佐渡の入口 新潟市と県内最新スポットKIKUSUI蔵GARDEN

JALふるさとアンバサダー〔新潟支店〕　長谷川

皆さま、こんにちは。JALふるさとアンバサダー新潟担当の長谷川です。
いつもOn Trip JALをご覧いただきありがとうございます。

佐渡島の金山が世界文化遺産に登録されて1年が経ちました。佐渡は私も大好きな島ですが、ぜひ皆さまに佐渡に訪れる前後で新潟も楽しんでいただきたい！と思い、今回は新潟駅〜佐渡汽船ターミナルに向かうまでのおすすめスポットをご紹介します。

新潟駅周辺で楽しめる「新潟5大ラーメン」2/5！

皆さまは、「新潟5大ラーメン」と呼ばれるご当地ラーメンの代表格をご存知でしょうか？そのラインナップは「新潟あっさり醤油」「新潟濃厚味噌」「燕背脂」「長岡生姜醤油」「三条カレーラーメン」の5種類です。実は新潟市は「日本で一番ラーメンを愛する街」とも言われており、今回はその中でも駅周辺で楽しめる、新潟ラーメンを代表する2店をご紹介いたします。

＃昔ながらの味を守り続ける 新潟あっさり醤油 三吉屋

新潟あっさり醤油ラーメンを代表する名店として知られ、先代の意思を3兄弟が受け継ぎ、西堀本店、信濃町店（閉業）、そしてけやき通り店の3店舗でその味と心を守り続けています。
「本物の中華そばとは、素材にこだわり、シンプルだからこそおいしい」という信念のもと、三吉屋のスープは豚骨を弱火でじっくりと煮込むことで、濁りや臭みを抑えています。そのため、透明感のある澄んだスープでありながら、深いコクとうまみが感じられ、後味もさっぱりしているのが大きな特徴です。スープは最後の一滴まで飲み干せるほどあっさりです！

しかし三吉屋の魅力は味だけにとどまりません。店内に入るとスタッフの方の明るいあいさつと細やかな気配りが感じられ、訪れる人にまるで家族の一員のような温かい居心地を提供しています。坂田さんは、「おいしいと感じていただくのは当然のこと。お客さま一人一人を見て、その方にとっての"おいしい"のその先にある"満足感"を大切にし、それを提供できるよう心掛けています」と語ってくださいました。

シンプルでありながら深い味わいの中華そばと、心温まるおもてなしが、きっと忘れられない体験になると思いますよ。

〔お問い合わせ先〕三吉屋 けやき通り店

＃地産地消へのこだわり 元祖新潟濃厚味噌 東横

幼い頃から東横さんのラーメンはいただいていますが、今回お話を伺って感じたのが「本気の地元愛」です。
味噌ダレには新潟が誇る「越後味噌」を100％使用！しかも、シブヤ味噌という老舗味噌蔵のものを使っているそうです。
さらに！濃厚スープに負けない力強い超極太のストレート麺には新潟県産コシヒカリの米粉が練り込まれていて、独特のコシと弾力で、スープとしっかりと絡み合います。
使用する野菜なども極力新潟県産を使用しているそうです！

そして特徴がこの「割りスープ」。スープが濃いと感じたら少しずつ入れて、自分好みの濃さに調整でき、最後の一口まで楽しめるのが良いですよね。

最近は白味噌3種類をブレンドした「新味新潟濃厚味噌」も登場していて、これもまた爽やかな仕上がりでおいしいのですが…やっぱり初めてなら「元祖」をぜひ！

新潟の素材にこだわり、手間とコストを惜しまない、そんな東横の一杯をぜひ召し上がってみてください！

〔お問い合わせ先〕元祖新潟濃厚味噌東横 新潟駅前店

佐渡への旅のエピローグ 佐渡汽船新潟港ターミナル

佐渡汽船では「空飛ぶ船」ジェットフォイルと、のんびり海を渡るカーフェリーの2種類の船で、新潟港と佐渡両津港を最短67分で結んでいます。
ジェットフォイルは私たちJALグループでも活躍する航空機と同じボーイング社製のものもあり、搭乗していると航空機との共通点がいろいろ見つかりますよ！

＃のりば食堂しおさい

こちらでは新潟のタレカツ丼や佐渡ブリカツ丼など、新潟・佐渡それぞれの名物グルメが楽しめます。
1番人気は「ながもそば」。ながも（アカモク）とはシャキシャキの食感とぬめりが特徴の海藻で、私も佐渡で初めていただいて以来毎回買って帰っています。

この日はとても暑い日でしたので、佐渡ミルクソフトクリームをいただきました！
佐渡乳業の新鮮なミルクで作った濃厚でありながらすっきりとしたソフトクリームです。
トキの絵もとても可愛らしいですよね！！

＃大人気！佐渡汽船ガチャ

カーフェリーの船内のみで提供している佐渡島カレーや乗り場の案内看板などちょっとレトロで温かみのあるキーホルダーです。
なんと最近、新タイプが登場したそうですよ！最新版はぜひターミナルでチェックしてみてください！

お土産ショップ「トキめき館」にはもちろん佐渡のお土産も勢ぞろいです。
佐渡島の金山にちなんだ金色のコーナー、佐渡の地酒、佐渡汽船オリジナルグッズなど。佐渡での思い出を振り返りながらもう一度お買い物を楽しむことができます。

＃シップビュースポット

船の出入港が間近で見られるビュースポットはどなたでもお入りいただけます！

これから佐渡に行かれる方も、佐渡からお帰りの方も、そうでない方も、
佐渡汽船ターミナルで佐渡を感じる時間をお過ごしください。

〔お問い合わせ先〕佐渡汽船 新潟港ターミナル

県内最新スポット KIKUSUI蔵GARDEN

今春、新発田市にオープンした、老舗・菊水酒造が手がける「発酵エンターテインメント」施設。
緑に囲まれたガーデンや木のぬくもり、お酒の香りに包まれながら、発酵の魅力を五感で楽しめます。親しみやすさの中に、新しい発見や驚き、癒しがぎゅっと詰まった空間です。

＃ラボ

扉を開けると、まず感じるのは空間のあたたかさ。
その秘密は、天井や梁に使われた菊水創業家のルーツである明治時代の醤油蔵の古材です。
ラボ内は「発酵を学ぶ」「日本酒を学ぶ」の2つのコーナーに分かれていて、見て、比べて、触れて、楽しく学べるつくりに。
週末には不定期で発酵をテーマにしたワークショップも開催され、大人も子どもも楽しめます。

＃ショップ

ラボの隣にあるショップでは、ここでしか手に入らない限定商品を販売しています。
中でも人気は「蔵元限定しぼりたて生原酒」。オーダーしてからその場で瓶詰めされるので、どこよりもフレッシュな状態のものを、蔵からダイレクトにご自宅でお楽しみいただけます。
さらに、地元のお菓子屋さんと作った優しい味わいの「酒粕マドレーヌ」や、月岡ブルワリーと共同開発したクラフトビール「北越後コールドIPA」など、ここだけの味が揃っています。

＃酒蔵見学

菊水日本酒文化研究所では日本酒の歴史や、昔の人々にどのように楽しまれてきたかを多数の書籍、酒器、杯台などの展示から学ぶことができます。
また蔵人がハンドメイドで酒づくりを続ける「節五郎蔵」の様子を見学通路からガラス越しに見ることができます。

菊水の代表銘柄といえば「ふなぐち」。お酒を搾る「ふね」の「くち」から出てくるしぼりたてのお酒がおいしい！というお客さまからの一言をきっかけに、生原酒の商品化に挑戦。3年におよぶ研究を重ね、空気に触れず品質を保てる缶を使い、しぼりたての味わいをそのままお届けできるようにして生まれました。こういったエピソードを伺いながらご案内いただけるのも見学の魅力ですよね。

＃カフェ

さて、最後は枯山水の庭園を一望できる癒しのカフェにやってきました。テーマは「発酵食品を使った体にも心にもやさしいメニュー」。菊水の酒粕や麹、地元の食材を使った料理やスイーツの他、酒蔵ならではの飲み比べセット、蔵人が考案したクラフトコーラ（蔵っ人（くらっと）コーラ）など、癒しとおいしさの中に驚きのスパイスが加わったメニューが取り揃えてあります。

この日私がいただいたのは「酒粕チーズケーキ」と「オリジナルブレンドコーヒー」。
酒粕を贅沢に使用したしっとりとしたチーズケーキに、甘酒のホイップと塩麹のアクセントがたまらない一品で、地元の焙煎店が菊水のためだけにブレンドしたというコーヒーの深みがとてもよく合いました。

訪れるたびに新たな発見やお気に入りに出会える、また来たくなる場所です。
皆さまも発酵の楽しさと出会いにKIKUSUI蔵GARDENに訪れてみませんか？

〔お問い合わせ先〕KIKUSUI蔵GARDEN

カフェ（2025年9月から営業時間・定休日変更）

〔お問い合わせ先〕酒蔵見学

いかがでしたか。
今回ご紹介した他にも佐渡へのご旅行の前後で楽しめる魅力的なスポットがたくさんあります。
ぜひ新潟を満喫して、すてきな思い出を作ってくださいね！
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