画像: 鹿児島地区JALふるさとアンバサダーおすすめ!
日本に誇る鹿児島の「食」をご紹介

JALふるさとアンバサダー 〔鹿児島支店〕 吉村

皆さんこんにちは!JALふるさとアンバサダー鹿児島地区担当の吉村です。今回は日本に誇る鹿児島の美味しい「食」をPRするべく、情熱とこだわりをもって鹿児島の第一次産業を支える生産者の方々を取材してまいりました。

1.養殖うなぎ生産量日本一の「うなぎ県!」養鰻場見学「薩摩川内鰻」

鹿児島県は全国の養殖うなぎ生産量約40%を占める日本一のうなぎ県です。その中でも薩摩川内市は豊かな自然に恵まれており、養殖うなぎ生産が盛んな土地です。まず初めは、薩摩川内市にある「株式会社 薩摩川内鰻」を訪問し、生産者の川野さんにご説明をいただきながら養鰻場を見学させていただきました!

画像1: 1.養殖うなぎ生産量日本一の「うなぎ県!」養鰻場見学「薩摩川内鰻」

養殖場の中に入ると、数多くの大きな丸い水槽タンクが並んでいます。一つの水槽に約8000匹、合計でなんと30〜40万匹のうなぎをこちらで養殖しているそう。こんなにも多くの数を養殖できる理由の一つは薩摩川内の豊富で綺麗な水源です。この地下水をかけ流し、酸素を混ぜて常に循環させた環境下でうなぎにストレスを与えないよう育てています。

今回は特別にウナギの餌やりも体験させていただきました。餌は魚粉を主原料とした配合飼料で、お餅のようにもちもちとした感触でした。餌を水面にゆっくり置くと、それまで水中で泳いでいたうなぎたちが、勢いよく水面に姿を現し餌を食べ始めました。初めて見る光景に、最初は驚きましたが、元気なうなぎたちがとても印象的でした。

画像2: 1.養殖うなぎ生産量日本一の「うなぎ県!」養鰻場見学「薩摩川内鰻」

薩摩川内鰻のこだわり・魅力

匂いや味のクセがなく、口に入れたときにふわふわとした霜降り牛のような食感が魅力の薩摩川内鰻は、万人に好まれる味です!世界には照り焼き料理を好む国も多いので、日本のうなぎ文化が世界に広まってほしいと語る川野さん。いつか空の上で薩摩川内のうなぎが食べられる日が来ると嬉しいですね。

2.五つ星お米マイスター・ソムリエのいる米店で釜戸炊き体験「原田米店」

次は、「五つ星お米マイスター」「お米のソムリエ」「米・食味鑑定士」を取得している店主が営む原田米店をご紹介します!

ここは、ただの米店ではありません。なんとお米マイスター厳選のお米を、自分で薪割りした薪を使って釜戸で炊き上げたごはんをランチとして楽しめる場所です。私も美味しいお米の炊き方を教わりながら、初めて一からお米を炊き上げました。店主の原田さん曰く、「軟水をつかう」「優しく洗い、研ぐのは2回程度だけ」の2つがお米を美味しく炊く秘訣だそう。また、ここで使用したお水は薩摩川内の温泉水で、とても飲みやすい世界的にも珍しい0.6mgの軟水です。
うなぎに続き、お米にも薩摩川内のおいしいお水が重要であることが分かりました。

画像1: 2.五つ星お米マイスター・ソムリエのいる米店で釜戸炊き体験「原田米店」

釜戸炊き体験(おくどさん体験)ができる場所ということで、古民家カフェのような場所をイメージしておりましたが、実際の店内はコンクリート壁でいわゆる今っぽいオシャレな空間でした。「時代に合わせて、お米の価値を再認識してほしいから」との思いで、薪割りや釜戸など昔懐かしいものをあえて無機質な新しい空間で紹介しているのだそう。釜戸炊き体験(おくどさん体験)は楽しくお米についての知識を深めることができます。事前予約が必要ですので、下記URLから「ライフスタイルショップハラダ」のHPをご覧ください。

釜戸炊き体験のあとは、炊きたてのお米をおひつに入れて用意してくださる他、小鉢からデザートにお米を使ったアイスまで、一品一品に原田さんのこだわりとお米に対する熱い想いが散りばめられた、美味しいランチを召し上がることができます!

またこちらでは、JAL国内線ファーストクラスの機内食に採用されたこともある、最高ランク「特A」を獲得した鹿児島県のオリジナル米「あきほなみ」の取り扱いもございます。お米の他にオリジナルグッズ、お箸や食器、お米コーヒーやご飯のお供など、お米に関するさまざまな商品を購入することもできます。

お米の炊ける良い香りが漂い、原田さんのこだわりが詰まった空間の原田米店にぜひお立ち寄りください。

画像2: 2.五つ星お米マイスター・ソムリエのいる米店で釜戸炊き体験「原田米店」

〔お問い合わせ先〕原田米店 ライフスタイルショップハラダ

住所鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2454-1
webライススタイルショップハラダ(原田米店)
電話0996-38-0054
営業時間10:00〜17:00(ランチタイムは11:30~14:00)
定休日日・祝日

3.生産量日本一!奥が深いかつお節「的場水産」

鰹節工場見学

美味しい和食は、いいお出汁から作られるといっても過言ではありません。次の取材先は、かつお節の生産量日本一の鹿児島県枕崎市で「本物の味を正直に美しく」の思いで60年近く昔ながらの製法で1本1本丹精込めてかつお節を作り続けている会社「的場水産」です。

画像: 鰹節工場見学

水揚げされたカツオから、鰹節が完成するまでの工程を丁寧に説明してくださいました。想像以上に職人の手作業による工程が多いことに驚きました。カツオの水分を抜くための「燻し」や「カビ付け」といったカビ菌の力で水分を抜く工程を、何度も繰り返しながら長ければ半年以上の時間と手間ひまがかかるのだそう。工程を繰り返すごとにだんだんと水分が抜け硬くなっていく様子を実際に目にし鰹節が「世界で一番硬い食べ物」と言われる理由に納得です。

そんな的場水産でつくられる鰹節のこだわりは、仕入れるカツオが鰹節製造に向いたカツオであるのかをしっかりと見極めることから始まります。手作業で骨抜きをするなど、できるだけ機械に頼らず職人の手によって作られる本物の味を味わってほしい、という生産者の想いが伝わってきました。

4.カツオのわら焼き体験と加工品のお買い物ができる場所「枕崎お魚センター」

画像1: 4.カツオのわら焼き体験と加工品のお買い物ができる場所「枕崎お魚センター」

枕崎お魚センターは、鹿児島でカツオのわら焼きを体験できる唯一のスポットです。枕崎漁港で水揚げされた刺身用の新鮮な冷凍カツオを丸ごとさばき、燃えやすいわらで一気に焼きあげます。最初は大きくずっしりとした赤身のカツオも、炎で炙っていくうちにサイズも一回り小さくなっていきましたが、その分、かつおがわらの香ばしい良い香を纏っていく感じがいたしました!表面をこんがり焼き上げたら、氷水に浸し、わらのいい香りを閉じ込めタタキに仕上げます。

画像2: 4.カツオのわら焼き体験と加工品のお買い物ができる場所「枕崎お魚センター」

一切れ口に入れると、最初にわらの香ばしい香りが広がり、そのあとクセのないカツオ独特の香りが絶妙に調和します。このカツオの美味しさと肉厚さがお腹と心を幸福感で満たしてくれました。

こちらの枕崎お魚センターでは、わら焼き体験だけでなく鰹節削り体験などができる他、枕崎漁港に水揚げされたばかりの鮮魚や、海産加工品、枕崎牛、枕崎茶などの特産品を購入することができます。また一つ前にご紹介した的場水産の鰹節や加工商品もこちらで手に入ります。取材に訪れた時は改修工事中でしたが、間もなくリニューアルオープンします。綺麗に生まれ変わった枕崎お魚センターが楽しみです!

〔カツオのわら焼き体験〕
・受付締切:前日までの申し込み
・体験のみ 1名様1,000円(最少催行2名)/お食事付き1名様2,500円~(最少催行2名)

〔お問い合わせ先〕枕崎お魚センター

住所鹿児島県枕崎市松之尾町33-1
電話0993-73-2311
営業時間9:00~17:00
web枕崎お魚センター(公式サイト)

5.DHA・EPAの含有量が桁違い!極上カンパチ「小浜水産」

養殖カンパチの生産量日本一を誇る鹿児島県垂水市で、独自のスタイルで新たな養殖文化を築いている小浜水産を訪れました。こちらでは実際に沖に位置するカンパチの養殖生け簀まで船で行き餌やりの見学をさせていただきました。

鹿児島県がカンパチの養殖量日本一の理由は、比較的水温が高く、水深が深いことだそうです。夏の時期になると台風で波高が上がり大きく荒れてしまいますが、水深が深いため生け簀ごと水深8メートルまで潜らせることで穏やかな環境の中での養殖が可能となるそうです。

DHA・EPAの含有量が桁違い!

独自の養殖方法「オバマスタイル」で養殖された「極上カンパチ」というブランド。通常、人が1日に必要なDHA・EPAは1gとされ、これらを摂取するためにはクロマグロ赤身のお寿司約45貫必要なところ、なんと極上カンパチはたった刺身2切れ(27g)で補えるそうです。EPAはクロマグロの45倍、天然カンパチの6倍の含有率を誇っています。

画像: DHA・EPAの含有量が桁違い!

小浜水産「極上カンパチ」の魅力・こだわり

小浜水産の「極上カンパチ」のこだわりはエサにあるそう。こだわりのエサは固形飼料と小魚、そして自社のサプリメントを混ぜた団子状。カンパチは水温によって体温が変わる変温動物。水温が低いと動きが鈍くなり食欲も無くなるため、時期によって栄養を考えエサの内容や頻度を変えるそう。団子状にする理由は、水に投げた時に、濁りにくいうえ食べ残しが少なく、環境にいいというSDGsの観点もあるそうです。

このように、生産者の丁寧な観察とこだわりのエサ、また鹿児島県垂水の雄大な自然環境が生んだ「極上カンパチ」は臭みが無く脂質のバランスが程よく、驚きのうま味と甘みを備えています。刺身、焼き、フライ、煮付け、どの調理法でも美味しくいただけます。

画像: 小浜水産「極上カンパチ」の魅力・こだわり

6.柔らかジューシーなジャパンファームの〔桜島どり〕取り扱い店「宮下商店」

鶏肉の生産量日本一も鹿児島県です!その中でも桜島どりは、シラス台地の恵みの天然地下水とオリジナルに配合された飼料で飼育されている銘柄鶏です。赤みが強いのが特徴で、皮が薄くしっとりとした歯ざわりとジューシーな味わいです。そんな桜島どりは鹿児島県内の飲食店に多く卸されており、特に串焼き料理に適しています。また桜島どりを生産するジャパンファームは1988年に「日本ケンタッキーフライドチキン社の認定工場第一号」となっています。これは、工場を含む処理設備全般がKFC社の設定した厳しい衛生基準を全国トップで達成したこと、同社の創業以来、質量共に安定した製品供給を続けてきたことが評価された結果です。
桜島どりを取り扱う実店舗は多くないのですが、こちらの鹿児島県垂水市にある宮下商店で購入することができます。

画像1: 6.柔らかジューシーなジャパンファームの〔桜島どり〕取り扱い店「宮下商店」
画像2: 6.柔らかジューシーなジャパンファームの〔桜島どり〕取り扱い店「宮下商店」

また宮下商店では、桜島どりの他にも〔宮下さんちの焼き芋〕という商品を製造・販売しています。自社農場を含む100%鹿児島県産のさつま芋を使用しており、年内の期間限定販売であるサツマイモの蔓を束ねて軒先に吊るして甘さを引き出す「つらさげ芋」の焼き芋はあっという間に予約で売り切れてしまうんだとか。つらさげ芋以外にも湿度・温度管理を行った倉庫で1カ月以上熟成させ、まるではつみつを混ぜているかのような甘みの「熟成芋」を常時販売しております。スイートポテトのようにしっとりとした舌触りと芳醇な甘さで、一度食べるとファンになること間違いなしです。

〔お問い合わせ先〕宮下商店

住所鹿児島県垂水市海潟3237
電話0994-32-6321
営業時間平日 7:00~19:00
定休日日曜日・祝祭日

7.温泉水で育てた〔桜島美湯豚〕「大隅ミート産業」

豚肉の生産量日本一の鹿児島にはさまざまなブランド豚が存在します。中でも大隅ミート産業株式会社の「桜島美湯豚(さくらじまびゆうとん)」は地下1300メートルから組み上げたアルカリ性の天然温泉水と、山の湧水で育てられたブランド豚で、最近ではJAL国内線ファーストクラスの機内食にも採用されました。

甘みと旨味のバランスが絶妙できめ細かく入った脂身は口の中ですっと抜けます。温泉水は弱アルカリ性(ラドン泉)で、生物の生理作用に必要不可欠なミネラルがバランスよく含有され、免疫力や抗酸化作用など、身体の防衛機能を高める作用があります。この温泉水を飼育の全行程でつかうことにより、生体機能が活性化されて、増体も良く病気にも強い自然で健康な状態で豚が育ちます。

画像: 7.温泉水で育てた〔桜島美湯豚〕「大隅ミート産業」

桜島美湯豚の魅力・こだわり

他の豚肉に負けない桜島美湯豚の魅力は、見た目・味・香りが良く、なにより脂身が美味しいことだと語る大隅ミート産業の小森社長。温泉水を飲ませることで、サプリに頼らずとも自然な代謝を促し良い肉質になっているのかもしれませんね!
また、なるべく自然に近い環境下で一頭一頭に人間と同じような愛情を注いで育てていると語る小森社長の笑顔はとても優しく、その笑顔と愛情を受けて元気な桜島美湯豚が育っている様子が想像できました。

また桜島美湯豚は、道の駅はまびらの敷地内「あっちゃんのお店」で購入できます!ぜひお立ちよりください。

画像: 桜島美湯豚の魅力・こだわり

〔お問い合わせ先〕あっちゃんのお店

住所鹿児島県垂水市浜平字新村2107-9(道の駅はまびら敷地内)
電話0994-36-8229
営業時間10:00~17:00
定休日月曜日(祝日の場合は火曜日)

8.全て味わうことのできるおすすめ場所はココ!「薩摩 雅咲亭」

これまでにご紹介した、鹿児島の生産者さまによって大切に育てられた食材を楽しめるお店が、鹿児島市にある「薩摩 雅咲亭」です。

画像1: 8.全て味わうことのできるおすすめ場所はココ!「薩摩 雅咲亭」

「鹿児島から日本を元気に、そして世界へ」を企業スローガンに掲げる薩摩 雅咲亭の代表、内野雅和さんは「鹿児島の本物の味を消費者に届けたい、そして生産者を応援したい」という強い思いの下、県内の生産者様との直契約にこだわっています。

そのこだわりは、提供する食材だけではありません。料理を盛るお皿やコップは鹿児島県の特産品である薩摩焼を使用しており、鹿児島県美山にある約425年の歴史と由緒ある薩摩焼の窯元「荒木陶窯」に直々にお願いをして特注しているそうです。こだわり抜いた薩摩焼のお皿がより一層、料理の美味しさを引き立たせます。

画像2: 8.全て味わうことのできるおすすめ場所はココ!「薩摩 雅咲亭」

人気メニューのうな玉丼(写真1枚目左上)は、薩摩川内鰻のうなぎを備長炭で香ばしくふっくら焼き上げ、原田米店から仕入れるお米は味見ランキング全国一位を獲得した特A米「あきほなみ」を南部鉄器でシャッキリと米が立つよう炊き上げています。

ただ自分が美味しいと思った食材を仕入れて終わるのではなく、その食材を1番に活かす調理法にまでこだわる情熱に溢れる内野さん、本当に尊敬します。ぜひ皆さまにもご賞味いただきたいです。

また薩摩 雅咲亭は東京浜松町店、千葉県流山市TXGAおおたかの森店の2店舗を構えています。関東圏にお住まいの方もぜひ足を運んでいただき、鹿児島の本物の味を楽しんでいただけると嬉しいです。

〔お問い合わせ先〕薩摩 雅咲亭(鹿児島本店)

住所鹿児島県鹿児島市樋之口町10-7
電話099-295-4845
営業時間11:30~14:30/17:30~21:30
定休日月曜日

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