「ワーク(働く)」と「バケーション(休暇)」という2つの言葉を組み合わせた造語である「ワーケーション」。旅先での街歩きや食を楽しむ一方でホテルやカフェで仕事を進める、そんな自由度の高い時間の使い方ができることが魅力です。いざ、ワーケーションするなら仕事も休みも妥協せず過ごしたいところ。
画像1: 選択肢が豊富だから、長期滞在でも満喫。冬の旭川でワーケーション

そんな希望を叶えるのが、北海道・旭川市の都市観光ホテル「星野リゾート OMO7旭川」。この記事では、編集やライティングを主な仕事とする取材班が同ホテルの「ワーケーションプラン」を体験。リモートワークで資料作成やWEB会議をする方々にも通じるところがありますので、ぜひご参考にしてください。

仕事場所もツールも豊富。「星野リゾート OMO7旭川」のワーケーションプラン

画像1: 仕事場所もツールも豊富。「星野リゾート OMO7旭川」のワーケーションプラン

旭川空港から車で約30分。JR旭川駅からは徒歩13分という好アクセスの場所に建つ「星野リゾート OMO7旭川」。レンガ造りの重厚感あふれる外観が目をひきます。

画像2: 仕事場所もツールも豊富。「星野リゾート OMO7旭川」のワーケーションプラン

エントランスには入館者の体温を検知するモニター、手指の消毒液、体調などを記入する用紙が備えられ、万全のコロナ対策がなされていました。

フロントはもちろん、1階のロビー「OMOベース」など至る所にアクリルパーティションも設置されています。星野リゾートの感染防止対策の徹底ぶりが感じられ、安心感を覚えました。

チェックイン後はまず、北海道や旭川にゆかりのある書籍を集めた「ブックトンネル」へ。OMO7旭川ではこの「ブックトンネル」を始め、全館で使用できる50Mbps以上の快適な無線Wi-Fiと電源が完備。これは、取引先と原稿や画像データをやりとりすることが多い編集者の私には欠かせません。実際に仕事をしてみたところ、インターネット通信速度は速くノーストレスでした。

1階はどの場所も広くゆったりしていて、まわりの人との距離が自然に保たれるので、原稿を集中して書き上げるのには最適な環境でした。頭をすっきりさせたい時には無料でコーヒーも飲むことができます。

さらに、OMO7旭川では、フロントでの24時間コピーや、FAXにも対応。まるで会社のように設備が揃っているのは、仕事人としては嬉しいポイントです。

長文の原稿を執筆していると、集中力が続かなくなってくるもの。そこで、場所を変えて仕事をすることに。実はこのホテルのもうひとつの魅力が、宴会場や会議室として使われている、大小さまざまの会場(全21室)を無料で利用できることです。予約をすれば貸し切りにできるため、雑音は気にならず、人の出入りもありません。最上階17階にある広間では、大きな窓から旭川の街並みと遠くの山々を眺めながら、贅沢な気分で仕事ができました。

さらにこの旅では、ホテルが貸し出している「パーフェクトワーケーションセット」も利用。セットに含まれるのは、テレビ会議用マイク/スピーカー、テレビ会議用ライト、パソコンの高さ調節用の台、外部ディスプレイ、膝上に乗せるテーブルの5点です。

実際にパソコンの高さ調節用の台や膝上に乗せるテーブルを使ってみましたが、これがとても良く、原稿執筆で長時間同じ姿勢になりがちな体の負担を軽減してくれました。

また、“かゆいところに手が届く”と感動したのが、マイクやスピーカー、そして顔映りを良くしてくれるライト。取引先との会議はもちろん、遠方の取材相手とWEB会議ツールを使ってやりとりをすることも多い今のご時世、こうした設備は非常にありがたい存在。オフィスや自宅よりもむしろ快適な環境でした。

仕事がいち段落したところで、この日宿泊する部屋へ。明るい色のインテリアに包まれた客室は、ベッド下にスーツケースがすっぽりと入る造りになっているため、広々としています。ベッドとソファが続いているこのレイアウトは、座る位置や姿勢を変えやすく、想像以上にリラックスできました。

画像3: 仕事場所もツールも豊富。「星野リゾート OMO7旭川」のワーケーションプラン

ゆったりと心地よい1階の「OMOベース」、21の無料会場、そして客室と、ワーケーションに対応しているスペースが豊富なのは、OMO7旭川ならでは。長期滞在中でも、その日の気分や用途によって仕事をする空間を選ぶことができます。気分の切り替えがスムーズにでき、仕事時間もリラックスタイムも快適に過ごせる。OMO7旭川には、ワーケーションにぴったりの環境が整っていました。

星野リゾート OMO7旭川

住所北海道旭川市6条通9丁目
電話0166-29-2666
webhttps://omo-hotels.com/asahikawa/

夜は、OMOレンジャーと一緒に地酒や旭川グルメを満喫

ホテル内で仕事をこなしたら、あっという間に夕食の時間。街に繰り出そうにも、見知らぬ土地なので少し不安もあります。そんな時に頼りになるのが、「ご近所ガイド OMOレンジャー」です。

「OMOレンジャー」は、街を知り尽くしたホテルのスタッフが、旅行者をもてなすためにさまざまな場所を案内してくれるサービスです。(一部有料)

ホテル1階にある木製丸型のマップは、OMOレンジャーが日々情報を更新している「ご近所マップ」。このマップの内容は、フロントに設置されている二次元バーコードを読み込むと、Googleマップにも反映される仕組みで、街歩きの心強いお供となります。

OMOレンジャーは全部で5人。路地裏グルメ案内が得意なブルーや、旭川ならではのローカル体験を提供するパープルなど、それぞれ得意分野があります。この日はご近所巡りが得意なグリーンレンジャーと一緒に、酒蔵の街・旭川ならではの店「和酒角打 うえ田舎(うえだや)」へと向かいました。

店内に入ると、北海道上川地方のものはもちろん、全国の名酒がずらり。奥の細い通路を抜けて暖簾をくぐると、そこにはカウンターで立ち飲みができる角打ちのスペースが広がっています。飲みたい銘柄を選び、1杯から、こだわりの日本酒が楽しめるという贅沢なシステム。酒屋さんらしい和造りの店内は、観光で訪れた人や地元客で賑わっていました。

お酒のことはよくわからない……、という人もご安心を。お店のスタッフの方が味の特徴などを詳しく解説してくれるほか、好みを伝えると自分にぴったりの銘柄も提案してもらえます。

この日は、旭川が誇る上川大雪酒造の吟風100%「SHIRO 生」をいただきました。このお酒は通常、焼酎の仕込みに使う「白麹」で造られています。スパークリングではないのに、飲むと微炭酸のようにシュワっとして、柑橘類のような風味も感じられる爽やかな味わい。どんどん進んでしまう飲みやすさでした。

「ご近所マップ」には、ホテルから徒歩数分で行ける店ばかりが集められています。近くには小さな焼き鳥店や居酒屋が軒を連ねる通りがいくつもあり、旭川名物の「新子焼き」やラーメンなど、多種多様な旭川グルメを味わうことができます。OMOレンジャーから地元で人気の店や名物料理、最近オープンした店などを教えてもらえるため、連泊しても、食事に飽きる心配は、まったくなさそうです。

画像: 夜は、OMOレンジャーと一緒に地酒や旭川グルメを満喫

和酒角打 うえ田舎(うえだや)

住所北海道旭川市4条通8丁目1703-91
電話0166-25-8222
webhttps://sake-ueda.com/?page_id=77

翌日は少し足をのばして、古民家カフェと観光名所へ

翌日は、ホテルを出て、外で仕事をすることに。「ご近所マップ」を参考に訪れたのは、OMO7旭川から徒歩10分ほどの場所に位置する「福吉カフェ旭橋本店」。こちらは、大正14年頃に製粉所として建てられた歴史建築をリノベーションして、2013年にオープンしたカフェです。

画像: 看板メニューの「ときわ焼き(左)」と「福吉らて(右)」

看板メニューの「ときわ焼き(左)」と「福吉らて(右)」

近隣の美瑛町で栽培された小豆「しゅまり」や宇治抹茶など、こだわりの和の素材が使われたメニューが並び、それらは趣ある店内で食べることができます。

実はこちらのカフェには、フリーWi-Fiが完備。地元客や観光客が多く訪れるので、適度な賑わいの中のほうが集中しやすい人には特におすすめです。歴史を感じる店内は、初めて訪れても驚くほど落ち着きます。ちょっとした調べ物や読書、休憩にもぴったりで、いつまでも居たくなる心地よい空間でした。

建物内には地域の観光情報拠点「Asahikawa Tokiwa Information」が併設されているため、パンフレットや地域情報誌から旅のヒントを得ることもできます。

仕事を終えた後はカフェで買った「福吉らて」を手に、街を散策。「福吉カフェ旭橋本店」から少し歩くと、「旭川八景」や「北海道遺産」にも選定され旭川市を象徴する橋「旭橋」に辿り着きました。広い空の下、雄大な石狩川の流れを見ていると、心が落ち着きます。近くには小さな古本屋や雑貨店など、街の文化に触れられるスポットも多く点在しており、この辺りは散歩におすすめのエリアでした。

大雪山系に抱かれ、おいしい水と澄んだ空気によって米作りと酒造が栄えた旭川市。家具作りも有名で、地元の木材を使用した雑貨や家具が街じゅうで使われています。木のぬくもりに包まれたホテルやカフェなど、ゆったり快適な空間で仕事に集中し、街の景色や食を楽しみ、地元の人々と交流する。旭川でのワーケーションには、そんな地域の魅力が詰まっていました。

福吉カフェ旭橋本店

住所北海道旭川市常盤通2丁目1970-1
電話0166-85-6014
webhttps://www.fukuyoshicafe.com/

イルミネーション、ソリ、スキー。冬の旭川はアクティビティの宝庫

どの季節に訪れても満喫できる魅力の詰まった旭川は、アクティブに楽しみたいなら冬がおすすめです。真冬は氷点下20度を下回ることもあるほどの寒い地域ではありますが、その分、雪や氷をいかした楽しみ方が豊富です。

旭川の駅前で開催される「北彩都あさひかわ 冬のガーデン」は、市街地でも冬のアクティビティを気軽に体験できるイベント。2021年1月16日から2月14日までの期間、野外の天然氷でできたスケートリンク「ゆっきリンク」が登場し、きれいなイルミネーションの中でスケートを楽しむことができます。

画像: 雪列車

雪列車

期間中の土曜、日曜、祝日には、旭川駅南広場と北彩都ガーデンのガーデンセンター間を結ぶ遊覧ソリ「雪列車」を体験することもできます。真冬の北海道で、雪の中を走るソリは爽快そのもの。一面の銀世界とともに、旭川ならではの思い出になりそうです。

また、旭川は世界でも良質なパウダースノーを誇るエリア。この記事でご紹介したOMO7旭川は、周辺にある複数のスキー場へのアクセスが良く、さらに、その日の天候や雪の状態によって滑る山を選べるよう独自のサービスが充実しています。

画像: イルミネーション、ソリ、スキー。冬の旭川はアクティビティの宝庫

今シーズンは大雪山旭岳、カムイスキーリンクス、サンタプレゼントパークの3つのスキー場への無料送迎バスが出ているほか、カムイスキーリンクスとサンタプレゼントパークの共通1日リフト券(OMO7旭川限定)を販売。館内にある「iGATE IKEUCHI EXIT asahikawa」ではウェアやギアも借りられるので、OMO7旭川を拠点にして気軽に滑りに行けるのです。

さらに、OMO7旭川から日本最北の動物園・旭山動物園までは車で30分ほど。冬の風物詩である「ペンギンの散歩」など、この時期にしか見られない動物たちの姿に癒されるのもおすすめです。

今回の旭川でのワーケーションを通して実感したのは、ホテルの仕事環境が整っていることはもちろん、連泊しても飽きることがないほど、グルメや観光が充実していること。そしてこれからの季節は、魅力的なアクティビティも豊富です。旭川は、長期滞在でのワーケーションを検討している方に、ぜひおすすめしたいエリアでした。

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