニシタチ」があります。このニシタチのひとつ西隣にある「中央通り」の更に西の通り「西銀座通り」にあるのが、みやざき地頭鶏の専門店「ぐんけい本店 隠蔵」です。初めて行かれる方には少しわかりにくい、まさに隠れ家的なお店です。

画像3: 【平日】「みやざき地頭鶏」本場の味は、一度は食べておきたい|ぐんけい本店 隠蔵

ぐんけいでは、直営養鶏場で独自の飼育法で鶏を育てることで、こだわりのみやざき地頭鶏を生み出しています。弾力があるのに柔らかく、噛めば噛むほどジューシーさが感じられる深い味わいです。

じっくりなじんだ炭の香りと香ばしい鶏油の香りが合わさると、芋焼酎にぴったりの肴に。手間暇かけた手作りの炒り塩は添加物ゼロで、地頭鶏の素材の旨みを引き立てます。ぐんけいオリジナルブレンドの柚子胡椒も、炭火焼きと相性抜群です。ぜひ、現地で焼きたてを味わってください。

ぐんけい本店 隠蔵

住所宮崎県宮崎市中央通8-12
電話0985-28-4365
webhttps://www.gunkei.jp/

【平日】宮崎といえば南国スイーツ! 果物屋がつくる、果物のためのパフェとカクテル|フルーツ大野ANNEX

画像1: 【平日】宮崎といえば南国スイーツ! 果物屋がつくる、果物のためのパフェとカクテル|フルーツ大野ANNEX

温暖な気候で育ったフルーツも、宮崎県では外せない食のひとつ。旅の途中で疲れを感じたら、ビタミン補給に向かいましょう。

フルーツ大野は、宮崎市西橘通り沿いにある昭和56年創業の果物店。パーラーであるANNEXでは、完熟マンゴーや日向夏、完熟きんかんなど、宮崎特産の極上フルーツを使ったスイーツを取り揃えています。

画像: ※きんかんを使った商品は例年1月中旬~2月末までの取り扱いです。

※きんかんを使った商品は例年1月中旬~2月末までの取り扱いです。

一番人気のパフェである「フルーツパフェ」は、果物が贅沢に使われた、見た目も華やかで素材そのものの美味しさが楽しめる一品。

画像2: 【平日】宮崎といえば南国スイーツ! 果物屋がつくる、果物のためのパフェとカクテル|フルーツ大野ANNEX

そのほかにも、全国各地の旬のフルーツやフルーツジュース、フルーツカクテルをメインに提供しています。さまざまな形でフルーツを堪能できるので、甘いものでパワーチャージしたくなったら、迷わずここへ足を運んでください。

フルーツ大野ANNEX

住所宮崎県宮崎市橘通西2-7-2 K&Kマンション2F
電話0985-86-6288
webhttps://www.annex-fruit-ohno.com/

【平日】仕事場であり、宮崎中心市街地のオアシス|ATOMica

画像1: 【平日】仕事場であり、宮崎中心市街地のオアシス|ATOMica

宮崎市街地で食い倒れ観光をしている途中で合間に仕事をしたい、そんな時には同じく市街地にあるコワーキングスペース「ATOMica」が便利です。

紹介した2つのグルメスポットからもほど近い、宮崎ナナイロ東館8Fにあり、簡単な会員登録さえすれば、専用のセキュリティーカードキーを使って自由に出入りできるようになります。

画像2: 【平日】仕事場であり、宮崎中心市街地のオアシス|ATOMica
画像3: 【平日】仕事場であり、宮崎中心市街地のオアシス|ATOMica

ガラス張りのエントランスを抜けると、開放的な空間が広がります。デスクワークにぴったりな長机から、リラックスしながら作業ができるソファスペースまで、すきま時間にすぐに仕事に取り組める環境が整っています。

もちろん、全域Wi-Fi完備。区切られた個室があるので、電話連絡やオンラインミーティングでも、周りを気にすることなく打ち合わせできます。ストレスフリーに仕事に取り組めるでしょう。

画像4: 【平日】仕事場であり、宮崎中心市街地のオアシス|ATOMica

ATOMicaのサービスは、単なるコワーキングスペースの範囲にとどまりません。利用者の利便性を図るために、カウンターにスタッフとコミュニティマネージャーが常駐。簡単な相談や荷物の受け取り代行など、ATOMicaでのワーケーションタイムをサポートしてくれます。

ATOMica 宮崎本社

住所宮崎県宮崎市橘通西3-10-32 宮崎ナナイロ東館8F
電話080-4094-6862
webhttps://atomica.co.jp/

【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社

画像1: 【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社

車がなくても電車やバスを使えば、北へでも南へでも、宮崎駅から有名観光地へとアクセスできます。休日は丸一日使って、近場のスポットをまわってみてはいかがでしょう。

JR日南線で油津方面へ下って約30分。宮崎市の南東部には、青島海岸が広がっています。海に向かって突き出た部分にある弥生橋を歩いて渡った先が、青島です。「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩に囲まれ、異世界に迷い込んだかのような気分が味わえます。

島には、樹齢300年以上のビロウやハマカズラなど、特別天然記念物に指定されている亜熱帯植物が生い茂り、神秘的。そして、島の中央に鎮座するのが青島神社です。海幸山幸伝説に登場する山幸彦とその妻豊玉姫が祀られています。

画像2: 【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社
画像3: 【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社

鳥居をくぐり島の中央に向かって延びる参道を進むと、朱色に塗られた本殿が現れます。本殿を正面に右側へと道が続き、その先にあるのが本宮です。本宮へと続く道は、たくさんのビロウジュに囲まれているので昼間でも薄暗く、静まり返っていて神聖な雰囲気。すぐそばから神様に見守られているような感覚になります。

画像4: 【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社
画像5: 【休日】亜熱帯植物が群生するスピリチュアルアイランド|青島神社

境内には、願い事を書いたお札を島内に湧く井戸で溶かす「海積祓い(わだつみはらい)」、平瓮(ひらか)とよばれる素焼きの皿を願い事を呟きながら投げ入れる「天の平瓮(あまのひらか)」、本宮の夫婦ビロウの木に願い事を込めた紙縒(こより)を結ぶ「産霊紙縒(むすびこより)」などの神事があるので、参拝とあわせて体験してみてください。

青島神社

住所宮崎県宮崎市青島2-13-1
電話0985-65-1262
webhttps://aoshima-jinja.jp/

【休日】日本一の規模を誇る「定期朝市」トロントロン軽トラ市も|トロントロンドーム(川南町)

画像1: 【休日】日本一の規模を誇る「定期朝市」トロントロン軽トラ市も|トロントロンドーム(川南町)

宮崎駅からJR日豊本線で延岡方面へ約40分行った場所には、日本一の規模を誇る定期朝市を行う川南町があります。尾鈴山の裾野に広がる台地にある、畜産・農業が盛んな町です。

この川南町の中心部といえるのが、「トロントロン商店街」。

画像2: 【休日】日本一の規模を誇る「定期朝市」トロントロン軽トラ市も|トロントロンドーム(川南町)

そして、トロントロン商店街を代表する朝市が「トロントロン軽トラ市」です。毎月第4日曜日の午前8時から午前11時45分まで、商店街600mを歩行者天国にして、出店数約130台の朝市が出現します。

軽トラの荷台に積んだ野菜や商品をそのまま販売する様子は活気にあふれ、毎回、約1万人の来場者を数える国内最大級の「定期朝市」との呼び声が高い朝市です。

画像3: 【休日】日本一の規模を誇る「定期朝市」トロントロン軽トラ市も|トロントロンドーム(川南町)
画像4: 【休日】日本一の規模を誇る「定期朝市」トロントロン軽トラ市も|トロントロンドーム(川南町)

取引される品も多岐にわたります。地元の畜産農家がバーガーや牛すじ煮込みを提供するなど、地産地消の商品が目白押しです。その他、鮎の塩焼きや地鶏の炭火焼きなどの屋台も盛り上がります。旬の野菜、果物、お茶、海産物、木工品や陶器などたくさんの品物が出品されており、売り手と買い手のコミュニケーションが活発なのも軽トラ市の醍醐味です。地元の空気を体感できる、まさにローカルなスポットといえるでしょう。

まちづくりトロントロンTMO事務局(川南町商工会1階)

住所宮崎県児湯郡川南町大字川南13680-1
電話0983-27-0501
webhttp://ktora1.com/

【休日】本場ドイツ仕込みの味をランチで堪能|ゲシュマック(川南町)

画像1: 【休日】本場ドイツ仕込みの味をランチで堪能|ゲシュマック(川南町)

ランチには、トロントロン商店街から約2km南へ下った場所にある豚肉専門店「ゲシュマック」へ。

ドイツ風の建物がオシャレなこちらのお店では、オリジナルブランド豚「あじ豚」を使った、本場ドイツ仕込みのハム・ソーセージなどの加工品や精肉、メンチカツなどの惣菜を販売しています。「あじ豚」は、まろやかでさっぱりした脂の風味が最大の特徴です。

直売店の隣にある別棟のレストランへ行けば、その場で手作りの「あじ豚」料理を堪能できます。

画像2: 【休日】本場ドイツ仕込みの味をランチで堪能|ゲシュマック(川南町)
画像3: 【休日】本場ドイツ仕込みの味をランチで堪能|ゲシュマック(川南町)

厚切りロースカツやポークステーキなどのランチメニューには、ライスかパンに前菜・スープ・サラダがセットになっていてボリューミー。ランチメニューに必ず付く自慢の「ソーセージ」は、保存料や増量剤を使わずに作られている、美味しく、安心なソーセージです。

どのメニューも「これぞ畜産王国」といった味わいで、川南町に来たならぜひとも訪れるべきお店です。

ゲシュマック

住所宮崎県児湯郡川南町大字川南23028
電話0983-27-0878
webhttps://www.geschmack-shop.com/

宮崎県でのワーケーションの楽しみ方を、大きく2方向で紹介しました。いずれも、外に出てさまざまなものに触れることを楽しむ、アクティブな旅です。宮崎は、これほど観光スポットやご当地グルメが豊富であることがわかります。これからワーケーションをするならば仕事以外の時間も充実させたい、という方におすすめのエリアです。

宮崎県の観光情報は、「みやざき観光情報 旬ナビ」で!

ワーケーション以外にも、宮崎県の楽しみ方はさまざま。最新の観光情報を知りたいときは、宮崎県が運営している「みやざき観光情報 旬ナビ(www.kanko-miyazaki.jp/)」を活用してください。

グルメに観光スポット、キャンペーン情報などをまとめてチェックすることができます。あなたの求める情報が、きっと見つかるはず。

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