昭和の名残を感じるノスタルジックな喫茶店、平成のファッションを意識したY2Kがトレンドになるなど、かつての流行は今もアップデートされ続けています。

そこでこの記事では、旅先でもレトロを味わうべく、東京都内で昭和&平成を感じられるスポットを巡る、「童心に返るレトロ旅」をご提案。自分の「好き」の気持ちや純粋なワクワクを思い出すきっかけも運んできてくれそうです。

思い出を振り返ったり新たな発見が得られたりするレトロ旅

昭和・平成世代には懐かしく、Z世代には新鮮に映るトレンドを楽しむスポットのほか、世代を超えて子どもの頃の気持ちが蘇るユニークなスポットをご紹介します。

日本最古の遊園地「浅草花やしき」のユニークでスリリングなアトラクション

画像1: 日本最古の遊園地「浅草花やしき」のユニークでスリリングなアトラクション

1853年に開園した日本最古の遊園地として知られる浅草花やしき。浅草寺のすぐそばにあり、レトロな雰囲気が漂う園内の見どころは、昭和28年(1953年)に生まれた日本に現存する最古のローラーコースターです。

画像2: 日本最古の遊園地「浅草花やしき」のユニークでスリリングなアトラクション

最高時速は42kmとゆっくりですが、コース内には民家へ突っ込み「お茶の間」をすり抜けるというユニークな演出も! 当時最先端であったロケット風のデザインを再現した機体もどこか味があります。

浅草花やしきには、人気の「パンダカー」をはじめ、レトロな写真映えスポットも点在。アトラクションとともに写真撮影を楽しみながら、懐かしい雰囲気に浸ってみてください。

画像3: 日本最古の遊園地「浅草花やしき」のユニークでスリリングなアトラクション

浅草花やしき

住所東京都台東区浅草2-28-1
営業時間10:00~18:00(季節・天候により異なります)
定休日不定休(営業カレンダーに掲載)
web浅草花やしき 公式サイト

レトロかわいい「元祖食品サンプル屋」で世界も注目する日本の技術を体験!

画像1: レトロかわいい「元祖食品サンプル屋」で世界も注目する日本の技術を体験!

喫茶店のショーウインドウでよく見かける食品サンプル。歩いていると、ついつい足を止めてしまう人もいるのでは? 浅草花やしきから徒歩10分のところにある「元祖食品サンプル屋」合羽橋店は創業93年目を迎える食品サンプルの老舗メーカー。こちらではそんな食品サンプル作りが体験できます。

画像2: レトロかわいい「元祖食品サンプル屋」で世界も注目する日本の技術を体験!

食品サンプルは、長い年月の間親しまれてきた日本発の技術。

画像3: レトロかわいい「元祖食品サンプル屋」で世界も注目する日本の技術を体験!

ロウを使用した昔ながらの技法で、天ぷらやレタスなど本物そっくりの食品サンプルが作れるワークショップは、初心者でも楽しく挑戦でき、日本だけでなく海外からの観光客にも大人気!

店内には、食品サンプルを使ったキーホルダーやマグネットなど、普段使いしやすいかわいらしいアイテムも並びます。昔好きだったお菓子やユニークな食品サンプルまで、日々の生活を彩るひと品に出合えるかもしれません。

元祖食品サンプル屋 合羽橋店

住所東京都台東区西浅草3-7-6
電話0120-17-1839
営業時間10:00~17:30
定休日なし(年末年始は休業あり)
web元祖食品サンプル屋 合羽橋店 公式サイト

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ガラケーやデコアイテムなど、あの頃の「懐かしい」が集結!「平成レトロカフェ RETOPO」

昭和レトロを巡ったあとは、 Y2Kトレンドを感じる「平成」を楽しむスポットへ! 渋谷に2024年にオープンした「平成レトロカフェRETOPO渋谷」は、平成を代表する懐かしいアイテムが大集結! 「平成女子のお部屋」をコンセプトに、ガラケーや当時ブームとなった文房具など、あの頃の思い出が蘇るグッズが並びます。

画像1: ガラケーやデコアイテムなど、あの頃の「懐かしい」が集結!「平成レトロカフェ RETOPO」

そんな中、Z世代に人気なのがデジカメ。ラインストーンでキラキラに“デコった”デジカメで撮影する写真は、懐かしい雰囲気の画質が「エモい」と話題になっているのだそう。

画像2: ガラケーやデコアイテムなど、あの頃の「懐かしい」が集結!「平成レトロカフェ RETOPO」

レトロスイーツやドリンクを楽しみながら、ウォークマンやiPodで平成の懐かしい曲を聴いたり、プロフィール帳を書いたりと、気分は2000年代にタイムトリップ! 懐かしさと新しさを感じる、ポップなひとときを楽しんでください。

平成レトロカフェRETOPO

住所東京都渋谷区渋谷3-1-10 THE HORIZON 渋谷1F
営業時間11:00~21:00
定休日火曜(最新情報は公式Instagramをご確認ください)
Instagram@retopo.heisei

平成モチーフ×韓国トレンドのかわいいキーリングが作れる「house of joah」

平成を感じるムーブメントは、実は韓国でも流行中! 新大久保にある「house of joah」では、そんな“平成っぽさ”を今風にアレンジした「クミギ」作りが人気です。

「クミギ」とは「装飾」を意味し、特にビーズやチャームを自由に組み合わせて作るキーリングやデコレーションを指す韓国のトレンド。日本で2000年代に流行したビーズアクセサリーのような懐かしい雰囲気もあり、最近ではK-POPアイドルがスタイリングに取り入れるなど注目を集めています。

店内には、カラフルなビーズや個性的なチャームがズラリ。自分の好きなパーツを組み合わせていくと、世界にひとつだけのキーリングが完成します。平成レトロな雰囲気と今っぽさをミックスした、オリジナルアクセサリーには、心ときめくこと間違いなし!

house of joah

住所東京都新宿区百人町1-11-30 2F
営業時間11:00~20:00
定休日なし
Instagram@houseofjoah.jp

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子どもの目線を体験できるユニークなカフェ「こどもの視点カフェ」

子ども時代の流行を懐かしんだあとは、実際に「子どもの目線」を思い出せるスポットをご紹介。

画像1: 子どもの目線を体験できるユニークなカフェ「こどもの視点カフェ」

子ども向けSDGs施設「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」併設の「こどもの視点カフェ(協力:©︎こどもの視点ラボ)」は、その名の通り、子どもになった気分でさまざまな体験ができるカフェ。

画像2: 子どもの目線を体験できるユニークなカフェ「こどもの視点カフェ」

「大人がこどもになったら、フードやドリンクはどれだけ大きい?」というテーマで、ビッグサイズのドリンクとケーキが楽しめます。

画像3: 子どもの目線を体験できるユニークなカフェ「こどもの視点カフェ」

さらに、過去に開催された体験型展示『こどもの視展』で好評であった、すべてが2倍サイズの「2歳の朝食」や、子どもからみた大人のサイズ感を表現した「4mの大人たち」などの展示も一部体験できます。

まるで自分が小さな子どもになったかのような感覚を楽しめるユニークな体験がSNSでも話題に。いつもとは違う体験をすることで、他者の視点を理解するきっかけにもなるかもしれません。家族や友達と訪れて、日常とは違った視点で世界を感じてみてはいかがでしょうか。

ITOCHU SDGs STUDIO こどもの視点カフェ(協力:©︎こどもの視点ラボ)

住所東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 2F
営業時間9:30~17:30
定休日月曜(月曜が休日の場合、翌営業日が休館)
webこどもの視点カフェ 公式サイト(伊藤忠商事サイト内)

童話のような世界に心をくすぐられる「魔法の文学館」

画像1: 写真提供:魔法の文学館

写真提供:魔法の文学館

最後は童心に返ってのんびりと過ごせるスポットをご紹介。それが、『魔女の宅急便』の原作者 角野栄子さんが館長を務める「魔法の文学館」です。一歩足を踏み入れると『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」をイメージしたいちご色の世界が広がっています。

画像2: 写真提供:魔法の文学館

写真提供:魔法の文学館

館内には、角野さん自らが「自分自身で本を選び、終わりまで読んでほしい」という想いで選書したライブラリーのほか、ギャラリーやシアター、カフェなどがありゆっくりと時間を過ごすことができます。

画像3: 写真提供:魔法の文学館

写真提供:魔法の文学館

世界のさまざまな絵本をはじめとした児童書が並び、子どもだけでなく、大人も思わずその魅力に引き込まれてしまいます。

画像4: 写真提供:魔法の文学館

写真提供:魔法の文学館

隈研吾さんが手掛けた設計は、真っ白な外観が印象的。モダンな雰囲気と幻想的な世界観を一度に楽しめる、建築好きにもおすすめのスポットです。

気になる絵本を手にとってみると、夢中で絵本を読んでいた子ども時代の思い出が蘇りそう。

魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)

住所東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内
電話03-6661-3911
営業時間9:30~17:30(最終入館16:30)
定休日火曜、年末年始(12月29日~1月3日)
web魔法の文学館 公式サイト

懐かしさも発見もある、実りあるレトロ旅

昭和レトロや平成時代のブーム、新たに注目を集めるY2Kトレンドのアクティビティを楽しんだり、子ども心を思い出すような体験で新しい発見をしたり。友人とだけではなく、世代を超えて楽しめるスポットもあるので、家族と巡っても、新たな発見がありそうです!

子どもの頃のワクワクやときめきを思い出して、気分もリフレッシュしてみては?

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