画像1: 世界最大級の国際芸術祭
「越後妻有 大地の芸術祭 2022」でアートに浸る夏休み

JALふるさとアンバサダー〔新潟支店〕 小川

こんにちは。JALふるさとアンバサダーとして新潟支店に勤務している客室乗務員の小川良美です。
生まれた土地である新潟の地域の活性化・魅力発信に貢献したいと思い今年の春4月より新潟県に移住し、さまざまな業務を行っております。
今回は新潟県の南側に位置する十日町市と津南町からなる日本有数の豪雪地、越後妻有地域で開催される「越後妻有 大地の芸術祭 2022」をご紹介します。

画像2: 世界最大級の国際芸術祭
「越後妻有 大地の芸術祭 2022」でアートに浸る夏休み

新潟県・越後妻有地域の広大な里山を舞台に20年続く芸術祭。8回展となる今年の芸術祭は昨年、コロナ禍による延期を余技なくされ1年の延期を経て春から秋まで開催しております。
今年の夏休みは緑豊かな越後の土地に溶け込むアート巡りの旅をしてみてはいかがでしょうか。

「越後妻有 大地の芸術祭 2022」では6つのエリアからなる広大な地域に約200のアート作品が点在しており、会期中、さらに123点の新作が加わり、300点以上の作品をお楽しみいただけます。今回は私がぜひ訪れていただきたいと思うおすすめスポットをご紹介いたします。

パノラマティクス/齋藤精一「JIKU #013 HOKUHOKU-LINE」

1997年に開通して以来、新たな地域とのつながりを生み出してきたほくほく線の軌道を使って、地点と地点を結ぶことの尊さやエネルギーを感じられる作品です。
特別列車に乗って異世界の中にいるような感覚を味わうことができる体験型展示作品です。

画像: 写真:パノラマティクス/齋藤精一「JIKU #013 HOKUHOKU-LINE」Photo Nakamura Osamu

写真:パノラマティクス/齋藤精一「JIKU #013 HOKUHOKU-LINE」Photo Nakamura Osamu

マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」

こちらは越後妻有を代表する名所のひとつ、清津峡渓谷トンネルを改修した作品です。
木、土、金属、火、水の自然の「5大要素」を利用した、この歴史あるトンネルでは建築的な空間とアーティスティックな雰囲気を楽しむことができます。
自然と歴史の織り成す美しさを肌で味わうことのできるパワースポットはぜひ、足を運んでいただきたい場所です。

画像: 写真:マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」photo Nakamura Osamu

写真:マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」photo Nakamura Osamu

内海昭子「たくさんの失われた窓のために」

大自然が広がる妻有の美しい風景を窓越しに再発見できる場所です。本作品の作家である内海昭子さんは越後の地を来訪した際にその自然に圧倒され、この作品を手がけたそうです。
たなびくカーテンの中に広がる妻有の美しい風景と陽の光を除いてみてください。

画像: 写真:内海昭子「たくさんの失われた窓のために」photo T. Kuratani

写真:内海昭子「たくさんの失われた窓のために」photo T. Kuratani

R&Sie建築事務所「アスファルト・スポット」

こちらの作品は周囲の山並みと対応した地形を織り成す駐車場です。内部には展示スペース(今回の展示はありません)も兼ねている広々として不思議な地形。訪れた時の不思議な感覚をぜひ味わっていただきたい場所です。

画像: 写真:R&Sie建築事務所「アスファルト・スポット」Photo ANZAI

写真:R&Sie建築事務所「アスファルト・スポット」Photo ANZAI

アート巡りの休憩には芸術祭でしか味わえない空間で越後の食材をふんだんに使用したお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「うぶすなの家」

1924年に建てられた、越後中門造りの茅葺き民家を「やきもの」で再生した建物を利用しているレストランです。1階には、日本を代表する陶芸家たちが手掛けたいろり、かまど、洗面台、風呂、そして地元の食材を使った料理を陶芸家の器で提供する作品兼レストラン。2階は3つの茶室から成るやきものの展示空間。
懐かしい雰囲気の心休まる空間で旬の素材をいかした、地元のお母さん手作りのお料理を味わうことができます。

画像: うぶすなの家内観 Photo Yanagi Ayumi

うぶすなの家内観 Photo Yanagi Ayumi

大地の芸術祭2022会期 新メニュー うぶすなごはん

  • お母さんが作る季節の小鉢と妻有ポークの煮豚&車麩の山菜だれ ¥2,000
  • お母さんが作る季節の小鉢と車麩の山菜だれ ¥1,500円
    夏)こちらのメニューにくわえ、ばあばの味噌キーマカレーを提供予定
画像: Photo 阪本勇

Photo 阪本勇

ご予約

下記期間について、お食事利用の際はご予約が必要となります。

  • 春〈4/29(金祝)~7/24(日)の土日祝〉
  • 秋〈9/10(土)~11/13(日)の土日祝〉※8月よりご予約受け付けを開始

越後まつだい里山食堂(ジャン=リュック・ヴィルムート「カフェ・ルフレ」)

ここでは一面ガラス貼りの窓と鏡のテーブルにまつだい住民の自宅の窓から見える四季の風景が映り込むアート作品空間で食事を楽しめます。目の前に広がる棚田の風景と里山を眺めながら、まつだいの食をお楽しみください。

画像1: Photo Yanagi Ayumi

Photo Yanagi Ayumi

里山ビュッフェ/土日祝日限定

大人1,700円 小学生1,000円 幼児500円

顔を知る生産者の育てた新鮮な野菜、越後妻有の生きた自然が育む山菜をたっぷり使って、郷土の味や家庭料理にアレンジを加えた惣菜が並ぶビュッフェです。
越後妻有の滋味豊かな味を楽しむことができます。

画像: 里山ビュッフェ/土日祝日限定

日替わりランチ/平日

里山ごはん 1,200円
日替わりの惣菜の盛り合わせとご飯、汁物のランチセット

画像2: Photo Yanagi Ayumi

Photo Yanagi Ayumi

いかがでしたでしょうか。
ほかにも見どころばかりで、ここではご紹介しきれないほどのさまざまな作品を楽しむことができます。
会場までは東京からは新幹線で越後湯沢駅まで約1時間15分、越後湯沢駅から十日町駅まで30分電車に乗り行くことができます。ぜひこの機会に足を運んでいただき、越後妻有の大自然とアートの融合した数々の作品の中からお気に入りの作品を見つけてください。
※各作品の紹介文については大地の芸術祭HPを引用

【お問合せ先】越後妻有 大地の芸術祭

会期2022年4月29日~2022年11月13日(休祭日:火水)
料金通常料金 一般4,500円/大学・高校・専門3,500円/中学生以下無料
(7/29までのご購入は早期割で上記より各1,000円割引)
URLhttps://www.echigo-tsumari.jp/

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