姫路城だけじゃない！見て、食べて、楽しめる姫路の観光スポットをご紹介！

JALふるさとアンバサダー 〔西日本支店〕　上杉

皆さまこんにちは、JALふるさとアンバサダー西日本支社 客室乗務員の上杉です。私は生まれも育ちも大阪で、関西を盛り上げたいという思いから、今年の4月より大阪に赴任しアンバサダーとして地域の皆さまと一緒に課題解決にむけ取り組んでおります。今後も関西地区の魅力をどんどん発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回ご紹介いたしますのは、兵庫県姫路市。姫路市といえば、日本で初めて世界文化遺産に登録された「姫路城」が思い浮かびます。JR姫路駅からアクセスも良く常に多くのお客さまで賑わっております。駅から続く「姫路みゆき通り商店街」で食べ歩きをしながらお城まで向かうのも楽しみの一つです。そんな姫路城から少し足を延ばし、見て・食べて・楽しめる姫路の魅力スポットを取材して参りました。

地元の酒米を使用して丁寧に作られた金賞受賞の日本酒が味わえる「灘菊酒造」

灘菊酒造

はじめにご紹介するのは、姫路城から一番近い酒蔵の「灘菊酒造」。JR姫路駅からは山陽電鉄に乗り換え、手柄駅より徒歩5分程の場所に位置します。明治43年創業当時からの木造建造物が現存しており、外観からも歴史や趣を感じることができます。現在は全国でも珍しい女性杜氏として川石光佐代表取締役社長が自ら酒造りの中核を担っておられます。

今年で113周年を迎えた歴史ある灘菊酒造見学ツアーに、同じくアンバサダーの日高と参加してまいりました。当日はスタッフの石原さまにお酒造りの様子を写真やパネルを使ってご説明いただきました。

「山田錦」や「兵庫夢錦」など兵庫県産米を中心に厳選した、地元の酒米を使用するこだわり。高品質で丁寧な酒造りは「三十段横型重ねしぼり機」と呼ばれる昔ながらの絞り機を使用することで、より深みのあるお酒に仕上げることができます。中でも「大吟醸 酒造之介」は、令和4年度全国新酒鑑評会という、日本で最も歴史と名誉がある全国規模で開催される唯一の日本酒コンクールにて、2度も金賞を受賞した杜氏の自信作です。兵庫県産特等の山田錦を35％まで磨きあげ、約2か月かけて手造りの技で醸した渾身の大吟醸は華やかさをひめた気品ある香りと芳醇で奥深い旨味のある味わいです。GIはりま*ブランド認定の人気の高い日本酒をぜひ現地にてご賞味ください。また、敷地内の蔵元直売所にて数種類のお酒を試飲しその場で購入することができます。隣接するレストランでは、元祖綿菓子牛鍋の他、塩麹・甘酒など発酵食品を用いたお酒に合う酒蔵ならではのお料理がお楽しみいただけます。

*GIはりま：国が農産物や食品の地域ブランドを保護する地理的表示（GI）に「はりま」を認定。播磨地域の酒蔵が兵庫県産山田錦のみを使って醸造した日本酒だけを呼ぶ。

灘菊酒造株式会社

姫路市には播磨灘の新鮮な水産物を購入できる場所があるのをご存じでしょうか？「妻鹿漁港」は姫路駅から車で20分程。こちらでは鮮度抜群の魚を楽しめるお店を2店舗ご紹介します。

播磨灘で採れた新鮮な魚が揃うフィッシュモール「まえどれ市場」

姫路まえどれ市場

魚介類直売所コーナーには、魚の宝庫と呼ばれる瀬戸内海「播磨灘」で水揚げされた活のいい魚介類が豊富に取り揃えられています。購入した魚介類は親切なスタッフがその場で丁寧に捌いてくれます。その他、加工品・特産品などのお土産物コーナーやBBQコーナー、店内レストランではお食事をいただくこともできます。

JFぼうぜ 姫路まえどれ市場

坊勢島のちりめんや魚が堪能できるお食事処「天晴水産 みのり家」

天晴水産 みのり家

こちらは同じく播磨灘、坊勢島で採れる鮮魚をいただくことができます。60年以上にわたり魚の卸業を営む天晴水産は主に水産加工品（ちりめんなど）や鮮魚の市場への卸業を営んでいます。1階は鮮魚店、2階には直営店のお食事処「みのり家」があります。店内は海を見渡せる広々とした清潔感のある空間で、お昼時には地元の方々でいっぱいになるほど人気のお店。こだわりのしらす丼や新鮮な鮮魚を使った日替わり海鮮丼、日替わり天丼、どれを頂いても大満足です。

中でもこちらの数量限定「天晴定食」は生しらす・釜揚げしらすが両方楽しめる他、魚の煮つけやお刺身、天ぷらまでセットになったお得な定食です。新鮮な生しらすはぷりっとした食感と優しい甘みで、白いご飯とも相性抜群！海を見ながらいただく美味しい海の幸はどれも絶品です。

天晴水産 みのり家

こだわりの和スイーツが楽しめる古民家リノベーションカフェ「あまねや」

食事の後はやっぱりスイーツが食べたくなりませんか？
もう少しだけ足を延ばせば、そこには絶品の和スイーツが楽しめるカフェがありました。

あまねや姫路大津長松店

姫路市内で3店舗を構える和菓子屋「甘音屋」の森社長が経営する古民家カフェ「あまねや姫路大津長松店」にお邪魔しました。社長自らリノベーションを手がけた店内は、おしゃれな雰囲気が漂いつつも、どこか懐かしさを感じるような趣や風情を感じます。こだわりぬかれた食器の数々や家具を見ているとワクワクとした気持ちになり、スイーツを待っている時間も楽しむことができます。

夏といえばかき氷。こちらは一番人気のお味「粉雪氷みかん」。

粉雪のようなかき氷には、みかんシロップとミルクプリン、ヨーグルトエスプーマの上にはハウスミカンとゼリーが乗せられています。ふわっとした口当たりは今まで食べたことのない驚きの食感でした。甘味と酸味のバランスと口溶けの良いこのかき氷を、皆さまにもぜひ味わっていただきたいと思います。他にも1日10食限定の「薄乃糸」と名付けられた抹茶の糸ピンスかき氷は、糸状に削ったふわふわな氷が特徴。まるでスノーパウダーのようなふわっとした口当たりが絶品です！また、抹茶のエスプーマや抹茶ゼリー、抹茶アイス、白玉、小豆やフルーツなどを使用した贅沢な味が楽しめる満足感たっぷりのWA YOUパフェ「かさね茶」など、こちらの店舗でしかいただくことのできない限定のかき氷やパフェなどもあります。

店内では上質な和菓子も沢山販売されています。こちらは色とりどりのかわいらしさが特徴の球体最中「笑美球（えみだま）」。フレーバーは抹茶・ラムネ・フランボワーズなど12種類。季節によって異なるフレーバーが販売されるのも楽しみの一つです。味はもちろん見た目の可愛さも抜群！お土産にも最適です。

ほっと一息できる落ち着いた空間で、和スイーツを堪能してみてはいかがでしょうか。

あまねや大津長松店

※移転により2023年10月20日に閉店
　来年春より姫路市夢前町杉之内260に新店オープン

皆さま、見て・食べて・楽しめるスポットが盛りだくさんの姫路、いかがでしたか。
姫路城では毎日午後8時と午後9時からそれぞれ15分間、カラーLED照明による季節に応じた特別演出を実施しています。ライトアップされた姫路城も必見です。ぜひ姫路を体験しにおいでください。