思い立ったときにふらっと気軽に出掛けたい。なるべくコスパ良く旅行を楽しみたい! そんな方々におすすめしたいのが、飛行機を使った旅行プラン「ひとり、日帰り、1万円の旅!」。移動時間を大幅に短縮することで、日帰り旅行でも大満喫できること間違いなし! 飛行機に乗って少し遠くのエリアへ行くのも、いいリフレッシュになることでしょう。

今回は洋館巡りやカフェ巡りがたのしい港町、兵庫県・神戸を舞台にモデルコースをご紹介。多くの人々に親しまれている定番スポットから、注目の新施設まで、気になる場所がたくさん! 伊丹空港(大阪国際空港)や関西国際空港、神戸空港からもアクセス抜群で、週末の旅行にもぴったりのはず。「グルメ」「体験」「フォトスポット」、さらには「お土産」まで、1万円以内で神戸旅行を楽しみ尽くします。

※価格は税込み表記です。

神戸の旅、スタート!

 

〈ひとり、日帰り、1万円の旅!のルール〉
①現地でのお小遣いは税込み1万円!(交通費は除く)
②グルメ、体験、お土産、フォトスポットを必ずクリア!

羽田空港から伊丹空港までは約1時間10分で着きます。

 

〈行きの飛行機〉
羽田空港 7:25発-伊丹空港 8:35着
〈帰りの飛行機〉
伊丹空港 19:10発-羽田空港 20:30着

伊丹空港に到着したら、空港リムジンバスに乗って神戸三宮駅へ。神戸三宮駅には、関西国際空港からは1時間、神戸空港からは神戸新交通ポートライナーを使って20分ほどでアクセス可能です。日本を代表する国際貿易の場、神戸港を見渡すところから旅行はスタートです!

空港リムジンバスで約40分

神戸三宮駅から徒歩約2分

【グルメ】パンの街でもある神戸の魅力を朝から実感!|コム・シノワ

画像1: 【グルメ】パンの街でもある神戸の魅力を朝から実感!|コム・シノワ

神戸三宮に到着したら、まずは朝ごはんを。西洋の文化をいち早く取り入れた神戸にはおいしいパン屋さんがたくさんありますが、今回訪れたのは、「コム・シノワ」。フランス料理店として1983年に創業したブーランジェリーです。

画像2: 【グルメ】パンの街でもある神戸の魅力を朝から実感!|コム・シノワ

朝一番にビルの地下1階にある本店をたずねると、店内はすでに香ばしい香りでいっぱい。天然酵母を使ったハード系パンや、ふんわりやわらか食感のパン、そしてケーキもショーケースに。その数、約60種! 次々に焼き立てパンがキッチンから運ばれてきます。

画像3: 【グルメ】パンの街でもある神戸の魅力を朝から実感!|コム・シノワ

朝食に選んだのは、サンドイッチ。「特製ポテトサラダとロースハムのソフトパンサンド」(324円)と「塩サバのリエットとリンゴのピッコロ」(324円)の2つとコーヒー(216円)をテイクアウト。この他にも田舎風パテを挟んだものなど、フランス料理のシェフが作る同店ならではのサンドイッチが並びます。

コム・シノワ

住所兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-15三宮ビル南館地下
電話078-242-1506
営業時間8:00~18:00
定休日月・水曜
webhttps://www.comme-chinois.com/
画像4: 【グルメ】パンの街でもある神戸の魅力を朝から実感!|コム・シノワ

徒歩10分

【フォトスポット】市街地に広がる緑の公園でひと休み|東遊園地

画像1: 【フォトスポット】市街地に広がる緑の公園でひと休み|東遊園地

サンドイッチを持って海方面へと歩き、辿り着いたのは広々とした「東遊園地」。芝生が広がっていて、木立の下には休憩できるベンチも。街中とは思えない開放感です。

画像2: 【フォトスポット】市街地に広がる緑の公園でひと休み|東遊園地

こちらで、コム・シノワで購入したサンドイッチをパクリ。ここは、日本初の西洋式運動公園「内外公園地」として、1875年にできた歴史ある公園です。さまざまなイベントが行われたり、カフェや屋外図書館なども併設されたりと、市民の憩いの場として利用されています。

画像: 奥から、コム・シノワの「特製ポテトサラダとロースハムのソフトパンサンド」(324円)、「塩サバのリエットとリンゴのピッコロ」(324円)

奥から、コム・シノワの「特製ポテトサラダとロースハムのソフトパンサンド」(324円)、「塩サバのリエットとリンゴのピッコロ」(324円)

腹ごしらえが完了したら、次の目的地へ出発!

東遊園地

住所兵庫県神戸市中央区加納町6-4-1
webhttp://eastpark.jp/
画像3: 【フォトスポット】市街地に広がる緑の公園でひと休み|東遊園地

徒歩12分

【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

画像1: 【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

到着したのは、「神戸ポートミュージアム」内にある劇場型アクアリウム「átoa(アトア)」。

画像2: 【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

アクアリウムとアートの融合を掲げた都市型水族館で、「CAVE / はじまりの洞窟」「MARINE NOTE / 生命のゆらぎ」など、空間ごとにまったく趣の異なるテーマで演出されています。

画像3: 【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

2階の「ELEMENTS / 精霊の森」は樹海の森に迷い込んだような異空間。川や水辺の淡水魚や両生類などが暮らすフロアなのですが、ふと足元を見ると、アルダブラゾウガメがゆっくり歩いていてビックリ! なかなかない近さです。

画像4: 【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

3階の「PLANETS / 奇跡の惑星」には、átoaのシンボルでもある巨大な球体水槽が設置されています。照明に照らされて球体の中を泳ぐ魚たち。宇宙にいるような、深海にいるような……。独特の世界観にひきこまれる不思議な体験をぜひ!

AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

住所兵庫県神戸市中央区新港町7-2
電話078-771-9393
営業時間10:00~20:00(最終入場は閉館の60分前まで)
webhttps://atoa-kobe.jp/
画像5: 【体験】アートと生きものが共演する唯一無二の世界観にひたろう! |AQUARIUM×ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)

徒歩10分

【グルメ】風情のあるレトロな洋館にあるカフェ|KIITO CAFE

画像1: 【グルメ】風情のあるレトロな洋館にあるカフェ|KIITO CAFE

少し三宮方向へ戻って、ランチは「デザイン・クリエイティブセンター神戸」愛称 「KIITO」にある「KIITO CAFE」へ。

画像: 提供:デザイン・クリエイティブセンター神戸

提供:デザイン・クリエイティブセンター神戸

1927年、1932年に建てられた神戸市立生糸検査所を改修した施設で、神戸市が2008年にユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定されたことから、世界中をつなぐデザインの拠点となることを目指してデザインセンターとして生まれ変わりました。天井の高い風情ある洋館で、デザインやアートのイベントが行われるほか、レンタルスペース、オフィススペースなどがあります。

画像: 「日替わりランチ」(850円)

「日替わりランチ」(850円)

その1階にあるのが「KIITO CAFE」。生糸検査所時代のテーブルなどを活用したレトロな雰囲気が素敵です。兵庫県産の野菜をたっぷり使った日替わりランチをオーダー。この日のメインは、やわらかなチキンとキノコにたっぷりとトマトソースがかけられた「チキンのトマト煮」。サラダの横には、かぼちゃのサラダや柿のマリネ などの4品の副菜が添えられています。その時季、その日ならではのメニューをお腹いっぱい味わいましょう。

KIITO CAFE

住所兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F
電話078-332-7102
営業時間火~金曜 11:30~16:00(L.O.15:30)
土曜 11:30~15:00(L.O.14:30)
定休日日・月曜
webhttps://kiito.jp/floor/1f/cafe/
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徒歩15分

【フォトスポット】海のまち・神戸を満喫!|メリケンパーク

画像1: 【フォトスポット】海のまち・神戸を満喫!|メリケンパーク

さて、海沿いを西へ進みます! 目的地は「メリケンパーク」。海に突き出した公園にはさまざまなモニュメントやアートが点在しています。旅の記念になるフォトスポットも多数。

画像2: 【フォトスポット】海のまち・神戸を満喫!|メリケンパーク

ポートタワーは現在改修工事中(2024年春まで)ですが、港にそびえる姿はやっぱり神戸のシンボルですね。メリケンパークからは30分程度で海の上を楽しめる観光クルーズ船も出ているので、時間に余裕がある場合は乗ってみるのもいいかもしれません。

メリケンパーク

画像3: 【フォトスポット】海のまち・神戸を満喫!|メリケンパーク

徒歩5分

【フォトスポット】洋館が立ち並ぶおしゃれエリアを散策|旧居留地

画像1: 【フォトスポット】洋館が立ち並ぶおしゃれエリアを散策|旧居留地

1868年に開港した神戸。現在「旧居留地」と呼ばれているのは、開港後に外国人の住まいとなったエリアです。現在も1900年代前半に建てられたレトロ建築が多く残り、高級ブランドやレストランが入居して人気スポットに。ウィンドウショッピングをしながら、建物もながめながら歩けば、神戸の歴史を感じることができます。

旧居留地

画像2: 【フォトスポット】洋館が立ち並ぶおしゃれエリアを散策|旧居留地

徒歩10分

【お土産】栄町通りのおしゃれショップでお買い物|room805

画像1: 【お土産】栄町通りのおしゃれショップでお買い物|room805

神戸中華街と海岸通りの間にある栄町通りには、雑居ビルが多く立ち並び、おしゃれなアパレルや雑貨ショップが点在しています。

画像2: 【お土産】栄町通りのおしゃれショップでお買い物|room805

その中のひとつ「room805」へ! 家で過ごす時間が楽しくなるようなものを、と店主がセレクトしたのは、デザインが素敵なポジャギ(日本の風呂敷のようなもの)や素朴なフォルムのヌビバッグ、そして手作りの器といった韓国雑貨が中心。さらに、日本のものやさまざまな国の雑貨が並んでいます。

画像: 「真鍮スプーン」(2,200円)

「真鍮スプーン」(2,200円)

お土産にチョイスしたのはアンティークの韓国製真鍮スプーン。昔の人が真鍮を叩きながら作ったアンティークは、一つずつ形が違って風合いがあります。使っていくほどに味わい深くなりそうな素朴な雰囲気が気に入りました。

room805

住所兵庫県神戸市中央区栄町通2-2-2 1F
営業時間12:00~18:00
定休日火・水曜
webhttps://www.instagram.com/room805_kobe/
画像3: 【お土産】栄町通りのおしゃれショップでお買い物|room805

徒歩6分

【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

画像1: 【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

神戸と言えば、中華街も忘れられないスポット。多くの料理店などが立ち並び、いつもたくさんの人でにぎわっています。

画像2: 【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

行列が途切れることのないのが豚饅頭の「老祥記」。大正時代の1915年創業で、100年以上愛される老舗です。

画像3: 【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

店内をのぞくと湯気がもくもくとあがり、アツアツの豚饅頭が次々に蒸し上がっていきます。

画像4: 【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

6個入りを購入して、お土産に持ち帰りました。もっちりした皮と独特の餡の風味が食欲をそそります!

画像: 「豚饅頭 6個入り」(600円)

「豚饅頭 6個入り」(600円)

老祥記

住所兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14
電話078-331-7714
営業時間10:00~18:30(売切次第終了)
定休日月曜(祝日の際は翌日に振替)
webhttps://roushouki.com/
画像5: 【グルメ】神戸の中華街で、大人気の豚饅頭を購入|南京町・老祥記

徒歩3分

【グルメ】贈り物に使う良質な旬のフルーツを使った贅沢なパフェ|Beniman

画像1: 【グルメ】贈り物に使う良質な旬のフルーツを使った贅沢なパフェ|Beniman

あと少しお小遣いがあるので、「Beniman(ベニマン)」へ。こちらも創業は、大正時代。1912年から続く贈答用果物の専門店で、神戸で最初のフルーツパーラーだそう。贈り物に使うような、良質な旬のフルーツを使った贅沢なパフェが人気です。

画像2: 【グルメ】贈り物に使う良質な旬のフルーツを使った贅沢なパフェ|Beniman

フルーツパフェの内容は季節により変わりますが、この日は甘くて大きな柿が正面に。

画像: 「フルーツパフェ」(1,485円)

「フルーツパフェ」(1,485円)

さらには完熟のパインやメロンなど、8~9種の果物が盛り付けられていて大満足! 黒ゴマクッキーのパリッとした歯ごたえもアクセントになった上品なパフェでした。

Beniman 神戸元町店

住所兵庫県神戸市中央区栄町通4-3-5 毎日新聞神戸ビル1F
電話078-360-3943
営業時間フルーツパーラー 11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日水曜(祝日の場合営業、翌日代休)
webhttps://www.beniman.com/
画像3: 【グルメ】贈り物に使う良質な旬のフルーツを使った贅沢なパフェ|Beniman

徒歩20分

【お土産】幅広い世代に愛されるカスタードプリンを本店で|モロゾフ神戸本店

画像1: 【お土産】幅広い世代に愛されるカスタードプリンを本店で|モロゾフ神戸本店

洋菓子ブランド「モロゾフ」は、神戸生まれ。1931年に神戸で創業し、チョコレートを中心に製造・販売。ある時、従業員が陶器の器に入れたカスタードプリンをオリジナルメニューとして喫茶で限定販売すると話題になり、今やモロゾフの代表菓子になりました。

画像: 「カスタードプリン」(357円)

「カスタードプリン」(357円)

カスタードプリンの魅力は、牛乳、卵、砂糖、バニラ香料などで作り上げる素朴な味わい。やさしい甘みとほろ苦いカラメルソースの絶妙なバランスがまた食べたい! と思わせます。創業の地、神戸の本店で買ったカスタードプリンをお土産にいかが?

モロゾフ 神戸本店

住所兵庫県神戸市中央区三宮町1-8-1
電話078-391-8718
営業時間11:00~20:00(L.O.19:30)
webhttps://www.morozoff.co.jp/
画像2: 【お土産】幅広い世代に愛されるカスタードプリンを本店で|モロゾフ神戸本店

徒歩5分

【お土産】想いを育み、日々を大切にする「育守」|生田神社

画像1: 【お土産】想いを育み、日々を大切にする「育守」|生田神社

三ノ宮駅からもほど近い繁華街にある「生田神社(いくたじんじゃ)」。1800年以上の歴史がある神社で、縁結びの神様としても知られています。まずは朱色が鮮やかな拝殿でお参りを。本殿には稚日女尊(わかひるめのみこと)が祀られています。本殿の周囲を歩いてみると、北側には鎮守の森が広がっていて、厳かな雰囲気。ここは「生田の森」と呼ばれ、平安時代に清少納言により執筆されたとされる『枕草子』にも登場する由緒ある森です。

画像: 「育守(はぐくまもり)」(1,000円)

「育守(はぐくまもり)」(1,000円)

お目当ては「育守(はぐくまもり)」。神戸に本社を置く、ベビー・子ども関連ブランド「ファミリア」とコラボレーションしたお守りです。ファミリアを象徴する赤とブルーのチェック地にクマと生田神社の社紋である八重桜をあしらっています。子どもだけでなく大人も「それぞれの想いを育み、一日一日を大切に歩んでほしい」という願いが込められているこのお守りを、旅の安全を祈願しながら授かりました。

生田神社

住所兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
電話078-321-3851
受付時間9:00~17:00
webhttps://ikutajinja.or.jp/
画像2: 【お土産】想いを育み、日々を大切にする「育守」|生田神社

神戸三宮駅まで徒歩約7分

空港リムジンバスで約40分

伊丹空港到着! 1日で遊びきりました!

神戸は駅を中心に観光スポットが点在しているため、徒歩で回りやすいのが特徴。神戸港から爽やかな風が吹いていて、晴れやかな気分で歩くことができます。また、神戸と言えば美しい街並み! 移動中でも、つい写真を撮ってしまうような景色が広がっています。

どこかにふらっと出掛けたい、と思い立ったとき。今回ご紹介したモデルコースを参考に、気分転換してみてはいかがでしょうか?

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