冬のある日、南国鹿児島へ降り立ちました。街には沢山の史跡や案内看板。のんびりと走る市電やにぎやかな商店街「天文館」など遊びどころが目白押しです。初日は薩摩藩が奨励し海外への輸出が盛んだった「薩摩焼」のふるさと美山を訪ねます。
画像: おじゃったもんせ!冬でもあったか鹿児島で薩摩の志士と絶品グルメに出会う旅(前編)

西村 愛

2004年からスタートしたブログ「じぶん日記」管理者。47都道府県を踏破し、地域の文化や歴史が大好きなライター。
島根「地理・地名・地図」の謎 (実業之日本社)、わたしのまちが「日本一」事典 (PHP研究所)、ねこねこ日本史でわかる都道府県(実業之日本社)を執筆。 サントリーグルメガイド公式ブロガー、Retty公式トップユーザー、エキサイト公式プラチナブロガー。

「西郷どん」で一躍注目を浴びる街、鹿児島へ。

鹿児島へ向かう旅のスタート。1便はまだ暗く、飛び立つころにようやく朝日で明るくなってきました。出発の前日は満月で、朝焼けが広がる前の満月も見ることができました。
鹿児島空港からは空港バスで鹿児島中央駅へ。中央駅は大きな観覧車がランドマークの駅で、今回の旅ではこの駅を中心にお出かけします。
ホテルに荷物を預けたらすぐに出発!鹿児島中央駅から電車に乗って「伊集院駅」へ向かいます。薩摩焼の工房を見に行くのです。
伊集院駅には騎馬像が!この騎馬像、どこかで見たと思ったら…!(詳しくは写真の解説で)

JRから路線バスに乗り換えて薩摩焼のふるさとを見に行く。

伊集院駅からはバスに乗り換え。そこから向かう「美山」へは、空港から乗り継ぎがうまくいけば 鹿児島中央駅からバス一本でも行くことが可能。ただし市内は渋滞混雑が予想され、時間通りに着かないこともあります。
最初の訪問は「沈壽官窯」。どうしても行きたかった工房です。
日本国内だけでなく海外にも名を知られるようになった「薩摩焼」。
薩摩藩の島津義弘公が朝鮮から連れ帰った多くの技術者や陶工たちにより、この地に根付いた工芸です。朝鮮陶工たちはこの山奥にある小さな集落で開窯し、地場の材料を用いて世界に名をとどろかせるほどの豪華絢爛な焼き物を完成させました。400年もの間受け継がれており、現代にその技を伝えられてきています。
「白薩摩」は藩のための御用品。ベースの白に繊細な絵付けを行い装飾や彫りを施し、主に調度品として作られます。
一方「黒薩摩」は日常使いができるものとして、民衆の生活用品として作られました。シンプルですが黒々とした艶が美しく、使いやすさや親しみやすさに人気があります。
沈壽官窯では、白、黒ともに製造に携わっていて、工房ではその両方の作業工程を見ることができます。

カフェや茶畑や神社。山間の美しい街・美山散策。

美山は薩摩焼の窯元が集まっていると同時に、素敵なカフェも多く、ゆっくり時間を過ごすのも楽しいです。少し歩くと茶畑が広がり、その先には古い神社もあります。
焼き物だけでなく色んなクラフト工房や雑貨店などもあるのでお買い物もできますし、歩いて行ける範囲に名所旧跡などもあります。
バスは1時間に1本という少なさですが、その分中心地とは違う静かな町並みやたっぷり時間を使いたいカフェなどが沢山あって、わざわざ行きたい場所。
薩摩藩の財政を支え繁栄の礎ともなった薩摩焼きの里への、鹿児島中央駅からの日帰り旅でした。

後編はこちら

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