春から新しい仕事が始まった人も、後輩を迎えたり、新しいプロジェクトに関わったりしていた人も。少し背伸びしながら走ってきた日々に、ようやくひと息つけるのが夏休みかもしれません。
せっかくの休みだからと予定を詰め込むのではなく、海を眺め、島ごはんを味わい、夕日を待つ。与論島で過ごすのは、何かをたくさんこなす旅ではなく、自分のペースを取り戻すための島時間。あえて“何もしない”という贅沢を味わう旅へご案内します!

与論島に到着。まずは島のペースに切り替える

画像1: 与論島に到着。まずは島のペースに切り替える

沖縄本島から北へ約23km。“ヨロンブルー”と称される透き通った海と白い砂浜、サンゴ礁に囲まれた、南の楽園・与論島へ。与論島に到着した途端、南国ならではの温もりをまとった空気が肌を包みます。

車なら1時間ほどで一周できる小さな島には、ハイビスカスやブーゲンビリアなど色鮮やかな南国の花々。そして、眩しく照りつける太陽、もくもくと広がる入道雲、くっきりと濃い空の青さ。辺りにはセミの鳴き声が響き渡り、「島に来たんだ」と胸が高まります。

まず向かったのは、島最大のリゾートホテル「プリシアリゾートヨロン」。青い空とヤシの木に囲まれた白亜のエントランスが、これから始まる旅への期待を静かに高めてくれます。

画像2: 与論島に到着。まずは島のペースに切り替える

海に囲まれた絶景の中に佇むこの宿は、島の自然と一体になるような滞在を楽しめるリゾートホテル。

独立型コテージでゆったり過ごせる客室に、島の食材を活かしたレストラン、透明度の高い海を満喫できる多彩なマリンアクティビティなど、ここでしか味わえない魅力が詰まっています。

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お部屋は、周囲を気にせずゆったりと過ごせるコテージタイプ。プライベート感のある空間で、暮らしているかのようなリゾートステイが楽しめます。

冷蔵庫や電子レンジ、ミニキッチンなどの設備が備わっているお部屋もあり、長期滞在にもおすすめです。また、お庭にジャグジーを備えたお部屋もあり、開放的なリゾート気分を存分に堪能できます(客室タイプにより、間取りや設備は異なります)。

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約5万平方メートルの広大な敷地には、地中海リゾートを思わせる別世界のような景色が広がります。

与論町の姉妹都市・ギリシャのミコノス島の街並みを思わせるビーチサイドエリアや、サントリーニ島の街並みをイメージしたコーラルヴィレッジエリアなど、どこを切り取っても絵になるロケーションばかり。

春から新しい環境や役割のなかで気を張っていた人にとって、到着してすぐに予定を詰め込まなくていい時間は、それだけで少し特別。まずは宿の周りを歩きながら、島のペースに体を慣らしていきます。

プリシアリゾートヨロン

住所鹿児島県大島郡与論町立長358-1
電話0997-97-5060
webhttps://www.pricia.co.jp/

島ごはんで心ほどける、夏休みのはじまり

画像1: 島ごはんで心ほどける、夏休みのはじまり

忙しい平日は、つい手早く済ませてしまいがちな昼ごはん。旅先では、景色を眺めながらゆっくり味わう時間そのものが、気持ちをゆるめてくれます。

お楽しみのランチは、島の食材や自家菜園で育てたハーブ・野菜を使った料理が人気の絶景カフェ「カフェテラスふぶ舎」へ。季節の旬を取り入れたパスタや、島で育ったほろほろ鳥を使ったハンバーガー、自家製デザートなど、与論島ならではの味わいをゆったり楽しめます。

画像2: 島ごはんで心ほどける、夏休みのはじまり

この日のメニューは、島採れの「ドゥックイ(赤瓜)」を贅沢に使った、ドゥックイ尽くしのパスタ。ソースにドゥックイを使用し、素揚げしたドゥックイと、皮をフライにしたトッピングを重ねた、素材の魅力を存分に楽しめる一皿です。にんにくやアンチョビの風味に、月桃パウダーの香りがふわりと重なり、最後のひと口までじっくり味わいたくなるおいしさ。

食後は、濃厚な「黒糖のティラミス」と、さっぱり爽やかな「島みかんのスカッシュ」で、ご褒美のようなランチタイムを楽しみました。

画像3: 島ごはんで心ほどける、夏休みのはじまり

カフェは島の景色を見渡せる丘の上にあり、きれいに手入れされた緑あふれるテラス席からは、広い空とヨロンブルーの海を一望できる開放的なロケーション。晴れた日には、伊平屋島や沖縄本島がくっきりと見えます。自然に癒される島時間を感じながら、のんびり過ごしたくなる場所です。

カフェテラスふぶ舎

住所鹿児島県大島郡与論町茶花1671-12
電話080-3525-9680
営業時間11:30~17:00(ランチは15:00まで)
定休日月・火曜
Instagram@cafeterrace_fubusya_yoron

ただヨロンブルーを眺めて過ごす、何もしない贅沢

画像1: ただヨロンブルーを眺めて過ごす、何もしない贅沢

お腹が満たされたら、ヨロンブルーの海を見渡せる特等席でひと休み。太陽の光を受けてきらきらと輝く白い砂浜と、エメラルドグリーンに透き通る海。目の前に広がるのは、まさに楽園のような景色です。

ただ眺めているだけで心がほどけていくような、一度見たら忘れられない美しさに心掴まれます。

画像2: ただヨロンブルーを眺めて過ごす、何もしない贅沢

与論島を囲むように点在する、美しいビーチの数々。大潮の干潮時に数時間だけ姿を現し、“幻の砂浜”と呼ばれる「百合ヶ浜」をはじめ、市街地から近く気軽に立ち寄れる「ウドノスビーチ」、島の北側にある穴場スポット「宇勝海岸」など、それぞれに違った魅力があります。

車で島を巡りながら、気の向くままにビーチへ立ち寄る。そんなのんびりとした過ごし方も、与論島ならではの楽しみです。予定を決めすぎず、その日の空と海の色に合わせて行き先を選ぶのもおすすめです。

画像3: ただヨロンブルーを眺めて過ごす、何もしない贅沢

白い砂浜の先に広がる透明度の高い海は、淡い水色からエメラルドグリーンへと移ろう美しいグラデーション。思わずため息が出るほどの景色に、時間を忘れて見入ってしまいます。波の音、潮風、眩しい光。まぶたを閉じても、その美しさが心に焼き付いて離れません。

画像4: ただヨロンブルーを眺めて過ごす、何もしない贅沢

ホテルに隣接するビーチは、美しいサンセットを眺められる絶好の夕日スポット。

夕方のビーチをゆっくり散歩しながら、日が沈むまでただぼーっと過ごす。写真を撮ったらスマートフォンはしまって、目の前の景色を心ゆくまで味わいます。

誰にもじゃまされない、余白のある時間。頭の中がすっとリセットされていくような、静かで贅沢なひと時を堪能します。

急がない時間を楽しむ、草木染め体験

画像1: 急がない時間を楽しむ、草木染め体験

与論島の歴史や文化、昔ながらの暮らしに触れられる屋外民俗資料館「与論民俗村」。昔の民家や民具がそのまま残されており、沖縄の琉球文化と奄美の影響を色濃く受けた、与論島ならではの文化や伝統を深く知ることができます。

現店主・菊さんの祖父母が1966年に創業し、2026年で60年。現在も菊さん一家が、島の暮らしや文化について丁寧に案内してくれます。

画像2: 急がない時間を楽しむ、草木染め体験

与論島に伝わる伝統工芸「芭蕉布(ばしょうふ)」をはじめ、島の暮らしに根づいた手しごとも今に受け継がれています。作業風景を見学することもでき、ゆったりと流れる島時間の中で、島の人々の温かさに触れられるのも魅力です。

画像3: 急がない時間を楽しむ、草木染め体験

郷土玩具づくりや芭蕉布のコースター織りなど、島の文化に触れられる体験教室も行っています。

今回は、与論島に自生するフクギやシャリンバイなどの草木、藍を使って布を染める「草木染め」を体験しました。草木染めの魅力は、自然の色合いと、偶然から生まれる模様。輪ゴムで布をしばる「絞り染め」という手法で、しばり方によって染まる部分と染まらない部分が生まれ、世界にひとつだけの染物が完成します。

仕事や日々の予定では、効率よく進めることを求められがち。だからこそ、草木の色が布に移るのを待つような、急げない時間が新鮮に感じられます。

トートバッグやTシャツ、ハンカチなどから好きなものを選べるので、旅の思い出づくりにもぴったりです。

画像4: 急がない時間を楽しむ、草木染め体験

フクギの染料で染めた、黄色いストールが完成! 模様もきれいに仕上がり、大満足の出来栄えです。世界にひとつだけの、自分へのすてきなお土産ができました。

島の人たちの温かさにあふれ、思わず「ただいま」と帰ってきたくなる。与論島の暮らしや文化に触れながら、心までほぐれていくような場所です。

与論民俗村

住所鹿児島県大島郡与論町東区693番地
電話0997-97-2934
営業時間9:00~18:00
定休日なし
webhttps://yoronminzokumura.com/
※体験教室は予約制

島でしか出合えない、自分へのお土産選び

画像1: 島でしか出合えない、自分へのお土産選び

島でしか出合えないお土産を探しに、ぶらりショッピング。

プリシアリゾートヨロン内のショップには、きび酢やもずく麺といった島ならではの加工品をはじめ、器や雑貨、ローカルなお菓子などが並びます。

画像2: 島でしか出合えない、自分へのお土産選び

ドライブの途中で立ち寄りたい、島のカフェ「カスタネット商店」。週替わりのスパイスカレーやタコライス、自家焙煎コーヒーなどが楽しめる、ほっとひと息つけるお店です。島めぐりの合間に、ゆっくり休憩するのにもぴったりです。

画像3: 島でしか出合えない、自分へのお土産選び

与論島の伝統銘菓「ぷちむっちゃー(よもぎもち)」は、文化庁の100年フードにも認定された伝統菓子。与論の方言で「ぷち」はよもぎ、「むっちゃー」はもちを意味します。

旧暦3月3日の節句行事の時期につくられる健康を願う食べ物で、与論島が誇る名菓です。島の人々が手摘みした生よもぎを使い、カフェのオーナー・沖さんとお母さんが毎朝手づくりしてお餅に仕上げるという、島の人たちの想いが詰まった味わいです。カスタネット商店では直売所価格で購入できます。

口に入れると、よもぎの香りがふわっと広がり、もっちり柔らかな食感に思わずやみつきに。旅のお土産にもぴったりの一品です。

カスタネット商店

住所鹿児島県大島郡与論町茶花1411
電話070-5557-5582
営業時間11:00〜14:30、17:00〜18:00
定休日日曜、その他不定休
Instagram@yoron_castanet

誰もいない朝のビーチへ。朝日を眺めて、朝食でパワーチャージ

画像1: 誰もいない朝のビーチへ。朝日を眺めて、朝食でパワーチャージ

少し早起きをして、まだ誰もいない大金久(おおがねく)海岸まで車を走らせます。島の東側に位置し、遠浅の海が続く美しいビーチです。

海の向こうから昇る朝日を眺めながら、澄んだ空気をたっぷり深呼吸。静かな朝のビーチを一歩ずつ歩いていると、心までゆっくり整っていくようです。休み明けの予定を考える前に、まずは朝の海を眺める。何かを頑張るためではなく、自分のペースを取り戻すための朝です。

画像2: 誰もいない朝のビーチへ。朝日を眺めて、朝食でパワーチャージ

そして朝食は、地中海レストラン「アネリア」へ。大きな窓の向こうに広がる海を眺めながら、栄養たっぷりのブッフェを堪能します。鹿児島と沖縄、両方の食文化の要素を取り入れた料理をはじめ、地元の食材や旬の食材を使った彩り豊かなメニューがずらり。

画像3: 誰もいない朝のビーチへ。朝日を眺めて、朝食でパワーチャージ

奄美大島名物の鶏飯や、鹿児島名産のさつま揚げ、紅芋の天ぷらなど、鹿児島と沖縄のおいしいものが揃う充実のラインナップ。旅先ならではの味を、朝から少しずつ楽しめる幸せと、旅の思い出をかみしめながら、ゆったりとした朝の時間を過ごします。

与論島で見つける、自分をゆるめる夏休み

画像: 与論島で見つける、自分をゆるめる夏休み

春から新しい環境や役割のなかで、気付かないうちに少し背伸びしていた人もいるかもしれません。そんな日々のあとに迎える夏休みは、予定を詰め込んで遊び尽くすだけでなく、自分のペースを取り戻す時間にしてもいいはずです。

海を眺める、島ごはんを味わう、夕日を待つ、朝のビーチを歩く。与論島で過ごす何気ない時間は、慌ただしい毎日から少し距離を置き、心と体をゆるめてくれます。

今年の夏は、穏やかな島時間に身をゆだねる旅へ。与論島で、“何もしない贅沢”を味わってみませんか?

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