本記事では、JALふるさとアンバサダーの小川さんと共にアドベンチャーツーリズムを体験しながら、その魅力に迫ります。トレッキングに始まり、カヤックフィッシングにサイクリングと全身を使って遊びながら、佐渡の恵みに触れる旅を楽しみましょう。
※撮影時のみマスクを外しています
〈1日目〉
フェリーで潮風を感じながら佐渡へ
佐渡へは、カーフェリー、またはジェットフォイルで向かいます。取材では新潟港発・両津港着の航路を利用しました。
所要時間は、カーフェリーなら約2時間30分、ジェットフォイルであれば約1時間10分。所要時間を短縮したいならジェットフォイルを選ぶと良いでしょう。
ただ、カーフェリーならではの楽しみも。こちらであれば甲板に出て、潮風を浴びることができます。時間に余裕があるのなら、見渡す限り海という開放的な環境を楽しむのもおすすめです。
佐渡汽船(株)
住所 | : | 新潟県新潟市中央区万代島9-1 |
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web | : | https://www.sadokisen.co.jp/ |
アオネバ渓谷~ドンデン山でトレッキング体験
まずはトレッキング。訪れたのは、両津港からも近いアオネバ渓谷。佐渡のトレッキングルートの中でも最もポピュラーとされる、アオネバ渓谷からドンデン山を目指すルートを歩きます。
トレッキング時間は約3時間。トレッキング用の服装や履物などがない人は、2日目にご紹介する佐渡アウトドアベースでレンタルすることも可能です。
木々に囲まれ、清水が流れる場所もあるなど、マイナスイオンに包まれながら、休憩場所となるドンデン池を目指します。
牛が育てた自然豊かな高原を歩き、ドンデン池でコーヒーブレイク
かつて、放牧されていた牛たちが牧草を食べ、高原となっていったドンデン高原。この場所には、高山植物や山野草が多く自生。同時期にさまざまな花が見られるとあって、全国からトレッキングマニアが集う場所となっています。
そんなトレッキングルートにあるドンデン池で、コーヒーを片手にしばし休憩。自然に囲まれたロケーションの中でのコーヒータイムに、小川さんも「爽やかに流れる風、鳥と虫の声しかしない空間でいただくコーヒーは、優しく体に染みていきました」とひと言。
目指すドンデン山荘までは、残り1.4キロメートル。あと40分ほど、トレッキングを楽しみます。
ドンデン高原ロッジで、ディナーまでしばしの安らぎタイム
アオネバ登山口から約3時間かけて到着したのが、ドンデン高原ロッジ。大佐渡山地のほぼ中央に位置するドンデン高原の山頂、標高890メートルの場所に建つ宿泊施設です。
夜には、アウトドアディナーや両津の夜景などのお楽しみが。それまでの時間は、広々とした湯船が自慢のロッジのお風呂に入ったり、外にあるチェアに腰掛けて休んだりと、思い思いの時間を楽しんでください。
開放的なロケーションと焚き火が生み出す贅沢空間でアウトドアフレンチディナー
日が落ちてきたら、ロッジの外でアウトドアフレンチディナーを。焚き火にリクライニングチェア、タープでつくった特設アウトドアレストランで、佐渡の食を楽しみます。佐渡牛に佐渡産地魚、佐渡産の野菜と、とにかく地元づくし。
料理のレシピは、ドンデン高原ロッジのシェフが考案。地元の食材を知り尽くしたシェフならではの特別な料理の数々が、トレッキングの疲れを癒してくれます。
両津の町の明かりと雲海が織りなす、幻想的な景色に感動
ディナーを楽しんだあと、深夜0時。外の景色は幻想的なものに変わります。ドンデン高原ロッジ前からあたりを見下ろすと、月あかりのもと、雲海が広がり、その下にはうっすらと両津の街明かり。昼間とは違う表情に、非日常を感じるでしょう。
雲海がない日には、視界いっぱいに煌めく星空鑑賞を楽しめます。夜の山頂だからこそ出合える景色を、目に焼き付けてください。
ドンデン高原ロッジ自然リゾート
住所 | : | 新潟県佐渡市椿697 |
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電話 | : | 0259-23-2161 |
営業時間 | : | 4月20日〜11月中旬 |
web | : | https://donden-sanso.jp/ |
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