2日目はちょっとオシャレな「ベイサイド」プラン。まずは函館山へ
2日目は「ベイサイド」を中心に回るコースです。まずは函館を象徴する絶景スポット・函館山に登ります。山麓駅からチケット9枚で函館山ロープウェイを往復できます。頂上まで約3分、そこから望む大パノラマは、忘れられない函館観光の思い出となるでしょう。眼下には函館港と津軽海峡に挟まれた函館の町が広がります。
函館山ロープウェイ(山麓駅) | ||
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住所 | : | 北海道函館市元町19-7 |
電話 | : | 0138-23-3105 |
営業時間 | : | 10:00始発~22:00下り最終(4月25日~10月15日)、 10:00始発~21:00下り最終(10月16日~4月24日) |
定休日 | : | 無休 |
※10月中旬頃よりロープウェイの整備点検の為運休期間あり(要問い合わせ)
旧イギリス領事館で、異国情緒を感じるティーブレイクを
ペリーが来航した函館には1859年に国際貿易港が開かれ、現在も異国情緒を色濃く残します。なかでも「函館市旧イギリス領事館」は山麓駅から徒歩10分ほどの場所にあり、当時の風情を今に残す貴重な文化財です。明治期に市民に愛されたリチャード・ユースデン領事が使用した執務室は、ぜひ写真に収めておきたい雰囲気。チケット1枚で見学できます。散策がひと息したら、併設のティールーム・ヴィクトリアンローズで休憩してはいかがでしょうか。
紅茶またはコーヒーの付いたケーキセットはチケット5枚でオーダーできます。
アーマッドティーのイングリッシュブレックファーストブレンドが付いた、パウンドケーキをチョイス。オレンジとチョコチップの香りが際立つ、しっとりやわらかなケーキには、北海道らしいフレッシュなクリームが添えてあります。建築当時から残る窓ガラスを通して柔らかく揺れる陽の光を感じながら、優雅なひとときをどうぞ。
函館市旧イギリス領事館 | ||
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住所 | : | 北海道函館市元町33-14 |
電話 | : | 0138-27-8159 |
営業時間 | : | 9:00~19:00(4月1日~10月31日)、 9:00~17:00(11月1日~3月31日) |
定休日 | : | 無休 |
オシャレな赤レンガ倉庫でいただく、アツアツのピザ
函館でもひときわオシャレなのがベイエリアです。金森赤レンガ倉庫は、お土産店や飲食店が揃う港町函館の代名詞的スポット。
ついつい時間を忘れてしまいそうになりますが、お腹がすいたなら、ランチは「ベイサイドレストランみなとの森」でいただきましょう。ここではトマトとモッツァレラのマルゲリータピザがチケット9枚でオーダー可能です。
「素材にこだわって、焼きたてを提供しています」と、副支配人の矢代さん。熱した鉄板に載せて提供されるため、いつまでもアツアツなピザは、もっちり感とサクサク感が同居した生地にふつふつと音を立てる具材の数々が載っていて、いかにも食欲をそそる印象。口に入れれば新鮮さが伝わってきます。やはり函館は、グルメの文脈が多彩なようです。
ベイサイドレストランみなとの森 | ||
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住所 | : | 北海道函館市豊川町11-5 |
電話 | : | 0138-21-1181 |
営業時間 | : | 11:30~21:30(平日)、11:00~21:30(土日祝日) |
定休日 | : | 無休 |
港町函館を見つめてきた、当時のままの青函連絡船
魚市場通電停から函館市電に揺られて2駅、函館駅前電停で降りれば、函館港はすぐそこです。少し歩けば、大きな船が目に留まることでしょう。これは「青函連絡船摩周丸」です。本州と北海道とが青函トンネルで結ばれる以前、空路か海路で渡るほかありませんでした。
この青函連絡船は1988年まで青森と函館を定期運航していた実物。多くの人に愛された当時の姿のまま、函館港で係留・保存し、記念館として公開しています。チケット3枚で入館でき、船橋や館内設備を見学できるほか、パネルや映像で歴史やエピソードを解説しています。
青函連絡船記念館摩周丸 | ||
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住所 | : | 北海道函館市若松町12番地先 |
電話 | : | 0138-27-2500 |
営業時間 | : | 8:30~18:00(入館は17:00まで/4月~10月)、 9:00~17:00(入館は16:00まで/11月~3月)、 10:00~15:00(12月31日~1月3日) ※変更、または休館になる場合もあります |
定休日 | : | 無休 |
函館空港で絶対押さえておきたい、レトロでかわいいお土産の数々
さて、チケットは実は帰路の函館空港でも利用できます。出発ロビーの2階にある「函と館」(はことたて)は、ちょっとオシャレなお土産雑貨店。チケット1枚150円分の金券(お釣りは出ません)として利用できます。レトロでかわいいご当地グッズや食品の数々が並んでいて、ついつい目移りしてしまいますが、注目はオリジナルアイテムです。
明治期から缶詰産業とともに発展した歴史を持つ函館。「函缶(KANKAN)」は大小(220円/165円・各税込)のオリジナル缶にお菓子や小物、化粧品などを詰めて製缶機でフタをすることで、オリジナルお土産セットが作れるという趣向です。出発まで時間がないなら、あらかじめセットになった「おてごろ缶」(576円・税込)、「イチオシ缶」(1496円・税込)もあります。
北海道土産の古き良き定番である木彫りの熊も、ここではこんなにかわいらしいものが揃います。道北で彫られるものは勇ましい印象ですが、函館を初めとする道南のものは優しげな佇まいが特徴なのだそう。「函と館 木ぼりくま」(上・1430円・税込)のほか、限定の作家作品「兵さんの木彫り熊」(右・2530円・税込)は売り切れ必至の銘品です。また函館の名産であるイカと伝統の小紋柄・うろこ紋を組み合わせたオリジナルの「いかうろこ紋 千代布」(左・605円・税込)も人気だとか。
函と館(はことたて) | ||
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住所 | : | 北海道函館市高松町511 函館空港 国内線旅客ターミナルビル2F |
電話 | : | 0138-57-8884 |
営業 | : | 8:00~19:30頃(最終搭乗時刻に合わせて営業) |
定休日 | : | 無休 |
多彩な表情を持つ函館を、ぜひご堪能ください
小さい町ですが、実に懐の深いのが函館。定番観光地から目新しい新スポットまで楽しみ尽くすのに、はこだてスペシャルチケットはきっと頼れるパートナーになってくれるに違いありません。美しい港町、海の幸もりだくさんのグルメタウン、維新の香り漂う歴史……などなど、巡っていくにつれさまざまに表情を変え、驚きと感動を覚えるはずです。と同時に、「もう一度来たい」という思いが、きっと込み上げてくることでしょう。
※今回ご紹介したモデルプランの施設や店舗を「はこだてスペシャルチケット」を利用して巡る場合、複数冊必要です。あらかじめご了承下さい。
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