この記事では、東京観光のついでにも立ち寄りやすい“日帰り温泉”をエリア別に厳選。電車と車それぞれの所要時間を添えて、絶景露天が楽しめる施設や街歩きと併せて訪れたい泉地までご紹介します。
※価格は税込み表記です
【東京都】奥多摩温泉|渓谷のせせらぎと湯でほどける東京の隠れ湯

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東京都最西端・奥多摩町は、実は温泉の町。日本最古の地層といわれる古生層から湧く「奥多摩温泉」、湖底に沈み平成3年に復活した「鶴の湯温泉」、仙人のお告げで掘り当てた伝承が残る「松乃温泉」、麻に由来する名を持つ「氷川郷麻葉の湯(ひかわごうあさはのゆ)」と、個性豊かな湯が点在します。
都心から約2時間で、渓谷の緑と多摩川のせせらぎに包まれ、リトリート気分を味わえます。ハイキングや渓流カヌー、BBQと組み合わせれば充実の一日。帰りに駅前の食堂で山の恵みを味わうのもおすすめです。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「奥多摩駅」までJR中央線・青梅線で約2時間 |
奥多摩温泉 もえぎの湯|登山後に立ち寄りたい安らぎの癒やし湯

JR奥多摩駅から徒歩約10分。都心から電車一本でアクセスできる気軽さが魅力の「もえぎの湯」は、奥多摩の地下深く、日本最古級の古生層から湧く「奥多摩温泉」を源泉100%で楽しめる日帰り湯です。
無色透明のとろみのあるお湯は、神経痛・筋肉痛・関節痛などに効能があるとされ、ハイキングや渓谷散策の後のリカバリーにもぴったり。内風呂・露天風呂のほか、入り口には足湯も用意されています。

館内には42畳の大広間にテーブル席を備えた食事処も併設。湯上がりに、奥多摩のヤマメの塩焼きやビールなどをゆったり味わえます。四季折々の自然に抱かれながら、肩の力がふっと抜ける、奥多摩らしい“近場のご褒美温泉”です。
奥多摩温泉 もえぎの湯
| 住所 | : | 東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0428-82-7770 |
| 営業時間 | : | 4月〜11月 10:00〜20:00(最終受付19:00)/12月〜3月 10:00〜19:00(最終受付18:00) |
| 定休日 | : | 月曜(祝日の場合は翌日)※天候・混雑により変更あり |
| 料金 | : | 大人(中学生以上)1,050円、小学生600円、幼児・未就学児無料 ※3時間を超える場合は、超過料金250円/1時間が発生 ※足湯は2025年9月2日~機械故障のため当面の間営業停止 |
| アクセス | : | JR「奥多摩駅」から徒歩10分 |
| web | : | 奥多摩温泉 もえぎの湯 公式サイト |
【神奈川県】箱根温泉|十七湯と多彩な泉質。都心から90分の温泉楽園

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都心から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ約1時間30分。特急で一直線にアクセスできる気軽さが、箱根の最大の魅力です。箱根には「箱根十七湯」と呼ばれる17の温泉地が点在し、硫黄の香り漂う白濁湯や肌をやさしく整えるアルカリ性単純温泉、湯冷めしにくい塩化物泉など、約20種類の泉質が集結。老舗旅館の名湯から日帰り温泉、自然を望む絶景露天まで、湯めぐりの楽しみが尽きません。
温泉だけでなく、彫刻の森美術館やポーラ美術館などのミュージアム巡り、芦ノ湖クルーズや大涌谷のダイナミックな景観、湯本の食べ歩きなど観光も充実。四季折々の山の彩りに包まれながら、心も身体もほどける王道の温泉地です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約1時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「箱根湯本駅」までJR特急「踊り子」・箱根登山鉄道で約1時間30分 |
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箱根湯本温泉 箱根湯寮|古民家風の湯屋で非日常を味わう

箱根湯寮は、箱根湯本の渓谷に寄り添うように佇む日帰り温泉。古民家風の建物で、日帰りでもゆっくりと非日常を味わえます。

湯は箱根七湯のひとつ「塔之沢温泉」のアルカリ性単純温泉。肌当たりがやわらかく、角質をやさしく落としてくれる“美肌の湯”として親しまれています。大浴場のほか、19室の貸切個室露天風呂を備えています。

湯上がりは大型の休憩スペースでごろりと一休み。食事処「囲炉裏茶寮 八里(はちり)」では、炭火で焼き上げる川魚や地野菜、釜炊きご飯など里山の滋味を堪能できます。箱根湯本駅から無料送迎バスで約3分という近さも、日帰り温泉として大きな魅力です。
箱根湯寮
| 住所 | : | 神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤4 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0460-85-8411 |
| 営業時間 | : | 平日10:00〜20:00(最終受付19:00)/土日祝10:00~21:00(最終受付20:00) ※季節・混雑により変更あり |
| 定休日 | : | なし(メンテナンス休館あり・不定期) |
| 料金 | : | 平日1,700円/土日祝2,000円、小学生1,000円 ※GW・夏季・年末年始は休日料金 ※貸切個室露天風呂は別料金 |
| アクセス | : | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から無料送迎バス約3分 |
| web | : | 箱根湯寮 公式サイト |
【神奈川県】湯河原温泉|万葉集にも詠まれた港町の名湯

写真提供:湯河原町
相模湾を望む湯河原は、古くは「万葉集」にも詠まれた由緒ある温泉地。江戸の温泉番付でも上位に名を連ね、明治期の人車鉄道開通を機に湯治と行楽の地として発展しました。特長は、5つの泉質が点在する多様性。なかでも主泉質の弱食塩泉(塩化物泉)は、身体の芯までじんわり温め、湯冷めしにくいのが魅力です。刺激が少なく肌触りもなめらかで、冷えや疲労のケアにうってつけ。
海が近い立地ゆえ、入浴後は相模湾の地魚や貝を使った料理も堪能できます。首都圏からのアクセスも良好で、静かな山あいの湯街と潮風を感じる港の風景。2つの表情を一度に楽しめる名湯です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「湯河原駅」まで東海道新幹線と在来線乗り継ぎで約1時間 |
ニューウェルシティ湯河原|川沿いのホテルスパ。肌にやさしい湯を日帰りで

千歳川沿いの静かな高台に建つ「ニューウェルシティ湯河原」は、温泉とリラクゼーションが楽しめる温泉宿。露天風呂「いずみの湯」の日帰り利用が可能です。

湯河原の主泉質である弱食塩泉を引き、内湯・露天ともに肌あたりがやわらかく、湯冷めしにくいのが特長です。適応症には神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・病後回復期が挙げられ、長湯してもしんどくなりにくい“やさしい湯”。
お腹が空いたら館内レストラン(※ランチ営業のみ)へ。天ぷらや御膳、麺類など気軽な一品からしっかり系までそろい、湯上がりビールにも相性抜群です。アロマエステやボディケア(有料)も受けられるので、頑張った自分へのご褒美にもおすすめです。
ニューウェルシティ湯河原
| 住所 | : | 静岡県熱海市泉107 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0465-63-3721 |
| 営業時間 | : | 日帰り入浴 11:00〜24:00(最終受付23:00) |
| 定休日 | : | 不定休 |
| 料金 | : | 大人(中学生以上)1,100円、小学生550円、幼児(3歳以上)440円 ※年末年始、GW期間、お盆期間は特別期間入館料あり |
| アクセス | : | JR「湯河原駅」から無料シャトルバスで約10分/箱根登山バス「湯河原温泉場線」で約10分、「理想郷」下車 |
| web | : | ニューウェルシティ湯河原 公式サイト |
【埼玉県】秩父温泉|山里と清流に抱かれる、都心近郊の“秘湯エリア”

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秩父温泉は、秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町に点在する湯を総称した温泉エリア。荒川源流域の山並みと渓谷に囲まれ、古くは秩父札所巡礼の休息地として栄えた歴史を持ちます。江戸期に“秩父七湯”と呼ばれた湯治場も残り、現在もレトロな温泉宿から日帰り施設まで選択肢が豊富です。泉質は施設により単純温泉・含硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉など多彩で、疲労回復や保温、美肌が期待できる湯がそろいます。
周辺では長瀞ライン下りやハイキング、キャンプなどのアクティビティも満載。わらじかつや味噌ポテト、手打ちそばなどローカルグルメも充実し、温泉と観光の欲張り旅にぴったりです。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「西武秩父駅」まで東京メトロ丸ノ内線・西武鉄道特急ラビューで約1時間20分 |
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秩父温泉 満願の湯|渓谷と滝を望み、とろとろ硫黄泉を堪能

「秩父温泉 満願の湯」は、奥長瀞・日野沢川の渓流沿いに建つ日帰り温泉。露天風呂からは清流のせせらぎと満願滝を間近に望み、四季の色づきや木のぬくもりに包まれながら湯浴みできます。
泉質は単純硫黄泉(pH9.3)で、全国でも有数の強アルカリ性を誇ります。とろみのあるお湯は肌あたりがやわらかく、古い角質をやさしく落として“つるすべ”の浴感が魅力です。内湯はどこか懐かしい和の大浴場で、ジェットバスや高温サウナ、水風呂(冷鉱泉)も完備。源泉100%なのもうれしいポイントです。

休憩は大広間(無料)と個室(有料)の2タイプから選べ、食事処「満彩」では名物の「黄金めし」や豚みそ丼、わらじかつ丼、温泉かき氷など郷土の味がずらり。「黄金めし」は秩父の行事食を受け継いだ郷土料理で、アワ・ヒエ・キビ・栗など雑穀を“温泉水”で炊き上げたもの。雑穀の香ばしさとほのかな甘み、もっちり食感が特徴で、ここでしか味わえない一品です。
秩父温泉 満願の湯
| 住所 | : | 埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4000 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0494-62-3026 |
| 営業時間 | : | 10:00〜21:00(最終受付20:30) |
| 定休日 | : | なし(毎年6月頃に機械整備のため3日間休館) |
| 料金 | : | 大人(中学生以上)1,100円、子ども(3歳以上)780円 ※平日割引・夕方割あり |
| アクセス | : | 秩父鉄道「皆野駅」から皆野町営バス日野沢行きで約15分、「秩父温泉」下車 |
| web | : | 秩父温泉 満願の湯 公式サイト |
【千葉県】養老渓谷温泉|渓谷美と里山の四季に浸る、房総の秘湯

(公社)千葉県観光物産協会
房総半島の中央、市原市と大多喜町にまたがる養老渓谷は、渓流と森が織りなす原風景が魅力の温泉郷。中心にある養老渓谷温泉には複数の源泉が点在し、主な泉質は塩化物泉で、身体を芯から温め、湯冷めしにくくしてくれます。美肌ケアや冷え性、きりきず・末梢循環障害・皮膚乾燥症の改善に寄与するとされ、慢性の肩こり・腰痛、神経痛の緩和にも適応します。古くは修験者が身を清めた地と伝わり、渓谷を望む露天風呂に浸かれば、その歴史と自然の力を肌で感じられるはず。
春の新緑、夏の川遊び、秋の紅葉、冬の澄んだ星空。四季のアウトドアと湯浴みを一度に楽しめる、のんびり派にもアクティブ派にもすすめたい温泉地です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約1時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「養老渓谷駅」までJR線・小湊鉄道線で約2時間 |
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滝見苑けんこう村 ごりやくの湯|渓谷一望の大露天でリフレッシュ

「滝見苑けんこう村 ごりやくの湯」は、養老渓谷・粟又の滝(あわまたのたき)の上流、川沿いに佇む日帰り温泉。木組みの梁が美しい館内は、渓谷の風景に溶け込むように設計され、内湯の大きな開口からも四季の山並みが望めます。

名物は、渓谷を正面に捉える開放的な大露天風呂。桜・新緑・紅葉・冬景色と、季節ごとに変わる絶景を湯に浸かりながら楽しめます。泉質は保湿成分として知られるメタケイ酸を含む湯。肌のうるおいを守り、血行促進・疲労回復にもひと役買ってくれるのが魅力です。
敷地一帯の“けんこう村”には散策路が整備され、桜・ホタル・川遊び・紅葉など自然体験も充実しています。また、勝浦や鴨川から車で約40分なので、海遊びの帰りに渓谷の温泉で締めるコースもおすすめです。
滝見苑けんこう村 ごりやくの湯
| 住所 | : | 千葉県夷隅郡大多喜町粟又ヤシウ176 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0470-85-0056 |
| 営業時間 | : | 10:00~18:00(最終受付17:00) |
| 定休日 | : | 水曜(祝日の場合は前日または翌日が休館) ※食事処は水・木曜定休 |
| 料金 | : | 大人1,200円、小学生800円、幼児(3才以上)600円 |
| アクセス | : | 小湊鐵道「養老渓谷駅」から小湊鐡道バスで約20分、「粟又・ごりやくの湯」下車 |
| web | : | 滝見苑けんこう村 ごりやくの湯 公式サイト |
【群馬県】伊香保温泉|二色の名湯と情緒あふれる365段の石段街
提供:観光ぐんま 写真館
群馬・榛名山(はるなさん)の中腹に湧く伊香保は、古くから名湯として知られる温泉地。起源は第11代・垂仁天皇の時代に発見された説や、行基が見つけた説が伝わり、地名は“たぎる湯”を意味するアイヌ語「イカホップ」に由来するともいわれます。
最大の魅力は二色の湯。“黄金の湯”は鉄分を含む硫酸塩泉で、空気に触れると茶褐色に変わるのが特徴。きりきずや冷え性、慢性的な関節痛の緩和などに適応し、湯上がりは芯からぽかぽかに。一方の“白銀の湯”は無色透明のやわらかな湯で、肌あたりがやさしく、病後回復や疲労回復・健康増進に向きます。365段の石段街にはカフェや土産店が並び、湯めぐりと街歩きを一度に楽しめるのも伊香保ならでは。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「渋川駅」まで上越新幹線と在来線乗り継ぎで約1時間15分 |
お宿 玉樹|2つの名湯を木の温もりの湯屋で満喫

「お宿 玉樹」は、伊香保の中心・石段街からほど近く、季節の山景色に抱かれる和の湯宿。伊香保温泉の2つの名湯“黄金の湯”(硫酸塩泉)と“白銀の湯”(メタケイ酸泉)の双方に浸かれるのが大きな魅力です。
大浴場は2カ所。檜をふんだんに用いた本格木造の大浴場「玉伊吹の湯」には、白銀の湯を満たす内湯、黄金の湯を満喫できる露店、スチームミスト&サウナを完備。大浴場「榛栗の湯」でも、黄金の湯と白銀の湯のどちらも楽しめます。黄金の湯は保温・保湿に優れ、白銀の湯はやわらかな肌当たりで湯上がりつるり。趣の異なる2つの名湯で、芯から温まります。

食事処「山あかり」では、旬菜を生かした会席や昼食休憩(4180円~)も。土産処もあり、湯上がりの楽しみも充実しています。東京方面からは新幹線と在来線を利用し、渋川まで約1時間強、バスで約25分とアクセス良好。石段街の散歩とあわせて、 “伊香保らしさ”を一日で味わえます。
お宿 玉樹
| 住所 | : | 群馬県渋川市伊香保町伊香保87-2 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0279-72-2232 |
| 営業時間 | : | 日帰り入浴 11:30〜14:30 |
| 定休日 | : | 月・金曜(祝日を除く)※変更の場合あり |
| 料金 | : | 大人1,500円、小学生1,000円、幼児(2歳〜)700円 |
| アクセス | : | JR「渋川駅」から関東交通バス「渋川伊香保温泉線」で約25分、「伊香保温泉(終点)」または「伊香保榛名口」下車 |
| web | : | お宿 玉樹 公式サイト |
【群馬県】水上温泉|清流と谷川岳に抱かれる、散策も楽しい温泉の町

提供:観光ぐんま 写真館
利根川のみなかみ(水源)を名前に持つ水上温泉郷は、清流と谷川岳・諏訪峡の大自然に寄り添う温泉地です。それぞれ泉質や趣の異なる18の温泉地があり、総称して「みなかみ18湯」と呼ばれています。古くから湯治場として栄えた猿ヶ京温泉や、豊かな自然が魅力の宝川温泉、谷川岳の麓に位置する谷川温泉など、多種多様な温泉が楽しめます。泉質の中心である硫酸塩泉は、きりきず・やけど・慢性皮膚病・動脈硬化症の改善が期待され、保湿・皮膚再生を助ける作用で肌もしっとり。また、「みなかみ18湯」のひとつである水上温泉はアルカリ性の単純温泉で、神経痛や関節痛に効果があるといわれています。
昔ながらの温泉街には土産店や射的・スマートボール、食堂が軒を連ね、ぶらり散策も楽しいエリアです。夏はラフティングやSUP、キャニオニングで清流を満喫、冬はスキーと四季のアウトドアが充実。日帰り利用可の旅館も多く、遊んだあとにさっと温泉で温まれるのも魅力です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「水上駅」まで上越新幹線と在来線乗り継ぎで約2時間10分 |
源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞|18の貸切露天で温泉三昧

「源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞」は、標高約800m、谷川連峰の麓に佇む温泉旅館。敷地内2カ所の源泉から湧くアルカリ性の単純温泉(pH8.0〜8.5)は無色透明・無味無臭で刺激が少なく、子どもから年配の方まで入りやすいのが特徴です。温泉は18カ所露天風呂があり、すべて貸切で利用できるので、周りを気にせず温泉を楽しむことができます。
豊富な湯量ゆえ、館内の露天風呂すべてが源泉100%かけ流しで、日帰りの場合は受付から4時間以内で自由に楽しめます。また、石風呂や渓流沿いの湯、大きな岩風呂など趣向も多彩。個性豊かなお風呂の中から、お気に入りをぜひ見つけてください。
源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞
| 住所 | : | 群馬県利根郡みなかみ町藤原6192 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0278-75-2086 |
| 営業時間 | : | 日帰り入浴 10:00~19:30(最終受付18:00) ※利用は受付から4時間以内 ※混雑時は入場制限・早期終了あり |
| 定休日 | : | 不定休(天候・点検等により休業の場合あり) |
| 料金 | : | 大人2,500円、小学生以下1,500円 |
| アクセス | : | JR「水上駅」から関東交通バス「湯の小屋行き」で約40分、終点「湯の小屋」下車徒歩約2分 |
| web | : | 源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞 公式サイト |
【栃木県】那須温泉|高原リゾートで硫黄香る名湯を楽しむ

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那須連山の懐に抱かれた那須温泉は、開湯古く“硫黄の香り”で知られる湯治場。名物「鹿の湯」では、腰まで1分、胸まで1分、首まで1分という順番に計3分、湯に浸かるのを繰り返す“短熱浴”という入浴法が受け継がれています。泉質は硫黄泉をはじめ、単純泉・硫酸塩泉・ナトリウム泉・炭酸水素塩泉と多彩。皮膚をやさしく洗う炭酸水素塩泉、湯上がりがぽかぽか続くナトリウム泉など、目的に合わせた湯巡りが楽しめます。
標高の高い那須は夏でも平均気温23℃前後と涼しく、秋は紅葉、冬は雪景色と四季の彩りも格別。温泉と高原リゾートのいいとこ取りで、心身のリセット旅に最適です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「那須塩原駅」まで東北新幹線で約1時間10分 |
金ちゃん温泉|森の中に佇む源泉かけ流しの日帰り温泉

「金ちゃん温泉」は、那須高原の森にひっそり佇む日帰り温泉。敷地内・地下1,400mから湧く約74℃の源泉をそのまま引いた“100%源泉かけ流し”が自慢で、湯口からは温泉地らしい湯けむりと香りが立ちのぼります。泉質は那須でも貴重なナトリウム塩化物泉。肌あたりはやわらかく、湯上がりはしっとり。よく温まって湯冷めしにくいのが特徴です。
温泉付きの貸切個室
温泉付きの貸切個室
館内には畳敷きの休憩処のほか、温泉付きの貸切個室(1時間1,000円 ※入浴料別)も用意され、カップルや家族でのプライベート湯浴みに最適。昼の部と夜の部に分かれた営業で、旅やドライブの合間にも立ち寄りやすいのがうれしいポイントです。源泉かけ流しの浴槽に身を沈め、那須の森と一体になるような開放感を楽しんでみてください。
金ちゃん温泉
| 住所 | : | 栃木県那須郡那須町高久3370-3125 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0287-74-3526 |
| 営業時間 | : | 【昼の部】11:30〜16:00(最終受付15:00)/【夜の部】17:00〜21:00(最終受付20:00) |
| 定休日 | : | 水・木曜(祝日の場合は営業) |
| 料金 | : | 【昼の部】大人800円、小学生以下400円/【夜の部】大人650円、小学生以下300円 |
| アクセス | : | 「那須塩原駅西口」から関東自動車バス「那須ロープウェイ行き」で38分「一軒茶屋」下車、バス高原観光周遊バスで約5分「ペニーレイン那須店入口」下車、徒歩約5分 |
| web | : | 金ちゃん温泉 公式サイト |
【栃木県】鬼怒川温泉|渓谷沿いに旅館が連なる大型温泉地

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鬼怒川温泉は江戸時代に発見され、当初は日光詣での僧侶や大名のみが入浴を許された由緒ある温泉。明治以降は一般開放され、鬼怒川渓谷沿いに旅館やホテルが立ち並ぶ関東屈指の温泉地へ発展しました。泉質は無味無臭でクセのないアルカリ性単純温泉。神経痛・五十肩・疲労回復・健康増進などに良いとされ、肌当たりがやさしいのが魅力です。
源泉かけ流しの露天風呂や貸切風呂、露天風呂付き客室など宿の種類も多彩で、なかにはペット同伴可の宿も。周辺には「江戸ワンダーランド 日光江戸村」「東武ワールドスクウェア」などのテーマパークが点在し、世界遺産・日光へも車で約30分と観光にも最適です。
〈東京からのアクセス〉
| 車の場合 | 「東京IC」から約2時間30分 |
|---|---|
| 公共交通機関の場合 | 「東京駅」から「鬼怒川温泉駅」までJR・東武鉄道で約2時間20分 |
鬼怒川温泉 自然浴 離れの湯 あけび|渓谷の四季と源泉を独占する貸切露天

「鬼怒川温泉 自然浴 離れの湯 あけび」は、鬼怒川渓谷の清流沿い、森の小径を抜けた先に現れる“離れの湯”。源泉かけ流しの露天風呂を2つ(木風呂・石風呂)備えた個室貸切露天が10室あり、渓谷を望むプライベート空間で湯を独占できる日帰り温泉施設です。

泉質は刺激が少なくやわらかな「単純温泉(低張性・中性・低温泉)」。筋肉や関節のこわばり、冷え性、胃腸機能低下、疲労回復・健康増進などに適応とされ、幅広い年代が入りやすいのも魅力です。古民家を移築したラウンジ「風待ち亭」では湯上がりにひと息つけます。女性限定の岩盤浴「遊more」も併設し、のんびり“ととのう”時間を演出。
アクセスは東武小佐越駅から徒歩約15分、鬼怒川温泉駅からはタクシーで約10分。渓谷の四季を感じながら、日帰りでも気ままに湯旅を楽しめます。
鬼怒川温泉 自然浴 離れの湯 あけび
| 住所 | : | 栃木県日光市小佐越原19-26 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0288-76-0350 |
| 営業時間 | : | 10:00〜23:00 ※19:00以降は早期終了あり |
| 定休日 | : | 不定休 |
| 料金 | : | 個室貸切露天1室1時間 3,800円~ (30分追加ごとに料金設定あり。詳しくは公式サイトをご確認ください) |
| アクセス | : | 東武鉄道「東武小佐越駅」徒歩約15分 |
| web | : | 鬼怒川温泉 自然浴 離れの湯 あけび 公式サイト |
東京近郊でととのう、非日常の湯旅へ
関東には、電車でも車でも気軽にアクセスでき、心と身体を癒やせる日帰り温泉がたくさんあります。本記事でご紹介した中から、あなたの気分や目的にぴったりの場所を見つけて、少し足を延ばしてみませんか? 友人や恋人と、あるいはひとりでゆっくりと、非日常の時間を楽しんで、明日からの活力をチャージしてください。
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掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。













