【2025】名古屋を朝から満喫！旅のお目当てにしたいおすすめモーニング12選

※価格は税込み表記です。価格は変更となる場合がございます。

モーニングの大定番！トーストがおいしいおすすめ喫茶

パン＋トッピングのシンプルな構成だからこそ、各店の個性が表れるトーストの世界。喫茶店で長年愛されるロングセラーを中心に、名古屋らしい朝を体験できるトーストモーニングをご紹介します。

行列のできる食パン専門店で味わうリッチなトースト「つばめパン」

名古屋駅直結の「ミヤコ地下街」の4番出口すぐの場所にある「つばめパン 名駅店」は、朝から行列のできる人気のベーカリーカフェ。北海道美瑛産の小麦を用いた食パン専門店で、名古屋市内に7店舗を展開しています。外はカリッと、中はもっちりしっとりとした食パンが自慢。

そんな食パンを使ったモーニングは、バタートースト（ドリンク＋150円）、小倉トースト（ドリンク＋250円）、カルボナーラトースト（ドリンク＋550円）の3種類。

カルボナーラトーストは、カリカリのベーコンの上にたっぷりのパルミジャーノチーズをかけたリッチな一品。半熟卵を崩しながら食べると至福の味わいが口に広がります。

また、モーニング以外の時間に提供される「オムレツサンド」も、こちらを目当てに行列ができるほどの人気ぶり。パンに挟まれたふわとろの卵と濃厚なチーズの相性が抜群です。

つばめパン＆ milk 名駅店

自家焙煎コーヒーとも相性抜群、“元祖”の味わいここにあり！ 「喫茶まつば」

名古屋駅と名古屋城の中間付近に位置する円頓寺（えんどうじ）商店街。趣ある町並みが広がる周辺には次々と新店がオープンし、新たなカルチャーが生まれつつあるエリアです。そんな商店街に店を構える「喫茶まつば」は、1933年創業、現存する名古屋最古の喫茶店とされています。

驚くのはそれだけにあらず。実はこちら、小倉トースト発祥の店といわれる「満つ葉」から暖簾分けされた、由緒あるお店としても知られています。

2018年に建物をリニューアルしましたが、「元祖小倉トースト」（450円 ※終日注文可）は現在も三代目店主が守り続けています。作り方は、バターを塗ったトーストに小倉あんをサンドする、ごくシンプルなもの。サクッと歯切れの良いパンの香ばしさと、とろりとしたあんこのまろやかな甘さが引き立つ一品です。

また、モーニングタイムなら、トースト＋小倉あんトッピングの組み合わせを、ドリンク代のみでおトクに楽しむことができます。

店主が一杯ずつハンドドリップで淹れる、自家焙煎コーヒーも自慢のひとつ。8種類ある豆の中でも、甘い小倉トーストには、深煎りのコクと苦みが広がる「クラシックビターブレンド」（500円）がおすすめです。同店監修の新商品「小倉トーストタルト」（4個入950円）は、名古屋土産にもうってつけです。

喫茶まつば

プリプリ“えびふりゃ～”はパンにもベストマッチ！ 老舗喫茶「コンパル」

創業は昭和22年、古き良き名古屋の喫茶文化を受け継ぐ「コンパル」。名古屋有数の繁華街である中区・大須商店街に構える本店をはじめ、名古屋市内に8店舗を展開する人気チェーンです。

ドリンク代＋α（130〜270円）でトーストが付いてくるリーズナブルなモーニングセットもありますが、まず押さえておきたいのが、看板メニューの「エビフライサンド」（1,100円 ※終日注文可）です。

名古屋人が愛する“えびふりゃ～”こと、エビフライを主役に、玉子、キャベツ、カツ＆タルタルのダブルソースとともにサンド。ガブリとかぶりつけば、サクッとしたトースト、プリプリのエビ、ふんわり玉子＆シャキシャキのキャベツの、まさにベストマッチなおいしさが広がります。

サンドのお供には、ネルフィルターで抽出する濃厚なブレンドコーヒー（480円）を。砂糖とフレッシュクリームを混ぜて味わうのが、創業以来のスタイルです。氷入りのグラスに、お客さん自身がホットコーヒーを注いで作るアイスコーヒー（480円）も、ぜひ体験してください。

レトロな店内は、常連客と観光客が入り混じり、常に賑わいを見せています。大須の街歩きとあわせて訪れてみてはいかがでしょうか？

コンパル 大須本店

素材を生かし手間暇かけて。並んでも食べたい「BUCYO COFFEE」

名古屋駅から南へ徒歩12分ほど。店のアイコン的存在、おじいちゃんの人形が迎えてくれる「BUCYO COFFEE（ブチョーコーヒー）」。長年通う常連客をはじめ、週末には遠方からのファンも多く、70～80人待ちの行列ができることも。

お目当ては、トーストに自家製の小倉あんやきなこバターがトッピングされた、こだわりのモーニングメニュー。店主の母のレシピをもとにした小倉あんは、砂糖の量をギリギリまで抑えて炊き上げており、小豆本来の味わいがしっかりと生きています。また、きなこバターに使うきなこは、香ばしく直火焙煎した大豆を、香りが飛ばないよう丁寧に二度挽きしたもの。さらに、煎り大豆のクランチも入っているため、カリッとした歯ごたえもアクセントです。

いずれも店内で購入できるので、自宅でも食べたい！ と気に入ってお土産に買い求める人も多い商品です。

写真は、小倉あん＆きなこバターを贅沢にW乗せした「コンプリートモーニング」（ミニきなこソフト、ドリンク付1,200円）。トーストに合う自家焙煎の深煎りブレンドは、濃厚なビター感がクセになりそうな一杯です。

なお、モーニングタイム終了後も、同様のメニューが「午後のモーニングセット」（W乗せ1,350円）として登場します。行列だからと諦めず、時間帯をずらして訪れるのが良いかもしれません。

BUCYO COFFEE

カスタマイズも楽しい、名古屋の誇る喫茶チェーン「コメダ珈琲店本店」

モーニングといえば、今や全国区の「コメダ珈琲店」を外しては語れないでしょう。1968年に名古屋で誕生し、全国で1,000店舗近くを展開する喫茶店チェーン。フレッシュ＆砂糖を入れて味わう、伝統スタイルのコメダブレンドや、温かいデニッシュ生地にソフトクリームの載った「シロノワール」もおなじみです。

モーニングは開店時間から11時まで。ドリンクを注文すると、パン、トッピングなどがサービスで付く、ザ・王道の内容です。パンは2種類から選べ、こだわりの山食パンのトースト、または、デニッシュ生地が入ったリッチなローブパン（1日数量限定）。トッピングも、コメダ特製おぐらあん、時期によっては季節限定ジャムなどから選ぶことができます。

さらに、店舗によってはサラダやヨーグルトなどのサイドメニューの追加も可能。自分好みにカスタマイズできる点も、幅広く支持される理由のひとつです。

モーニングは全店舗で注文できますが、せっかく名古屋を訪れたなら、本店に足を運んでみてはいかがでしょうか。瑞穂区で長年愛された本店が、建て替えを経て、2022年秋にリニューアルオープン。

新しさと懐かしさが共存する空間で、コーヒーを嗜めば、気分はすっかり名古屋っ子です。

コメダ珈琲店本店

朝からしっかり派も大満足！ボリューム満点のモーニング

品数豊富な盛り合わせプレートから、揚げたてのトンカツ、丼物まで、朝からしっかり食べたいという人にもうれしいモーニングをピックアップしました。おなかを満たせば、パワフルな1日をスタートできそうです。

トーストからカレーまで！ 一日中モーニングが楽しめる「喫茶モーニング」

名古屋駅から歩いて10分ほどの駅西銀座通商店街にある「喫茶モーニング」。店名の通り、一日中モーニングを提供しているお店です。地元の人や観光客、子どもからお年寄りまで訪れる人みんなの交流の場となり、そんな人たちがいつ来てもゆっくりと過ごせるよう名古屋の代表的な食文化であるモーニングを終日提供しているそうです。

築80年を超える古民家をリノベーションした趣のあるお店では、店内の家具に愛知県に本社のあるカリモクの家具を使うなど温もりを感じます。ソファスペースやキッズスペースも備えており、思わず長居したくなるほど、居心地の良いお店です。

こちらのモーニングは、ドリンク代のみでバタートースト、サラダ、ゆで卵、ヨーグルトがサービスで付いてきます。さらに、こだわりの自家焙煎ブレンドのコーヒーはおかわり1杯無料といううれしいサービスも。

トーストだけではなく、バターチキンカレーセット（850円〜）も人気。ブレンドされた30数種類のスパイスに、トマトを入れているのでマイルドな辛さが特徴です。鶏肉もゴロゴロと入っていて満足度も抜群。朝からしっかり食べたい人におすすめです。

喫茶モーニング

ヘルシーもボリューミーも。自分好みの朝食をカスタマイズできる「Pigment」

地下鉄伏見駅から徒歩約7分。雑居ビルの3階にある「Pigment」は、カスタマイズができる自分好みの朝食が作れるとSNSなどで評判のお店。店内は、植物やアートがちりばめられたスタイリッシュな空間で、開店から11時30分までモーニングを楽しめます。

人気メニューはフレンチトーストとアサイーボウル。フレンチトーストは、ベーコンやポーチドエッグを入れたボリューム満点の食事系のものから、フルーツをふんだんに使ったデザート系のものまで、幅広いアレンジが可能。

アサイーボウルも季節のフルーツ、ナッツ、カカオニブなど10種類以上あるトッピングの中から自分好みにオーダーができます。

また、台湾の朝食の定番「鹹豆漿」の提供も開始。体の芯から温まる豆乳スープで1日を気持ちよくスタートできそうです。

このように、その日の気分やお腹の空き具合にあわせてさまざまなジャンルを選べるのは同店の魅力ポイント。自分だけのオリジナルモーニングを作ってみてください。

Pigment

目指せコンプリート!?「PINEAPPLE MINT」は和洋中メニューが勢揃い

オフィスが立ち並ぶ名古屋駅の南側エリアで、2011年のオープン以来、リピーターを増やし続ける「PINEAPPLE MINT（パイナップルミント）」。人気の理由は、サービス精神満点の店主によるおトクすぎる内容と、選ぶのが楽しい充実のメニューにあります。

しっかり食べたい人に人気なのが、名古屋名物・味噌カツをアレンジした「味噌カツささみ丼モーニング」（ドリンク代＋300円）。味噌カツといえば豚肉ですが、鶏肉を使用することで軽い口あたりとなり、さっぱりと食べられます。甘めの味噌ダレ、シャキシャキのキャベツ、炊きたてのごはんとともに味わえば、ボリュームがありながらもペロリと平らげてしまうおいしさです。

そのほか、厚切りトーストが追加料金なしで好きな枚数（！）オーダーできる「名物パイナップルミントモーニング」（ドリンク代＋250円）や、日替わりの名古屋メシ２種盛り合わせ「特盛!! 名古屋めしモーニング」（ドリンク付1,500円）など、モーニングは全10種類。コンプリートをめざし、毎日のように通うファンがいるというのも頷けます。

店内は愛犬と共に来店OK。看板ネコの「ミルクティー」ちゃんにも癒されること間違いなしです。

PINEAPPLE MINT

ブランド豚のカツを出汁スープでさっぱりと。「ごはんカフェベニ」の名物メニュー

名古屋市の郊外に建ち、地域で50年近く愛される「ごはんカフェベニ」。車なら、名古屋駅から高速道路（名古屋都心環状線）を使って30分弱、また、地下鉄東山線・鶴舞線経由でバスでのアクセスも可能です。

当初はレストランとしてスタートし、2014年にリニューアル。気軽に利用できるごはんカフェとして、朝から和食、洋食、スイーツ系のモーニングまで充実のメニューが揃います。

厨房で料理の腕を振るうのは、お母さまから店を継いだ二代目店主。

こちらの名物は、一風変わった「朝お茶かつごはんset」（飲物付700円）なる一品。揚げたてサクサクのトンカツを、かつお出汁ベースの醤油スープに浸し、茹でキャベツ＆刻み海苔をのせたもの。鹿児島のブランドポーク「茶美豚（チャーミートン）」、有機栽培米、醤油スープにはハーブウォーターをブレンドするなど、食材にもこだわりがいっぱいです。

「朝からトンカツは重いのでは……？」と思いきや、出汁の効いたスープとたっぷりのキャベツが優しい味わいで、意外なほどさっぱり食べられます。お茶カツはごはんにのせて、お茶漬け風にアレンジするのがツウの食べ方。

週末ともなれば、お茶カツ目当てに関東・関西からもお客さんが訪れるほどの人気で、遠方から足を運んででも食べたい一皿です。

選べるセットドリンクは、創業以来守り続ける、手淹れネルドリップ式コーヒーをどうぞ。

ごはんカフェベニ

オリジナリティ満載！ おしゃれカフェで食べる最新モーニング

モーニングを食べられるのは、レトロな喫茶店ばかりではありません。最近では、若き店主の感性や海外のエッセンスを取り入れた、おしゃれなカフェが急増中！ お店のこだわりが詰まったモーニングで、特別な朝を迎えてみませんか？

クロワッサン片手に、気分はフランスへプチトリップ「リオン菓子店」

2022年に大須にオープンした「リオン菓子店」は、フランスがテーマの名古屋にある人気カフェ「Cafe de Lyon（カフェ ド リオン）」の姉妹店。パティシエが店内で焼き上げる、フランスの本格スイーツや焼き菓子を楽しむことができます。

一歩足を踏み入れれば、そこはまるでフランスの裏通りにある隠れ家のよう。アンティークのテーブル＆チェアをはじめ、フランス・リヨンで修業した店主が、現地の雰囲気を忠実に再現しています。

こちらは、モーニングタイムに提供される「パリの朝ごはんセット」（1,025円）。ワンプレートに、フランスバターを使用したクロワッサン、サラダ、自家製フルーツジャム、フルーツヨーグルトが彩りよく並びます。
クロワッサンは当日の朝に焼き上げており、外はサクッ、中はモッチリ。噛みしめるほどに贅沢なバターの香りが広がります。
また、バリスタが淹れるコーヒーや、世界中で愛されるラグジュアリーティーブランド「TWG tea」の紅茶など、ドリンクひとつにもこだわりがぎっしり。

クロワッサンはテイクアウトもOKなので、自慢の焼き菓子とともに、自宅でもパリにいるような優雅な時間を過ごせそうです。

リオン菓子店

週末の朝が待ちきれない！ グランド喫茶「シヤチル」の限定モーニング

若き店主が営む「シヤチル」は、名古屋の喫茶文化と今どきカフェを融合した「グランド喫茶」がコンセプト。コーヒーからスイーツ、食事、アルコールまで、シーンにあわせて楽しめる使い勝手の良さが魅力です。

平日の営業は昼からですが、土日は朝9時から。週末だけの限定モーニングが用意されています。

ビーフ100%パティ＆チーズを、特注のブリオッシュでサンドした「グッドモーニングバーガー」（900円）は、モーニングの中でも人気ナンバーワン！ リッチでほんのり甘みのあるバンズと、ジューシーなパティ、コクのあるチーズの組み合わせが絶妙です。

このほか、表面はカリッ＆中はふんわりの「シヤチル特製フレンチトースト」（850円）、名古屋らしい「あんことバターとホットケーキ」（850円）など、いつもよりゆったりと過ごせる週末の朝にふさわしい、贅沢なメニューがスタンバイ。

モーニング以外のグランドメニューには、厚焼きオムレツの「たまごサンド」（990円）といった、各種サンドメニューも充実。地下鉄東山公園駅すぐの姉妹店「露店喫茶シヤチル」では、テイクアウトサンドの販売も人気を呼んでいます。

シヤチル

3つの味を食べ比べ。センスの光る料理＆空間に満たされて「HOUSest」

名古屋駅から電車で20分ほど。熱田神宮にもほど近い、名古屋市南部の住宅街に佇む「HOUSest（ハウセスト）」。「自宅のもう一部屋のように、寛ぎながらおいしい時間を」をコンセプトにした、隠れ家のような一軒です。

迎えてくれるのは、同じ建物で賃貸業を営む石原さんご夫婦。奥さまはインテリアコーディネーターの資格を持ち、10席ほどの小さな店内ですが思わず真似したくなるような空間使いで、センスあふれるアイテムがちりばめられています。

そんな心地の良い空間では、厳選したスペシャルティコーヒーと2人が普段食べている「おいしいと思う食材」を使った四季折々のメニューを提供しています。

モーニングにぜひオーダーしたいのが、写真手前の定番「モーニングトリオ トースト」（600円）。それぞれ、チーズ＆ブラックペッパー、シュガー、有塩バター＆小倉あんをトッピングしてあり、しょっぱい系からスイーツ系まで3つの味わいを少しずつ楽しめます。ご主人が丁寧にハンドドリップするコーヒーとともに召し上がれ。

一度訪れたら、店主夫婦のあたたかな人柄やセンスに惚れ込むファンも多いとか。おなかも心も満たされて、穏やかな朝時間を過ごせそうです。

HOUSest

ひとことで名古屋モーニングといっても、喫茶店の王道メニューから、ボリューム系、空間とともにゆったり過ごせるカフェまで、お店ごとに個性もさまざまです。お好みのモーニングで、旅先の充実した朝のひとときをお楽しみください！

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